『美食探偵 明智五郎』第2話あらすじ・ネタバレ感想!帝都ホテル殺人事件にマグダラのマリアはどう絡んだのか

『美食探偵 明智五郎』第2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『美食探偵 明智五郎』公式ページ

帝都ホテルで若いカップルが毒殺された事件で、マリア(小池栄子)が関わっていることを知った明智(中村倫也)は、苺(小芝風花)を引き連れて調査に乗り出します。

そしてマリアの差し金で、恋人と浮気相手の殺害に関わることになった古川茜(志田未来)を探しに青森へ。

そこで明智たちは事件の真相に迫ります。

一方で「あなたは絶対に捕まらない」と茜に断言するマリアは、明智が自分のことを見つけてくれるのを今か今かと待ち受けます。

明智とマリアが顔を合わせた時、マリアがした誓いとは?

さらに物語が動き出す必見の第2話です。

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『美食探偵 明智五郎』前回第1話のあらすじと振り返り

変な髪型で今時ループタイをつけ、日々食のことだけを考えている超変わり者の探偵・明智五郎(中村倫也)は、とある依頼人の主婦(小池栄子)と出会います。

明智は夫の浮気調査を依頼してきた彼女に言います。

「本当のあなたを自由に解き放つべきだ」と。

すると、彼女は夫を殺害した後姿を消してしまいます。

その後、彼女は『マグダラのマリア』として明智の前に姿を現します。

マリアは人を殺したい人を探して殺人を演出し始めていました。

明智は近所の弁当屋・小林苺(小芝風花)と共にマリアが起こす事件と関わりながら、彼女を追うことに。

明智はマリアを止めることができるのでしょうか?

【ネタバレ】『美食探偵 明智五郎』第2話あらすじ・感想


カップル殺人事件

老舗高級ホテル・帝都ホテルで、若いカップルが毒殺されるという事件が起きました。

偶然そこに居合わせた明智(中村倫也)は、独自に調査を開始します。

捜査一課から得た情報で、毒物はシアン化合物でルームサービスのモーニングに混入された可能性が高いことがわかりました。

このモーニングはフレンチトーストが名物になっています。

支配人から当日の宿泊者名簿を見せてもらった明智は、そこに『マグダラのマリア』という名前を見つけ、その人物の特徴をホテル従業員から聞き出すなど、この女性のことを妙に気にしていました。

ルームサービスで供されたモーニングに、どうやって毒物が混入されたのか?

明智は小林一号(苺・小芝風花)を厨房に潜入させタイミングを調べますが、厨房で入れられた様子はありませんでした。

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『マグダラのマリア』これが明智の宿命の相手となる女性です。初めは普通の主婦として浮気調査をして欲しいと明智を訪ねてきました。明智は彼女に惹かれ、彼女のパンドラの箱を開けてしまったのです。

ないはずのリンゴ

「やぁ困った。」

明智はフレンチトーストを食べてみて、あることに気がつきます。

それは、ふんわり優しい味のフレンチトーストでは強烈な刺激があるシアン化合物が混ざっていれば、口に入れた瞬間吐き出してしまうだろうことです。

捜査一課の高橋(佐藤寛太)のタレコミによれば、被害者の胃の中にはリンゴが含まれていたとのことですが、明智の皿にりんごは見当たりません。

そもそも、人を殺すのに失敗する可能性の高い毒殺を選ぶのは、よっぽどの馬鹿か殺人者である自分をアピールしたい人のどちらかです。

厨房で混入したのでないのなら、この部屋で混入された可能性が高いのですが、一体どうやって入れたのでしょうか?

