裕一(窪田正孝)の凱旋祝いと称した飲み会が盛り上がる最中、弟の浩二(佐久本宝)が帰宅。
裕一と顔を合わせるなり「よくヘラヘラと帰って来れたな」と言って、浩二は兄を突っぱねます。
また、音(二階堂ふみ)が三郎(唐沢寿明)の具合が悪いことに気づくと、まさ(菊池桃子)にこれをこっそり質問。
胃潰瘍だと聞かされたことで、裕一と音はしばらく福島に滞在することを決めるのですが…。
喜多一を閉めたこと、三郎が痛みで腹部を抑えたこと、なにか重要な秘め事がありそうです。
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目次
『エール』前回第11週52話のあらすじと振り返り
久しぶりに福島へと帰って来た裕一(窪田正孝)は、恩師・藤堂清晴(森山直太朗)と再会し、幼い頃の自分の話を生徒や関係者に対して話し、才能を見つけたら大事にしようと伝えます。
そして、実家の前に帰って来たものの、どんな顔をしてはいればいいか分からない裕一は音(二階堂ふみ)と家の前でもめていると、華の鳴き声を聞いたまさ(菊池桃子)が飛び出してきて、笑顔で迎え入れてくれました。
喜多一はすでに閉店させていたことを知る裕一はちょっと申し訳ない気持ちになりますが、三郎(唐沢寿明)は息子の凱旋祝いとして多くの人を呼んで宴会を開きます。
川俣銀行で一緒に働いていた落合(相島一之)は今は組合に、昌子(堀内敬子)は藤堂の妻にと色々な変化が起きる中、音は腹部を抑えて痛みをこらえる三郎の姿を目撃するのでした。
【ネタバレ】『エール』第11週53話あらすじ・感想
久しぶりの兄弟の再会は感動ものにはならず
裕一(窪田正孝)の凱旋祝いとして盛り上がっていると、弟の浩二(佐久本宝)が役所から帰宅。
裕一が久しぶりと声をかけますが、浩二は一切笑顔を見せません。
「よくヘラヘラと帰って来れたな。一曲出せたからって大先生気取りか?」と怒った浩二は、三郎(唐沢寿明)のお酒を止め、部屋へと帰っていくのでした。
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嫁と姑、子を思う気持ちで仲良しに
まさが宴会の片づけをしていると、音(二階堂ふみ)が手伝いにやってきます。
すでに華はぐっすり眠ってしまっていると伝えると、裕一にそっくりだとまさは言います。
一度寝たら朝まで起きない裕一、浩二は夜泣きがひどくてずっと抱っこしていたと語るまさ。
そして大きくなってからは、裕一は言葉が上手くしゃべれずいじめられ、浩二はなんでも覚えるが人に伝わらないと語ります。
華を生み、母親となった音は、親はいつまでも子供のことを心配するものなのだと理解することができたことで、まさに対し、あの時はすみませんでしたと謝ります。
一方まさは、裕一が今こうして幸せでいられるのは音のおかげ。あなたは正しかったと言って、感謝の気持ちを表すのでした。
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藤堂清晴(森山直太朗)も父と向き合う
藤堂家では、清晴(森山直太朗)が父・春吉(遠藤たつお)と向き合うことに…。
すでに軍人として隠居した晴吉でしたが、この度満州へ視察に行くことが決まったのです。
国のためにと言って今更ついてこいと言うのかと清晴は気構えますが、そこに妻の昌子(堀内敬子)がお茶を持ってきて登場し、裕一の話を聞かせます。
お前も軍人になっていれば凱旋祝いをしてもらえるのになと言われる清晴。
お国のために戦うことの大切さを聞かされると、自分も教師として国のために戦っていると返しますが、いまいち父には理解してもらえません。
そんなとき、昌子がお腹の子が動いたと言い、晴吉の手を自身のお腹に。
喜ぶ晴吉は、昌子に安産祈願のお守りを渡し、「清晴を立派な父親にしてくれ」と話すのでした。
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三郎(唐沢寿明)は胃潰瘍。しかし本当は…
音を通じて、まさから三郎が胃潰瘍だと聞かされた裕一は、浩二とのわだかまりも気になることから、もうしばらく家族で福島にいることを決意。
食費としてまさに少しばかりのお金を渡そうとします。
しかし、出勤前の浩二に「そんな金受け取らなくていい」と言われてしまいます。
明らかに家のことに関わらないでほしいと言いたそうな浩二。
裕一は彼を追いかけ、何があったのか教えてくれよと詰めると、ついに浩二は口を開きます。
「父さん、もう長くねぇんだ。胃がん。もう手の施しようがない」
父の病状を知り、ショックを受ける裕一。
すると浩二は、父の前でそんな顔をするなよと裕一に言います。
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『エール』第11週53話まとめ
軍人である父・晴吉とは考えが合わないこともある、藤堂先生。
昌子とお腹の赤ちゃんの存在が親子をつなぐ光です😊#朝ドラエール#森山直太朗#堀内敬子#遠藤たつお pic.twitter.com/pLWUpOxqLq— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 10, 2020
三郎が痛いと腹部に手を添えていた時、胃潰瘍ととっさに嘘をついたまさ。裕一に迷惑をかけまいとしていたのでしょうね。
そして家を放り出して出ていったと思うからこそ、浩二も関わらせたくないとしています。
しかしなにがあっても裕一も浩二もまさと三郎の子供。つまり、逆も然りといえるでしょう。
三郎…もしかして早々にお亡くなりに?
ちょっと心配な気持ちも出てきますが、兄弟の確執もこの先どうなっていくのか気になるところです。
というか、兄弟が仲悪いままだと三郎も死んでも死にきれないでしょう。
明日はどんな展開が待っているのか、じっくり待機です!
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