『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ・ネタバレ感想!羽衣とヤンがクセの強い演劇部に入り…

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

びしょ濡れ探偵廃業の危機、水野羽衣(大原櫻子)が水濡れをやめちゃった!?

就活の履歴書・部活動の欄が“特になし”の羽衣が、親友ヤンさん(ヤオ・アイニン)のゴリ押しで演劇部に入部します。

部活動に専念するため「公演が終わるまでびしょ濡れ禁止!」を宣言した羽衣に待ち受けていたのは避けられない運命でした。

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『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ


就職面接の自己PRの為に、進吾(大堀こういち)に今からでも何かやった方がいいと勧められた羽衣(大原櫻子)。

ひょんな事から、大学の演劇サークルに入ることに。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ①

変わり者の部長・馬路マナブ(浅見紘至)、副部長・星ヒカル(安本彩花)、そして友達のヤン(ヤオアイニン)と「三人姉妹」の公演を行うことになるが、翌日、やる気満々だったマナブとヒカルが明らかにローテンションで元気がない。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ②

このままでは公演が中止になってしまうと、羽衣はタイムリープし、2人に何があったかを突き止めにいくことに…。
出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

【ネタバレ】『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話の感想

絶賛就活中の水野羽衣(大原櫻子)

とある日のラブホ・フェイマス704号室の水野探偵社では、羽衣の父・進吾(大堀こういち)が面接官役になりきって、兄・淳之介(矢本悠馬)が面接を受ける羽衣のつもりで「疑似就職面接」を行っています。

その様子をリクルートスーツを着て真剣な眼差しで見守る羽衣(大原櫻子)がいます。

我が社を志望した理由は?と質問された淳之介は、自分が羽衣になったつもりで感情を込めてこう答えます。

「御社がグローバルな企業だからです。母に会いたくて…私も学生時代、世界をまたにかける冒険をしていたものですから。」

確かに羽衣は<現在と過去の“世界”をまたにかけて、失踪した母に会いたくて冒険している>意味ではそうですよね。

しかし、次第に淳之介の志望動機話は飛躍して嘘をつきはじめ、おふざけモード化。

最終的に言葉に詰まってしまった淳之介は「難しいんだな…就職の面接って。」と羽衣の苦労が理解できたようです。

進吾は「お前は部活とかサークルとかやってないだろ?面接の時に何も語ることがないのがネックだな!」と就職面接のウィークポイントを見つけ出します。

「断固ウソ拒否」の羽衣の履歴書は、<部活動>の項目が「特になし」。

“やってもないことやっている”とかウソはよくない!と言う羽衣に、受かるためには嘘ぐらいつけないと!と淳之介はアドバイスします。

父・進吾(大堀こういち)が水をかけない!?

羽衣が部活動をできないのは「人の前で突然びしょ濡れになっちゃうから…。」という、彼女ならではの切ない事情が絡んでいました。

それを不憫に思った父は「今後お前に水はかけない!」と宣言し、渋る淳之介にも無理やり同意させます。

果たして、羽衣は自己PRの部活動欄へ何か記入できるようになるのでしょうか。

後日、水入りバケツを持った淳之介が依頼を受けた「猫探し」を手伝って欲しいと羽衣の後をついて回り懇願してきます。

もう水をかけないと約束したんだから猫ぐらいは自分で探して!と珍しく強気に兄のお願いを拒否します。

「公演終わるまでびしょ濡れはムリだから!」

いつもは結構すんなり助けてあげるのに、本当にびしょ濡れ探偵はしばらくお休みするみたいです。

実は最近、羽衣は大学の演劇サークルに入部することになったようで、父・進吾はそれを嬉しそうに兄に報告します。

ヤンさん(ヤオ・アイニン)がゴリ押しした演劇部

「演劇の神様が入れと言っている!」と言って羽衣を演劇部に誘ったのは、羽衣の唯一無二の親友・ヤンさん(ヤオ・アイニン)でした。

彼女の大学構内でのバイト「ヤンさんの駅弁」販売の“お得意様”である演劇部部長・馬路マナブ先輩(浅見紘至)に、ヤンさんは羽衣のことをゴリ押し紹介します。

ヤンさんの出身地・台湾の名物、強烈な発酵臭が特徴の臭豆腐弁当を迷わず買った馬路先輩に、ヤンさんが話を切り出します。

「臭豆腐最高!」

「演劇の神様が現れたよ!神様が言ったんだ、水野羽衣を演劇部に入れろって。」

その場にいた羽衣は入るつもりないらしく、とても消極的です。

馬路先輩も「演劇の神様が何て言ったかは知らないが、俺はまだ君を演劇部に入れるつもりはない!」と語気を強め、入部するには“演劇テスト”を受けてもらう必要があると羽衣に伝えます。

