潤平(仲野太賀)は真壁(鈴木浩介)から決定的な一言を言われ、マクベス解散に心が傾き始めていました。
一方、春斗(菅田将暉)は今までの努力を無駄にしないため、マクベスを続けようと考えていました。
2人の意見が食い違う中、瞬太(神木隆之介)は一番冷静に現状を見ています。
マクベスとして活動した5年間は、瞬太にとって楽しい思い出ばかりだったのです。
そんな時、高校時代の同級生・小林勇馬(浅香航大)がマクベスに仕事の依頼をしてきました。
「努力は報われるものなのか?」
そう自分に問いかけながら、春斗たちはどんな結論を出したのでしょう。
目次
ドラマ『コントが始まる』前回第4話のあらすじと振り返り
コント『捨て猫』は、飼い主に捨てられた猫が再び飼い主の元に戻り、それを見た野良猫が捨て猫の振りをして飼い主を探す話でした。
マクベスの台本を書いているのは春斗(菅田将暉)ですが、『捨て猫』だけは瞬太(神木隆之介)が書いたものです。
瞬太は絶縁状態の母親(西田尚美)が危篤だと聞いても会いに行こうとしませんでしたが、つむぎ(古川琴音)の説得で、瞬太は母親に会いに行って自分の想いを話します。
一方、春斗(菅田将暉)たちのマンションにやって来た真壁(鈴木浩介)は、潤平(仲野太賀)からマクベスを解散すべきか相談を受けます。
かつて、春斗たちと同じように夢を追いかけていた真壁ですが、そんな真壁が彼らに対してかけたのは意外な言葉だったのです!
【ネタバレ】ドラマ『コントが始まる』第5話あらすじ・感想
つむぎ(古川琴音)の悩み
つむぎ(古川琴音)が姉・里穂子(有村架純)と一緒に暮らし始めてから、1年半が経ちました。
その間、里穂子は近くのファミレスでアルバイトをし、家ではマクベスの動画を見ながら生活していました。
つむぎはそんな里穂子を見て、このままでいいのか考えます。
つむぎはスナックで働き、困っている人には迷わず手を差し伸べる優しい人でした。
つむぎが人に優しくするのは、人に感謝されることで自分の存在意義が保証されるからです。
「私はズルい女。何にも考えていないし、何にも努力していない」と言うつむぎに、瞬太(神木隆之介)は「ほんとに空っぽな人って、誰かを助けたいって頭で思うだけで動けない人だよ」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
潤平(仲野太賀)の一発ギャグ
潤平(仲野太賀)は恋人・奈津美(芳根京子)の誕生日を祝うため、サプライズを準備していました。
しかし、奈津美に急な仕事が入り、潤平が用意したサプライズは不発で終わります。
奈津美は大手製薬会社の広報部で働く会社員でした。
一方、潤平は本業だけでは食べていけず、雀荘でアルバイトをしている状態。
ある日、潤平が働く雀荘に高校時代のサッカー部の後輩がやって来ます。
その後輩の上司が潤平に一発ギャグを頼みますが、潤平は何もできませんでした。
「あれじゃ売れないわ」
潤平はその言葉を聞いて、不甲斐ない自分に腹を立てるのです。
ミルトモ 編集部
春斗(菅田将暉)のプライド
マクベスに仕事の話が舞い込んで来ました。
その仕事を依頼してきたのは、春斗たちの高校時代の同級生で奈津美の元カレでもある小林勇馬(浅香航大)です。
勇馬は奈津美を奪われた形になりましたが、その後自分の進むべき道を見つけ、すでに結婚もしていました。
自分の道で成功した勇馬は、売れていないマクベスの力になりたいと思い仕事を依頼したのです。
しかし、春斗(菅田将暉)は「同情なんかいらない」と言って、勇馬からの仕事を断るのでした。
ミルトモ 編集部
瞬太(神木隆之介)がマクベスとして過ごした5年間
瞬太(神木隆之介)がマクベスとして活動した5年間は、楽しい思い出ばかりでした。
瞬太が加わったマクベスの3人は、同じマンションの部屋で同居することになります。
寝る場所はじゃんけんで決め、最初の頃は会話が絶えない3人。
仕事で地方に行くときは、交通費と宿代を浮かせるため車中泊することもありました。
ある日、ライブで一緒になった先輩芸人が辞めるかどうかでもめている場面に出くわします。
