時は流れ、成人男性が万歳三唱をされながら戦争へと行く時代になりました。
その時ふと見つけた「露営の歌」という詩を見た裕一(窪田正孝)は、頭の中でなんとなくその曲を作ってみることに。
あくる日、コロンブスレコードに行くと廿日市(古田新太)からこの曲を依頼され、すでに出来上がっていたことで即採用!
しかもこの曲が大ヒットするのでした。
曲を作った裕一、歌った久志(山崎育三郎)はたちまち有名人。
すると鉄男(中村蒼)は1人ため息をつきます。
このヒットがきっかけとなり、古山家には音(二階堂ふみ)と華(田中乃愛)が喜ぶものが置かれることに。
そこで音が新しいことを始める様子。
その一方で、またこの時代に眉をひそめる人が…。
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目次
『エール』前回第14週70話のあらすじと振り返り
東京で五郎(岡部大)に出会ったことで、豊橋が自分にとって大切な場所だと気づいた梅(森七菜)は、幸文子(森田想)との対談で「豊橋に帰る」と宣言。
そして、かけがえのない人の居場所になりたいと宣言。
すると梅は、古山家を出ていった五郎を探し出し、「自分のことは好きか?好きならどうして逃げた。」と言います。
結果、五郎は梅と共に豊橋へ。
そして、岩城(吉原光夫)のもとで馬具づくりのノウハウを勉強し、一人前になった時に結婚することを決め、関内家の跡取りとなるべく奮闘することとなりました。
五郎が裕一(窪田正孝)のもとに一曲だけ残していったものは、他の曲とは別で彼のオリジナル曲でした。
良い曲だと音(二階堂ふみ)と共に喜びながら、ふたりは「才能って何だろう」と呟きます。
【ネタバレ】『エール』第15週71話あらすじ・感想
戦争の時代に突入。ふと新聞で見つけた詩が裕一(窪田正孝)の人生を…。
時代は流れ、戦争が始まると、成人男性は周囲から万歳三唱され、お国のために出兵。
「立派だねぇ。」と裕一(窪田正孝)が言うと、「お父さんは行かないの?」と華(田中乃愛)が言います。
今のところお声はかかっていない裕一。
すると音(二階堂ふみ)は「いつまで続くんだろうね…。」と呟きます。
KAMUI
漢字が書けるまでに成長した華をビデオカメラで撮影して喜ぶ裕一。
その時ふと、テーブルにあった新聞に「露営の歌」という詩を見つけます。
そして、コロンブスレコードに出向くと、廿日市(古田新太)からこの曲の作曲を急遽依頼されるのです。
実は裕一、なんとなくメロディーが浮かんできたことで、すでに曲ができていました。
すると廿日市は大喜びです。
短調で少々暗い印象だったことや、歌手に久志(山崎育三郎)を推薦されたことで頭を少し悩ませましたが、B面での録音ということもあり、GOサインが出るのでした。
KAMUI
「露営の歌」が大ヒット!裕一(窪田正孝)と久志(山崎育三郎)の名が世間に轟く中、鉄男(中村蒼)は…。
裕一が曲を作り、久志が歌った「露営の歌」は、出征する兵士の見送り曲として大ヒット。
レコードは50万枚の売り上げに至りました。
これにより、古山家にまで足を運んでこのことを報告しに来た廿日市は、もう裕一をおだて上げながらも、これからもどんどん書いて下さいと言うのです。
KAMUI
家に電話をひくことになった古山家。
すると音は、さっそく電話を持っている吟(松井玲奈)に電話をします。
裕一の活躍に吟も大喜びです。
KAMUI
それから1年後、裕一と久志が日の目を浴びたことを喜びながらも、いまだに自分は作詞家として大成していない鉄男(中村蒼)は、自分にもそんな日は訪れるのだろうか…このままずっとおでん屋をしているのではないだろうかと、肩を落とすのでした。
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古山家にオルガンが!音(二階堂ふみ)の新しい音楽人生がスタート
露営の歌がヒットしたことにより、裕一は音や華が喜んでみんなで楽しめるものを買いたいと思っていました。
そこで手に入れたのがオルガンでした。
これを見た音と華は大喜び。
さっそく音が弾いて見せると、華も弾きたがります。
喫茶・バンブーの店主・恵(仲里依紗)を家に連れてきてはオルガンを見せ、友達を呼んで音の演奏する曲に合わせて歌を歌うこともしばしば増えてきました。
KAMUI
そこで音は、音楽教室をやろうと思いつくのです。
裕一も賛成してくれるので気合いは十分!
さっそく張り紙も作るのですが、そんな時に吟から電話です。
裕一のいる日を聞いてきた吟。
いつもなら改まって「お邪魔していい?」なんて言いませんが、この時にやって来た吟は、兵隊の格好に身を包んだ智彦と一緒に古山家を訪問するのでした。
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『エール』第15週71話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
裕一は音と華にオルガンをプレゼントしました🎹✨#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#田中乃愛 pic.twitter.com/LcWEPWfghf
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) September 21, 2020
『エール』第1週1話が、東京オリンピックの曲。
それは敗戦から復帰した日本の力を世界に知らしめるためというものでした。
ということは、戦争の時代はやってくる、避けては通れない日本の歴史。
そして、もうその渦の中に入っていくということなんですね。
お国のために戦う兵は喜ばれて万歳三唱。
子供たちは兵隊ごっこを楽しんでいる世の中は、この時代では当たり前だったでしょう。
しかし、音や裕一はすでに戦争は辛いということをわかっています。
大事な人を残していくのも、残される人も…もう会えないかもしれない、永遠に離れ離れになるかもしれないというこの状況。
そしてそれが今、姉の吟と智彦に起ころうとしています。
ヒット曲を生み出したばかりの裕一ですが、この時代とどう向き合っていくのか…そこが気になるところです。
さらに、今週のタイトルは「先生のうた」です。
つまりは藤堂清晴(森山直太朗)も…。
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