『四月一日さん家の』第3話あらすじ・ネタバレ感想!三姉妹による漫才ネタを披露、爆笑の準備はいいか?

出典:『四月一日さん家の』公式ページ

「バーチャルYoutuber」を知らないって人たちがハマってる『四月一日さん家の』。

演じている女優さんへの変な先入観がないからこそ、素直にクスクス笑える作品です。

不思議だけどなんだか見ちゃう新しい世界、体感してみませんか。

第3話は、「四月一日さん家のネタ見せ」というタイトル。

あの感情をあまり表にださない末っ子・三樹が「感情むきだし」にする様子はつ超貴重です!

すべては彼女の異常なまでの「お笑い愛」からくるモノ。

一花&二葉のプって吹いちゃう漫才も見ごたえ抜群!満足度ハンパない回です。

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『四月一日さん家の』第3話あらすじ

『四月一日さん家の』第3話あらすじ

長女・一花(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(響木アオ)の3姉妹が暮らす四月一日家。

二葉は友達の結婚式の余興で漫才をやる予定だったが、相方の病欠により急遽一花に相方役を、お笑い好きの三樹に台本の執筆を依頼する。

軽い気持ちで挑んだ一花と二葉だったが、お笑いへの想い入れからクールな三樹が鬼コーチへと豹変し…。

果たして3人は、結婚式当日までに満足のいく漫才を完成させることができるのか?
出典:『四月一日さん家の』公式ページ

【ネタバレ】『四月一日さん家の』第3話の感想

結婚式の余興で、姉妹で漫才!?三樹がネタ執筆で夜なべ…ガチすぎの「ネタ合わせ」がはじまる。

夜のリビング、次女・二葉が友達と電話、なにやら意味深で気になるやりとりをしてます。

二葉「あーそうなんだぁ。流行ってるみたいだもんね…こっちはなんとかするよ。最悪、ウチにはあと2人いるしね、ウン。大丈夫。ウチの姉妹でなんとかするからさ。じゃあお大事にね。」

一花と三樹は、二葉をじーっと見ます。

3日後にある友達の結婚式で、余興として「漫才」をすることになった二葉。

相方をやるはずだった子がインフルエンザになってしまったというのです…。

二葉「どっちか相方やってくんない?」

一花「え~」

二葉「そうだっ三樹!あんたお笑い好きじゃん。相方やってよ。」

三樹「無理無理…昔のことだし。いち姉やってよ。」

一花「他にいないの~?…しょうがないな、私がやるか。」

二葉「ホントに?ありがとう~。じゃあ三樹、台本書いてよ。高2の学祭のとき、漫才やってたでしょ?ざっくりでいいからさ、ねっ?」

三樹「わかった。じゃあちょっとだけ時間もらえる?」

まさかの「友達の結婚式、姉妹漫才披露?!」の展開w

そんなことあります?って笑っちゃいました。

序盤からエッジの利いた話題、これが四月一日シスターズのたまらないところなんですよね。

「キタキタ感」が半端ない!わくわくするんです。

また楽しい時間がはじまります!

