音(二階堂ふみ)に手紙で別れを告げ、音楽の道に一心に進もうとしている時に留学は取り消し。
打ちのめされた裕一(窪田正孝)は、抜け殻の状態で川俣の銀行へと帰ります。
茂兵衛(風間杜夫)が見合い相手の写真を持ってくると、「家族のため」と言って何も考えずに承諾。すっかり抜け殻となってしまいました。
光子(薬師丸ひろ子)が三郎(唐沢寿明)の手紙を持ってきたことで事態を把握した音は川俣へ。
裕一が教会で降りたと聞くと、音もそこへ。
幼い頃の2人が出会った場所で、音は裕一に「私は諦めない」と告げ、行動を起こします。
何をやってもうまくいかずに落ち込む音。
諦めそうになったとき、光子は雷おこしを食べながら言い放ちます!
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目次
『エール』前回第6週27話のあらすじと振り返り
三郎(唐沢寿明)以外の家族に音(二階堂ふみ)との結婚を反対され、どうしたらいいかわからず悩む裕一(窪田正孝)は、藤堂(森山直太朗)に相談。
すると、「自分ならどちらかを選ぶ」「最善の選択をしろ」と言われます。
身を斬る想いで音を捨て、音楽の道を突き進むことを決意した裕一は手紙でお別れを告げますが、そのせいで課題の作曲は苦戦。
一流にならなくてはと自分に言い聞かせていると、海外から留学取り消しの通知。
家族を大事にしなかったから見放されたのかなと嘆きます。
荒れる裕一を放っておくことができない三郎は、現状を光子(薬師丸ひろ子)に伝え、それが同じく落ち込む音の元にも…。
【ネタバレ】『エール』第6週28話あらすじ・感想
打ちのめされた裕一(窪田正孝)を追って音(二階堂ふみ)はあの教会へ
国際的な経済状況の悪化により留学が取り消しになったことで裕一(窪田正孝)が打ちのめされていると、三郎(唐沢寿明)の手紙を光子(薬師丸ひろ子)からもらった音(二階堂ふみ)は福島へと足を運びます。
喜多一に辿り着くも、すでに裕一は川俣の銀行へ帰るために出て行ったところ。
それに、ここでの音はあまり良い印象がないために、三郎は音を川俣に向かわせました。
そして銀行へとたどり着くのですが、裕一はまだ帰ってきていません。
KAMUI
松坂(望月歩)が一つ早いバスに乗った後、教会の方へと行ったという情報を頼りに、音は教会へ。
すると、そこで裕一がオルガンを弾こうとしているところを発見します。
「私、ここに来たことがある」と言って、音は小さい頃にこの教会で歌った思い出を語り出すと、裕一はその女の子のことを思い出し、あの時の彼女が音だと気づきます。
「あの時…出会ってたんだ」
そして音は、道はあるから諦めないでと裕一を励ましますが、どこまでも後ろ向きになっている裕一は「あなたに会う資格はない」と言います。
「僕を忘れて、一流の歌手になってください」と言って、教会を後にしようとする裕一。
しかし、音は言います。
「私、絶対諦めんから!」
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音(二階堂ふみ)はレコード会社を駆けずり回る
何とかして裕一を音楽の世界に戻れるようにしたいと思う音。
しかし、その手段が見つからずに悩みます。
その日は、吟(松井玲奈)の5回目のお見合い。
その席に音が同席すると、話題は音楽の話に。
音楽学校への合格通知をもらえた音。
後々は歌手として舞台に立つことが夢だと話すと、お見合い相手の鏑木智彦(奥野瑛太)のおじがレコード会社で働いているという話に。
それを聞いた音は「これだ!」と思い、紹介をしてもらうことに。
鏑木のおじの廿日市誉(古田新太)は、裕一の話をひとしきり音から聞くも、すでに新人作曲家・木枯正人(野田洋次郎)と契約をしたから無理だと断ります。
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心が折れそうになる音(二階堂ふみ)に、母・光子(薬師丸ひろ子)は雷おこしに食らいつき、エールを送る
音がレコード会社を片っ端からまわり、裕一と契約をしてほしいとお願いしている間、当の本人は見合いの話が。
どうだろうかと茂兵衛(風間杜夫)が写真を見せるも、大して話を聞くこともなく「その人でいいです」と投げやり気味に。
三郎が「本当に良いのか」と聞けば、「家族のためだから」としか返しません。
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この話も光子を通じて音に知らされますが、彼女自身もレコード会社から断られ続け、甘くないと知って意気消沈。
やっぱりダメかもしれないと思うようになりました。
そんな音の目の前で堅い雷おこしと奮闘する光子は「あきらめるの?」と音に聞きます。
本当は諦めたくないと言う音。
すると光子は、じゃあもう一回会社を回りなさいと言い放ちます。
金の亡者に頭なんか下げるな!契約してやってもいいくらいの気持ちで当たっていきなさいという光子は必死に雷おこしにかじりつき、なんとか歯で割って見せました。
「向こうが呆れるほどやれ!」
光子は音に言い聞かせるのでした。
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音がもう一度レコード会社に交渉をする決意を決めたその時、廿日市はあの音楽界の重鎮・小山田(志村けん)に呼び出されます。
そして、裕一の記事を見せられると「君の会社で契約しなさい」と言われるのでした。
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『エール』第6週28話まとめ
音が裕一の譜面を持ち込みに、コロンブス・レコードへ。
大御所や上司の顔色を伺い、売れないものには興味がないディレクターの廿日市(はつかいち)と、発言が冷静で的確な秘書の杉山が登場しました!#朝ドラエール#古田新太#加弥乃 pic.twitter.com/EbsYxJFYpy— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 6, 2020
あの小山田先生が契約しなさいといったら、廿日市は出向くしかないですよね。
何事もなければ、裕一の音楽家人生の扉がもう一度開かれるでしょう。
しかし、問題はまさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)。そして権藤家です。
音はどうするのでしょうか。
打ちのめされた裕一を見ても、浩二は「賞をもらう前に戻っただけ。家族にとって一番幸せな形だよ」と言いますから。
これを音が説き伏せてくれたら…スッキリできそうなんですが、どうでしょう。
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