『エール』第5週24話あらすじ・ネタバレ感想!裕一は、芸術が生まれる瞬間は小さな「きっかけ」と説く

『エール』第5週24話

出典:『エール』公式ページ

三郎(唐沢寿明)が一足早く福島へ帰るも、彼のある行動で裕一(窪田正孝)はある曲を作り上げました。

演奏会の準備を手伝った御手洗(古川雄大)がこの楽譜を見つけると大喜び。

プログラムに加える流れに。

そして裕一は、御手洗の過去を知ることになります。

また、父に向けた詩が書けないと困っていた音(二階堂ふみ)は、梅(森七菜)にこれをお願いしますが、頼まれた梅もうまく書けずに悩みます。

そこにふと現れた裕一。

梅は作曲家である裕一にとある質問をするのでした。

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『エール』前回第5週23話のあらすじと振り返り

『エール』第5週23話

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立ち位置が違うから別れなくてはならない、別れなさいと光子(薬師丸ひろ子)から言われた音(二階堂ふみ)でしたが、ふたりの絆はさらに深まり、福島からやって来た三郎(唐沢寿明)と4人で机を囲む場で、裕一(窪田正孝)は突然の「音さんをお嫁にください」発言。

大慌てする三郎と光子。

そして、音は改めて私で良いのかと聞きます。

僕の音楽には君が必要と言われ、これを受け入れた音。そして、裕一は音にキス。

これを見てしまった光子はもう止められないと察し、父・安隆(光石研)の写真と十字架を持って登場。

裕一と音は、ここで永遠の愛を誓うのでした。

【ネタバレ】『エール』第5週24話あらすじ・感想

『いびき』

裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)が結ばれることを認めた三郎(唐沢寿明)は関内家に一泊し、一足先に福島へ帰っていきました。

夜遅く、裕一は三郎の騒がしいいびきを聞いて目を覚ますと、彼をまたいで机の前に座り、譜面に曲を書き始めました。

遊びで書いた『いびき』という曲。

御手洗(古川雄大)の元で演奏会のプログラムを考える際、彼はこれを見つけて演奏。

『エール』第5週24話

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非常に気に入ると、プログラムに入れることを提案するのでした。

KAMUI

うるさいと思われがちないびきが裕一にはコミカルな音楽に聞こえるだと!いいなぁその耳。雑音を雑音と感じないなんて!

ミュージックティーチャーの過去

御手洗の元にいる際、裕一はどうして彼が「先生」と呼ばれることを拒むのか聞いてみました。

すると、そこには悲しい過去が…。

中世的な雰囲気を持つ古川は、学生時代は教師に「男らしくしろ」と言われて殴られたり、泥水を飲まされたりした過去がありました。

その環境から抜け出すため、海外で暮らすことを許してもらいました。

向こうに行っても東洋人として差別をされたことはありましたが、実力で認められたと彼は語ります。

「先生」と聞くと、辛い思いが蘇ってしまう。

だから彼は「ミュージックティーチャー」と呼んでほしいと言うのです。

『エール』第5週24話

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そんな過去があるからこそ、御手洗は裕一に対し、辛いと感じている人に力を与えられる曲を作ってほしいと言います。

また、音にこの話はしないでと…辛気臭いのは嫌いだそうです。

KAMUI

今で言うトランスジェンダー。好感が上がらずにはいられません。彼のモデルは音のミュージックティーチャーであり、美輪明宏さんではないでしょうか?若い頃の美輪さんにも似てるし。

三郎(唐沢寿明)は賛成したが…

福島に帰った三郎は、事の顛末をまさ(菊池桃子)と浩二(佐久本宝)に報告。

親の務めとして茂兵衛(風間杜夫)を説得すると自信を持って帰ってくるのですが、それ以前に妻と次男から大反対を食らいます。

そんな勝手を許せば、権藤家からの融資が止められ、喜多一が終わると怒る浩二。

裕一は海外、音は東京。

一緒に住まないのに許すなんて…と眉をひそめるまさ。

しかし、ふたりが何と言おうとも、三郎は折れないと言い張ります。

KAMUI

遠距離でも夫婦でいることは今の時代ならアリなんでしょうが、この時代じゃ考えられないかも。しかし、裕一の決心が固い以上、三郎も折れられないでしょうね。妻になる音のことも見たわけですし!

数日後、三郎からの電報で「バンジヨシ スグカエレ チチ」と関内家に届きます。

KAMUI

裕一は喜ぶが、私としては本当か?って思えるところですね。

作品はどうやって生まれるのか?作家志望の梅(森七菜)が裕一(窪田正孝)に問う

父への詩を書くよう裕一に言われていた音。

しかし、どれだけ頭を捻らせてもできません。

そこで音は、作家志望の梅(森七菜)にこれを無理矢理お願いします。

安隆(光石研)がなくなって7年。

梅も頭を捻らせて詩を考えるもなかなか作り上げることができません。

『エール』第5週24話

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その上、彼女は雑誌で16歳の少女がコンクールで賞を獲ったことを知り、また悩みます。

裕一が御手洗の元から帰ってくると、家に誰の気配もないのでウロウロと人を捜し歩くと、そこで梅に遭遇。

すると梅は、裕一に「作曲ってどーやるんですか?」と聞きます。

「バーンって曲が降ってくる感じ」と答えるも、参考になりません。

KAMUI

バーンって降ってくる。本当にこれです、この感覚よくわかります!

16歳で賞を獲れる子もいるのに、自分は最後まで書き上げたことがないと嘆く音に対し、裕一は「きっかけ」が必要なのかもと言います。

『エール』第5週24話

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一度は音楽を諦めた過去。失恋をして戻って来た。

そして、今では音がいないと曲を書けないと裕一は言い切ると、梅はポカーンとした表情。

KAMUI

作家に大事なのは、一度最後まで書き切るというのもあるんだよ…。

物を作るにはきっかけや繋がりが必要。

見つからないなら外に目を向けてみたらいいと、裕一は梅にアドバイスするのでした。

梅はこれに納得しながら、裕一がしっかりしている人だとも理解します。

KAMUI

梅が裕一を義兄として認めた瞬間でしょうかね?しかし、このアドバイスもある意味「きっかけ」ですよね。

『エール』第5週24話まとめ

豊橋にいると、裕一と音の結婚と、音楽への道が着々と進んでいるように感じますが、福島ではそうでもないような…。

いよいよ第5週も次で終わり。

そして、次回ついにあの方が…。

梅は詩を完成させ、演奏会は成功するのか、色々楽しみです!

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