『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話あらすじ・ネタバレ感想!ユーノを生贄に世界を救う儀式が始まる

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話ネタバレ感想と解説!

出典:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式ページ

デラ=グラントの真実も明かされ、たくややレジスタンスも納得し、ユーノを生贄にして世界を救う儀式が始まりました。

世界か娘か。究極の選択だと思っていたのですが、たくやくん、あっさり納得しすぎじゃないですか(笑)

いや、100%消えるわけじゃなく100億分の1ぐらいの確率で助かるらしいですけど……。

まあ、残りの話数も少ないですし、あまり葛藤も波乱も起こせないのは分かりますが、たくやにもう少し主人公らしい活躍を期待したかったですね。

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『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話あらすじ

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話「約束の儀式」あらすじ①

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話「約束の儀式」あらすじ②

デラ=グラントを救うためにはユーノの犠牲が必要…

理不尽な事実に迷うたくやであったが、ユーノの決心を聞きデラ=グラントを救うことを決める。

そして始まった巫女の儀式であったが、儀式を妨害しようと次元犯罪者=龍蔵寺が襲いかかる…

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話「約束の儀式」あらすじ③出典:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式ページ

【ネタバレ】『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話の感想

寝返ったレジスタンス

儀式の真実を知り、神帝に説得され、体制側に寝返ったレジスタンス。

今まで革命を起こそうと頑張ってきて、仲間を何人も失ってきたレジスタンスのリーダーが真実を聞いてすぐに翻意していたのが、ちょっと軽い気がしました。

「こんなの嘘だ!」とか言って、真実を闇に葬りそうなくらいの大事件だと思うのですが……。

レジスタンスたちが、アマンダから「これからレジスタンス組織が神帝に協力する」と説得されたシーンも、残念ながら唐突感が否めませんでした。

盛り上がるBGMもついてかっこいい感じに演出されていましたが、アマンダと部下の関係やレジスタンスの想いもほとんど描かれていないので感情が追いつきませんでした。

ユーノの覚悟と渡された宝玉

久々に、親子でゆっくりと過ごすたくやとユーノ。

ですが、たくやは次元の彼方に飛ばされてしまう儀式をやってもらうことをユーノに承諾してもらわなければなりません。

たくやは言い淀んでいましたが、ユーノはすでに覚悟を決めていました。

まあ、そこは良いのですが、

「ユーノは、そのために(巫女として儀式を行いみんなを救うために)生まれてきたんだから」

「ごめんな、一番怖いのはユーノなのに」

ええ!?「犠牲になるために生まれてきた」という娘の言葉を否定してあげないの?

結論は変わらないとしても、「ユーノが嫌ならやらなくていい。 滅びるその時まで一緒にいよう」くらい言ってほしかったですね。父親として。

第1話の剣ノ岬でユーノと再会したことを覚えているのかもしれないですが、たくやはあまり内面を語ってくれないのでわかりませんね。

そして、このユーノの決意を見ていて湧き上がってくるのはセーレスのこと。

彼女は、なぜ巫女の役目を放棄してしまったのでしょうか。

その役目を娘が引き継がなければならないことを理解していなかったのでしょうか。

もしくは何も知らなかった?それとも分かっていてユーノに託した?

色々と疑問が残ります。残り1話でこの辺りも分かるといいですね。

たくやは、リフレクターデバイスの宝玉をひとつユーノに渡しました。

あからさまな布石ですが、次回どう活かしてくるのか。楽しみですね。

ラスボス登場!

前回第24話で幽閉されていた場所から逃げ出したA級次元犯罪者。

地下で次元監査官こと絵里子先生との追跡劇を繰り広げます。

いつも思うのですが、「止まれ」と声を掛けてから銃を撃つんですよね。

声を掛けずに撃つわけにはいかないんでしょうかね。どうせ止まるわけないんですし。

とにかく、この追跡劇で見せたかったのは、A級次元犯罪者の倒し方でしょう。

A級次元犯罪者が緑色の体液の鼠を食べていたのは、中身は思念体でも龍蔵寺の身体の生命維持には食事が必要なことを示しています。

つまり体は普通…かどうかは怪しいですが、とりあえず人間に近い。

「本体を見せろ!終わりにしてやる」

この絵里子先生のセリフから、思念体の姿なら絵里子先生の銃でトドメを刺せることが分かります。

しかし、A級次元犯罪者は思念体をスタンドっぽく使ったり、壁越しに水を操ったり、技がかっこいいですね(笑)

儀式の行方

「グランティア」の意識とシンクロするため、統合コンピュータ「グランドマザー」の中に巫女が取り込まれます。

そこに現れたのが、A級次元犯罪者。

予想されていたラスボスの登場だっため、亜由美さんも罠を仕掛けていました。

この罠を突破するために、A級次元犯罪者によって次元の狭間から呼び出された思念体の群れ。

「魂を導く」と表現していましたし、A級次元犯罪者はこの思念体たちの親玉ってことなんでしょうか。

「グランドマザー」の中のユーノの恰好がちょっと面白かったです。

虹色のモザイクを断片的に体に張り付けているような感じでした。

普通に裸じゃダメだったんでしょうか(笑)

次元の彼方に飛ばされるアマンダ

儀式によってより不安定さを増したデラ=グラント。

至るところで空間の穴が開き、人が吸い込まれていきます。

この穴にアマンダも吸い込まれてしまい、次元の彼方へと飛ばされてしまいました。

まあ間違いなく過去の境町に飛ばされたのでしょう。

そこから神奈が生まれ、たくやと巡り合い、その神奈のためにたくやはデラ=グラントへと旅立つ。

いやあ、壮大な流れですね。

この場合、普通のタイムトラベルだとタイムパラドックスに陥ってしまうのですが、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』では「時間は可逆、歴史は不可逆」。

アマンダが飛ばされてきた地球という並列世界(=歴史)が生まれるだけなので、タイムパラドックスは起きません。

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第25話まとめ

要点まとめ
  • ユーノの覚悟
  • 儀式の行方
  • 次元の彼方に飛ばされるアマンダ

さて、長かった物語も次回いよいよ最終回。

神奈を救うという使命もありますし、おそらくは第1話の剣ノ岬へと繋がるのでしょう。

さて、この世の果てとはどんな場所なのか。そこに広大はいるのか。

まだまだ、謎は残っていますね。

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