マクベスの3人はそんな先輩芸人を見て「ああなったらお終いだ」と言い、自分たちの夢を語っていました。
瞬太は夢が叶わなくても、夢を語り合える時間があったことに幸せを感じていたのです。
ミルトモ 編集部
里穂子(有村架純)の悩み
ファミレスの店長・恩田(明日海りお)は、里穂子にファミレスチェーンの中途採用を受けるよう言いました。
里穂子が今の職場を選んだのは家から近く、新規に立ち上げられたお店だったからで、ファミレスで働くことに思い入れがあるわけではありません。
里穂子は何を目指したらいいか分からずにいたのです。
一方、恩田はファミレスの店長をしながら週5で雀荘に通い、女流麻雀士を目指しています。
恩田は里穂子が中途採用を受けなくても、動き出すきっかけになれば良いと思っていました。
そんな恩田は「じっとしていると、ろくなことにならない」と言っています。
ミルトモ 編集部
マクベスの解散
ファミレスにやって来た春斗たちは、いつもと違って静まり返っていました。
春斗は、勇馬から言われた「高校時代から時間が止まっているんじゃないの」という言葉が胸に刺さっていたのです。
潤平は「これ以上続けるのが怖い」と言い、春斗はそんな潤平を説得しようとしますがうまくはいきませんでした。
瞬太はそんな2人の姿を見て、かつて自分たちが「ああなったらお終いだ」と言った先輩芸人の姿と重なって見えます。
マクベスの3人はそれぞれの想いを胸に刻み、6月の単独ライブを最後に解散することを決定したのでした。
ミルトモ 編集部
中浜姉妹の解散
春斗は里穂子にマクベスの解散が決定したことを報告し、里穂子にある質問します。
「努力って報われると思いますか?」
「努力した人は報われて欲しいとは思いますけど、報われるかどうかは分からないですね」
春斗たちは、色々なものを犠牲にしてコントに真剣に取り組んできましたが、報われませんでした。
里穂子は「すぐに結果に結びつかなくても、後から遅れて結果が出る努力もあると思います」と言い、高校の華道部の活動が、ファミレスのバイトで活きた自分の経験を話し始めます。
一方、引越し先が決まったつむぎは、「中浜姉妹の解散」を里穂子に告げるのでした。
ミルトモ 編集部
マクベスの3人はマネージャーの楠木(中村倫也)にも解散決定を報告。
最後の1か月を悔いがないようやりきるように言われ、3人は頷きました。
コント『カラオケボックス』
コント『カラオケボックス』は、店員がカラオケボックスに来た不倫カップルに時間を延長するか尋ねるコントでした。
その不倫カップルは時間を延長するかどうかもめていましたが、結局延長を申し出ます。
しかし、店員が延長を申し出た不倫カップルに「それがちょっと。実はこの店、今日の12時でたたむんです」と言いました。
「お2人が最後のお客様となりました」
「それはお気の毒ね」
「お気の毒?ずっと辞めたかったんですよ。辞めることが全てネガティブなこととは限りませんから」
ミルトモ 編集部
ドラマ『コントが始まる』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
🍜ご視聴ありがとうございました
第6話PR配信✊✌️🖐#コントが始まる pic.twitter.com/SzTgmpK1dZ— コントが始まる【公式】コント「金の斧銀の斧」5月22日(土)よる10:00 (@conpaji_ntv) May 15, 2021
色々なものを犠牲にして努力してきたことを、手放すべきか決断するのは難しいです。
しかし、手放す時期を逃したら、ますます苦しくなることもあります。
春斗たちは、10年間頑張ってきたことに終止符を打つことにしました。
その決断を下した春斗たちの胸の内は、他の人には計り知れないと思います。
マクベス解散を決めた春斗たちが、これからどんな道を歩いていくのかが気になりました。
残りの1か月、春斗たちがどうなっていくかを見守りたいと思います。
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