第7話は、「天才が出来るまで」という感じでした。
水崎の生い立ちが描かれたことで、若くして圧倒的な能力を持っていることに、とても深く納得できました。
水崎のアニメーションへの執着心に対する理解も、「なんでそこまで拘るの?」から「じゃあしょうがない」に変わった気がします。
金森からすると、ごく一部のマニアに向けて頑張る水崎はかなり厄介な存在でしょう。
ですが、天才とはこういうものと諦めて、その都度説得するしかないでしょうね(笑)
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目次
『映像研には手を出すな!』前回第6話のあらすじと振り返り
文化祭に出展するためのロボアニメ制作を始動させた映像研。
美術部、音響部の百目鬼など、外部スタッフも加え、出来ることが増える代わりに、やるべきことも増えていきます。
そんな中、浅草は矢面に立って観客の批評に晒される監督の重圧におびえ始めます。
ですが、「アニメの面白さの責任は全て監督にあるんだから、自由に面白いものを作れ」という金森の言葉で見事に立ち直り、再びロボアニメ制作に集中し始めたのでした。
【ネタバレ】『映像研には手を出すな!』第7話あらすじ・感想
水崎ツバメのモト
- なぜ役者の子供がアニメーターを目指すの?
- どういう育ち方をしたら高校生があんなに上手い動画を描けるの?
- なぜ「アニメ」ではなく「アニメーション」に執着するの?
色々と謎が多い水崎ツバメ。
- 優しい祖母の格好いい動きへの憧れと興味
- 演劇という動きありきの表現を学んでいた幼少期
- 楽な動きを研究することで、足腰の弱い祖母が立って歩けた成功体験
子供時代が描かれたことで、水崎のことがかなり分かってきました。
SU_BU
声はロボ研
クライアント(ロボ研)からの要望で、声優はロボ研部員が担当することになっていました。
- 効果音まで話す
- 声の大きさがバラバラ
- 画に合わせないアドリブ
アフレコの経験など、あるはずもないロボ研部員。
なかなか上手くはいきません。
SU_BU
リテイク
映像研が美術部に依頼していた背景が納品されました。
- 太陽の位置が違う
- セルで動かす予定の車を背景に描きこむ
- 組み線(背景とセルを合わせる際に基準として指定される輪郭線)を守らない
さすが美術部、と言った素晴らしい背景でしたが、いろいろと不具合が見つかってしまいます。
「こんなに引き取らなくていいんです!」
「だって説明するより描いた方が早いんじゃよ」
浅草は美術部への説明を避けて、修正の必要な背景を自ら引き取ってしまいます。
SU_BU
風呂とザリガニ
大雨でずぶ濡れになった映像研の三人は、音曲(おんぎょく)浴場で、温まってから帰宅することにします。
- イケてるロッカーキー
- コインランドリー併設
- 棚田のような構造の浴場
- ザリガニを釣って食べられる食堂
連日のアニメ制作で疲れた三人を、独特の風情が溢れる音曲浴場が癒します。
SU_BU
作画オタクは音を消す
ロボットの動きに納得のいかない浅草と水崎。
修正の方向が見えない状況で、とりあえずアニメーションに効果音を付けてみることにします。
「音の素材があれば作画の労力が減らせる」
「く、くやしー」
絵を変えずに、伝わり方が全く変わったことに、水崎は敗北感を感じてしまいます。
SU_BU
打ち上げ作画は画圧
- 吹き出す炎
- 流されていく大量の煙
- 分離される下部
- どこまでも昇っていく本体
「ロケットはここがかっこいいんだ、画圧に感動するわけよ」
水崎は、ロケットの打ち上げの凄さを、「画圧」という独特の言葉で表現します。
SU_BU
美しい流れ
チェーンソーの振動が見たくて死にかかっている人がいるかもしれない。
私はチェーンソーの刃が跳ねるのが見たいしそのこだわりで生き延びる。
大半の人が細部を観なくても私は私を救わなければいけない。
動きの一つ一つに感動する人に、私はここにいるって言わなくちゃいけないんだ。
水崎ツバメの強い言葉。
そして、彼女の源流であるお茶を庭に捨てる動きに繋がり、そこから叫ぶようなエレキギターのイントロへ。
SU_BU
『映像研には手を出すな!』第7話まとめ
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— TVアニメ「映像研には手を出すな!」 (@Eizouken_anime) February 17, 2020
- 天才が出来るまで!
- 幼女ツバメかわいい
- 実写とアニメーションの演技の違い
- イケてる風呂屋
- ロケットの打ち上げは画圧が素晴らしいから感動する
いずれ、「水崎の母」が前面に出てくることを予感させるキャスティングですね。
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