『僕はどこから』第5話あらすじ・ネタバレ感想!読書会の思い出が薫を救う!しかしやばすぎる山田・弟が登場

ドラマ『僕はどこから』第5話あらすじ・ネタバレ感想!読書会の思い出が薫を救う!しかしやばすぎる山田・弟が登場

出典:『僕はどこから』公式ページ

警察に出頭した智美(間宮祥太朗)は、井上涼子(須藤理彩)が殺害された時刻は薫(中島裕翔)と『読書会』をしていたと証言します。

口裏を合わせるのを避けるために、智美と同時に取り調べを受けている薫。

厳しい取り調べを受ける中、証拠として押収されたメモから智美と千佳(上白石萌歌)のメッセージを受け取ることが出来ました。

無事釈放され、母(仙道敦子)と再会した薫ですが、この事件が発覚したことで薫の身の周りに変化が訪れてしまいます。

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『僕はどこから』前回第4話のあらすじと振り返り

替え玉受験のために井上玲(笠松将)と入れ替わり試験を受ける薫(中島裕翔)。

しかし、いつもより『深く入りこみ』過ぎたためか、今まで見たこともないようなイメージが頭の中に浮かびます。

それは、玲の“殺意”でした。

試験後、玲の家に行くと母親の涼子(須藤理彩)は殺害されていました。

そこに居合わせた薫は駆け付けた警察に連行されてしまいます。

替え玉受験のことがバレれば全員命はありません。

絶体絶命の状況の中、智美(間宮祥太朗)は策を講じ、自ら警察に玲を薫に紹介されたと証言しに行ったのです。

もちろん智美に考えがあってのことですが、果たして薫に伝わるでしょうか?

【ネタバレ】『僕はどこから』第4話あらすじ・感想


読書会

高校時代、智美(間宮祥太朗)と薫(中島裕翔)は読書会を開いていました。

ある日、智美は『ファウスト』を読んだ感想を述べます。

ファウスト博士は新約聖書の「はじめに言葉ありき」という言葉を別の言葉に訳そうとしますが、そこで「意志ありき」と「力ありき」の二択で迷います。

結局博士は「はじめに行為ありき」として納得します。

「でも、俺は違うと思う」

「はじめに力ありきしかないと俺は思う」

それは、自分がなんでも力でねじ伏せてきたからなんだろうと、智美は自らを分析します。

読書会は、次は川上弘美の『蛇を踏む』を読むことになりお開きとなりました。

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高校生でゲーテの『ファウスト』の感想を言い合うとは、薫と智美はずいぶんと高尚なことをしていたのですね。2人の半袖の制服姿が眩しいです。まさに青春です。

智美(間宮祥太朗)出頭

井上涼子(須藤理彩)を殺した容疑で、薫は厳しい取り調べを受けていました。

そこへ、智美が出頭してきます。

2人が口裏を合わせるのを避けるため、取り調べは同時に進められました。

「井上玲(笠松将)を紹介してきたのは竹内薫で間違いねぇよ」

智美はそう証言します。

涼子が4,000万円の現金を引き出したことをどこかで知った薫はヤクザである智美に強盗の話をもちかけたというのが警察の見立てです。

「これでつじつまが合ったじゃねぇか」

薫の担当刑事は嬉しそうにに言います。

「簡単に言えば、君は友達に売られた。君の青春は終わったってとこだな」

薫の顔は真っ青です。

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智美は間違いなく何か考えがあって出頭したのですが、どうやって切り抜けようとしているのでしょうか。間違いないのは押収されたメモが鍵になっているということです。それをどうやって薫に伝えるのでしょうか。

智美(間宮祥太朗)の証言

智美は事件当日、確かに薫と会っていたが、それは『読書会』のためだったと話します。

刑事は作り話かどうかを見極めるためにあらとあらゆる質問をしました。

何を飲んでいたのか、語り合った本は何か、どんな感想を言い合ったのか。

智美は薫が何故玲の家に行ったかと聞かれ、薫の推し本が同じく読書仲間である玲に貸しているため取りに行ったところ、運悪くそこに涼子の死体があったのだろうと答えます。

最終的に調書には160項目にも及ぶ証言が記録されました。

千佳(上白石萌歌)は薫の母親と権堂(音尾琢真)と共に身を隠し智美からの連絡を待ちます。

「あとは薫氏の能力信じるしかないでしょ」

千佳は、前の晩、メモにこれでもかというくらいに念じながら玲の名前と住所を書き込みました。

最後に智美も念を入れながらメモに読点を打ちます。

そして千佳は兄の言われた通りに薫の部屋を細工して薫の母を連れ出しました。

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自分で考えたこととはいえ、智美も智美で160項目の嘘の証言を記憶していたということになります。それはそれですごいことです。あとは薫がメモに入れられた念を読み取ってくれることを祈るばかりです。

