『ドクターX』第6シリーズ8話あらすじ・ネタバレ感想!失敗しない未知子vs失敗しないプリンセス

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』公式ページ

ニコラス丹下(市村正親)が逮捕されたことにより、潮(ユースケ・サンタマリア)や浜地(清水ミチコ)の立場が一気に危うくなる中、東帝大にやって来たのはミス東帝大と呼ばれた女医でした。

失敗しないプリンセスと呼ばれる中山麻里亜(松本まりか)に男性医局員はメロメロになる中、未知子(米倉涼子)は麻里亜に助手をやるように言われますが、いつもの「致しません」です。

そして今回の患者は次期総理大臣候補と言われる政界のプリンス・八村(竹財輝之助)。

このオペを巡り、医師たちの闘いが始まります。

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『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』前回第7話あらすじと振り返り

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ7話あらすじ・ネタバレ感想!

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植毛の手術で来日したセブン・ゴールドバーグ(アラン・ロワ)でしたが、胃の手術が必要になります。

しかし、暴言を吐いた未知子(米倉涼子)はオペをさせてもらえないので、代わりに加地(勝村政信)が担当となったのですが、英語がロクにわからずオペ中に大変な事態を引き起こしてしまいました。

プライドを大事にし、恥をかきたくないと言う思いのせいで患者を殺しかけたことで未知子は激怒。

そして丹下は、セブンから莫大な出資金を手に入れるもインサイダー取引をしていたことを海老名(遠藤憲一)を通じて蛭間(西田敏行)に知られてしまったことで、逮捕されてしまったのです。

これで東帝大の主導権は蛭間に戻ったわけですが、そのせいで潮(ユースケ・サンタマリア)や浜地(清水ミチコ)の立ち位置が危うくなります。

そして未知子は…。

【ネタバレ】『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ8話あらすじ・感想

失敗しないプリンセス・中山麻里亜(松本まりか)登場

ニコラス丹下(市村正親)が逮捕されたことにより、東帝大の主導権は蛭間(西田敏行)の元に戻ってきました。

これにより丹下のコストカット計画は白紙になり、丹下派だった潮(ユースケ・サンタマリア)と浜地(清水ミチコ)は居場所を奪われるかどうかの瀬戸際に立たされます。

KAMUI

そして、なぜか秘書ポジションに海老名先生(遠藤憲一)。丹下の件をリークしたことでそのポジションを手に入れたようなのですが…医者としてそれでいいんでしょうか?

そして、今回はアメリカから一人の女医が来日。

ミス東帝大と言われた中山麻里亜(松本まりか)の美貌に医師たちはメロメロになっていきます。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話

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しかし、未知子(米倉涼子)だけは相変わらずです。握手を求められても致しません。

年上で自分よりも若い女医が来ればバトルになりそうなものですが、未知子からすれば眼中にないのです。

KAMUI

若かろうが可愛かろうがどうでもいいんです。未知子にとって大事なのは手術スキル。

しかし、麻里亜は外科医としてあるまじきメスの二度引きをしたことで、これはダメだとわかります。つまり、やっぱり興味なしです。

政界のプリンスの手術を巡り、潮(ユースケ・サンタマリア)が麻里亜(松本まりか)の罠にはまる

政界のプリンスと呼ばれた八村(竹財輝之介)は、虚血性心疾患を患い入院。

未知子は人工心肺を使った術式を採用するべきだと言いますが、麻里亜は古いと言って反対。

潮が提言する難しい手術で行こうと決まります。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話

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KAMUI

その術式でやるなら私にやらせろと言う未知子。どちらにしろ未知子がやることになるんでしょうがね。

八村は最初、国民に迷惑をかけないために病名は秘めるようにと指示しました。

しかし、麻里亜は病気を隠さず、自分自身が手術に挑むことで同じように病気と闘う人に勇気を与えるべきだと言うのです。

これを受けて八村は病名を公表しての記者会見を慣行。

そして、あろうことか執刀医が潮から麻里亜に勝手に変更されたのです。

KAMUI

潮としては大ショックでしょうが、これが麻里亜の手口だとどこかわかっている様子。というか…どうやらこのふたりお付き合いをしたことがあった様子です。

しかし、麻里亜は蛭間とも交際経験が…未知子と麻里亜、どっちが悪魔でしょう。

手術が下手でも魔法の言葉で成功させる麻里亜(松本まりか)。その手口に医者が手のひら返し

未知子に助手につけと言う麻里亜ですが、未知子はもちろん「致しません」です。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話

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手術が下手な麻里亜の下につくなんて…と言いますが、どうやら麻里亜は自分の手術の下手さを認めているのです。

そして、自分には魔法の言葉があると言いました。

その魔法の言葉とは「お願い。助けて」と言って、助手としてそこにいる腕利きの先生に大事なところをやってもらうことだったのです。

壇蜜ばりの上目遣いで魅了したり、多古(戸塚純貴)に至っては新人を教育するふりをしてやらせたりしました。

KAMUI

胸が当たったとかでニヤニヤする多古。呆れるしかありません。

仕事が遅いとオペ中に未知子から檄が入るのですが、「遅い多古」と言っているのが「遅いタコ」と悪口に聞こえてしまいます。ま!言われても仕方がないんですよ。ニヤニヤせずにオペに集中しろ!