演劇の神様とは…実はアノ人!?なのです。

たった3人の演劇部で羽衣(大原櫻子)の演技テスト

有無を言わさず、その場ですぐ馬路先輩が指パッチンを鳴らし“演劇テスト”が始まってしまいます。

戸惑う羽衣に先日面接を受けた会社から結果を告げる電話が入り、案の定“不合格”。

あぁーもう!と感情爆発させた羽衣はベンチに頭を抱えてうずくまります。

「完璧だぁ、おはぎだ!コイツはとんでもねぇバケモノが現れた…。」

馬路先輩は、黒く丸まっている羽衣を見て感嘆の声を上げます。

羽衣は就職試験は落ちたものの、おはぎの演技で入部テストは合格しました。

ヤンさんは飛び跳ねて喜び、水野羽衣演劇やろう!と馬路部長も大興奮です。

こうして羽衣は就活&部活といった、二足のわらじを履くことになりました。

羽衣も入部してから知ったのですが、演劇部はたった3名。

もう1人の部員は猫電車のイラストが描かれたTシャツを着た副部長・星ヒカル(安本彩花)です。

「大切なのは何人でやるかじゃない!何をやるかだっ!」と次の公演に懸けるという熱意を持って3人は基礎体力作りに勤しみます。

再来週の公演演目はチェーホフの名作「戯曲・3人姉妹」に決定しますが、ヒカルが長女役、羽衣が次女役、馬路は端役をこなすため1人姉妹役が足りないという事態に陥ります。

根拠はないけどきっと何とかなる!とどこまでもポジティブな馬路とヒカル、羽衣の存在を忘れるように手を取り合ってキスの距離で見つめ合い2人の世界へ。

それに気づいた羽衣は「お二人は付き合っているワケ…ではないんですよね?」と聞いてみます。

演劇部には「恋愛禁止」の鉄則があります。

「勘弁してくれよぉ~。」と爆笑しはじめた2人は、周りはくっつけたがったいるがそうじゃないと否定します。

超怪しい!この2人の醸し出す雰囲気と尋常じゃない距離感、絶対お互い好きな感じです。

ヤンさん(ヤオ・アイニン)加入で待望の「三人姉妹」の稽古開始!しかし…

「部長から聞いたけど、人数足りてないのか?」

ヤンさんが羽衣に話しかけてきます。

3人姉妹の末っ子が見つからないと公演できないねぇ~困ったな~どこかにイイ人がいればいいけどいないねぇ~と自分を明らかに指差しながら、ヤンさんが羽衣を凝視してきます(笑)

明らかな空気を察した羽衣は、むしろ女優やりたいんじゃない?とヤンさんを誘います。

女優なんて絶対やりたくない…でも仕方なくやるよと裏腹なことを言いつつ、めちゃくちゃ嬉しそうに引き受けます。

狙ってたでしょ、そのスタンスと羽衣に見破られ、ちょっとな~と照れるヤンさん。2人のやりとりがキュート!

翌日から稽古がはじまりました!

「私は3人姉妹の末ーっ子!」

「私は3人姉妹の次ーっ女!」

「それじゃ2人でお姉ちゃんを呼びましょう~!せ~の、長女!!」

羽衣とヤンさんに元気よく呼ばれ登場してきたヒカルは、明らかに元気がなく覇気がありません。

へた~っとその場に座り込んでしまいました。

「今日どうした?」と馬路が問いますが「別に…。」と答えるのみで、彼の逆鱗に触れます。

「マナブに私の気持ちなんかわかんないよ!」とヒカルは稽古から逃げ出して行ってしまい、馬路も後を追っていきます。

残された羽衣とヤンさんは、仕方なく自主練に励みます。

その翌日、席を4個分も開けて座り、お互い別の方向を向いて雰囲気最悪な馬路とヒカル。

何があったのかを話しかけても「今ちょっと考え事してるから黙ってて!」と馬路に言われてしまいます。

ヒカルは一言も発さず、嗚咽を漏らしながら泣き出してしまいます。

こんなので稽古なんてムリ…せめて2人に何があったのが分かればなぁと羽衣とヤンさんは途方に暮れます。

父・進吾(大堀こういち)が初の水かけ…羽衣(大原櫻子)びしょ濡れタイムリープ!

