『バベル九朔』第3話あらすじ・ネタバレ感想!バベルの世界に行った親友・後藤を満大は救えるのか!?

『バベル九朔』第3話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『バベル九朔』公式ページ

ある日、満大(菊池風磨)は郵便受けに封筒が届いているのを見つけます。

それはシナリオコンクールの審査結果でした。

そこへ、同居人の後藤(髙地優吾)がバイト先から興奮気味に帰ってきました。

後藤はバイト中にかつて満大と後藤の自主映画でヒロインを務めた涼子(鳴海唯)を見かけたと言うのです。

後藤は初恋の相手でもある涼子との久しぶりの再会に浮足立ちます。

一方で満大はコンクールに落選したことで落ち込み、脚本は辞めると言い出します。

一緒に夢を追いかけていた後藤はそんな満大の言葉を受け入れられず部屋を飛び出し、その後連絡が取れなくなってしまいました。

後藤がバベルに入り込んでしまったのかもしれないと思った満大は倉庫の鍵を開けます。

するとバベルには後藤と涼子、そして満大自身の姿があったのです。

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『バベル九朔』前回第2話のあらすじと振り返り

都会の片隅に建つビル「バベル九朔ビルヂング」の管理人をすることになった九朔満大(菊池風磨)。

彼はビルの地下室から現実と似ているものの、現実とは違う世界「バベル」と、現実世界とを行き来できることがわかりました。

バベルは、叶わぬ夢を見ること=人の無駄な時間をエネルギーとしています。

4階のテナントさんである探偵の四条さん(池田鉄洋)は、夢を諦めたことでバベルに狙われています。

怪物は四条さんの娘に扮し、言葉巧みに四条さんを誘惑します。

四条さんを現実世界に戻すには、何でも叶うバベルの世界は現実ではないとわからせることが必要です。

満大は、四条さんを戻すために彼のことを調べると、実は四条さんの娘はすでに亡くなっていました。

満大は四条さんに現実を突きつけ、亡き娘と誓ったことを思い出させ、四条さんを無事現実世界に戻すことに成功します。

【ネタバレ】『バベル九朔』第3話あらすじ・感想


自主映画

高校時代、満大(菊池風磨)と後藤(髙地優吾)は自主映画『裏切りの季節』を製作しました。

後藤がメガホンを取り、満大が脚本と主演を務め、ヒロインは涼子(鳴海唯)という女の子が務めました。

涼子は美人で雰囲気のある子だったので、皆の憧れの的でした。

そこから満大と後藤の友情は続き、2人の夢も続いています。

27歳になりまだ夢の途中にいる満大。

ある日、ポストを覗くと、1通の封筒が届いていました。

シナリオコンクールの結果通知です。

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高校を卒業してから10年近く。2人の年齢は若くても、崖っぷちに立たされています。

涼子との再会

満大が結果を見る前に、後藤が息を切らせてバイトから帰って来ました。

何やら興奮している様子。

聞くと、後藤がティッシュ配りのバイトをしている時、自主映画でヒロインを務めた同級生の涼子を見かけたとのことでした。

しかし涼子は大阪で就職していたと満大は聞いています。

その真相を確かめるために、後藤は4階のテナントさん四条さん(池田鉄洋)に調査を依頼します。

「俺、今度涼子に会ったら告白する!」

後藤は映画が完成したら告白しようと思っていたのですが、結局できずじまいで卒業してしまいました。

「俺の中で『裏切りの季節』は終わってないんだ」

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涼子への想いが再燃してしまった後藤。かなり先走っています。バベルの餌食になるフラグが立っています。

脚本家はやめる

しかし四条さんの調査では、涼子は結婚のために上京してきたとのこと。

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後藤は涼子に会う前に失恋してしまいました。

後藤は気を取り直して、満大の審査結果を尋ねます。

結果は1次審査落選。

満大は、もう限界を感じていました。

「俺以外に脚本家探した方がいいよ」

後藤は満大ならまだ書けると慰めますが、満大のモチベーションは下がったまま。

「コンクールに落ちたくらいでスネてんじゃねぇよ!」

失恋したイラだちもあって、後藤は声を荒げてしまいました。

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しかし後藤もこれまでの10年を無駄にしたくないのです。引き下がるわけにはいきません。

