『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第15話あらすじ・ネタバレ感想!ポートレイトでそれぞれの秘密が明らかに?

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第15話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』公式ページ

いよいよ旗揚げ公演に向け、通し稽古も始まったMANKAIカンパニーの秋組。

バディものを演じるのにメインの2人の相性は最悪のまま。

果たして無事に公演を成功させられるのでしょうか?

田中泉

14話では手錠でつながれたまま走ってひったくりを捕まえる…。なんてとんでもない展開がありましたが、そう簡単に仲良くなるわけではないのが万里と十座ですね。

衣装合わせもあり、公演が着実に完成しつつある秋組ですが、またしても波乱の予感?

さっそく15話のあらすじを見てみましょう。

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『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』前回第14話のあらすじと振り返り

リーダー、旗揚げ公演の演目が決まり、本格的に始動したMANKAIカンパニーの秋組。

演目はマフィアのバディを描いたものですが、リーダーであり主演の万里と相棒役の十座の間では未だ喧嘩が絶えません。

その状況をなんとかしようと、左京は2人の手を1つの手錠で拘束するという荒療治に。

ますます仲が険悪になるかと思われるも、その状態で万里と十座はトラブルを解決し無事に手錠を外してもらうのでした。

【ネタバレ】『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第15話あらすじ・感想

衣装合わせと太一の初恋

春組、夏組に続き、本番までの時間も少ないことから秋組も朝練が始まりました。

十座がしっかり起きて練習場に向かう一方、万里は向かおうとしません。

朝練を終えた秋組が臣の作る朝食を食べようという時に、ようやく万里がやってきます。

朝練に来るよういづみは注意しますが、「そんなことしなくても余裕」と万里は聞く耳を持ちません。

秋組の衣装合わせは、これまでと同じく幸が担当することに。

スーツなどをリメイクして作ったため、これまでよりも早く完成させられた様子です。

田中泉

万里と十座をネオヤンキーとテンプレヤンキー、臣をオカン、太一をバカ犬、左京を銭ゲバヤクザ…今回も幸のあだ名センスは絶好調ですね(笑)

太一は悪態をつきながら衣装を確認している幸を見て、女の子なのに“俺”と言っていたこと、太一を“チビ”だとからかっていたことが初恋の人に共通していると呟くのでした。

衣装合わせをしていると、左京の子分である迫田が「例のブツ」といって段ボールを持ってきます。

中には劇中で使うモデルガンがたくさん入っており、本物かと見間違えるほど…。

そのとき、支配人が慌てた様子で駆け込んできます。

その手には、「秋組公演を中止しろ」と書かれた脅迫状が握られているのでした。

ポートレイトへの挑戦

秋組が練習していると、春組、夏組の演技指導をしていた雄三がやってきます。

もともと顔馴染みだった左京はうんざりした様子ですが、ちょうど通し稽古をやっていたために1度見てもらうことに。

通し稽古を見た雄三は、秋組に「自分を出していないこと」を指摘します。

「偽りの人間にウソの役塗り重ねても薄っぺらいだけ。」「生の人間がつくウソだから、芝居はおもしれぇんだ。」と伝えた雄三は、秋組全員に“ポートレイト”をやるよう呼びかけるのでした。

ポートレイトとは、構成や脚本を全て自分1人で行う、1人芝居のこと。

さらに秋組は「人生最大の後悔」をテーマにしたポートレイトを、雄三の知り合いの劇団の前座で上演、アンケートにて投票して順番をつけることになりました。

田中泉

演技はもちろんですが、構成や脚本まで自分1人で行うのはかなり試されそうです。

準備のため、思い悩みながらポートレイトを作る十座に対し、左京は「言いたいことを集めて、そこから削っていく。」ようにアドバイスします。

一方で至とゲームをしている万里は、準備に全く手をつけていないことを明らかにします。

「話なんて盛ればいい」と余裕を見せている万里に対し、至は「話を盛っても監督さんの目はごまかせない」と忠告するのでした。

田中泉

春組公演のときは退団しようとしたり、ゲームを優先していた至が言うと、重みがあります。監督に対する信頼感がうかがえたのは至も成長があったからなのでしょうか。

左京と臣、それぞれの思い

練習やポートレイトの準備に励む仲間のため、夜食としてスコーンを作る臣。

焼き上がるまでの間、いづみにポートレイトを見て欲しいと頼みます。

同時刻、劇場では左京がステージでポートレイトの練習をしていました。

母子家庭で育った左京は、幼い頃1人ぼっちの家に帰りたくないという理由からMANKAIカンパニーの稽古場を外から眺めていました。

そんな左京は、ある女の子に引っ張っていかれて稽古場に足を踏み入れます。

それが、左京と演劇の出会いでした。

いろいろなことを教えてもらった左京は、いつしか演劇をやりたいと思うようになります。

稽古場に連れて行ってくれた女の子は、劇団の主宰者の娘でしたが、一緒に過ごした時間は彼女が東京に来ていた1週間だけでした。

田中泉

いづみと左京は、幼いときにすでに会っていたんですね。左京が演劇を志す大きなきっかけを作っていたとは…。

しかし左京はヤクザとして働くようになり、劇場から足が遠のいてしまいます。

その間に寂れていくMANKAIカンパニーにできることといえば、存続のために金を貸すことだったのです。

一方で臣が演劇を志したのは、亡き友人、那智の「役者になりたい」という意志を叶えようとしたためでした。

かつては暴走族“ヴォルフ”の総長で“狂狼”と呼ばれる地元最強のヤンキーだった臣。

ある日、臣は暴走族同士の抗争によって全治1週間の怪我を負いますが、同じ組の総長だった那智は打ち所が悪く、命を落としてしまいます。

数年後の命日にお墓参りに行った臣は、そこで那智の両親に出会い、那智が役者を目指していたことを聞かされます。

田中泉

万里と十座の喧嘩を止められていたのは、自分もかつて暴走族で強かったからなんですね。今でこそ穏やかで料理上手な臣の意外な素顔が明らかになりました。

夢を持っていない自分が生き残り、役者になることを志していた那智がなぜ死んだのか…?

そんな思いから、自分が役者になれば那智も浮かばれるのではないかと考えた臣。

真剣に演劇に向き合っている十座と那智を重ねて見ていることから、自分以外の誰かの夢を叶えるために演技をしていると知られたら、軽蔑されるのではないかと不安に感じていると話します。

しかし、「きっかけはそうであっても、今自分が演劇を楽しんでいるなら2人の夢でもあるし、何よりも臣の夢」といういづみの言葉に臣は背中を押されるのでした。

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第15話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

自分を出しすぎていた夏組とは反対に、自分を隠していた秋組。

その状況を変えるべく、雄三からポートレイトという課題を出されました。

それぞれの「人生最大の後悔」から、彼らはどんな成長を見せるのでしょうか?

次週は左京、臣以外のポートレイトも見られるはず。

キャラクターの素顔がどんな形で描かれるのか楽しみですね。

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