ふと、稽古場の入り口を見ると父・進吾がこちらの様子を伺っています。

羽衣に見つかると父は慌てて出ていき、羽衣は追いかけます。

「何やってんの?」

「静かにしろ!演劇の神様に失礼だろ?」

そう、ヤンさんの言っていた“演劇の神様”とは進吾のことで、妙なこと吹きこんだのは羽衣のお父さんでしたw

「水をかぶるしかないんじゃないのか?あの2人に何があったのか、このまま水に流す訳にはいかないだろう?」

まさかの父から「びしょ濡れ」を勧める発言が飛び出します。

「…わかった。見てくるからかけて。」

進吾の水かけで羽衣は1日前にタイムリープ!昨日の稽古場へと羽衣は戻ります。

「羽衣、お前すんごい汗だ…女優魂感じるヨ!」

ヤンさんは、びしょ濡れの羽衣を大量の汗をかいたと勘違いしたみたいです。

羽衣は、急いで馬路&ヒカルを走って追いかけます。

ヒカル(安本彩花)が塞ぎこんでいる理由が判明!馬路(浅見紘至)、誤解する…

羽衣は、公園のベンチでスマホを見ながら「にゃんにゃん…どこ行っちゃったの?」と悲しそうな表情を浮かべるヒカルを見つけ、背後から画面を確認するとそこには可愛い猫が写っています。

そこへ馬路がやって来て「誰の写真見てんだよ。」とヒカルに訊ねます。

ヒカルに関係ないでしょ!と突き放されて、ますます気になった彼は画面を強引に見ようと試み、嫌がられてしまいます。

切羽詰まった馬路は前から好きだったと告白をしますが、言い終える前に「私たちは共演者だから!」と彼女にフラれてしまいました…。

告白を断って再び走り出したヒカルの後を追いかける羽衣は、見慣れた道を通っていることに気がつきます。

この道は羽衣の自宅であるラブホ・フェイマスへの帰り道、ヒカルは淳之介に会いに向かっていました。

公演が終わるまでびしょ濡れ禁止と言って、羽衣が兄の協力を断ったあの“猫捜索”…ヒカルは“猫探し”を水野探偵社に依頼した依頼人だったのです!

「どれだけ待てばいいの!ばかぁ!ねぇ、にゃんにゃんは?」

泣きながら淳之介にすがりつきます。

淳之介に促され、ラブホの中(水野探偵社)へ入っていくヒカル…タイミングが悪いことに馬路がその瞬間を目撃してしまいます。

泣きながら「今の誰だぁー!にゃんにゃんってどういう関係なんだよぉ!」と悔しそうにしている馬路を見て、羽衣は濡れ手についた粟と粟がやっと繋がります!

演劇の神様、再び降臨!

進吾が見守る現在に戻った羽衣は「誤解を解かなくちゃ!」と演劇の神様にお願いしに神社へ向かった馬路部長の元へ。

神社にたどり着き境内に座っている馬路部長のそばへ行くと、羽衣は驚きます。

馬路の膝で猫がまったりと抱かれていて、その猫がまさかのヒカルの探している“にゃんにゃん”でした!

羽衣が必死に事情を説明するも、彼の中で引っかかったのは「ラブホテルでにゃんにゃん」というヒカルの濡れ衣を想像させる言葉…馬路は脳内がパニックです。

「訳わかんねぇ!何でびしょ濡れなんだよ!それに何で全部知ってんだよ!」

何と説明していいのか言葉に詰まり、羽衣が困り果てていると、あの神様の声が聞こえてきました。

「お前それでも役者か?細かいこといちいち気にしてんじゃねぇよ!どんな無理やりな設定でもやり通す…それが芝居の魅力ってもんだ!お前ならきっとできる。」

ありがたき演劇の神(=父・進吾)の言葉に目を潤ませ感激した馬路は「誰かを好きになることで芝居と真正面から向き合うことに逃げていた」と反省し、もう逃げないことを誓います。

「三人姉妹」の台本を握りしめ、気持ちを新たに駆け出す馬路はマジでした!

地上波はここまで。

『Paravi』を観れば二度楽しめる「セパレートエンディング」、今回は馬路がマジで入れ込んだ戯曲が見られます。

羽衣やヤンさんの舞台デビューは必見です!

『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

演劇部に入って良かったと言う羽衣は、ウソをつくことはできないけど、演じることはできるかな…と自分なりの就活もやもやの答えを見つけたようです。

履歴書の自己PRの部活動の空欄がびっちり埋まっていて、なんだかほっこりしました。

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