「もし世界がゾンビに溢れた世の中になったら…?」こんな妄想、1度くらいはしたことがありませんか?
マルコヤマモト
ゾンビから生き残るために必要な方法や、初心者におすすめのゾンビ映画もご紹介しています。
- ゾンビ映画の起源
- ゾンビの基本的特徴と倒し方
- ゾンビ映画作品別ゾンビの特徴と評価
マルコヤマモト
目次
- 1.ゾンビ映画・ドラマおすすめ作品と特徴解説
- 1.1『ゾンビ』(1978年)
- 1.2『28日後…』(2002年)
- 1.3『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)
- 1.4『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)
- 1.5『ゾンビランド』(2009年)
- 1.6『ウォーキング・デッド』(2010年~)
- 1.7『アイアムアヒーロー』(2016年)
- 1.8『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)
- 1.9『アナと世界の終わり』(2017年)
- 1.10『ゾンビプーラ』(2018年)
- 1.11『キングダム』(2018年~)
- 1.12『感染家族』(2019年)
- 1.13『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019年)
- 1.14作品別ゾンビ分析のまとめ:ゾンビ初心者におすすめの作品
- 2.ゾンビ映画:2020年に公開する期待の2作品!
- 3.ゾンビ映画のルーツと歴史を解説!
- 4.ゾンビの特徴と倒し方
- 5.ゾンビ映画まとめ:ゾンビ対策は日頃の準備と心がけが大切!
ゾンビ映画・ドラマおすすめ作品と特徴解説
マルコヤマモト
映画ごとに登場するゾンビの特徴はそれぞれ違いますので、今回はジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』に登場するゾンビを基準に、様々なゾンビを検証してみたいと思います。
『ゾンビ』(1978年)
- 感染原因:不明
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:音や光に反応する、生前の習慣が体に染み付いている
ゾンビ映画の父と言われた、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』に登場するゾンビたちは、基本のろのろと動きます。
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人の肉を食べるためだけに地上をさまよい歩いているゾンビたちには生前の行動が染み付いており、意識なしにショッピングモールへ集まります。
ゾンビから逃れるために主人公たちがショッピングモールに駆け込むのはとても有効な手口です。
幸いショッピングモールには他の生存者が誰も居らず、ゾンビの数も多くなかったため、主人公たちは大量の物資や食料に恵まれました。
自分が住んでいる場所の近くに大きめのショッピングセンターがあるか、事前に確認しておきましょう。
また普段買い物などで訪れた際に、モールに入っている店舗や場所などを把握しておくと、文明崩壊後の生活にしばらく困ることはないと思います。
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- 速さ:★★☆☆☆(2点)
- 怖さ:★★☆☆☆(2点)
- グロさ:★☆☆☆☆(1点)
★お役立ちアイテム:ショッピングモール
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『28日後…』(2002年)
- 感染原因:動物実験により発生したウイルス
- 感染方法:噛まれると感染するほかに、血を1滴でも浴びると感染する
- 倒し方:脳を破壊する(感染した人は20~30秒以内に殺すこと)
- 特徴:音や光に反応する、獲物を見つけると脚が速い
最近では『YESTERDAY』、過去には『トレイン・スポッティング』を手掛けたイギリスのダニー・ボイル監督によるゾンビ映画。
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まずはウイルスの感染力が凄まじいこと。
粘膜などに感染者の血液を一滴でも浴びるとたちまちゾンビに変身してしまうため、感染した場合は20秒~30秒以内に頭を潰して殺すことが良いと映画の中のセリフで言っています。
そしてゾンビの脚がとても速いことも『<28日後…』のゾンビの特徴に挙げられます。
しかし、途中で車を追いかけるのを止めるなど、タフさはあまりないかもしれません。
イギリスのゾンビ映画らしく、主人公たちの移動手段は「ロンドンタクシー」と呼ばれるクラシックな車。
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しかし、『28日後…』で本当に恐ろしいのはゾンビでなく人間ということがわかります。
助けてくれる人が全て信用できるとは限りませんので、もしもの場合は自分にとてつもない生命力があると思って挑みましょう。
ちなみに『28日後…』の主人公は瀕死の状態からの生還を2度繰り返している超強力な生命力の持ち主です!
