映画や小説で度々目にする、登場人物がかっこよくウイスキーを飲むシーン。
海外の作品だと特に多いですよね。
実は銘柄や飲み方へのこだわりがその人物の人柄を表していたりするので、見どころのあるシーンになりがちです。
そして、お酒好きな大人の皆さんは、思わず自分も飲みたくなったりしてしまうのでは?
ということで、今回はそんなウイスキーが飲みたくなるような映画を9作品ご紹介します。
目次
ウイスキーが飲みたくなる映画おすすめ9選
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
孤独な盲目の退役軍人・フランク(アル・パチーノ)と、トラブルを抱えながらも優しい心を忘れない青年・チャーリー(クリス・オドネル)の数日間の交流を描いたヒューマンドラマです。
人生を悲観していたフランクと人生の選択に迫られていたチャーリーが、お互いの心に触れて人生を見つめ直し、新たな希望を見出していく姿に胸がキュッと締めつけられる物語になっています。
そんな『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の印象的なシーンの一つに、ジャック・ダニエルというウイスキーが登場するのです。
超一流ホテルのスイートルームのミニバーにて、盲目のフランクのためにチャーリーがウイスキーの銘柄を一つ一つ伝えます。
すると、フランクは「ジョン・ダニエルを並べさせろ」といいました。
「ジャック・ダニエルでは?」と聞き返すチャーリーに、「俺はジャック・ダニエルと付き合いが長いから、ジョンでいいんだ」とフランクは答えます。
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この作品を観た後は、“ジョン・ダニエル”を飲みたくなるのでは?
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『キングスマン』
どの国にも属さない世界最強のスパイ機関・“キングスマン”の活躍と、亡き父の後を継いでキングスマンのスパイとなる道を選んだ青年・エグジー(タロン・エジャトン)の成長を描いたアクション映画です。
過激なシーンがユーモアたっぷりな描写で思わず笑ってしまうようなシーンになったり、紳士でスマートなスパイであるハリー(コリン・ファース)も凄すぎて思わず笑ってしまうようなシーンになったりと、かっこよさと笑いに打ちのめされる作品になっています。
そんな『キングスマン』ではお酒を嗜むシーンがたくさん出てきます。
冒頭のシーンではダルモア62という超高級ウイスキーが登場していました。
犯人たちがキーパーソンを拉致していたアジトに奪還者であるキングスマンが現れ、1人、また1人と一味を倒し、最強の敵もまた、スマートに応戦します。
熱いアクションシーンの中でも次々に強き者の手に渡っていくのが、グラスに注がれた一杯のダルモアでした。
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冒頭から痺れます。
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『ブレードランナー』
遺伝子工学技術の進歩により発明された人造人間・“レプリカント”が自分の意思で脱走し、レプリカント専任の捜査官・“ブレードランナー”であるデッカード(ハリソン・フォード)が彼らの捕獲へ向かう近未来SF作品です。
カルト的な人気を誇り、今なお幅広い世代に愛される不朽の名作となっています。
そんな『ブレードランナー』で登場するのは、ジョニー・ウォーカーというウイスキー。
四角くて大ぶりのロックグラスでジョニー・ウォーカーのブラックラベルを嗜むデッカードの姿に憧れた人も多いようです。
2017年にライアン・ゴズリング主演で制作された30年後を描く続編『ブレードランナー 2049』が公開された際には、劇中に登場する近未来的なボトルを模したブラックラベル ディレクターズカットが数量限定で発売されました。
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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
イギリス史上初の女性首相で、自身の政治方針や外交に対して一切妥協しない姿勢から“鉄の女”と呼ばれたマーガレット・サッチャーの半生をメリル・ストリープ主演で描いた伝記映画です。
メリル・ストリープはこの作品でアカデミー主演女優賞に輝き、『クレイマー、クレイマー』『ソフィーの選択』に次ぐ3度目のオスカー受賞となりました。
そんな『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でもウイスキーが登場。
実はサッチャー元首相は大のウイスキー好きであったことが知られており、執務室にも常備されているほどでした。
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レストランでワインを勧められた際もウイスキーにしてほしいと注文するなど、様々なエピソードが残されています。
