『カーズ/クロスロード』は、ディズニー・ピクサーの人気シリーズ『カーズ』の第3作目で、2017年に公開されました。
今作では人気のレーシングカー、ライトニング・マックイーンが再び主役を務めます。
- マックイーンまさかのクラッシュ!?冒頭からの衝撃的な展開に目が離せない
- 新世代レーシングカー続々登場、マックイーンのキャリアは大丈夫なのか
- 松岡茉優、オリエンタルラジオ藤森慎吾など吹き替えキャストが豪華
マルコヤマモト
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目次
『カーズ/クロスロード』作品情報
作品名 | カーズ/クロスロード |
公開日 | 2017年7月15日 |
上映時間 | 102分 |
監督 | ブライアン・フィー |
脚本 | ロバート・L・ベアード ダン・ガーソン キール・マレー ジャレド・ブッシュ ボブ・ピーターソン マイク・リッチ |
出演者 | オーウェン・ウィルソン クリステラ・アロンゾ クリス・クーパー ネイサン・フィリオン ラリー・ザ・ケーブル・ガイ アーミー・ハマー レイ・マグリオッチ トニー・シャルーブ ボニー・ハント |
音楽 | ランディ・ニューマン |
【ネタバレ】『カーズ/クロスロード』あらすじ・声優・キャラクター紹介
マックイーンがまさかのクラッシュ
2017年に公開されたシリーズ3作目『カーズ/クロスロード』。
主人公のレーシングカー、ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)の事故シーンが流れた予告編には誰もが「ハッ」としたはず。
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焦りを見せたマックイーンは、レース中に大クラッシュを起こしてしまいます。
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自分が師として仰いだドック・ハドソン(ポール・ニューマン)と同じ運命を辿りたくないと思っていたマックイーンでしたが、やはり悲劇は繰り返すもの。
事故から4ヶ月後、マックイーンはなんとか気持を取り戻し、再びレースへの復帰を誓います。
そして、マックイーンの新スポンサーであるスターリング(ネイサン・フィリオン)のもとでトレーニングを積むことになりました。
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新世代のレーシングカー続々登場、吹替版キャストも紹介!
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まずマックイーン最大のライバルとなるのが、ジャクソン・ストーム(アーミー・ハマー)。
自信家で自分の実力を鼻にかけた性格は、ルーキー時代のマックイーンを彷彿とさせますが、勝つためには手段を選ばないというチック・ヒックスのような卑劣な一面も持ち合わせています。
最新鋭のバーチャルシステムでトレーニングを積み、マックイーンたち旧世代のレーサーを見下しています。
ジャクソン・ストームの吹き替えは、『君の名前で僕を呼んで』でオリヴァー役を務めたアーミー・ハマー。
日本語吹き替え版声優にはオリエンタルラジオの藤森慎吾がキャスティングされました。
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そして、マックイーンの再生プログラムのトレーナーになるのが、クルーズ・ラミレス(クリステラ・アロンゾ)という女の子の車です。
トレーナーとしての新人育成、マックイーンの再生プログラムに情熱を燃やすクルーズでしたが、実は子供の頃からレーサーになりたいという夢を持っていました。
幼少期からマックイーンの大ファンであるクルーズは、レースに出場する機会を得ましたが自分の勇気のなさでチャンスを棒に振ってしまったことを、ずっと胸に秘めていたのです…。
クルーズ・ラミレスの日本語吹き替え版声優は女優の松岡茉優。
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クルーズ・ラミレスはマックイーンの行く末を決める、今作にとっては重要なキャラクターです。
『カーズ/クロスロード』では、ライトニング・マックィーンとクルーズ・ラミレスの間に生まれる、新たな師弟関係についても描かれています。
『カーズ/クロスロード』の結末は?
新スポンサーのスターリングは、マックイーンを早々に引退させ、自社商品の「ブランド」として売り出すつもりだったのです。
まだレースに未練があるマックイーンは、次のレースで勝利を得た場合は引退の時期は自分で決めるという条件を突きつけ、再びトレーニングに励みました。
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「本当はレーサーになりたかった」というクルーズの気持ちを知ったマックイーンは、複雑な気持ちになりさらなるスランプに陥ります。
メーター(ラリー・ザ・ケーブル・ガイ)との電話でヒントを得たマックイーンは、かつての師、ドック・ハドソンの先生に当たるスモーキー(クリス・クーパー)という車を探しにトーマス・ヴィルという町を訪れました。
スモーキーを始めとするレーシングカーの先輩たちとの会話やトレーニングのなかで、マックイーンは自分がもう若くないということを悟り始めます。
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不安を抱えながらレースに挑んだマックイーンでしたが、予選に参加しなかったため最後尾からのスタートというハンデを与えられます。
最後尾から徐々に追い上げるマックイーンですが、ふとしたことに気づきレースの最中にクルーズにタイヤを履かせたのです。
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レースに出る決意をし、ゼッケン95のペイントを施したクルーズはマックィーンからもらったチャンスを掴んで、コースへ飛び出していきました。
そして、1作目『カーズ』のドック・ハドソンのように、マックイーンがクルーチーフとなりクルーズをサポートしたのです!