- 速さ:★★★★☆(4点)
- 怖さ:★★★☆☆(3点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:主人公の驚異の生命力
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映画『28日後…』作品情報 『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督、『ザ・ビーチ』のアレックス・ガーラ……
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)
- 感染原因:不明
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る、感染した母親からお腹の赤ちゃんに遺伝するケースも
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:獲物を見つけると脚が超絶速い、人間以外の動物には目もくれない
ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』を現代版にリメイクした作品です。
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何が起きたのかわからない主人公が突然事件に巻き込まれてしまう、なし崩し的な展開もグッド。
今作でも主人公たちはショッピングモールに逃げ込みますが、すでにモールに居た警備員たちと揉めることになります。
生存者が居た場合はも揉めずに協力することが一番で、間違っても相手を追い出したり、支配しようと考えないほうが良いでしょう。
また、『ドーン・オブ・ザ・デッド』のゾンビは遺伝性があるということも特徴の1つです。
ゾンビ映画初?の妊婦さんが登場、残念ながら彼女が感染し、生まれたのは感染した子供だったという展開でした。
しかしながら、ショッピングモールでの生活を楽しんだり、モールの向かいにある銃器店の店長アンディと遠距離でチェスをしたり「有名人に似ているゾンビを探して頭を撃つ」などのゲームを繰り広げるなど、大変な状況であっても娯楽は忘れてはいけないということを思い出させてくれます。
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- 速さ:★★★★★(5点)
- 怖さ:★★★★☆(4点)
- グロさ:★★★★☆(4点)
★お役立ちアイテム:チェーンソー
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『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)
- 感染原因:不明
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:ゾンビによってはペットのように飼いならすことも可能
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ゾンビの系統としては、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』に近く、のろのろと歩き序盤では感染者数が少なく分散して歩いています。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』では、主人公のショーンと友人のエドたちはゾンビのふりをして大群に紛れ込んだりしながら、行きつけのパブに立てこもります。
「こんなときだからこの店のビールを全部飲み干してやろうぜ!」というヤケクソで馬鹿な考えが、時には人々の荒んだ心を救うことにもなるのです。
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友人のショーンとガールフレンドのリズを優先し、自らゾンビの犠牲になったエド。
今作のゾンビ騒動はラストで収束を迎え、ゾンビになったエドとショーンが納屋でテレビゲームをしているシーンが描かれます。
エドがゾンビになったとしても、彼らの友情は継続するわけです。
身近な人がゾンビになってしまった場合は、今まで通り優しく接してみるのも襲われないための1つの方法かもしれません。
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- 速さ:★★☆☆☆(2点)
- 怖さ:★☆☆☆☆(1点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:友情
『ゾンビランド』(2009年)
- 感染原因:謎の新型ウイルス
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:ゾンビの変装をしていると人間と認識しない場合がある(俳優のビル・マーレイは変装で生き抜いていた)
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こちらはブラック・ユーモア効きまくりのゾンビコメディで、主人公の大学生がゾンビの世界で生き残るために作成した32の自分ルールを守って生きていくという内容。
アメリカ版ゾンビ・コメディなので『ショーン・オブ・ザ・デッド』とはまた異なる雰囲気のゾンビ映画です。
ルールの主な内容はこちら!
ゾンビランド#気が滅入る状況を忘れさせてくれる映画
ルールを守って楽しく生存
「小さいことを楽しめ」 pic.twitter.com/RPHqXvuHfT— 長谷川 (@HASEGWA114514) April 6, 2020
これらのルールが作品の伏線になったりもするので、登場する1つ1つのルールに注目を。
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ゾンビによって個性があるのも面白い!
主人公たちがビバリーヒルズにある名優ビル・マーレイの豪邸に隠れこむと、まさかのゾンビ化した本人が登場!
