ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』第9話あらすじ・ネタバレ感想!母が突如迎えに現れ、松見は葛藤する

『でっけえ風呂場で待ってます』第9話

出典:『でっけぇ風呂場で待ってます』公式ページ

松見(北山宏光)のバースデーサプライズのリハーサルをしている梅ヶ丘(佐藤勝利)と瀧(長谷川忍)、端本夫妻(平田敦子・野間口徹)、塹江(賀屋壮也)。

すると、突然クセ強めの女性(ふせえり)がやってきます。

なんと、その女性は松見の母親でした。

松見は15年前にワケあって家を出ていったきり、家には帰らず母親に仕送りを続けていたといいます。

しかし松見の母親は再婚したため、その仕送りを銭湯に置いていく代わりに松見を再婚相手のいるシンガポールに連れて行くと言い出しました。

ハッキリとNOと言えない松見に混乱する『おおとりの湯』の面々。

そこに、銭湯でマジックショーを行う予定の光石研(光石研)がやって来て…?

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ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』前回第8話のあらすじと振り返り

『鵬の湯』に、インフルエンサー・ぱるきの大人気番組『ぱるっとTV』の取材が来ることになりました。

取材に向けて、シミュレーションを繰り返す松見(北山宏光)と梅ヶ丘(佐藤勝利)。

その時、突如“お風呂の神様”(前野朋哉)が現れます!

お風呂の神様は、自分を満足させることができたら鵬の湯はずっと繁盛し、できなければすごいイタズラをすると言いました。

松見と梅ヶ丘はお風呂の神様をあらゆる手でおもてなしをしますが、満足させることができず、お風呂がトムヤムクンになるなど、神様のイタズラはどんどんエスカレートしていってしまいます。

そこへもう一人先輩神様(管良太郎)が現れ、イタズラ神様をボコボコにして連れて行ってしまいました。

めちゃくちゃになった銭湯は、無事TVで紹介され人気を博しましたが、何が人に受けるのかわからない松見は、結局「やるしかない!」と思うのでした。

【ネタバレ】ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』第9話あらすじ・感想


サプライズリハーサル

松見(北山宏光)と同じベストを着て、べらんめえ口調で話すケンイチさん(野間口徹)。

彼はすっかり松見になりきっています。

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なんでも、ケンイチさんは以前劇団に所属していた過去があるそうです!

脱衣所にいる梅ヶ丘(佐藤勝利)と瀧(長谷川忍)は突然辞めたいと言い出し、退職金を要求します。

風呂場に松見が追い詰められた時、塹江(賀屋壮也)が風呂から飛び出してきます。

「ハッピーバースデー!」

「ケーキもあるよ!」

隠れていた端本さんも登場します。

梅ヶ丘たちは、本日誕生日である松見のためにサプライズのリハーサルをしているのです。

その松見は、町内イベントの打ち合わせに出かけていました。

何故か銭湯で、光石研(光石研)のマジックショーをすることになったのです。

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何故光石さんがマジックショー??? なんでも、本人がマジックにハマっているとのことです。

テンション高めの女性

劇団時代、一度光石さんと『ラブ&サイコ』という芝居で共演したことのあるケンイチさんは、きっと自分のことを覚えていてくれて、町内会の名簿に自分の名前があることを見てオファーを受けてくれたのだと嬉しそう。

でも、松見は『アウトレイジ』の光石さんの大ファンで、イベントに出てくれるように手紙を書いていたので、普通に松見のおかげだと思うと梅ヶ丘はバッサリ。

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ケンイチさんに夢を見させない梅ヶ丘です。

そこへ、見るからにクセ強めの女性がやってきました。

「芯いる?」

ズカズカと中に入ってきて、べらんめえ口調で勢いよく話す女性に、「やべぇ客が来た」と思う梅ヶ丘たち。

「母ちゃん…」

打ち合わせから戻って来た松見が固まっています。

なんと、女性は松見の母親でした。

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何も知らない塹江と端本さんは、「ハッピーバースデー!」と飛び出してきました。

合わせる顔がない

端本夫妻と塹江、瀧はすっかり松見の母・せっちゃんと意気投合し、二階で盛り上がっています。

松見は「合わせる顔がない」と言って、風呂場に逃げ込んでいます。

松見は15年前に家を飛び出して以来、家に帰っていませんでした。

しかし家を出てからしばらくして、毎月おやっさん(吉田鋼太郎)名義で仕送りをしていたのです。

「多分私に申し訳ないと思っているんだと思う」

松見が出て行った理由。

それは、『借金取りになるため』でした。

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松見は仕方なくではなく、借金取りに憧れて借金取りになったのです。

「ダサっ!意味わかんないんですけど!」

松見が子供の頃、家に来ていた借金取りが優しくて、借りたものを返すのは当たり前だと思っていた松見は、その優しい借金取りに憧れてしまったのです。

そんな松見を、梅ヶ丘は昔から変わらないと思いました。

「見た目は大人、頭脳は子供」

「誰が逆コナンだよ!」

素直になってください

せっちゃんは、芯は昔から泣き虫で良い子だったと瀧たちに語ります。

それから、何か辛いことや悩みがあると三角座りをして洗濯カゴをかぶっていたといいます。

「それ、今もですよ!」

そんな松見は、風呂場で風呂桶をかぶって三角座りしていました。

梅ヶ丘はウジウジしている松見を説得します。

「もっと素直になってください!」

それでも何を話していいのかわからないと、男らしくない松見。

すると、二階にいた人たちは用事があるから帰ると言い出しました。

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瀧は7のつく日だから、パチンコに行かないといけない、塹江は新しいビジネスを考えないといけないと苦しい言い訳をしています。

