『僕はどこから』第6話あらすじ・ネタバレ感想!山田兄弟の魔の手が薫へ迫る…

ドラマ『僕はどこから』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『僕はどこから』公式ページ

会長の意図に反して薫を助けてしまったことで、会長の怒りを買ってしまった智美(間宮祥太朗)。

その怒りの矛先は薫(中島裕翔)に向いてしまいました。

なんとか薫を救い出すことができた智美ですが、会長から与えられた猶予は3日。

智美は「ヤクザにはヤクザのやり方がある」として一人で行動することになりました。

一方、玲(笠松将)を匿っている情報屋の山田(高橋努)は、弟(岡崎体育)と共にカジノ計画の乗っ取りを目論見、智美と薫をスケープゴートにしようと企んでいました。

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『僕はどこから』前回第5話のあらすじと振り返り

警察に出頭した智美(間宮祥太朗)は、井上涼子(須藤理彩)が殺害された時刻は薫(中島裕翔)と『読書会』をしていたと証言します。

口裏を合わせるのを避けるために、智美と同時に取り調べを受けている薫。

厳しい取り調べを受ける中、証拠として押収されたメモから智美と千佳のメッセージを受け取り、智美と同じ証言をすることができました。

無事釈放され、母(仙道敦子)と再会した薫ですが、この事件が発覚したことで薫は反社会勢力とのつながりがあるとして職を失ってしまいます。

智美はこれ以上薫を巻き込まないために、なんとかして玲(笠松将)を見つけ出す手だてを考える中、会長が薫の家に向かっていることがわかります。

会長に目をつけられた薫の運命やいかに?

【ネタバレ】『僕はどこから』第6話あらすじ・感想


権堂(音尾琢真)からのメッセージ

智美(間宮祥太朗)と千佳(上白石萌歌)が行方不明の井上玲(笠松将)をなんとかして探し出そうと話し合っている時、智美の元に権堂(音尾琢真)から着信がありました。

しかし、権堂は何も話しません。

よく聞いてみると、何かメッセージを伝えようとしているようです。

「会長、もうすぐ竹内の家に着きます」

権堂はそう言いました。

智美は慌てて薫の元に向かおうとします。

千佳は放っておけと言いますが、智美は行ってしまいました。

薫のアパートに着いた会長は、薫を車内に呼びます。

「耳掃除してやるから」

そうやって会長が半ば強引に薫を車内に引き入れた時、智美が駆けつけてきます。

「少しだけ話をさせてください」

会長は手間が省けたとそれを許します。

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ぬいぐるみを繕ったり、割烹着でハンバーグをこねたり、ポップなことをしながらヤクザならではのことを言う恐ろしい会長。直接智美ではなく薫に目をつけるあたりがさすがです。絶対に耳掃除なんてしてもらいたくありませんね。

もう少し時間をください

会長は智美が薫に犯人を押しつけずに助けたことで怒っているのです。

『先生』はなるべく早い問題解決を望んでいるからです。

「コイツと仕事をするってことはそういうことだ。違うか?」

「違いません…」

薫は恐怖で震えています。

智美は今ここで薫を一人で自首させたとしても警察の監視が緩くなるとは思えないし、先生は警戒してカジノ利権を他に渡してしまうかもしれないと会長に訴えます。

「俺にもう少し時間をください」

「あげねぇと言ったら?」

「飛ぶしかないですね」

智美は、薫を掴んで車外に飛び出しました。

アスファルトに叩きつけられ動けないでいる2人に、会長は「轢いちゃえ」と権堂に命じます。

「藤原が死ぬのか、お前が死ぬのか」

権堂は観念してバックで発進しますが、寸前でブレーキをかけました。

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しかも、薫だけでなく権堂も人質にとっているのです。会長、恐ろしいです。その恐ろしい会長にここまでさせる『先生』はもっと恐ろしいですね。何兆円も動くビジネスのことですから、おかしくなるのも無理はありません。

