アニメ『美少年探偵団』第3話あらすじ・ネタバレ感想!謎の組織に誘拐された眉美と学。眉美の目に隠された秘密とは?

アニメ『美少年探偵団』第3話

出典:『美少年探偵団』公式ページ

両親と結んだ「14歳の誕生日までに幼い日に見つけた星を探す」という条件のもと、星探しを10年に渡って続けてきた眉美。

14歳の誕生日を間近にどんな事件も解決する非営利組織・美少年探偵団に依頼したものの、成果をあげられないまま誕生日の朝を迎えてしまいました。

さらに探していた星について衝撃的な事実を告げられただけでなく、命さえも狙われる立場となってしまった眉美でしたが、逆に美少年探偵団のメンバーと協力して追手を取り押さえようと決意します。

果たして、星探しの結末とは?

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アニメ『美少年探偵団』前回第2話のあらすじと振り返り

眉美が宇宙飛行士を志すきっかけとなった星は見つからず、無情にも誕生日の朝を迎えることとなりました。

がっかりする眉美に対し、美少年探偵団の団長・学は「眉美が14歳になる瞬間は生まれた時刻」という屁理屈を主張します。

一度帰宅した眉美は両親を学の屁理屈で説得し、再び学校に向かいますが、その道中で謎の組織から追いかけられる羽目に。

なんとか飆太の手を借りて学校まで逃げた眉美は、長広から「探し求めていた星は軍事衛星であること」「宇宙空間で燃え尽きたのは核融合が起こったためであること」という事実を告げられます。

学校に向かう途中の追手は、偶然にも軍事機密を知ってしまった眉美を狙うものでした。

警察に連絡しようにも証拠不十分で取り合ってもらえないことから眉美と学は変装をして追手を撹乱、取り押さえようと考えます。

一度は包囲網を抜けたと安心していたふたりでしたが、路地裏に逃げ込んだふたりを待ち受けていたのは謎の女性でした。

女性を前に、眉美は気を失って倒れてしまいます。

【ネタバレ】アニメ『美少年探偵団』第3話あらすじ・感想

眉美だけが星を目撃できた理由

目を覚ました眉美は、車に乗せられていること、傍らで眠っている学が手を離そうとしないことに気がつきます。

車に乗っていたのはトゥエンティーズという組織の一員で、麗と名乗る妖艶な女性でした。

麗から家に忘れたはずの眼鏡を渡された眉美は、「抵抗をしないし、自分は何をされても構いません。この子だけは返してあげてください」と頼みます。

麗は誘拐した相手でありながらも、話を聞いてくれる人物だと眉美は考えていたのです。

田中泉

確かに路地裏で一度は助けてくれているし、殺せる状況で手を出していないのは交渉の余地はある…のかも?

