2021年に公開予定のMCU、DCEUシリーズのアメコミ映画7作品を見どころ交えて徹底解説!

2021年に公開予定のMCU、DCEUシリーズのアメコミ映画7作品を見どころ交えて徹底解説!

こんにちは!ミルトモライターのイッシーです。

この記事では2020年に引き続き、2021年に公開されるアメコミ映画についての記事を書いています。

2020年に公開予定のMCU、DCEU、SUMC、X-MENシリーズのアメコミ映画7作品を見どころ交えて徹底解説!

2021年は意外な作品の公開が決定した結果、2020年よりもさらに充実したラインナップとなっています。

そして、2020年と比べて2021年は過去作の続編やリブート版がほとんどだということも特徴です。

さらに、2020年はSUMCの新作がありますが、2021年はSUMCがありません。

では、2021年に公開されるMCU、DCEUの作品を、MCUから順番に挙げていって見どころを述べていきます。

2021年に公開されるMCU、DCEUシリーズ作品

2021年に公開されるMCU、DCEUは全部で7作品あります。

MCUが4作品、DCEUが3作品となっており、どちらも作品数が増え、今まで以上に見逃せないラインナップとなっています。

では、7作品を挙げていきます。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)

  • 『シャンチー レジェンド・オブ・テンリングス(原題)』
  • 『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』
  • 『スパイダーマン3(仮題)』
  • 『ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)』

DCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)

  • 『ザ・バットマン(原題)』
  • 『ザ・スーサイド・スクワッド(原題)』
  • 『ブラックアダム(原題)』

では、それぞれの作品ごとに見どころをたっぷりと述べていきます。

2021年公開のMCU作品の見どころを紹介

『シャンチー レジェンド・オブ・テンリングス(原題)』2021年2月12日全米公開

MCUでは初のアジア人ヒーローでカンフーの達人です。

MCUでは白人ではないヒーローを主人公とした映画だと、黒人ヒーローを主人公とした『ブラックパンサー』という作品が公開されました。

イッシー

『ブラックパンサー』自体はもともと原作コミックでの人気も高かったので映画化されるのも分かる気がしますが、あまり有名ではないであろうアジア人のヒーローを主人公とした作品が作られると知った時には驚きました。

この作品の注目ポイントとしては、副題が「レジェンド・オブ・テンリングス」となっていることです。

直訳すればテンリングスの伝説と訳せることからも分かる通り、テンリングスというのがキーワードです。

テンリングスというのには2つの意味があると考えることができ、テロ組織であるテンリングスと強力な力を持つ10個の指輪を意味するテンリングスです。

テンリングスというテロ組織はアイアンマンとの因縁が深く『アイアンマン』シリーズ3作ともに登場しています。

『アイアンマン3』では組織のボスであるマンダリンが出てきました。

ただ、このマンダリンは偽物であり、本人ではありませんでした

しかし、今作では本物のマンダリンがシャンチーの前に現われます。

イッシー

原作コミックではテンリングスを使うアイアンマンのヴィランとして有名なマンダリンがシャンチーのヴィランとして登場するというのは意外でした。

この作品で再びマンダリン率いるテンリングスが登場することが何を意味するのかというのは気になるところです。

この作品の見どころは、テンリングスという非常に強力な力を持つ十個の指輪がどのように登場し、これからのMCU作品にも関わってくるということを示唆するシーンがあるかどうかです。

イッシー

それぞれが違う力を持った十個の指輪を原作コミック通りにマンダリンが所持しており、マンダリンの指にはめられていたらファンとしては嬉しいですね。

個人的にテンリングスはこれからのMCU作品にも関わってくると思います。

なぜならフェーズ4から始まる新しいサーガのキーアイテムは何なのかと考えた場合、インフィニティストーンの力に匹敵するテンリングスがふさわしいからです。

インフィニティ・ストーン

(C)Marvel Studios 2018

生身の人間であるシャンチーがテンリングスを所有しているかもしれない手強い相手であるマンダリンにどう立ち向かうのか楽しみで仕方がないです。

『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』2021年5月7日全米公開

この作品は『ドクター・ストレンジ』の続編です。

この作品でも副題に着目してみると「マルチバース・オブ・マッドネス」となっています。

直訳すると“狂気のマルチバース”と訳せることからもマルチバースを本格的に扱うことが分かります。

マルチバースというのは並行世界というものが存在するという考えで、MCUの中では『ドクター・ストレンジ』においてその存在が初めて示唆されました。

『ドクター・ストレンジ』

(C)2016 Marvel. All Rights Reserved.