しかしそれはビル・マーレイの変装で、ゾンビの格好をしているとゾンビが仲間と認識し寄り付かないという特徴が判明します。
ただし、本物のゾンビに間違えられて撃たれるという悲劇を生みかねないので注意しましょう。
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- 速さ:★★★☆☆(3点)
- 怖さ:★★★☆☆(3点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:生き抜くための32のルール
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『ウォーキング・デッド』(2010年~)
- 感染原因:不明
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:死臭やゾンビの形状をしたマスク、またゾンビを共に連れている場合は人間と認識しない場合がある
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『ウォーキング・デッド』に登場するゾンビは、基本「ウォーカー」と呼ばれ、人によって呼び方が異なる場合があります。
ウォーカーの歩みは速くないものの造形がとにかくリアルで、世界が終りを迎えてからきっと本当に登場するのは『ウォーキング・デッド』のようなゾンビでしょう。
『ウォーキング・デッド』のゾンビには、死臭に反応しないという設定があり、主人公のリックと相棒のグレンは脱出のためにゾンビの内蔵をレインコートに塗りたくり、ゾンビの群れを抜けるという作戦を敢行しました。
また、ミショーンのようにウォーカーの腕から先と顎を切り落とし、縄につないで連れ歩くという人物も登場。
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生き抜く術は人それぞれですが、『ウォーキング・デッド』でもやはりゾンビより人間の恐ろしさのほうが描かれています。
どのコミュニティに参加するかによって今後の自分の命運が分けられるので、メンバー選びは慎重にということでしょうか。
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ルシールは有刺鉄線を巻いた野球バットで、殴られたらゾンビだけでなく人間もたまったもんじゃない破壊力抜群の武器です。
2020年に放送されているシーズン10は、新型コロナウイルスの影響を受けて最終話が延期になっています。
2020年終わりにスペシャル・エピソードとして放送される予定なので、今の間にシーズン1から復習しましょう。
- 速さ:★★☆☆☆(2点)
- 怖さ:★★★☆☆(3点)
- グロさ:★★★★★(5点)
★お役立ちアイテム:有刺鉄線を巻いた野球バット
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『アイアムアヒーロー』(2016年)
- 感染原因:不明(日本全国で「噛みつき事件」が発生)
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:感染者をZQNといい、半感染者は驚異的な身体能力を得る
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日本の商業映画でゾンビ作品がヒットすることは珍しく、漫画の影響もあってか世界三大ファンタスティック映画祭を制覇しました。
『アイアムアヒーロー』の中でゾンビは「ZQN」と呼ばれ、人々に噛みつき感染を広げます。
ズキュンたちは生前の職業や記憶を引きずっており、同じセリフを繰り返しつぶやいたり、生前のルーティンや行動を繰り返したりするという特徴があります。
例えば、劇中に登場する陸上の高跳びの選手は目標めがけてずっと高跳びを繰り返している、買い物をしたくてずっと店のドアを押している…などです。
さらに、手足が無くなった後も動き続けるなどタチが悪い。
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ショッピングモールですでにコミュニティを築いていた人間たちとのイザコザを経て、迫りくる大量のZQNから脱出を試みるという内容です。
また、半感染者という設定もあり、半感染者になった場合は特別な能力を得られることが判明しましたが、映画の中では全貌が明らかになる前に物語が終わってしまいました。
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日本のゾンビ映画にしては勢いもあって楽しめます。原作は未読なのですが絵がグロいです。
英雄はクレー射撃の銃と銃器所持の免許を所持していたため、日本の映画にしては珍しく大きな銃が登場します。
- 速さ:★★★☆☆(3点)
- 怖さ:★★★★☆(4点)
- グロさ:★★★★☆(4点)
★お役立ちアイテム:クレー射撃用の銃とかわいい有村架純
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『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)
- 感染原因:バイオ工場でのウイルス発生?
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する ※劇中で詳しい描写はない
- 特徴:とても足が速い、暗いところでは目が見えない、音に反応する
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密室化した走る列車の中で起こる感染爆発を描いた『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、Kゾンビの金字塔といえるべき作品です。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』に登場するゾンビは、とにかく速くて量が多いことが特徴!
感染力も強力で、噛まれると熱のような症状から体の関節をボキボキとさせながら起き上がり、白目をむいて猛スピードで目標に襲いかかります!
しかし、トンネルや暗いところでは目が見えなくなったり、音にすごく敏感ということで、この特徴を利用して主人公たちは列車内を通り抜けていきます。
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キャラクターが多いのにすべての人間ドラマを見せてくれるので、「ゾンビに襲われた時自分はどのような行動を取るだろう?」ということを考える良い機会になるのではないでしょうか?
