アニメ『映像研には手を出すな!』第2話あらすじ・ネタバレ感想!顧問も付き、映像研がついに始動!

アニメ『映像研には手を出すな!』第2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『映像研には手を出すな!』公式ページ

仲間が集まり、居場所ができて、それぞれがそれぞれの能力を発揮し始める。

まだまだ伸びしろだらけの映像研にワクワクしました。

第1話から変わらず、妄想アニメーションのクオリティも最高でした。

それにしても、金森が本当にいい味を出しています。

「あんたらは興奮するとすぐこれだ」

クリエイターに対する呆れと尊敬が混じった、とてもかっこいいセリフでした。

主人公は彼女なのでは?と思うほど、目立っていた第2話でしたが、最後はきちんと浅草がオトしてくれました。

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『映像研には手を出すな!』前回第1話のあらすじと振り返り

子供のころから冒険アニメにあこがれ、設定を作り溜めてきた浅草みどり。

高校に入った浅草は、金にうるさい金森さやか、アニメーター志望のカリスマ読者モデル・水崎ツバメと出会います。

浅草と水崎に金の匂いを嗅ぎつけた金森は、アニメを作るよう2人を焚き付けます。

親にアニ研を禁止されている水崎のために、3人は新たに部活を作ることを決意します。

【ネタバレ】『映像研には手を出すな!』第2話あらすじ・感想

映像研の顧問

「最近、髭が重くて肩が凝るんだよ」

映像研の顧問を探していると、豊かな髭を蓄えた藤本先生が現れました。

その髭を見て、浅草、金森、水崎は「レオニダス1世」「ダレイオス1世」「シャムシ・アダド1世」など、髭の豊かな歴史上の人物を思い浮かべます。

「顧問やったら、血行が改善されるかなあ」

藤本先生は、なんとも無理やりな理由を付けて映像研の顧問となりました。

SU_BU

藤本先生は、顧問やりたいようにしか見えませんでしたね(笑)

レオニダスはスパルタの王で映画『300<スリーハンドレッド>』などで有名ですね。ダレイオスはアケメネス朝ペルシアの王で、世界史やゲームで頻繁に目にします。

シャムシ・アダドは知らなかったのですが、どうやら古代アッシリアの王らしいです。個人的には、髭といえばNBAのジェームズ・ハーデンですね。

映像研の部室

まだ同好会という立場の映像研。

与えられた部室は、屋根も壁も穴だらけのボロボロの倉庫でした。

たとえボロボロでも、自分たちだけの基地を手に入れた浅草や水崎は、どんどん妄想を広げていきます。

TVやソファー、本棚など一般的な妄想を広げる浅草と、シアタールームやレコーディングスタジオなど現実離れした設備を妄想するお嬢様の水崎。

加速する妄想は、開閉式屋根に個人用ヘリコプターなど、浅草の世界設定へと繋がっていきます。

「プロペラと反対方向に体が回ってしまいます」

「そこは…内側のローターが逆回転することで、態勢を保つことができる」

SU_BU

設定の甘さを金森に指摘された浅草が、瞬時に修正を加えていくのに才能を感じました。浅草は設定に関してはハイスペックですね。

金策

雨漏りする部室でアニメは作れません。

修繕費を手に入れるために金森がとった手段は、「浅草の落下」という衝撃映像の売却でした。

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金森が「仲介業者が~」と言っていたので調べてみると、ちゃんと映像をメディアに売ってくれる会社が存在しました。何がお金になるかわかりませんね。

300万のソファー

金森が部室に行くと、そこには見慣れぬソファーセット一式と、そこで寛ぐ浅草と水崎の姿がありました。

「それよりこのソファーいくらするんですか水崎氏」

「300万ぐらいかなあ」

水崎が部室に持ち込んだソファーは、とんでもない高級品でした。

SU_BU

金策必要ないじゃん!と突っ込んだのは私だけでは無いでしょう(笑)

まずは好きを優先

「SFとか恋愛ものとか、我々には大手スタジオのようなブランド力もないので、派手な受けのいいジャンルで勝負しないと金になりませんよ」

「部費は客から稼ぐものじゃないでしょう。描きたい動きとかシーンをメインに作りたい」

「ジャンルは後付けできるし、まだ平気でしょう」

収益を考え客を見ている金森に、クリエーター2人は「好き」を優先します。

そんな2人を見て金森は「まずは2人の能力を見るため、好きにやってもらうか」と2人のやる気を優先しつつ、値踏みすることにします。

SU_BU

金森にはすでに大物の風格が漂っていますね。本当に高校生でしょうか(笑)

旧アニ研倉庫

「アニ研があるので映像研でアニメを作るのはダメだ」と渋る教師を、金森の説得(脅し)でねじ伏せて、映像研は旧アニ研の倉庫のカギを手に入れます。

そして、いざやってきた旧アニ研倉庫。

なんと映像研の部室の真下にありました。

谷風を利用した風力発電用の風車、アニメ用の撮影台とカメラ、セル、トレス台付きの机などが揃った、かつて手描きアニメを制作していた旧アニ研の倉庫。

すぐにでも手描きアニメ制作が始められる環境を見て、テンションの上がった浅草と水崎は、描きかけの「風を受けて回る風車」のアニメーションを制作することにしました。

SU_BU

最初からこうなることを見越していたかのような、映像研の部室と旧アニ研倉庫の立地ですね。

顧問になってくれた藤本先生は旧アニ研の関係者でしょうか。理解がありそうな顧問の存在は頼もしいですね。

アニメーションからアニメへ

風車の羽の角度、カメラ位置による距離の詰まり方など、きちんと動いているように見えるアニメーションを考えて、浅草と水崎は画を修正していきます。

ですが、出来上がった風車のアニメを見ても、どこか物足りません。

「風車は回っているけれど、風が見えないんじゃ」

風が吹くビル谷、そこを流れる川と風を利用して走るヨット、ちょっと風変わりな川に生きる魚と谷に生きるヤギ。

風を表現しようとして世界ごと作ってしまい、さらにそこを冒険しちゃう浅草はやはり想像力の化け物。

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金森が主導権を握っているように見えても、やはり浅草や水崎がいてこその映像研ですね。

『映像研には手を出すな!』第2話まとめ

要点まとめ
  • 衝撃映像は金になる!
  • 金森無双
  • ただ動くだけではアニメにならない

手描きアニメの大変さから、黎明期のアニメ界がいかに大変で、いかに希望にあふれていたのかが伝わってきました。

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