皆の考えを察した梅ヶ丘も、7のつく日だから鵬の湯の新しいビジネスを考えないといけないと行って出て行きました。

母子の会話

母と二人きりになった松見は、気まずいあまり脱衣かごをかぶって三角座りをしています。

「訪ねて来たのは用事があるんだよ」

口火を切ったせっちゃんは、仕送りの封筒の束を取り出します。

松見は当然受け取りません。

「いらないんだよ、もうそんなはした金」

なんと、せっちゃんはタイの大富豪と再婚したのだというのです。

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母が飲み屋で働いて貧乏暮らしをしていると思っていた松見は、ビックリです。

せっちゃんは、投資家である再婚相手に、仕送りの金を元手に投資してもらい、お金を増やしてもらったとケースを出します。

そこには、見たこともないような大金が入っていました。

「これで銭湯を潰して、一緒にシンガポールに行こう!」

どちらを取るのか

「わ~!!!」

出かけたフリをして玄関前で聞き耳を立てていた梅ヶ丘たちは、慌てるあまり雪崩を起こしてしまいました。

「勝手なことさせねぇぞ!」

瀧は反論しますが、せっちゃんはこの金を渡す代わりに芯は連れて行くと言って譲りません。

瀧は松見は金で動くやつじゃないと言いますが、松見は黙って金を見つめていました。

これだけあれば、梅ヶ丘と瀧に滞納している給料が払えるのです。

「俺と母ちゃんが出て行けば、鵬の湯が良くなる…」

梅ヶ丘と瀧は、松見が出て行くことに猛反対。

moyoko

松見を犠牲にしてお金を貰っても嬉しくないですよね。

ただ、自身も親である端本さんは、はっきりと断らない松見を見て本当は行きたいのかもしれないといいます。

moyoko

親子の絆は簡単に切れるものではないからです。

これまで他人のために生きて来た松見。

でも今回は違います。

端本さんだって松見と別れたくはないけれど…。

「大事なのは、しんちゃんの気持ちだよ」

光石研

松見は何も言わず、うつむいています。

そこに、マジックショーの下見に来たという光石研が顔を出しました。

「今、取り込んでるんで!!」

梅ヶ丘の剣幕に驚いた光石研は、慌てて扉を閉めます。

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下見に来ただけなのに、光石さんはバッチリタキシード姿です。

しばらくして、ふとせっちゃんが気がつきました。

「今、光石研いなかった…?」

moyoko

せっちゃんも光石研の大ファンだということです。親子そろって渋い趣味ですね!

「いいんですか?追い出して」

と言っていますが、追い出したのは、梅ヶ丘です。

「だってタイミングが悪いんですよ、光石の!」

心のこもった手紙

ほとぼりが冷めた頃、光石研は恐る恐る入ってきました。

「先輩、お久しぶりです!」

ケンイチさんが挨拶すると、光石はしばらく目を泳がせてから「ひさしぶり」と返しました。

moyoko

ケンイチさんは覚えていてくれたと喜んでいますが、絶対に覚えてないやつです。

光石は、松見から心のこもった手紙を貰って、オファーを受けたと言います。

そして、おもむろにその手紙を読みだしました。

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光石さんは、すごくバカみたいな話し方で手紙を読み上げます。

「俺はバカなので経営は苦しいけど、働いてくれているヤツらは超いいヤツです。近所の人たちも超いいヤツです。だから、でっけぇ風呂が潰れないように、光石さんに来ていただきたいです」

ひらがなだらけの手紙は、銭湯と仲間への愛で溢れていました。

松見の答え

光石が手紙を読み終えると、せっちゃんは帰ると言い出しました。

自分より、銭湯の方が大事だと思ったからです。

しかし、まだはっきりしない態度の松見。

「どっちなんだよ。ハッキリしな!!」

松見は決心したように母の目を見ます。

「俺は、この鵬の湯をもっとでっけぇ風呂場にしたい!」

息子がいい顔をしているのを見て安心したせっちゃんは、そのまま帰ることにしました。

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ケースの方のお金はしっかり回収します。

玄関の天井からは、おやっさんの肖像画が見下ろしています。

端本さんが先代だよと紹介すると、せっちゃんから知ってるよという意外な答えが。

実は、せっちゃんとおやっさんは昔からの知り合いで、どうしようもない息子がいるとおやっさんに託したのだそう。

「結局は先代とせっちゃんの手の平の上ってことかな!」

ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は賀屋壮也さん脚本回でした。

以前は梅ヶ丘のクセの強い姉が登場しましたが、今回は松見のクセの強い母が登場し、大金と引き換えに松見をシンガポールに連れて行くと言い出して大騒動に。

しかし、そのことで松見は銭湯に対する思いを確認することになるのでした。

そして、光石研さんが本人役でサプライズ出演。

光石さんの役どころは、重要ながらも、本当にチョイ役でした!

さて、次回はいよいよ最終回です。

鵬の湯の閉店危機が訪れるということで、どうなってしまうのでしょうか。

最後まで見守りたいと思います!

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