パニックに襲われた際の「人間の本性」が明らかになります。
しかし、基本設定が列車内のため、野球部の所持しているバット以外ろくな武器がないことがネック。
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- 速さ:★★★★★(5点)
- 怖さ:★★★★★(5点)
- グロさ:★★★★☆(4点)
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『アナと世界の終わり』(2017年)
- 感染原因:不明
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:珍しく特徴といった特徴があまりないシンプルなゾンビ
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ゾンビ映画には珍しい「ゾンビ×ミュージカル」で『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』をかけ合わせたようなティーンの青春物語です。
『アナと世界の終わり』に登場するゾンビは、ロメロゾンビや『ショーン・オブ・ザ・デッド』のゾンビの特徴と似ています。
ゾンビとの戦いはもちろんですが、ミュージカル仕立てになっているので歌のインパクトが凄い!
『Gree』や『ハイスクール・ミュージカル』などが好みの方や、これからが不安な悩めるティーンたちにおすすめのゾンビ映画でもあります。
ゾンビが登場した世界のなか、イヤホンをつけて歌に浸っている主人公だけがその状況に気づかないという設定は『ショーン・オブ・ザ・デッド』の演出に似ていますね!
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これからをどうやって生き延びるかを考えることが、どの世界であっても若者に必要な行動であるということも教えてくれます。
- 速さ:★★☆☆☆(2点)
- 怖さ:★★☆☆☆(2点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:キャンディケーン
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『ゾンビプーラ』(2018年)
- 感染原因:不明(ウイルス?)
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する ※劇中での詳しい描写なし
- 特徴:軍での訓練が筋肉に刻み込まれており、決まったルーティーンを繰り返したり国歌斉唱の際は動きが止まる
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オープニングのテーマソングが秀逸な『ゾンビプーラ』に登場するゾンビは軍人ゾンビ。
軍人であるがゆえ、感染しても訓練中の行動が身についており、同じ時間に見回りをしたり国歌が流れると静かに止まって聞いたり国旗を掲揚したりという特徴があります。
主人公のカユたちはゾンビの特徴を「マッスル・メモリー」(筋肉の記憶)と呼びます。
また、虫除けクリームを塗ると人間の匂いが消せるという設定があり、ヒロインだけが何故かゾンビが間近に来ても噛まれないことからその理由が判明しました。
規制が厳しいシンガポールで初めて作られたゾンビ映画ということで、伸びしろがたくさんある感じですが、レア度としては非常に評価に値する作品です。
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しかし、虫除けクリームが有効なのは今のところ『ゾンビプーラ』だけなので気をつけましょう。
熱帯気候であるシンガポールでは蚊が多いため、虫除けクリームはポピュラーなアイテムなのでしょう。
- 速さ:★★★☆☆(3点)
- 怖さ:★★★☆☆(3点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:虫除けクリーム
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『キングダム』(2018年~)
- 感染原因:感染者の死肉入のスープを飲んだ
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:とても足が速い、気温が低いと活動が活発になる
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邦画の『キングダム』とタイトルは同じですが、内容は全くの別物です。
ドラマ『キングダム』に登場するゾンビは、感染した少年の肉を知らずに食べさせられた貧しい人々、病人たちが感染をしたことをきっかけにパンデミックが発生します。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』に登場するゾンビに倣って、スピードが速く凶暴で、感染力も爆発的です。
さらに『キングダム』に加わったのが「グロさ」…。
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さらに『キングダム』のゾンビには気温が低いと活動が活発になるという特徴があります。
当初は夜間にしか活動しないと思われていましたが、早朝にもゾンビが襲ってきたことから活動には気温が関係していることが判明ました。
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- 速さ:★★★★★(5点)
- 怖さ:★★★★★(5点)
- グロさ:★★★★★(5点)
★お役立ちアイテム:生き抜くための強かさと絶対的権力
- Netflix(https://www.netflix.com/jp/)/ 見放題 / 無料期間なし
『感染家族』(2019年)
- 感染原因:不正な人体実験
