『バベル九朔』第2話あらすじ・ネタバレ感想!バベルの秘密を知った満大は、四条を助けるために奮闘するが…?

『バベル九朔』第2話あらすじ・ネタバレ感想!バベルの秘密を知った満大は、四条を助けるために奮闘するが…?

出典:『バベル九朔』公式ページ

都会の片隅に建つビル「バベル九朔ビルヂング」の管理人をすることになった九朔 満大きゅうさく みつひろ(菊池風磨)。

彼はビルの地下室から現実と似ているものの、現実とは違う世界「バベル」と、現実世界とを行き来できることがわかりました。

バベルは人の無駄な時間=叶わぬ夢を見ることをエネルギーとしています。

4階のテナントさんである探偵の四条さん(池田鉄洋)は、夢を諦めたことでバベルに狙われていました。

怪物は四条さんの娘に扮し、言葉巧みに四条さんを誘惑します。

四条さんを現実世界に戻すには、なんでも叶うバベルの世界は現実ではないとわからせることが必要です。

満大は、四条さんを戻すために彼のことを調べ始めました。

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『バベル九朔』前回第1話のあらすじと振り返り

脚本家になることを夢見る青年・九朔 満大きゅうさく みつひろ(菊池風磨)は、執筆に専念するため1年間限定でビルの管理人をすることを条件に、高校時代からの親友・後藤(髙地優吾)と共に雑居ビル「バベル九朔ビルヂング」にやってきました。

そこにいたのは風変わりで一目で繁盛していないと分かるテナントさんたち。

ある日、ネズミの駆除を頼まれた満大は地下の物置部屋を開けると突然強い光に包まれ気を失ってしまいます。

目を覚ますと、目の前には白い服の少女が…。

少女曰く「ここは現実じゃない、バベル。」

満大が迷い込んだのは、現実と似ているようで全く違う世界です。

そこには、顔がない怪物やカラス女が住んでいて、人を食おうとしていました。

怪物たちは、ビルの4階に入っている四条さん(池田鉄洋)を狙っていたのです。

四条さんは一体どうなってしまうのでしょうか?

【ネタバレ】『バベル九朔』第2話あらすじ・感想


父の教え

都会の片隅にある雑居ビル「バベル九朔ビルヂング」の管理人をすることになった脚本家の卵である九朔満大(菊池風磨)。

彼の前の管理人は父の勝(上地雄輔)でした。

満大が子供の頃、勝は「誰かに必要とされる人になりなさい」と言っていました。

困っている人を助けて、人が嫌がるようなことを率先してできるような人になって欲しいと。

しかし、まだ夢を追っている途中の満大は誰かに必要とされているとは言い難い状況です。

満大がふと目を覚ますと、地下の倉庫の前で寝ていることに気がつきます。

そして地下1階でスナック「ハンター」の千加子ママとその息子が満大を覗き込んでいました。

moyoko

第1話はバベルから抜け出すために屋上から落ちたところで終わっています。バベルの屋上から落ちるとビルの地下に戻って来るという仕組みのようです。

現実では朝になっていました。

変な夢を見たと思っていた満大ですが、四条さん(池田鉄洋)の姿がありません。

moyoko

四条さんはバベルに行ったままになっているようです。どうなってしまうのでしょうか?

再びバベルへ

もしかして、バベルのことは夢ではない…?

満大はまさかと思いながらも、同じ手順で地下倉庫の鍵を回します。

すると、まばゆい光に包まれ、満大は再びバベルに入り込んでいました。

満大は4階に行って四条さんにここは現実ではないと説明しますが、四条さんは笑い飛ばします。

四条さんは宝くじが大当たりしたので、仕事を辞めて娘と2人で悠々自適に生活するため、事務所を畳む準備の真っ最中です。

四条さんの娘・紗耶香は探偵事務所の看板を捨てようとしているところでした。

満大は四条さんを説得しようとしますが、聞く耳を持ちません。

紗耶香はそんな満大を睨みつけます。

moyoko

めちゃくちゃ怖い顔で満大を睨む紗耶香。彼女はバベルの人間なのでしょうか?