2人が事務所に戻ると、明智家の執事と名乗る男性がやってきました。

「奥様が坊ちゃまと食事をしたいからお連れしろと」

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明智は大手百貨店創業家の御曹司です。普段実家とは関わりがないようですが、3代に渡り利用している帝都ホテルに寄ったことで実家に連絡がいったことで、母から呼び出しがあったのです。

明智(中村倫也)と母

老舗大手百貨店の創業家である明智家の料理に興味津々の苺ですが、明智本人はあからさまに嫌そうな顔をしています。

よろしければ一緒にと誘いを受け、苺は遠慮なく明智と一緒に明智家に出向きました。

苺の想像通りの長いテーブルの向こうには、明智の母(財前直見)が座ります。

「久しぶりね、五郎」

しかし、明智と母はあまり仲が良くなさそうでした。

母は探偵を仕事と認めておらず、跡取り息子がフラフラ遊んでいてみっともないと考えているのです。

五郎の祖父が息子をこんな風にしてしまったと嘆く母。

明智はそれに反発します。

長居は無用と席を立つ明智ですが、苺は美味しそうな料理を一口だけ食べたいと慌てて口に入れ、それができたてだったので熱々でした。

「あっちぃ!」

その様子を見た明智はあることに気がつきます。

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明智と母の間には何か深い確執がありそうです。探偵業を認めず、祖父の育て方は失敗したと息子に言う母とは確かに仲良くなれなそうですが、母は陰で「顔が見られただけで十分」と息子を嫌っている様子ではありませんでした。

熱々のリンゴジャム

犯人はなぜわざわざ朝に犯行を行ったのか。

それは、朝食じゃないと出せないものに毒を混ぜたからです。

そして、死亡検案書によれば、被害者の舌には若干の火傷があったとのこと。

このことから、犯人はできたてを売りにして毒を混ぜた熱々のリンゴジャムをサーブしたのではないかというのが明智の推理です。

その明智の推理を聞いた上遠野警部(北村有起哉)は、明智の推理も鈍ったと鼻で笑いました。

なぜなら被害者は一緒に殺された女性とは別の女性と交際しており、もしその女性が従業員を装って部屋に入ってきたなら、被害者が気がつかないわけがありません。

しかし明智は、毒リンゴジャムを食べさせたという推理を譲りません。

犯人は面倒でもこのやり方にこだわったのです。

「僕の推理が正しければ、この犯人。今捕まえないと大変なことになる」

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明智はすでに実行犯をマグダラのマリアと断定しています。自分がマリアを変貌させた責任を感じている明智はなんとしても自分の手でマリアを止めたいのです。マリアは明智が来るのを待っています。

リンゴ農園

明智は苺にホテルの朝食でリンゴジャムを乗せられたらどう思うか尋ねます。

苺は、今時そんなので喜ばないし、そもそもリンゴジャムをその場で煮るには時間的に無理があると答えます。

すると、警察から被害者の胃の中にあったリンゴが加熱したものであったことと、被害者が交際していた古川茜(志田未来)が青森の同級生でリンゴ農園の娘であったことを知らされます。

明智はすぐさま苺を連れて青森へ飛び、茜のいるリンゴ農園を訪ねます。

明智はリンゴ狩りをしたいと申し出ますが、茜は今はやっていないと言い、そそくさと家の中に入ってしまいました。

茜の祖父はここでしか作っていないという『あかね』という品種のリンゴを分けてくれました。

祖父は亡くなった茜の母同様、突然東京に行って帰ってきた孫娘を心配しています。

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犯人が身が硬くてすぐに煮えないリンゴをわざわざ被害者に出したのは、マリアなりのメッセージが込められているのでしょう。茜がリンゴ農園の娘だからリンゴじゃないといけなかったのです。

あかね(志田未来)のジャム

明智は苺に、茜を含めた色々な種類のリンゴでジャムを作らせました。

その中で一番早く綺麗に仕上がったのはあかねで作ったジャムでした。

「悪くない」

茜は東京からちょっと変な人が来たとマリアに報告します。

マリアはあなたが捕まることはないから、その人に全部話してと茜を促します。

「アダムは私に会いたくて北の町に来たのね」

マリアは嬉しそうに独り言を放ちます。

明智は茜にある女性を探しているが、彼女のことを教えて欲しいと茜に尋ねますが、茜は何も知らないと首を横に振るばかりです。

「私は捕まらない。殺してない…」

苺が自分が捕まらなければそれでいいのかと詰め寄ると、茜はこう返します。

「都会でリンゴを食べてる人は、この地でリンゴを作ってる人の気持ちがわかるわけない」

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つまり、茜は東京で殺された恋人のことを指しているのです。茜と被害者との間に、一体何があったのでしょうか。それは殺さなければいけないほどのことだったのでしょうか?