「悪い。もう決めたんだよ」

満大の意思が変わらないと知った後藤は、部屋を出て行ってしまいました。

ビルの周りにはカラスが鳴きわめいていました。

もう1人の満大

翌朝になっても後藤は帰ってきませんでした。電話も繋がりません。

嫌な予感がした満大は、地下倉庫の鍵を開けます。

すると、満大はバベルの中に入っていました。

5階に行ってみると、後藤が涼子の写真を撮っているところでした。

後藤は嬉しそうに、涼子が婚約者と別れて自分のところに来てくれたと話します。

涼子は、初めて会った時から後藤のことが好きだったと言います。

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もちろん、この涼子は本物ではありません。後藤の心の隙間を狙ったバベルの刺客です。

すると、満大の背後に近づいてきた人物がいました。

振り向くと、なんと満大と同じ姿をしています。

もう1人の満大は否応なしに満大の首を絞めてきました。

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後藤は満大が脚本家をやめると言ったせいで、監督になる夢を諦めていたのです。そのことでバベルに狙われてしまいました。

何とか振り切って屋上に逃げ出すと、謎の少女(川上凛子)がいました。

後藤は、涼子と付き合いたいという願望だけでなく、他にも叶えたい夢があると言います。

すると、どこからか咆哮が聞こえます。

四条さんを食えなかったことで、バベルがかなり腹を空かせていると言うのです。

後藤があの言葉を言わせられるのも時間の問題です。

後藤に現実をわからせるための調査の時間がないと少女は心配しますが、満大にとってはその必要はありません。

「健のことは俺が一番よく知ってる」

満大の秘密

5階に戻ると、ニセ涼子が後藤に「ずっとここにいる」と言わせようとしているところでした。

満大はそれをさえぎり、ここは現実ではないと後藤を説得します。

涼子は初めて会った時から後藤のことを好きだったと言いますが、そんなわけはないのです。

なぜなら、高校時代の涼子は満大と付き合っていたからです。

後藤の涼子への気持ちを知っていただけに、満大はそのことを後藤に隠していました。

すると、現実への扉が開きます。

moyoko

きっと、後藤もそのことを知っていたのでしょう。それを知っていて後藤はバベルでの涼子を受け入れたのです。

「この道を進め!そうすれば現実に戻れる」

「なんのために?」

moyoko

確かに…後藤にとっては現実は厳しいことばかりです。満大も言葉が出てきません。

俺はここにいる

後藤は、満大が自分に何も言わずに脚本家への道を諦めたことが許せませんでした。

「なんでいつも自分で決めちまうんだよ!」

映画を撮った時も、勝手に脚本を変えて演じた部分もありました。

涼子のことにしてもそうです。

満大が何も言わないことに、後藤はずっと寂しい気持ちを抱えていました。

「だけど、俺はお前を友達だと思ってた」

「俺は友達だよ」

満大もそう返しますが、後藤にはニセ涼子とニセ満大の言葉しか聞こえないようです。

満大が止めるのも聞かず、後藤はついにあの言葉を口にしてしまいました。

「俺はここにいる!」

その言葉が発せられた途端、現実の扉は閉ざされ、闇の中から触手が伸びきて後藤を捉えました。

moyoko

現実の扉が光に包まれているのと反対に、バベルへの扉は黒く、とても嫌な感じがします。絶対にそちらへは行きたくない感じです。

消えた後藤

満大は後藤の腕を掴み、バベルに引き込まれないようにしますが、その甲斐なく後藤はバベルに飲み込まれてしまいました。

moyoko

後藤を飲み込んだバベルはメーターが上がります。後藤はバベルに食われてしまいました!かわいそうに…。

気がつくと、満大は現実に戻っていました。

地下倉庫で倒れていた満大を、テナントさんたちが心配しています。

「健は!?」

「誰ですか?その人は」

皆、後藤のことを忘れていました。

満大は1人で住んでいることになっているし、部屋にも彼がいた形跡がありません。

高校時代に撮った写真からも後藤の姿が消えていました。

「俺のせいで、健が…」

『バベル九朔』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

満大と共に夢を追うためにバベル九朔に住んでいた、満大の親友・後藤がなんとバベルの犠牲者第一号となってしまいました!

後藤がバベルに取り込まれた時、少女以外にもう1人謎の人物がそばにいました。

彼は一体何者なのでしょうか?

後藤は今後現実に戻ってこれないのでしょうか?

これから誰が犠牲になるのか、予想がつきません!

次回は1階のレコード店を営む市川さん(アキラ100%)のお話です。

彼もワケアリのようですので、バベルの犠牲にならないことを祈ります!

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