『エール』第16週79話あらすじ・ネタバレ感想!音、音楽挺身隊に入隊する

『エール』第16週79話あらすじ・ネタバレ感想!音、音楽挺身隊に入隊する

出典:『エール』公式ページ

小山田(志村けん)は音楽挺身隊の新規加入者名簿の中に古山音(二階堂ふみ)の名前を発見します。

音はいざ隊に入ると、旧友と再会して喜びを感じると共に、軍隊のような迫力のある空気を感じ、うまくやっていくことができるだろうかと不安になります。

しかし、慰問先で歌を歌えば喜ばれ、やりがいを感じる音。

それがまた新しい衝突を生むことになるのでした。

また、梅(森七菜)は東京からやって来た出版社の人から衝撃の一言を言われ、これを影で見ていた五郎(岡部大)は苛立ちます。

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『エール』前回第16週78話のあらすじと振り返り

『エール』第16週78話あらすじ・ネタバレ感想!国と芸術の衝突で関内家の3姉妹がバラバラに?

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岩城(吉原光夫)から出された試験に落ち続けた五郎(岡部大)。

彼を追いかけて来た梅(森七菜)は、自分と結婚したくないのかと言いますが、五郎は試験となると緊張して困るんだと告げます。

そこで裕一(窪田正孝)は頭の中で好きな音楽を流せばいいとアドバイス。

五郎はこれを受け入れ、今度こそは合格すると決意します。

その晩、吟(松井玲奈)もやって来たことで、久しぶりに関内3姉妹が集合。

しかし、お国のためにと好きなことを我慢する吟は、音楽教室をする音(二階堂ふみ)や小説を書き続ける梅にイライラし始めます。

妹たちが人の感情までは強制しきれないと言い返すと、吟はため息をつき「もういい」と言って帰ってしまいました。

翌日、梅は音に届いた「音楽挺身隊」の案内を発見。

自分には向いていないと言う音は梅に「お姉ちゃんの歌への思いってそんなもんなの?」と返され、何も言い返すことができません…。

【ネタバレ】『エール』第16週79話あらすじ・感想

音(二階堂ふみ)、音楽挺身隊への入隊を決意する

小山田(志村けん)の元に、音楽挺身隊の新規加入者の名簿が届けられました。

『エール』第16週79話

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その中には「古山音」という名前が…。

そう、音(二階堂ふみ)は向いていないと言っていた音楽挺身隊への入隊を決めたのです。

KAMUI

梅(森七菜)に言われたことが響いた感じですかね。

隊へと足を運ぶと、そこには音楽学校時代の旧友が!

再会に喜ぶ音でしたが、間もなくして入って来た顧問の神林康子(円成寺あや)が「音楽は戦力増強の糧である」と迫力ある声で言ったため、またも自分はここでやっていくことができるのだろうかと悩みます。

『エール』第16週79話

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まるで軍隊。

不安をこぼす音に裕一(窪田正孝)は慰問先に行ってまずは歌ってみたらいいと言って、背中を支えるのでした。

KAMUI

歌を歌うことには変わりありませんからね。

「間違ってますよ、こんな世の中」

豊橋に戻った五郎(岡部大)は、梅との結婚のため、必死に馬具づくりと向き合います。

今度こそは合格してほしいわねとほほ笑む梅と光子(薬師丸ひろ子)。

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しかしその背後には特高が…。

間もなくして関内家に、梅を訪ねて東京の出版社の人がやってきました。

梅がデビューをした時からお世話になっているからと聞き、五郎も安心して見守っていましたが、事態は急展開を迎えます。

相手方の話は、小説は実に素晴らしいが、今後はお付き合いを差し控えさせてもらうというものでした。

理由は「ご一家に問題あり」という話を聞いたからです。

出版社側のこの発言を聞いた五郎はつぶやきます。

「間違ってますよ、こんな世の中」

KAMUI

いやほんと、間違っているんですって。しかしこの時代、それに気づける人がいないんですよ。お国のためにが一番ですからね。

音(二階堂ふみ)はお国のためにと歌うも、吟(松井玲奈)は「残酷だわ」と呟く

いざ、挺身隊として軍需工場を訪問し、歌を歌う音。

歌っている時はつい笑顔になり、工場の人たちも手拍子して喜びました。

『エール』第16週79話

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その笑顔を見ているだけで、音はやってよかったと思うようになります。

間もなくして、古山家に福島にいる裕一の弟・浩二(佐久本宝)から手紙が到着。

りんご園の男手は軍隊にとられてしまい、子供たちと一緒にりんごを作っていて大変だという話、そして母・まさ(菊池桃子)の具合も最近よくないという話が綴られていました。

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その内時間を作って福島に帰ろうかと話す音と裕一。

そんな音の元に吟(松井玲奈)がやってきました。

どうやら婦人会の班長・克子(峯村リエ)からのまた来てほしいという手紙を預かって来たようなのですが、今は挺身隊で忙しいといって音はこれを断ります。

吟が「あんたはいつだって好きなことをして」と言うと「好きなことをして何が悪い」と返す音。

姉妹として小さい頃から一緒に育ってきたからこそ、全部互いのことを知っている仲だと思っていたのに、ここにきて吟に「残酷だわ」と言われる音。

この話を聞いた保(野間口徹)と恵(仲里依紗)は、戦争はそんな知らない顔も出させるのだなと考えるのでした。

音には歌、梅には文学、吟の心には妹2人に対して自分には何にもないという劣等感が生まれていたのかもしれないと…。

『エール』第16週79話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

自分には向いていないと思っていた音楽挺身隊が意外と楽しいと気づいた音。

しかし、それで終わるわけはないと思うのです。

もっとお国のために歌えとか、笑うなとか言われそうな気がしてなりません。

そして、吟は智彦(奥野瑛太)の出征が決まった時にご無事でと言って怒られてしまいますし、なかなかに世知辛い。

この不協和音も次で最後。

どうなっていくのでしょう。

そして、小山田先生役の志村けんさんの撮影されたシーンも今回で最後のこと。

改めてご冥福をお祈りいたします。

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