恋人に送っていたジャム

茜と被害者は幼馴染で、高校1年の時に茜から告白して付き合い始めました。

2人はずっと一緒にいようと約束をします。

そして、彼は大学進学を機に東京へ。

茜は青森に残り、遠距離恋愛が始まります。

しかし、彼は上京後すぐに大学を辞め、夜の仕事を始めます。

1人暮らしの彼のために毎月小包を送っていた茜。

そこには必ず母から教わったリンゴジャムを入れていました。

ある日、茜は彼のSNSで別の女と一緒に写っている写真を見つけます。

その後、その女がリンゴジャムをクラッカーに乗せて、おしゃれにSNSで投稿しているのも見つけました。

茜は何年もその女のためにリンゴジャムを煮ていたのです。

彼はきっと母親からの荷物だとでも言っていたのでしょう。

「だから私、その女を殺してやろうと思って」

そんな時にマリアが現れ、自分の代わりに毒を入れてくれたのだと言います。

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確かに自分が丹精込めて作ったジャムを他の女に自分のもののように扱われ、食べられるのはさぞかし屈辱的だったでしょう。しかし、茜は「彼まで殺すつもりはなかった」と言いました。二股をかけた彼の方が罪が重いと思うのですが、女は恨みを女に向けるものです。

愛していたから殺した

茜は、彼は絶対にリンゴジャムを出されても食べないと思っていました。

しかし、彼は食べました。

茜が送ったジャムは食べなくても、高級ホテルで出されたジャムは食べたのです。

茜にとってこれほど悲しいことはありません。

しかし、料理とはそういうもので、同じ味付けでも演出によっていくらでもその価値は変わるものだと明智は言います。

「あなたはこのリンゴを魔女の毒入りリンゴに変えてしまった」

苺はどうして愛している人を殺そうとしたのかと再び詰め寄りますが、茜は愛していたから殺したのだと返します。

「女ってそういうものでしょう?」

茜はカップル殺人の重要参考人として警視庁に任意同行を求められました。

しかし、茜は直接手を下したわけでもなく、ただ殺したいと思っていたのをどこかの誰かが代わりに殺しただけなので、殺人教唆にもならず、罪には問われないでしょう。

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彼がリンゴジャムをただ消費していると知った時、本当は見切りをつけるべきでした。彼も彼で、ただ一言別れようと言っていれば、シアン化合物などという劇薬で苦しんで死なずに済んだのです。げに恐ろしきは女心。もっとも恐ろしいのはその女心を利用する殺人鬼ですが。

アダムとイヴ

その“どこかの誰か”は明智の事務所で明智が帰るのを待っていました。

「おかえりなさい。名探偵さん」

「どうしてこんなことを?」

明智は率直に尋ねます。

「どうしてかしら。みんなそうでしょ?」

マリアは、みんな頭の中では人を殺していて、それをするのが妄想なのか現実なのかの違いだけなのだと答えます。

「私は今、幸せなの」

マリアにとっての幸せはただ人を殺すこと。

明智がその禁断の果実を食べさせてくれたのだと、マリアは感謝します。

「僕は、あなたを救いたい」

しかし、マリアは明智こそこっち側の人間になるべきだと考えています。

「その前に世界中の人間を殺してしまわないと」

明智とマリアがアダムとイヴになるために。

気がつけば、マリアの姿は消えていました。

『美食探偵 明智五郎』第2話まとめ

明智に禁断の果実を与えられたマリアは、完璧な(?)殺人鬼となって再び明智の前に姿を現しました。

マリアは言います。

殺したいのは誰でも同じ。それが妄想か現実かの違いだけ。

筆者はその極端な考えには異論がありますが、誰しもつつけば落ちる崖っぷちに立たされていることは理解できます。

マリアはそういった人の背中を押してまわるつもりのようです。

それを止められるのは明智だけです。

明智と母のギクシャクした関係も気になりますね。

これから明智とマリアの人生にどう関わっていくのか注目したいと思います。

次回は、とあるフレンチレストランでの不審死から明智がマリアに迫ります!

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