バベルが欲するもの

満大は白い服の少女(川上凛子)を探し出し、バベルとは何なのか尋ねます。

「バベルは夢ではなくて、かといって現実でもない、現実のすぐ裏にある並行世界だ。」と語る少女。

このバベルを保つためにはエネルギーが必要です。

そのエネルギーとは、人が持つ無駄な時間でした。

「夢です。叶わない夢を追いかけるのは無駄でしょ?」

moyoko

叶わぬ夢を追うのは無駄と、バッサリ切られると胸が痛くなります…。

バベルは夢を諦めた人の「これまでの無駄な時間」をエネルギーとします。

バベルに食べられたら2度と現実には戻れないどころか、存在自体が「無」になってしまうと言います。

しかしある言葉さえ言わなければ、食べられないとのこと。

「僕はここにいる。」

少女はこの言葉は絶対に言ってはいけないと満大に忠告します。

moyoko

なんでも叶う場所のバベルでこの禁句を言わないのはかなり難しそうです。

バベルから助ける方法

バベルはその人の付け入る隙を見つけては禁句を言わせようとします。

紗耶香は、四条さんにそれを言わせるために遣わされた怪物です。

moyoko

今の四条さんなら、紗耶香にほだされてすぐに「僕はここにいる」と言ってしまいそうです…。

四条さんを現実に戻す方法はただ1つ。

このバベルが現実ではないとわからせることです。

しかしそれは簡単なことではありません。

誰だって厳しい現実より、楽なバベルの世界にいたいはずだからです。

「あんたが助けて…」

少女は、唯一バベルを行き来できる満大にしか四条さんを助けることはできないと言います。

「管理人でしょ?みんなの面倒を見るのが仕事でしょ?」

でも、どうやって現実に戻るのでしょう?

満大は考える暇もなく、少女に窓から突き落とされました。

moyoko

バベル九朔ビルヂングの管理人は他のビルの管理人よりやることが多そうですね。

四条さんの現実

満大は現実に戻って、事務所に入ったり、一番古いテナントさんの蜜村さんに話を聞くなどして四条さんの過去を探ります。

そしてバベルに戻り四条さんに現実をつきつけます。

「そこにいる紗耶香ちゃんはもう存在しない」

実は紗耶香は17年前に交通事故で亡くなっていました。

そのことがきっかけで奥さんとうまくいかず、離婚してしまいます。

事務所に飾ってあった写真には2003年という日付が入っていました。

moyoko

本当なら紗耶香は32歳になっているはずなのです。少女の姿をしているわけがありません。でも、四条さんが現実と向き合いたくない気持ちもわかりますね。

すると、ドアが開き現実への道が開きました。

しかし四条さんは動こうとしません。

ニセ紗耶香は四条さんに「ここにいて」と懇願します。

四条さんが「僕はここにいる」と言いかけた時、満大は言わせまいとして四条さんに問いかけます。

「紗耶香ちゃんとの約束はどうするんですか!」

親子の絆

四条さんはかつて大手探偵事務所にいました。

仕事は浮気調査ばかりで嫌気がさしていたところ、紗耶香が自分の納得のいく仕事をして欲しいと四条さんの背中を押します。

「楽しそうに仕事をしているパパが大好きだから…」

それで立ち上げたのがこの「ホークアイエージェンシー」です。

誰かを悲しませる仕事は受けない。

それが紗耶香と作ったルールでした。

そしてその看板は紗耶香が作ったものです。

moyoko

本物の紗耶香ならそんな大事なものを簡単に捨てるはずがないのです。

看板はいわば紗耶香との絆の証です。

「そんな大切なもの無くしてしまっていいんですか?」

その言葉で四条さんは目が覚めたのか、現実への扉へ向かって歩き出しました。

「ありがとう満大くん」

四条さんを失ったニセ紗耶香は怪物に変身し、満大を追ってきます。

moyoko

この人間から怪物に変身する瞬間が本当に嫌な表現で、ゾワっとします!

九朔家の血

四条さんを助けたものの、これで良かったのか少し不安になる満大。

しかし、普通の人はバベルでの記憶を覚えていられないとのこと。

だけど、満大は別です。

「九朔家の血を継いでるから」

「君は誰なの?」

少女は答えることなく満大を突き落としました。

「運命だよ、これは」

moyoko

そう言う少女の頭を撫でる人物がいます。もしかして満大の父親とか?

現実に戻った四条さんは2日間の記憶が全くありませんでした。

だけど、もう探偵の仕事を辞めようとはしていません。

「こういうことなのかな…」

満大は自分の存在意義について考え始めました。

『バベル九朔』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回はバベルがどんなところなのか、その詳細があきらかになりました。

バベルが必要とするもの、それは人間が叶わぬ夢を追い続ける無駄な時間です。

「無駄な時間」と言われると、グサッときますね。

しかし満大は「夢を追うのを諦めることを諦めさせる」存在です。

バベル九朔ビルヂングの管理人は他の管理人と違って荷が重いですが、それが九朔家の運命だということで、一体どういうことなのか気になります!

次回は満大の同居人である後藤のお話。

共に夢を追う満大と後藤の間に亀裂が走ってしまいます。

満大は後藤を救うことができるでしょうか?

次回も見逃せません!

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