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『イングロリアス・バスターズ』
ナチス占領下のパリにて、ナチスに家族を殺された映画館主のショシャナ(メラニー・ロラン)がナチス高官たちに復讐を果たそうと計画を練る一方、ナチス軍人を標的とするレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ”もヒトラー暗殺を企てる、衝撃の戦争映画です。
クエンティン・タランティーノが送る史実を改変したストーリーは話題を呼び、緊迫した役者たちの演技は多くの場で賞賛されました。
そんな『イングロリアス・バスターズ』ではスコッチが印象的です。
酒場で乾杯を交わす時に役柄に合ったお酒を頼んでいるシーンがあるのですが、この場面である人物が注文するウイスキーはスコッチ。
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『アルゴ』
イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンス作品です。
CIAが18年間明かしてこなかった実在の作戦を基にベン・アフレックが監督・製作・主演を務め、アカデミー賞で作品賞など3部門を受賞したことから、さらに注目を集めました。
そんな『アルゴ』で登場するのが、マッカランというウイスキー。
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大使館から自力で脱出した6人を無事に国外へ逃がすための大胆不敵な作戦、その作戦への想いやプレッシャーを背負ったトニーの心情が慮られます。
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『007 スカイフォール』
“007”シリーズ第23作目で、『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』に引き続きダニエル・クレイグが主人公のジェームズ・ボンドを演じた作品です。
ダニエル・クレイグ版の前2作品とは直接関係していないストーリーで、『007』ファンのみならず各方面から絶賛されました。
そんな『007 スカイフォール』でもマッカランが登場。
ジェームズ・ボンドといえばウォッカ・マティーニの印象が強いかもしれませんが、ボンドのボスであるM(ジュディ・デンチ)がバーボン・ウイスキーを好むなど、ウイスキーも頻出しています。
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『グリーンブック』
1960年代のアメリカ南部で黒人のジャズピアニストとイタリア系白人運転手が交流を深めていく姿を、実話をベースに描いた作品です。
人種差別が根強い地域を舞台に、生まれ育ちが全く違う2人の男性が友情を育んでいく様子は多くの感動を呼び、アカデミー作品賞も受賞しました。
そんな『グリーンブック』で登場するウイスキーはカティ・サーク。
ピアニストのドン(マハーシャラ・アリ)が好んで飲んでいるのですが、運転手のトニー(ヴィゴ・モーテンセン)と親しくなってきた頃に2人で飲みかわすカティ・サークは、それまでとは別物に見えるほど、より美味しそうです。
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『マザーウォーター』
京都を舞台に、ウイスキー・バーを営むセツコ(小林聡美)、コーヒー店の店主であるタカコ(小泉今日子)、豆腐を売るハツミ(市川実日子)ら男女7人の日々を描いた作品です。
“水”をテーマにしたストーリーで、穏やかな時間が流れる映画になっています。
そんな『マザーウォーター』では、ウイスキーしか出さないバーが登場します。
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そのタイトルに最も関連しているウイスキー・バーで、丸く削られた氷をグラスに入れ、ウイスキーを注ぐシーンが印象的です。
あの丸い氷で作る水割り、きっと真似してみたくなることでしょう。
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ウイスキーが飲みたくなる映画おすすめ9選まとめ
飲み交わそうとした2つのウィスキーを2つとも飲むデッカード。
#細かすぎて伝わらない映画の好きなシーン
「ブレードランナー」 pic.twitter.com/4fZWYDmefY— 翼 (@FlugelF91) February 26, 2020
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
- 『キングスマン』
- 『ブレードランナー』
- 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
- 『イングロリアス・バスターズ』
- 『アルゴ』
- 『007 スカイフォール』
- 『グリーンブック』
- 『マザーウォーター』
いかがだったでしょうか。
今回は洋画を8作品と邦画を1作品ご紹介しました。
今夜はウイスキーを飲みながら、映画鑑賞なんていかがですか?