その後、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』において、ミステリオの口からマルチバースの存在が語られいよいよ物語に関わってくるのかと思われましたが、結局ミステリオのデタラメだったため物語には関わってきませんでした。

しかし、今作ではついにマルチバースが本格的に登場し、物語に深く関わってきます。

マルチバースの存在がMCUの世界にどんな変革をもたらすのかとても興味深いところです。

イッシー

マルチバースというのは、新しいキャラクターをMCUに参入させるにあたって非常に便利な考え方です。

なぜならMCUの次元の世界とは別次元の世界にその新しいキャラクターがおり、マルチバースの存在によってそのキャラクターがMCUの次元の世界にきたというふうにすれば自然な流れになるからです。

そして『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』はMCU初のホラー作品になると言われているので、どう描かれるのか注目して観たいですね。

この作品の最大の見どころは、何といってもアメリカではディズ二ープラスで配信予定のフェーズ4の2つのドラマ作品『ワンダヴィジョン』『ロキ』と密接に繋がりがあるということです。



『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』は『ワンダヴィジョン』の後の話と言われている通り、『ワンダヴィジョン』で起こった出来事の影響が『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直接及びます。

その出来事がマルチバースに関係しているのではないかと言われています。

なので『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』にはワンダも登場することが決定しています。

イッシー

さらにこの作品は『ロキ』にも深く関わっているということも発表されているので、どう関わってくるのかも気になるところです。

『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』を観るにあたっては、ドラマ作品の『ワンダヴィジョン』と『ロキ』を観ておくことは必須ですね。

『スパイダーマン3(仮題)』2021年7月16日全米公開

トム・ホランド版スパイダーマンの離脱騒動などがありましたが、MCU残留が決まって何よりです。

ディズ二―とソニーの間で結ばれた新しい契約によると、今作の他にもう1作のMCU作品にトム・ホランド版スパイダーマンが出演するようです。

この作品の最大の見どころはスパイダーマン対シニスター・シックスの戦いが描かれるのかということです。

シニスター・シックスとはスパイダーマンを倒すために6人のヴィランが結成したヴィランチームです。

『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の監督であるジョン・ワッツは、今作のヴィランとしてクレイブン・ザ・ハンターを登場させたいと語っています。

そして、クレイブン・ザ・ハンターというヴィランを登場させるかもしれないということは、シニスター・シックスのことを明らかに意識しているということだと思います。

なぜなら原作コミックにおいてクレイブン・ザ・ハンターはスパイダーマンを倒すことに執着しているヴィランであり、シニスター・シックスのメンバーでもあるからです。

そして『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出てきたヴィランを確認してみると、見事にシニスターシックスのメンバーが揃ってきているんですよね。

まず、『スパイダーマン:ホームカミング』を思い返してみると、ヴィランであるヴァルチャー、フェリー船でヴァルチャーから武器を購入しようとしていたもののスパイダーマンに阻止された男が確認できます。

2人目の男は原作コミックではスコーピオンと呼ばれるヴィランです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではミステリオがヴィランだったので、6人のうち3人がすでに登場しています。

ミステリオであったベックは死んでしまいましたが、仲間がデータを回収していたため2代目ミステリオが登場する可能性があります。

イッシー

4人目はクレイブン・ザ・ハンターの可能性が高いでしょう。

残りの2人に関しては、直接シニスター・シックスに加わるというよりはシニスター・シックスに関係がありそうな2人です。

その2人とはピーターの親友のネッドフラッシュと呼ばれている親友です。

ネッドは原作コミックではホブゴブリンというヴィランとしてスパイダーマンと戦っています。

そうなると、ネッドがホブゴブリンとしてシニスター・シックスに加わるという可能性も考えられます。

フラッシュは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の劇中で裕福な家庭の生まれであることが示唆されており、オズボーン家と関係があるのではないかと言われています。

もし、今作でオズボーン家が登場したらシニスター・シックスのヴィランに手を貸すということも考えられます。

イッシー

これでちょうど6人になります。

まとめると、ヴァルチャー、スコーピオン、2代目ミステリオ、クレイブンザハンター、ホブゴブリン、もう1人のヴィランの6人でシニスター・シックスが結成されるということです。

『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は今作でシニスター・シックスを登場させるための作品のような気がしてならないので、この予想が当たっている確率は高いのではないかと思っています。

『ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)』2021年11月5日全米公開

フェーズ4の作品として、この作品が発表された時にはまさか『マイティ・ソー』シリーズの4作目があるとは思わなかったので本当に驚きました。

イッシー

自分はアベンジャーズのメンバーの中でソーが好きなので、どんな物語になるか本当に楽しみです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストで、ソーがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーチームの船に乗って「アス ガーディアン・オブ・ギャラクシー」という言葉を口にしていたことから、ガーティアンズ・オブ・ギャラクシーとソーの共演を期待するファンは多いでしょう。

イッシー

どうなるかは自分も気になるところですね。

ソーとガーティアンズ・オブ・ギャラクシーチームの共演する可能性もさることながら、さらに最大の見どころがあります。

それはナタリー・ポートマン演じるジェーンが戻ってきて女性版ソーになるということです。

イッシー

ナタリー・ポートマン演じるジェーンがカムバックして女性版ソーになるという発表を聞いた時には心臓が飛び出るかと思いました。

この作品は「ザ・マイティ・ソー」という原作コミックを原案としています。

この原作コミックでは、ジェーンが乳がんの治療をアズガルドで受けている間にソーがムジョル二アを持つ力を失ってしまい、ムジョル二アが新たな持ち主としてジェーンを指名したことからジェーンが女性版ソーになるという流れです。

イッシー

映画ではどのような話の展開でジェーンがムジョル二アを持つことになるのか妄想が止まりません。

この作品でもディズ二ープラスで配信される『ロキ』を観ておくことは必須です。

2021年公開のDCEU作品の見どころを紹介

『ザ・バットマン』2021年6月25日全米公開

『バットマン』の映画をよく観ていた人はまた単独映画を作っても面白くないのではないかと思うかもしれませんが、今作は今までのバットマン映画とは違います。

それが見どころにもなるのですが、今作は探偵映画としての側面が強いということです。

バットマンには多くの呼び名がありますが、その中に世界最高の探偵というものがあります。

その呼び名の通り、バットマンはヒーローでありながら探偵でもあると言えます。

過去の作品では『ダークナイト』でバットマンの探偵としての側面もほんの少し描かれましたが、前面には押し出されていませんでした。

『ダークナイト』

TM & (C) DC Comics (C) 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

イッシー

しかし、今作では探偵としの側面が前面に押し出されるので、どんな作品になるのか非常に楽しみです。

さらに、この先に今作と繋がりのあるバットマン関連の映画が作られていくという話もあるので、どう繋がっていくのかということも注目して観るとより楽しめると思います。

『ザ・スーサイド・スクワッド(原題)』2021年8月6日全米公開

2016年に『スーサイド・スクワッド』というDCEU作品が公開されましたが、今作は『スーサイド・スクワッド』の直接の続編ではなく、リブート作品になるようです。


そのため、キャストは一新されることが決まっています。

イッシー

この作品の見どころは監督が『ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督だということです。

『スーサイド・スクワッド』がヒーローチームとしての要素が前面に押し出されていたので、ジェームズ・ガン監督の持ち味であるギャグの見せ方の上手さを活かして、ヴィランチームらしさを前面に押し出して欲しいですね。

『ブラック・アダム(原題)』2021年12月22日全米公開

この作品のタイトルにもなっているブラック・アダムというのは、シャザムというヒーローのヴィランの名前です。

ブラック・アダムというヴィランはとても人気の高いキャラであり、原作コミックではDCコミックスのヒーローチームである「ジャスティス・リーグ」とも何度か戦っています。

イッシー

純粋なパワーでいえばスーパーマンとも張り合えるほどです。

このブラック・アダムの存在は、映画『シャザム!』の未公開映像の中で示唆されており、将来的にシャザムとブラックアダムが対決する映画を制作するという話もあるのでシャザムとの繋がりが描かれるのか楽しみです。

この作品の見どころは、ヴィランであるブラック・アダムをどのように描くのかということです。

イッシー

人気キャラのブラック・アダムですから、魅力的なヴィランとして描かれることを期待しています。

2021年に公開予定のMCU、DCEUシリーズのアメコミ映画まとめ

2021年に公開されるMCU、DCEUの7作品の見どころについて述べてきました。

各作品の見どころを明確に押さえてアメコミ作品を見れば、より一層楽しめると思います。

この記事を読んだ人が映画館に足を運んで作品を見てもらえたら嬉しいです。

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