裕一(窪田正孝)が慰問先として派遣されたのはビルマ。
作家・水野伸平(大内厚雄)と画家・中井潤一(小松和重)は一足先に前線へ行くも裕一は2ヶ月間も命令が出ず、自分が来た意味は何だったのだろうと悩みます。
その間に、まさ(菊池桃子)の容態が悪くなったことで音(二階堂ふみ)は福島へ疎開します。
そこで音は裕一の思い出の品を見つけ、昔話を聞きます。
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目次
『エール』前回第17週85話のあらすじと振り返り
軍からの命令により前線で戦う兵士たちを元気づけるための慰問が決定した裕一(窪田正孝)。
鉄男(中村蒼)に「行くな。」と言われても、「国のために今も曲を書いているのだから逃げているわけではない。」と音(二階堂ふみ)に言われても、裕一の思いは変わりません。
そして間もなくして、裕一は音と華(根本真陽)を残し、行き先も期間もわからずに旅立つのでした。
書斎に残された音宛ての手紙には、音に対してごめんという思い、戦場をこの目で見たいという思い、そして「戦争が終わったら夢の続きを始めよう。」と書かれていたことで、音は涙をこらえ「あなたを信じてる」と言葉をこぼすのでした。
【ネタバレ】『エール』第18週86話あらすじ・感想
ビルマに派遣された裕一(窪田正孝)は水野(大内厚雄)から詞を託され滞在し続ける
慰問のために裕一(窪田正孝)が派遣されたのはビルマ。
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裕一と共にやって来た作家・水野伸平(大内厚雄)と画家の中井潤一(小松和重)は到着するなり、すぐに戦況を気にします。
「そう焦らず…。」と言葉を返されながらも、中井は「すぐにでも前線へ行きたい。」と言い、水野は彼について行く気満々でした。
1ヶ月ほど滞在をすると、2人はさっそく前線へと向かいますが、裕一はまだ留め置かれることに…。
水野から彼が書いた「ビルマ派遣軍の歌」の詞を託されると、裕一は作曲を始めます。
2ヶ月が経っても命令は出ず、裕一は日記を書きながら、「日本から旅立った意味はなんだったのだろう?」と戸惑うのでした。
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ビルマでの生活にため息をつく裕一(窪田正孝)はある人の名前を聞く
雨季になり服にはカビが生えるようになってどんどん汚れていき、部屋にさそりが出れば怯えながらほうきで必死に追い払う日々。
そんな中、従軍記者の大倉憲三(片桐仁)が裕一のもとへと来ると、「福島出身ですよね?」と言ってきます。
実は、このビルマには藤堂清晴(森山直太朗)がいて、裕一の話を良くしていたそうです。
恩師・藤堂の名前を聞いて喜ぶ裕一。
いずれ、大尉となった彼と会えるように手配すると言われるのでした。
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五郎(岡部大)の苦難
試験に合格し、馬具作りを1人で任されるようになった五郎(岡部大)。
岩城(吉原光夫)に見守られながらせっせと作り、光子(薬師丸ひろ子)にも褒められるのですが、五郎自身は立ち止まっている模様。
「馬具は人と馬の命を守るものだ」と岩城に言われるも、五郎の中にはやはり戦争の道具だという気持ちが抜けず、誰もが彼を心配するのでした。
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まさ(菊池桃子)の病状の悪化で音(二階堂ふみ)が華(根本真陽)と福島へ疎開
まさ(菊池桃子)の容態が悪化したと聞いて、音(二階堂ふみ)と華(根本真陽)は福島に疎開します。
まさは、「ごめんね。」と言って起き上がりますが、音は彼女を安静にさせ家のことを始めます。
そして、荷物を裕一の部屋に置いて片付けを始める音。
祐一の思い出の品などを眺めているうちに、大きな布で覆いかぶさったものを発見します。
めくるとそこには、蓄音機がありました。
「兄貴の才能を開花させたきっかけ」だと語る浩二(佐久本宝)。
浩二は本当は自分の誕生日祝いに贈られたものであることも話すと、「あらためて人生ってわからないものだな。」と音に言います。
裕一が心配な音。
しかし、「裕一は軍にとって大事な人だから、危ないところには行かないだろう。」と言い、浩二を安心させるのでした。
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まさが倒れたことで、「いい加減、結婚しないとな…。」と言い出す浩二。
すると音は、「良い人がいれば紹介しますよ。」と言ってくれます。
これに対する浩二の答えは、「原節子みたいな人が良いな。」でした…。
音は何も言い返すことができませんでした。
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前線から戻った中井(小松和重)の絵を見た裕一(窪田正孝)は…
まもなくして前線から1人戻ってきた中井。
戦場で描いた絵を裕一に見せながら、彼は「前線は地獄だ。」と語ります。
「このままでは多くの人が犬死にする。日本は負けます。未来はない。」と彼は言い、その光景が容易に想像できる絵に裕一は言葉を失うのでした。
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『エール』第18週86話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
裕一の慰問先はビルマでした。
作家の水野・洋画家の中井たちと同行し、戦地の状況を日記に記していきました。#朝ドラエール#窪田正孝#片桐仁#大内厚雄#小松和重 pic.twitter.com/MapQRfukXV
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 11, 2020
まだ実際に目にしてないとはいえ、中井が描いた光景は非常にリアルでした。
やせ細ってあばら骨が見える人の姿。
死体と思われる人には草のつるが巻きつき、気味が悪くどれもゾッとするものです。
いずれは裕一もここへ足を運ぶことになるわけですが、来たことを後悔するのでは?という思いもあります。
そして、戦争が終わって裕一が帰ってくるまでの間に、「まさが亡くなってしまう。」という最悪の事態が起こらないように願いたいです。
今週はさらに五郎にもスポットが当たっているようなのですが、彼もこれからなにか起こりそうな予感。
福島、豊橋、そしてビルマ、それぞれがどんな物語をつむぐのかしっかりと見ていきたいものです。
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