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後いったん若返り、その後発症する
- 倒し方:脳を破壊する ※劇中での詳しい描写なし
- 特徴:光や音に極端に反応する、死臭には反応しない、治癒する可能性がある
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世の中にはタフな人間がいるもので、『感染家族』ではなんとゾンビを若返りビジネスに利用する家族が登場します。
さらに娘とゾンビの恋物語まで見られる「異色」のゾンビ映画です。
『感染家族』に登場するのはイケメンゾンビで、不正な人体実験から生まれました。
しかしイケメンゾンビには、噛み付いた人間が発熱後に若返りを果たすという不思議な力があったのです。
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『感染家族』のゾンビの特徴は、ロメロゾンビと似ており『新感染 ファイナル・エクスプレス』のように動きは素早くありません。
光と音に過剰に反応するため、爆音で音楽がかかるとダンスフロアのような異様な光景になることも…。
さまざまなゾンビ映画への愛やオマージュが込められている、ゾンビ初心者必見の怖くないゾンビ映画です。
- 速さ:★★★☆☆(3点)
- 怖さ:★★★☆☆(3点)
- グロさ:★★★☆☆(3点)
★お役立ちアイテム:イケメンゾンビ
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『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019年)
- 感染原因:謎の新型ウイルス
- 感染方法:噛まれると発熱し死に至り、その後蘇る
- 倒し方:脳を破壊する
- 特徴:前作から10年経ちゾンビの間に「ホーマー」「ニンジャ」「T-800」などの新種が登場している
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10年の間に出演のエマ・ストーンはアカデミー主演女優賞を受賞し、ルーベン・フライシャー監督はアメコミ映画『ヴェノム』でブレイクを果たします。
さらに映画もR-15指定になったため、前作より過激な描写が続出!
登場するゾンビたちも進化しており、今作の見どころはターミネーターのように不死身?なかなか死なないゾンビ「T-800」。
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ゾンビからの生存方法は変わらず「ルールを守ること」で、特に頭への2度撃ちは必須です。
しかし、『ゾンビランド:ダブルタップ』では、こんな世界でもいちばん大切なのは「家族」であることを思い出させてくれます。
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- 速さ:★★★★☆(4点)※ニンジャ&T-800が増えたことで加算
- 怖さ:★★★★☆(4点)
- グロさ:★★★★★(5点)
★お役立ちアイテム:家族
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作品別ゾンビ分析のまとめ:ゾンビ初心者におすすめの作品
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ゾンビ映画を見たことがない方で、特におすすめしたい作品が…
- 『ゾンビ』(1978年)
- 『ゾンビランド』(2009年)、『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019年)
- 『感染家族』(2019年)
こちらの4作品です。
まずは、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』を見て、ゾンビの基礎を確認し、大丈夫そうだと思ったらゾンビ・コメディから見始める方法がおすすめです。
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しかし『ウォーキング・デッド』は、ゾンビだけでなく人間ドラマがうまく描かれているので大変見ごたえがあります。
パニックだけを楽しみたい方だけでなく、物語を楽しみたい人にもゾンビ映画・ドラマは非常におすすめです!
ゾンビ映画:2020年に公開する期待の2作品!
マルコヤマモト
『デッド・ドント・ダイ』は、ゾンビ初心者にもおすすめできるゾンビ・コメディ!
『半島』は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編で、前作から4年後の朝鮮半島を描いた作品です。
洋画『デッド・ドント・ダイ』(2020年:近日公開)
『パターソン』のジム・ジャームッシュ監督作、アダム・ドライバーとビル・マーレイ扮する田舎町の警察官が、突如街に現れたゾンビに挑みます。
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さらにジャームッシュ・ファミリーであるキャストたちが大集結し、人間もゾンビも豪華な顔ぶれとなりました。
こちらはコーヒー中毒のイギー・ポップ・ゾンビ。
アダム・ドライバーとビル・マーレイのどこかとぼけた風貌ながらもゾンビをバッタバタ切り倒していく様子は爽快!
ティルダ・スウィントンは日本刀を振り回します!
また、生前の趣味趣向にとりつかれたゾンビたちが繰り返す行動や言動も個性的で笑えますよ。
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→映画『デッド・ドント・ダイ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介
韓国映画『半島』(2020年?)
