留学が決まり、音(二階堂ふみ)との結婚も決まり、夢見心地で川俣に帰って来た裕一(窪田正孝)。
しかし、三郎(唐沢寿明)からの電報は嘘。
実家では、まさ(菊池桃子)、茂兵衛(風間杜夫)、浩二(佐久本宝)が裕一と音の結婚を反対し、苛立ちます。
一緒に頭を下げようと三郎に言われると、裕一は裏切られた気持ちに。
そして、自分の望みを受け入れてもらおうと説得することで、浩二は怒りを通り越して笑いだし、今まで抑え込んでいた想いを爆発させます。
一方、東京への音楽学校の門をくぐる音。
見るからに厳しそうな環境に、少々気が滅入り気味に…。
さぁ、ふたりの道はどうなるでしょうか。
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目次
『エール』前回第5週25話のあらすじと振り返り
裕一(窪田正孝)の演奏会がついに始まると、音(二階堂ふみ)は緊張で手が震え、さらに練習のし過ぎで声を痛めてしまっていました。
裕一は、自身の震える手で音の手を握り、自分も緊張していると伝えるのです。
ハチミツでなんとか喉をケアしようとする音ですが、本番になっても声が上手に出せず、歌を止めてしまいます。
それでも裕一が伝えることを大事にと言ったことで緊張が和らぎ、音は最後まで歌いきることに成功、演奏会も無事に終了しました。
裕一が川俣へ帰る日、そして音が東京へ行く前日、母や姉妹と共に海へ行き、それぞれが自分たちの目標を叫び、今の想いを伝えます。
この演奏会が新聞にも取り上げられると、音楽業界の重鎮・小山田耕三(志村けん)の目にもとまります。
果たして裕一は、日本を代表する音楽家になることができるのでしょうか。
【ネタバレ】『エール』第6週26話あらすじ・感想
夢見心地で川俣に帰って来た裕一(窪田正孝)は最悪の現実を知らず…
音(二階堂ふみ)との結婚が決まり、夢見心地で川俣へと帰って来た裕一(窪田正孝)。
しかし、街の人は彼を「バカ息子」といってヒソヒソ話しています。
権藤家の跡継ぎが音楽の勉強をするために海外に留学することについて言っているのですが、実は裕一が作曲した「竹取物語」に著作使用料が発生し、彼の元には合計8,000円、現在のお金にすると2,500万円が舞い込んでくる事態になり、バカ息子とは言えないのです。
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笑顔で銀行に帰ってくると、落合(相島一之)たちは唖然。
「実家、行ってないの?」と言われます。
実は実家では、裕一と音の結婚を全員から反対されていたのです。
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茂兵衛(風間杜夫)だけならなんとか説得できると思っていた三郎(唐沢寿明)。
しかし、まさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)までも反対される事態。
さらには喜多一の従業員たちまでもが、自分勝手な裕一に苛立ちます。
いつまでも帰って来ないことで、三郎が川俣の裕一の元へ。
そこで電報が嘘であり、全員が反対をしているという話を聞くと、裕一は「俺に任せとけって言ったよね」と言って父を責めます。
ダメだったから一緒に頭を下げようと三郎は言うが、裕一の心は父が嘘をついたこと、力になってくれないことに苛立つのでした。
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世界に通用する音楽家になるための学校に入学したものの…
裕一が実家ともめている時、音は音楽学校の面接を受けるために学校へ。
設立10年の由緒ある学校、そこでは「世界に通用する人材を作る」と講師が宣言。
そして、力がない者ややる気がない者は即刻辞めるように言われます。
あまりにも厳しい環境であることを察した音は不安を感じ、吟(松井玲奈)に弱気な気持ちを吐き出すのでした。
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結婚に反対するまさ(菊池桃子)と家族のことを考えろと訴える浩二(佐久本宝)
川俣に帰って来た翌日。
裕一はまさと話をつけるために実家へ。
許してほしいと言うも、まさは断固として譲りません。
なぜ反対かと聞くと、音楽を勉強しに行くのに結婚が必要なのかと言うまさ。
しかし、音がいないと曲が書けないと言い切る裕一。
まさは「じゃあ音さんが心変わりして、あなたから離れていったらどうするの?」と言えば、「音さんはそんな人じゃない」と言い切ります。
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音は信頼できる唯一の人。
裕一がそう言い切ると、浩二は突然笑い始めます。
つくづくめでたい兄に対し、浩二は怒りを通り越して笑いだしたのです。
浩二から見れば、自分よりも家族にいいだけ愛されておいて、信用できないとはどういうことだと言うのです。
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家族のために音楽の道を諦め、養子に行ったのに家族を裏切って留学、その上結婚まで決めたという裕一と、店を建て直すために頭をひねって商売の提案をしても、三郎はダメだの一点張り。
いつも家族の中心だった裕一に対し、周りの愛を当たり前だと思うなよと、浩二は涙ながらに訴えました。
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浩二は、唯一自分にくれたスノードームを返すために裕一の部屋を訪れます。
「浩二。本当に…ごめんな」
「謝んなら、家族の幸せを第一に考えてください」
KAMUI
『エール』第6週26話まとめ
子どもの頃にもらったスノードームを、裕一に返してしまう浩二。#佐久本宝 さんは #窪田正孝 さんとのシーンを「お兄ちゃんは受け身というか、僕が役柄的にきつくあたってしまうときも、ぐっと抑えてくれる。支えてくださっているから発散できています」と振り返っていました。#朝ドラエール#潤浩 pic.twitter.com/nKszicwHmX
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 3, 2020
音楽の夢を追いかければ追いかけるほど、家族を苦しめる結果に。
しかし、家族を守ろうとすれば、才能をかなぐり捨てることになります。
そして、裕一の人生には音が必要ということを本当に理解してもらわないと、問題は解決しそうにないと思うのです。
そうしないと茂兵衛がお見合い相手を連れてきかねませんし。
まだまだ無事に結婚とは行かなそうな裕一と音。
今週はどんな展開になっていくのか…不安ながらも気になります。
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