アニメ『映像研には手を出すな!』第1話あらすじ・ネタバレ感想!広がる想像体験にワクワクせよ

アニメ『映像研には手を出すな!』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『映像研には手を出すな!』公式ページ

『映像研には手を出すな!』は、アニメを作るアニメ。

さらにはその監督が『ピンポン THE ANIMATION』や『四畳半神話大系』などの個性的なアニメ作品で有名な湯浅政明監督。

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私は原作ファンでもあるのですが、あの漫画がどんな作品になるのかワクワクが止まりません。

アニメファンなら期待せずにはいられない作品なのですが、期待を裏切らず、第1話は「凄いアニメ」でした。

動きも世界も美しかったですし、想像体験によってどんどん広がっていくのが子供の頃を思い出し、懐かしい気分になりました。

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【ネタバレ】『映像研には手を出すな!』第1話あらすじ・感想


浅草みどり

頭上を走る変わった形のモノレール、川の上に建つマンション、高層マンションが立ち並び複雑に入り組んだ街並み。

浅草みどりは、新しい街への引っ越しを機に、どんどんと想像を膨らませていきます。

その想像はどんどんと冒険ノートに書き溜められていきました。

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落書きで表現された想像世界を見ていると、なんだか懐かしい気持ちになりました。SEはおそらくみどりの声ですよね。

ここも『風立ちぬ』リスペクトでしょうか。面白いですね。

残され島のコナン

台風で外に出られず、家に一人留守番することになったみどり。

VOD(ビデオ・オン・デマンド)サイトで偶然観たものは「残され島のコナン」というアニメでした。

誰も見たことがない機械、見たことがない景色、見たことがない人、誰も体験したことがない冒険。

みどりが見たものは、画によって紡がれた想像の世界「アニメ」でした。

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あらすじから本編まで、完全に『未来少年コナン』でしたね。アニメを作る人を意識したのが宮崎駿という天才アニメーターだったのは、幸なのか不幸なのか。

金森さやか

一棟だけ突出して高く存在感を放つ超高層ビル、入り組んだ校舎、大型船舶昇降機のある港街。

屋上で、不思議な構造の街と学校のデッサンをしていた浅草みどり。

「買ってきましたよ、浅草氏。お汁粉とずんだ餅」

「よい働きだ、金森くん」

みどりに声をかけたのは、いかにも気難しそうな金森さやかでした。

「金森くん、ワシのおつりは?」

「手間賃として接収しました」

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金森は見た目通り、かなりお金にうるさいようですね。

アニメ制作で収益を考えるのはプロデューサー。ジブリでいえば、鈴木敏夫さんのポジションですね。

水崎ツバメ

アニメ研究会の上映会に参加した浅草みどりと金森さやか。

詳しすぎるみどりのアニメーション解説に金森が辟易しているところに現れたのは、冒険の始まりを予感させる「悪漢に追われる美少女」でした。

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この世界観で「カリスマ読者モデル」という単語が出てくるとインパクトがあります。美少女に「動きを描きたいアニメーター志望」というオタク要素がのっかると、もう好感度しかないです(笑)

『映像研には手を出すな!』の美少女枠として、水崎ツバメには頑張ってほしいですね。

出会った3人

水崎ツバメの汚れた服を洗うために立ち寄ったランドリィ。

そこで、想像の冒険をアニメにしたい浅草みどり、動きを描きたい水崎ツバメは、金儲けがしたい金森さやかに新たな部を作ることを提案されます。

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主役の3人の役割は監督、アニメーター、プロデューサーでしょうか。プロデューサーが入っているところが生々しくて良いですね。

夢だけじゃ何かを作るには足りないんですよね。

主人公・浅草みどりの声

主人公・浅草みどりの声の芝居はかなり特徴的でした。

みどりの声は男の子なのか女の子なのか判断が付きにくい感じで、どちらにもとれる雰囲気の声で、これはこれでありだと思います。

ただ、演技に関しては評価が分かれるでしょう。

演技は良く言えばナチュラル系ですが、映像研の仲間である金森さやかが中堅声優、水崎ツバメが新人声優なので、質がばらばらでかなり違和感があります。

SU_BU

観ていくうちに慣れてくるといいですね。

『映像研には手を出すな!』第1話まとめ

要点まとめ
  • アニメを作るアニメ
  • 広がる想像の翼
  • ジブリリスペクト

「茶室も入り口も狭いだろ」「財閥はGHQに解体されたろ」など、なんの情報だよというような言葉が散りばめられ、どこまで掘っても掘り切れない、見直すたびに発見のある見応えのある第1話でした。

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