第11話は、澪ルートのラストとなる話でした。
たくやが並列世界を移動できることを知った澪のロマンチックなセリフが良かったです。かなりの破壊力でした。
これで登場するのが最後というわけではないのですが、「釘宮理恵さんのツンデレ」という、レジェンダリーキャラの話が終わるのは少し寂しいです。
リフレクターデバイスの宝玉が一つ増えて、ようやく1歩前進した感じです。
カオスの矯正の演出のおかげで、ルートの終わりがめちゃくちゃ分かりやすいですね。
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目次
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第11話あらすじ
三角山地下からの出口を探すたくやと澪。
たどり着いた部屋には思いもよらぬものが…そしてそこに現れた美月の意図とは…!?
【ネタバレ】『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第11話の感想
宝玉
今回、滝の裏でリフレクターデバイスの宝玉を発見しました。
本来、宝玉の数だけ、並列世界の時と場所をセーブできる仕様なのですが、アニメ版ではたくやは1つしか使わないので、宝玉が増えてもあまりありがた味がないです。
「別の並列世界から小道具を持ち運べる」という特性も活かしていないですし、たくやにはもう少し賢く行動してほしいです。主人公ですし。
今までの宝玉セーブを別々の宝玉を使って行っているのだとしたら、それらを消さずに取っていることが何かの伏線になっている可能性もあるので、そこに期待したいですね。
なんでここに先生が!?
同タイトルのアニメが放送されているため、唐突に遺跡の奥に現れた美月を見て、このセリフが浮かんできました。
「なんでここに先生が!?」
まあ、正確には、美月は先生ではなく秘書なのですが。
次回からは武田先生がメインのようですし、ニコニコ動画ではこのセリフが乱れ飛びそうですね(笑)
しかし、美月はいったいどこから入ってきたんでしょうね。
この場所は予見されていた、と言っていましたが、今川教授が文字通り死ぬほど探して見つけられなかった場所なのに…。
偶然、岩の下に落ちてしまうリフレクターデバイスもそうですが、ちょっと恣意的な演出が多かった気がします。
ブラックジョーク
催眠状態だった美月が正気を取り戻し、自ら死を選んだのですが、銃で自殺した直後、落石に押しつぶされてしまいます。
もう死んでるのに、岩を落とす必要はあったんでしょうか(笑)
予想外すぎる追撃に、思わず「ええ!?」と声が出ていました。
先週の結城の死にっぷりに続いて、不謹慎にも笑ってしまいました。
このご時世、創作物とはいえ、人の死をギャグ要素として使うのはなかなか度胸がありますね。
でもまあ、この手のブラックジョークは嫌いじゃないですけどね。
並列世界の意味
「もしまたやり直すことになったら、有馬くんと過ごした時間、有馬くんがしてくれたキスは無かったことになってしまうのね」
とてもロマンチックで、澪の可愛らしさが強調されている場面です。
おもわず釘宮病が発症しそうなほどの破壊力でした。
ただ、澪は並列世界の意味を理解していないみたいですね。
リフレクターデバイスでやり直しても、使用したたくやだけが別の世界に移動するだけで、この世界では「別の有馬たくや」が現れて、世界はそのまま続いていきます。
タイムリープやタイムスリップと、パラレルワールドがごっちゃにされていますね。
「時間は可逆、歴史は不可逆」
有馬広大が夕日をバックに説明してくれたことがすべてです。
歴史=並列世界です。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の世界観では、起きたことを無かったことにはできないのです。
たくやは第2話「並列世界構成原理」で、この辺を理解しているはずなのですが、澪に説明してあげませんでしたね。
カオスの矯正で忘れちゃったんですかね。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第11話まとめ
- ついに見つかった新たな宝玉
- なんでここに先生が!?
- 澪ルートの終わり
次回からは、武田絵里子先生がメインの話のようです。
しかし、宝玉はあと二つ必要ですし、このペースで2クールにおさまるのでしょうか。
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