そして、迎えた八村の手術。

案の定、麻里亜は大変なところを潮にお願いします。

しっかりとやったのに、そのあと麻里亜がミス。

心拍数が上昇し、危機的状態になってしまいました。

しかし、麻里亜は潮のせいだと罪をなすりつけます。さすがに限界だと怒り爆発の潮。

もうダメだと思った麻里亜は、ターゲットを村崎(藤森慎吾)に変えました。

しかし、村崎はその手には乗りません。

麻里亜が日本に帰って来たのも偉い教授たちを使い古し、誰も助手についてくれなくなったからだったのです。

この危機的状況で多古にもアプローチをかけるも、責任を負いたくない多古も逃亡。

このままでは次期内閣総理大臣を殺すことになり、外科医全員クビが飛びかねない状況。

ここは未知子に!と海老名と加地はお願いしようとしますが、未知子はすでにオペ室へ。

術式を変え、ポンプ式で円滑に手術を進めていきました。

「あんたの呪文、ぜんぜん効かないじゃん」

そこまで言われ、結局未知子がすべてやって終了。

加地に煽られもしましたが「私、煽られても失敗しないので」の一言ですべてを成し遂げてしまいました。

KAMUI

どんな状況下でもやってのける未知子のスキルの高さは感服。というか麻里亜も過去の恋人の潮によくやらせようとしましたよ。未知子から言わせれば、潮も手術が下手なんですから。

しかも、村崎と1年交際していた過去があるとか。潮は10ヵ月、蛭間は一線は越えてないが愛人ポジション。

日本の未来にとって大事な患者の上での過去の恋愛の泥沼バトル…麻酔で寝ている間にこんなことされていたらたまったもんじゃないですよ。

政界のプリンスとプリンセス外科医、まさかの結末に唖然

患者の命を人に押し付ける麻里亜の行為は、未知子から言わせれば医者の行為じゃない。

つまり、未知子は麻里亜を医者とは認めません。

手術後に助けてもらったとお礼に来ても、未知子が助けたのは患者であってあんたじゃないと言われてしまいます。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話

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「医者辞めたほうがいいよ」

KAMUI

未知子がここまで言うのも珍しいですよね。ですが間違っていません!

「辞めます」

麻里亜はあっさりと言うのでした。しかも、その理由が驚きです。

「結婚するんで」

「はぁ!?」

そのお相手とは、次期内閣総理大臣の八村でした。

これからは八村と共に政治を動かしていくという麻里亜。これに未知子は驚きます。

そして、このことが雑誌に取り上げられると蛭間は2人を結びつけた縁結びの神様と呼ばれるようになったとか…おかげで今週は晶さん(岸部一徳)も気楽に2,000万円をどーんと請求しやすかったようです。

しかも、今回は潮が八村にオペをしたのは麻里亜ではなくバイトの外科医だということを言ってしまいました。が、彼もすでにそれは存じていたのです。

誰が治したかではなく、大事なのは誰を治したかだという八村。

だから、麻里亜から本当は未知子がオペをしたと聞いて、そう答えることができたみたいです。

KAMUI

それを知っていてよく結婚しようとしたなぁ…って思えるんですけどね。しかし、麻里亜はより優秀な人を選ぶタイプの女のようなので八村はこれ以上ない人なのかもしれませんね。

これを見抜けなかった未知子。オペにしか興味がないから仕方がないですが、さすがにびっくりしたみたいです。女としてはどっちが勝利者か、というところですよね。

行き場をなくした浜地(清水ミチコ)のモノマネショー

丹下が逮捕されたことにより居場所をなくした浜地。

八村の治療も内科でやらせてもらえないかと言われたものの、華がないからと蛭間に却下。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ8話

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それでも食らいつこうとすれば異動をちらつかされ、絶対的な権力の前に屈します。

苛立ちが収まらない浜地は、ある日シュウマイを持って未知子たちのいる神原事務所へやってくるなり、その不満をぶちまけます。

麻里亜という若い女医が入ってきたこともムカつきますし、最高の上司と思っていた丹下は最高じゃなかったし、そして何より蛭間です。

自分は恵まれないと嘆く浜地に、未知子も博美(内田有紀)も晶さんも、誰ひとり言葉を返すことができません。

そして、浜地が言い出すのはここで雇ってほしいということです。

私は名医になれると豪語すると、酔った勢いでモノマネショーが始まります。

KAMUI

桃井かおりに黒柳徹子、もうそれは浜地という女医ではなく、清水ミチコというモノマネ芸人の業。これアドリブでしょ?と言いたくなる瞬間でした。

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ8話まとめ

壇蜜のように見つめ、髪を片側に流す麻里亜の言動は完全に女が嫌いな女です。

普通は浜地のような態度をするのでしょうが、未知子は眼中になし。

横のつながりとか本当に興味がないということがよくわかります。

「お願い」の一言で「よし、やってやろう」と男気を見せる医師たち。

潮もそうやって引っかかった1人でしたが、手柄を横取りされ続けて我慢の限界。

そもそもこういう女に煽てられて調子に乗って来たからそう扱われるようになったんだろ?と思うわけです。

痴情のもつれで医師たちがオペを放棄するところとか本当ゾッとしましたしね。

やっぱりまだ患者よりも自分優先な感じがします。だからこそ!未知子のオペが光るんでしょう。

次回はミュージシャンの手術らしいのですが、今回は原(鈴木浩介)がライブに行っているため休みと言ったのが伏線なのかと。

このドラマも残りあと2回。ここからどんな展開が生み出されるのか楽しみです。

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