眉美が必死に交渉しようとしている中、目を覚ました学は「その生き方は美しくない」と主張します。

それどころか、正体と目的を教えるよう麗に迫るのでした。

麗が所属する組織“トゥエンティーズ”は、クライアントから受けた依頼について必要以上に知ろうとしないことで依頼人を守ろうとしていました。

しかし、学はそれでは何も守れないのと同じだと指摘します。

さらに見てはいけないものを見た眉美を拘束したところで、他に見ている人物もいるはずだと伝えます。

学の主張に呆れた麗は、眉美が狙われている理由を話し始めます。

その日、軍事衛星が燃え尽きるのを目撃したのは“良すぎる”目を持つ眉美だけでした。

10年に渡って監視を続けていた組織も監視を解こうとしていたものの、美少年探偵団は1日で事実に辿り着いていたのでした。

1日で真実を明らかにした美少年探偵団に驚いた麗に、学は美少年探偵団の第四条「チームであること」を語り出します。

その瞬間、麗は飆太が自転車で車を追走していることに気がつきます。

停めた車にやってきた飆太は、トゥエンティーズが持っている携帯を見せつけます。

それは他の団員から奪ったということでもありました。

麗は長広との交渉で眉美、学、飆太の3人と団員3人の人質交換を約束します。

横にいた満は美少年探偵団の2人と眉美に手を出したら人質の命はない、と怒りを隠そうとしません。

一方、学は「中華な気分だから中華を作ってほしい」とマイペースです。

田中泉

殺される可能性すらある状況で「ひとつだけ確かなことがある。今夜中華料理を食べることだ」と言い切る学の強さはある意味見習いたいところでもあります。

良すぎる目が抱える、残酷な事実

人質交換の場として告げられた指輪学園に向かう車内で、眉美は学に「目のことを黙っててごめん」と謝ります。

田中泉

初対面で学が眉美の目を褒めたとき、怒っていたのは目に対するコンプレックスがあったためだったんですね。

目が良すぎるのは宇宙飛行士になるうえで武器になるのでは?という学の疑問に対し、眉美は「視力が良すぎるのは目を酷使すること。このまま酷使し続けたら20代で失明するかもしれないこと」を話し始めます。

そんな理由から、普段眉美は眼鏡で目を保護していたのでした。

良すぎる目によって宇宙飛行士の夢を諦めなければいけない眉美でしたが、学は「少年であることは夢を見ることであるけど、夢を諦めないことではない。何度でも夢を見ることはできる」と投げかけます。

指輪学園に到着した眉美は、麗から「目を使って罠があるか見つけろ」と脅されます。

美少年たちを売ればお金になるとたくらむ麗に眉美は怯えますが、ドアの向こうに少年3人、大人3人のシルエットがあることを伝えます。

田中泉

信じていたのにやっぱり悪い人だった!とはいえ、そう簡単に人質交換に応じる美少年探偵団ではないはず。

学がドアを開けると、そこには警察のヘリと警察官3人、美少年探偵団の3人が立っていました。

麗とやりとりしていたはずのトゥエンティーズの団員は、長広による声帯模写によるものだったのです。

こうして美少年探偵団は見事に事件を解決に導いたのでした。

夢を諦めた少女と、夢を見つけるまでの場所を提供する少年

翌日、眉美が廊下を歩いていると、捕まったはずの麗が待ち受けていました。

驚く眉美に、麗は「脱獄は趣味みたいなもの」と告げます。

麗が眉美のもとにやってきたのは、眉美を監視していた組織からのメッセージを伝えるためでした。

眉美が軍事衛星のことを黙っていれば、宇宙飛行士になるために将来力になってやると取引を持ちかけているとのこと。

しかし、眉美はただ一言「お断りさせてもらいます」と言い切ります。

夢を叶えるチャンスを棒に振った理由は、命がかかっているときにでさえ「美しくない」と主張する人物に倣ったため。

「心配しなくとも話すつもりはない。美少年探偵団は依頼人の方に守秘義務がある」という眉美の言葉に、麗はそのまま伝えると約束して去っていきます。

田中泉

最初はちょっと引いているところさえもありましたが、眉美もすっかり学の影響を受けている様子です。たった数日しか関わっていないのに、こまで影響を与える学だからこそ、あんな個性的なメンバーをまとめられているのかもしれませんね。

美少年探偵団の事務所を男装で訪れた眉美は、学に「美少年探偵団に入れてくれ」と直談判します。

良すぎる目を美しく使ってくれるはずだと期待した眉美に対し、学は「少年の心を持っているなら」と歓迎します。

学は満に歓迎パーティーの料理を、長広に歓迎のスピーチを、飆太にタップダンスを、創作に団員バッチを命じます。

10年に渡り追い続けた夢を失った眉美に、学は朗らかに「良いチームになろう」と呼びかけるのでした。

アニメ『美少年探偵団』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

眉美の「星を探して欲しい」という依頼は一見ロマンティックでしたが、その正体は隠匿されるべき軍事衛星でした。

10年にも渡って叶えられない夢を追ってきた眉美が出会ったのは、“美学”を守る少年、学でした。

新たに夢を見つけるまで美少年探偵団というチームに所属することとなった眉美は、これからどんな事件に出会うのでしょうか。

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