智美君(間宮祥太朗)がいると僕は安心する

智美は会長に、自分も権堂もダメだった時は覚悟ができていると伝えます。

会長は智美に3日間の猶予を与えました。

なんとか命拾いした智美と薫。

2人は何も見えない空を見上げて笑います。

「こんなことになっているのに、智美君がいると僕は安心してしまいます」

その夜、智美は薫の家に泊まり、薫の母(仙道敦子)と薫を挟んで川の字になって寝ます。

「いいな、こうやって寝るの」

智美は中学生の時に母親が再婚し連れ子になりましたが、家にいづらかったと言います。

高校生の時に千佳はそれで悩んで自殺未遂をしたのでした。

「お父さんは?」

「実の父は死んだ」

そこに、智美は情報屋の山田(高橋努)から玲の居場所に関する情報を掴んだとの連絡を受けます。

moyoko

どんな目に遭っても2人は信頼しあっています。その絆の深さに千佳が少しジェラシーを感じているところが気になります。余計なトラブルが置きなけれないいのですが。

山田兄弟

山田の弟・駿(岡崎体育)は、早く人が殺したくてたまりません。

「人の骨を粉々に砕きたい!内臓破裂させたい!」

気がつけば、玲が電子レンジを分解してしまっています。

駿は怒りますが、兄は玲は大切な客人だから傷つけてはいけないと言います。

「彼のお父さんが俺たちに夢を与えてくれる」

山田は玲が母親を殺した現場にいち早く駆けつけ、玲を匿いました。

替え玉受験、カジノ計画、殺人事件…最高のカードを一気に掴んだと山田は興奮しています。

「これでカジノ利権は俺たちのものだ」

山田兄弟は、夢が手の届きそうなところまで来て、自分たちはもうボッサボサの野良犬じゃないと喜び勇んでいます。

「国家権力も講談会も出し抜いてやるよ!」

山田は、事の真相を知る智美と薫にはフィナーレを飾ってもらおうと、計画の仕上げに取りかかります。

moyoko

山田は智美と薫だけでなく、会長のことも騙していました。全てはカジノ利権を横取りすするためです。おかっぱ頭の山田弟・駿。岡崎体育さんが演じていますが、いい感じにクレイジーでとても良いです!

僕たちの青春は終わった

自分たちはどうしたらいいのかと不安がる薫に、智美は玲を探し出して別の“犯人”を立てる計画を伝えます。

そして、智美は薫のことを必ず守ると約束します。

「ヤクザにはヤクザのやり方がある」

そのやり方で組長を殺したのかと薫が聞くと、智美は「殺したのは本当の父親だ」と答えます。

「はじめに力ありきだ。やらなきゃやられてた」

11歳の智美は、千佳にまで手をあげた父親をバットで殴り殺しました。後悔はしていません。

それを聞いた薫は溢れる涙を堪えることができません。

「智美君、僕たちの青春は終わってしまったのでしょうか」

「青春は終わったのかもな」

どんな時間もいつかは終わります。

しかし、智美はもう一言付け加えました。

「辛い時間も、いつか終わる。なれよ、小説家」

智美は歩き出します。

薫は、智美の背中に向かって叫びます。

「僕は僕を肯定してくれた人の力になりたいです!」

薫は前を向いたまま、ピースサインでそれに応えました。

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ツクツクボウシの鳴き声が響き渡る中「青春は終わった」と話し、高校時代の思い出を語り合う2人のシーンはその事実とは逆に青春そのものです。「辛い時期もいつかは終わる」という智美の言葉に薫は勇気づけられたようでした。2人は離れ離れになってしまうのでしょうか。

元の生活に戻れ

警察では、玲の小論文と他のテストの筆跡は同じで、ほぼ本人で間違いないという鑑定結果が出ました。

テストも高得点で合格判定が出ているとのこと。

これで玲のアリバイは確実なものになりましたが、早く玲を見つけ出さないと上層部が黙っていません。

捜査一課のある捜査員は、山田に情報量を払って智美のアリバイを崩そうとしていました。

その山田は駿に、これからアジトに来る藤原なら殺していいと許可します。

そして玲には犯人は用意するから心配いらないと声をかけます。

「私たちが犯人を仕立てる」

「邪魔する奴は俺が駆除してやるからさ」

一方、智美は千佳を通じて元の生活に戻れと伝えます。

しかし薫は、このまま何もない生活をしていて良いのかと考え込んでしまいます。

すると、薫の家に山田が訪ねてきて言います。

「藤原さんを救いたいと思いませんか?」

『僕はどこから』第6話まとめ

「薫!後ろ~~~!」と、思わず言ってしまいたくなるような場面で第6話は終了しました。

一難去ってまた一難。

山田兄弟は玲に「悪い奴は外からやってくる」と教えますが、まさに薫はその状態です。

猛獣が次々と草食系の薫を狙っています。

このまま智美を一人にして、何もないただ過ぎていくだけの毎日を過ごしても良いのかと葛藤している矢先に、丁度良すぎるタイミングで山田が現れてしまいました。

今は山田に風が吹いてしまっていますね。

次回は山田に誘われて、今度は自分が智美を助けると薫が動き出します。

果たして薫は智美を救うことができるのでしょうか?

次回も目が離せません!

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