徐々に順位を上げ、ジャクソン・ストームに続く2位まで追い上げたクルーズでしたが、壁に押し付けられて妨害を受けます。
しかしクルーズは、かつてドック・ハドソンが使った「宙返りの技」で攻撃を交わし、ストームを追い抜いて1位でゴールインしたのです!
その後、クルーズは名門ダイナコ社と契約を交わし、マックィーンはレーサーを続けながらクルーズのクルーチーフ兼トレーナーとして活躍する新たな道を切り開きます。
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『カーズ/クロスロード』感想
『カーズ/クロスロード』は「世代交代」の物語
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ですが、『カーズ/クロスロード』は何回観てもおもしろいということが不思議なところです。
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ファンたちはやはり、レースの緊張感や迫力、マックイーンのさらなる成長の物語を待っていたからなのです。
今作で監督を引き継いだブライアン・フィーは、ジョン・ラセターが監督を務めた前2作の持ち味を活かし、ファンが納得するストーリーに仕上げてくれました。
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作品内でもマックイーンが先輩のレーシングカーのもとを訪れる展開や、現実でもポール・ニューマンが亡くなったことを受けて、先人たちへのリスペクトも忘れてはいけないということも思い出させてくれます。
新しい時代を作っていくのは若者ですが、今まで歴史を作ってきた人々への尊敬も忘れてはいけませんね。
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しかし、「いつまでも若くない」ということを認めることも、人生においては大事なのです。
SNSでのみんなの感想・評判
「カーズ クロスロード」観た。ベテラン選手になったマックイーンの大クラッシュから物語が始まり、再起を懸けた戦いに向かっていく。新キャラのクルーズやストームが本当に魅力的で作品を面白くしてる。様々な困難を乗り越えて迎える最後のレースと物語の結末に号泣します。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/TP8OCcoE4R
— 有機(ユウキ)@🎥 (@dieg0_y) May 14, 2020
今日は「カーズ クロスロード」を観ました!
マックイーンのルーキー時代は終わり、年寄りと呼ばれ始めてからの苦悩がリアルに描かれていて、面白かった!
最終的にたどり着く答えはレーサーとして綺麗で、感動した。
1とくらべてCG技術も上がり、美しかった!#映画鑑賞日記 pic.twitter.com/NTgZEwmdml
— ハヤタキ (@hayataki_221) April 22, 2020
『カーズ/クロスロード』
アスリートやレーサーなど、こういった世界の人には避けられない世代交代・引退を描いた映画🏎️レースシーンの映像は実写にも劣らない!最後のマックィーンの選択には、カーズシリーズの監督を務めたジョン・ラセターが退いて新人監督に任せたのに通じるものがあると感じた。 pic.twitter.com/Sg7hFeOrha
— ヤマハ@映画垢 (@yamahamovie) March 6, 2020
衝撃的なクラッシュシーンから始まるも、さすがはアニメでその後心配しすぎる展開になっていなかったのは良かったです。
マックィーンからクルーズ、ジョン・ラセター監督からブライアン・フィー監督へという、様々な世代交代が行われてきた『カーズ/クロスロード』。
マルコヤマモト
やはり、テーマがしっかりしていると観客の心を最後まで引っ張りやすいと思いました。
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『カーズ/クロスロード』まとめ
本編にはトレーニングと称したこんなエキサイティングな場面も!
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- ライトニング・マックイーンからクルーズ・ラミレスへの世代交代が描かれた作品
- 『カーズ』1作目から見ている人には納得の内容に戻った
- 亡くなったポール・ニューマンを含め、先人たちへのリスペクトが込められている
前作『カーズ2』ではマックイーンの親友・メーターが主人公を務めたドタバタ劇に。
マルコヤマモト
なので個人的には今作の内容には申し分ありませんが、続編の展開を考えてみるとこれ以上の物語は出てくるのかな?という感じはします。
ですが、『カーズ』シリーズの続編がある場合、ピクサーは軽く越えてくることでしょう。
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