千佳(上白石萌歌)と智美(間宮祥太朗)のメッセージ

薫は黙秘を続けながらメモを見つめ、ふとメモをなぞることを思いつきます。

すると智美と千佳のメッセージが薫の中に入ってきました。

「あの日僕は智美君といました」

薫は読書会で智美が読みたいと言っていた本を読書仲間の玲に貸したままだったので、井上家に取りに行ったと説明します。

「その本の名前は?」

「『蛇を踏む』です」

刑事は2人が事前に口裏を合わせたのだろうと思い、読書会で智美が語った『ファウスト』についての解釈がどんなものだったのか質問します。

薫は一瞬考え込み、メモに智美がつけた読点をなぞると、ファウスト博士が新約聖書を訳すシーンの話をスラスラと話し始めました。

「はじめに力ありきしかないと俺は思う」

高校時代のあの夏の日、智美はそう語ったのです。

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薫のシックスセンスが働き、ついにメモを読み取ることが出来ました。ここではメモに入った念だけでなく智美と薫2人の絆が成功に導いたのです。『ファウスト』の思い出は2人にとって大事なものだったということです。

薫(中島裕翔)のなりたい姿

薫は智美が本に違和感を抱きながら読むのは、自分に意思があるからで、文章をなぞるだけの自分はそれが悔しかったのだと語ります。

「それが僕のなりたい姿だから」

2人の調書は160項目全て一致していました。

警察にとってはこれはアリバイありと見るしかありません。

刑事たちは智美が嘘をついているように見えたが、薫が話す言葉には説得力があり、2人が薫の部屋で本を読んでいる姿が目に浮かんできたといいます。

でも、2人が事件の鍵を握っているということに関しては、間違いないとみています。

薫は釈放された後まっすぐ帰宅し、母と智美との再会を喜びます。

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薫はオリジナルの物語を生み出すことが出来ません。人間は皆自然にそれをしていますが、薫にはそれが出来ないのです。自分の考えを持っている智美が羨ましいのは当然のことです。自分の考えが持てないというのは辛いことなんですね。

忍び寄る脅威

しかし替え玉受験で受け取るはずだった金は結局1円も入らないのです。

何かと入用だからと智美は手付金として薫にいくらか渡そうとしますが、薫はそれを断ります。

「そちらの業界ではこう言うのでしょうか。僕に恥をかかせるな。」

そう言ったはいいものの、警察の取り調べを受け、暴力団と繋がりがあると知られた薫は、出版社からもバイト先からも見放されてしまいました。

一方、山田(高橋努)は弟(岡崎体育)に頼み事をするために連絡を取ります。

山田は4,000万円と玲を匿っていました。

智美は玲が2日も行方をくらましていることを怪しんでいます。

もし、玲が薫に監禁されていたなどと警察に言われてしまったらおしまいです。

なんとか玲を警察より先に見つけることが必要です。

すると、権堂から智美に電話がかかってきました。

しかし権堂は何も話しません。

しかし智美は権堂が何か伝えたがっていることを感じ取ります。

「会長、もうすぐ竹内の家です」

『僕はどこから』第5話まとめ

一難去ってまた一難、いや、二難。

警察からの取り調べはなんとか切り抜けられましたが、会長と山田兄弟が薫を狙っています。

山田の弟役はミュージシャンの岡崎体育さんが演じており、その演技力には定評がありますが、今回もヤバイ弟を見事に演じています。

山田が弟に頼みたいことというのは今回明かされませんでしたが、弟は『掃除屋』のようですし、薫が危険な目に遭うことは避けられなさそうです。

薫を巻き込んでしまったことに責任を感じている智美。

なんとかしてこの困難を乗り切って欲しいものです。次回も見逃せません!

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