102年前に富山で起こった「米騒動」に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当てた“大痛快”エンタテインメント『大コメ騒動』。
健保もない!年金もない!明日食べるお米もない!
【超・格差社会】を変えた富山の女性たちの実話を描いた本作で主演を務めるのは、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した女優・井上真央。
夏木マリ、鈴木砂羽などの豪華女優陣に加え、室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝など富山県出身キャストがずらりと勢揃い!
監督も富山出身、『超高速!参勤交代』の本木克英。
「腹いっぱい食べさせたい!」「家族の命を守りたい!」井戸端から沸き上がった女性たちの声が、日本を大きく変えていく【笑いあり!涙あり!】のパワフルな物語。
観ればきっと元気がでる、新年の幕開けにふさわしい作品となっています。
このたび、クランクアップ時の井上真央のコメントが映像と共に到着しました!
『大コメ騒動』井上真央クランクアップコメント映像&メイキング写真解禁!
井上真央は見た目から徹底した役作りのまま、「このふん装をして、皆で役になって集まった時、自分が想像していた以上の力強さで、完成が楽しみになりました。なかなか、あまり女優陣が真っ黒(日焼けメイク)になることがないくらい真っ黒になったけれど、一つ一つ楽しみながらできました」と充実した現場と作品への手ごたえを語りました。
メイキング写真からも、ふん装への気合はもちろん、その表情からも、現場で発揮された女性たちの結束の力強さが分かります。
また、本作は富山弁で撮影されていますが、富山出身の室井滋も「富山弁は、関西の言葉とも東北の言葉とも違って難しい」というくらい発音が独特な方言。
一部分を鼻濁音にしたりイントネーションの上がり下がりが細かかったりしますが、本木監督は「井上さんは直すところがなかった」と井上の富山弁を絶賛!
予告編でもその流ちょうな富山弁が確認できます。
富山出身の本木克英監督が約20年温め続けてきた題材から誕生した本作、きっかけは、富山県黒部市出身で、ミニシアターの草分けである「岩波ホール」の総支配人・高野悦子(故人)から「米騒動を映画化しなさい」と話しを持ちかけられたことでした。
また、2008年に、富山県で行われた「日本女性会議」で室井滋と対談した際に、富山が舞台の映画制作について背中を押されたといいます。
さらには、2019年に、立川志の輔の寄席へ行った際、楽屋で米騒動の映画化の話をしたところ、立川から「私で良ければ協力させてほしい」と出演に対する前向きな言葉ももらえたとのこと。
まさに、“富山の縁”が結集している本作、室井滋、立川志の輔をはじめ、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝、内浦純一ら、“富山県出身”の豪華キャストがずらり出演していることでも、話題になっています。
『大コメ騒動』作品情報
タイトル:『大コメ騒動』
読み方:だいこめそうどう
監督:本木克英(『釣りバカ日誌』『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』『居眠り磐音』)
出演:井上真央、室井滋、夏木マリ、立川志の輔、左時枝、柴田理恵、鈴木砂羽、西村まさ彦、内浦純一、石橋蓮司
プロデューサー:岩城レイ子
プロダクション統括:木次谷良助
脚本:谷本佳織
音楽:田中拓人
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
公式サイト:https://daikomesodo.com/
公式SNS:@daikomesodo
あらすじ
1918年(大正7年)8月。
富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。
夫や育ち盛りの子供達にコメを食べさせたくても高くて買えない。
困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。
リーダーのおばばが逮捕されてしまう。
コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を迎えたおかかたちはついに行動に出る。
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『大コメ騒動』は2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開 ※富山県では2021年1月1日(金)から先行公開!
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