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『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年後の朝鮮半島の様子が描かれているようですが、予告編を見る限りかなり悲惨…。
さらに生き残るためには危険なゲームに参加しなければならなかったりと、状況もかなり悲惨です。
そんな朝鮮半島を抜け出そうとする仲間たちを、カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョンらが演じます。
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前作と同じくヨン・サンホ監督がメガホンを取った、自信を持っておすすめできるゾンビ映画です。
すでに撮影が終わっているという噂なので、あとは正式な公開日程を待つばかりです。
ゾンビ映画のルーツと歴史を解説!
ゾンビ自体のルーツは、アフリカ・ブードゥー教の霊魂信仰にあります。
しかし、死んだ者が生き返るとして後の映画界に多くの影響を与えることになりました。
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ゾンビ映画のルーツは「欧米の死生観」
そもそもゾンビの誕生には、欧米の死生観が関係しています。
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このことから「土の中から死者が蘇ったら…」という想像からゾンビが生まれたと言われているのです。
アジア圏でゾンビ映画が盛んになったのは最近のことですが、アジアの埋葬方法は火葬で死体が残らないため「病原体」の感染を理由にしたゾンビ映画が多く見られます。
ゾンビ映画の歴史を簡単紹介!ゾンビは昔奴隷だった!
ゾンビが映画に初登場したのは1932年の『恐怖城/ホワイト・ゾンビ』で、映画界におけるゾンビには比較的古い歴史があります。
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そして、1968年のジョージ・A・ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で「噛まれた人間がゾンビ化する」という吸血鬼要素が加わります。
また、ゾンビ映画の派生系として香港映画ではキョンシーという存在が確立され、1980年代に大ヒットしたほか、マイケル・ジャクソンの『スリラー』のミュージックビデオでは、ゾンビに扮したダンサーたちがダンスを踊ってることでも、ゾンビの存在は世界中でかなりポピュラーになったといえるでしょう。
ゾンビの特徴と倒し方
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で吸血鬼要素が加わったゾンビ。
「ゾンビの父」といわれるジョージ・A・ロメロ監督は、続く1978年の映画『ゾンビ』で基本的なゾンビの説明をしています。
『ゾンビ』でより明確になったゾンビの設定が、のちのゾンビ作品に影響を与えることになりました。
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①人の肉を食べるためだけにさまよい歩く「生ける死体」
ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』で登場するゾンビからの設定で、ゾンビは生き物の肉を食べるためだけにさまよい歩いています。
ゾンビの標的は人間はもちろん、時には馬や鹿などの動物類も狙われることも。
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ゾンビの動きは基本遅いですが、作品のエンターテインメント性を高めるためか、2000年代に入ってからは「速いゾンビ」が登場します。
このように映画によって少々アレンジが加えられていることがあるようです。
②基本的に知能は低いが集団に注意
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ただ生き物の肉を求めて歩いているだけなので、真っすぐ歩いてきて罠にかかったり、動きも遅いため簡単に殺せるゾンビもいます。
しかし、『ゾンビランド:ダブルタップ』のように10年の月日が経つと、ゾンビ自体が進化をするという現象も起こり得るでしょう。
さらに動きが遅く知能は低くとも集団で襲われた際は、逃げ出すのは至難の業です。
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③ 脳を破壊しないと死なない
人間として躊躇する行為ではありますが、ゾンビを確実に倒す方法は「脳を破壊する」こと以外判明していません。
正確な描写がないゾンビ映画もありますが、大抵の作人には「脳を破壊する」という設定や台詞が登場します。
なぜなら、ゾンビ化するのはすでに死んだ人間なので、心臓は動いていないからです。
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これがゾンビ映画が「グロい」と言われ嫌がられるひとつの理由だと思いますが、脳を破壊しないと自分が生き残れないのです…。
相手が確実にゾンビの場合は、素早い確認のうえ行動に出ることがあなたの身を守ります。
また、脳を破壊する方法に抵抗がある方は、火で燃やすという方法も有効的です。
ゾンビ映画まとめ:ゾンビ対策は日頃の準備と心がけが大切!
- ゾンビは脳を破壊すれば実質的に死亡する
- ゾンビ映画において感染源は不明な場合や詳しく描かれない場合が多い
- ゾンビにならないためにはまず死なないこと
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ゾンビから生き残るための有益な情報になったら幸いです。
また、ゾンビから生き残るために最も重要なことは日々のゾンビ研究です。
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