翌日の夜、三樹が「一晩寝ないで書いたネタ」をさっそくやってみる四月一日姉妹。

このネタが本格的すぎて驚く出来栄え!上質な漫才は必見ですよ。

三樹が徹夜で書いたネタ

一花&二葉「は~い!どぉーもー!!」

一花「長女の一花で~す。」

二葉「次女の二葉で~す。2人合わせて四月一日…」

一花&二葉「シスターズ!!」

二葉「ハラワタ抜いたろか。」

一花「やめなさいっての。…まぁこんな感じでやらせていただいているんですけども。」

二葉「いやぁ~それにしてもお二人はご結婚されるということで。」

一花&二葉「おめでとうございまーす!」

二葉「いや、ただ近ごろ物騒な世の中になりましたからね、お祝いの席といえども油断しちゃいけませんよ。」

一花「どゆこと?」

二葉「ここにいる連中も、1人くらいご祝儀狙ってるヤツがいるでしょ。」

一花「いや、いませんよ、そんな人。」

二葉「いやいや。一見いい人そうに見えてもね、外見に騙されちゃダメですよ~それがやつらのやり口ですから!」

一花「やつらって…まぁ、人がよさそうなタイプにかぎって、何かの拍子に豹変したりってことはあるみたいですけどね。」

二葉「おい、そこのババアに言ってんだぞ。」

一花「この人が豹変しちゃったよ…」

二葉「ったく、よじれた民宿の座布団の裏みてぇな顔してんな。」

一花「いや。口悪すぎでしょ?」

二葉「ご祝儀、いくら包んだんだ?」

一花「いやらしいこと聞くんじゃないよ。この人、新郎の母親だから。」

二葉「あぁ、銭勘定する方ね。」

一花「やめなさいっての。」

二葉「それにしても私たち、新婦の知り合いとしてこうやって漫才なんかやらせてもらってるんですけどね。やっぱり同じ女性としてうらやましいもんですよね。」

一花「こんなに素敵な旦那様を見つけられてね。」

ここから押し押しのカンガルー推しがさく裂します。

二葉「ホントですよ、背が高くて細マッチョで野性味あふれた感じでね。カンガルーか何かの霊にたたられましたか?」

一花「そんなわけないでしょ、失礼なこと言うんじゃないよ。」

二葉「失礼じゃないでしょ。カンガルーの世界だったらイケメンだと思いますよ。」

一花「まず、カンガルーじゃないから。」

二葉「やっぱキック力も相当なもんなんですかね?」

一花「だから、カンガルーじゃないから。」

二葉「カンガルーじゃないことぐらいわかってますよ。カンガルーと人間を足して12で割ったくらいの生物でしょ。」

一花「細かくしたな。普通そこ2で割るとかっていうでしょ。あと生物っていうのやめて。」

二葉「あのね、2で割ったら、カンガルー要素が強くなりすぎちゃうから、こっちも気遣ったんじゃないですか。」

一花「変なとこで気遣わなくていいから。あと足して2で割るときには、ブラットピットと足してとか、菅田将暉と足してとか、もっと具体的にするもんだからね。」

二葉「じゃあ、カンガルーとワラビーを足して2で割ったような感じ?」

一花「それほぼカンガルーでしょ。ワラビーって小さいカンガルーでしょ?」

結婚式のド定番!袋話が登場。

二葉「まぁとにかく幸せそうってことでよしとしましょうか。」

一花「まとめたね。」

二葉「そんなお二人のためにアドバイスを送っておきたいと思うんですけどね。」

一花「あなた結婚もしていないのに、上からアドバイスするんですか?」

二葉「夫婦円満にしてくために大事な3つの袋があるの。ご存知でしょうか?」

一花「これいっちばんベッタベタなやつね。」

二葉「1つ目は給料袋。」

一花「財布の紐をしっかり握っとけってことですかね。」

二葉「2つ目は堪忍袋。」

一花「ケンカもほどほどにって。」

二葉「3つ目は、赤ちゃんを入れるお腹のポケットみたいな…。」

一花「だからカンガルーじゃないから。」

二葉「あのポケットの中、相当臭いらしいですよ。」

一花「知りませんよ。」

二葉「まぁこんなこと言ってますけど、飛び抜けて幸せなお二人になることを祈っております。」

一花「うまいこと言うじゃない!カンガルーだけにね…ってカンガルーじゃないから!」

一花&二葉「どうもありがとうございました~」

ネタが終了したあと、いかにも「どうでした?」的な感じで、ソロリソロリと歩く一花&二葉の姿が印象的。

動きからも感情が伝わってくるんです。

さて、ネタの反省会がはじまります。ここでの三人のやりとりがオモシロいんですよ。

まず、「結婚式なのに初っ端から「ハラワタ抜いたろか」はバイオレンスすぎない?」と言った一花に「あえてのバイオレンスワード、過激なツカミをいれることで客の笑いの許容範囲をひろげてるんじゃん!」と三樹が返します。

唸る三樹のお笑い理論、笑いの許容範囲という言葉が出てくるとは…

次は二葉が「ババアのくだりなんだけど。)」というと…「あぁ、毒蝮テイストのところね」と三樹。

はてなマークの2人を見て、三樹は驚愕!

三樹「えっ!?わからないでやってたの?毒蝮三太夫師匠だよ。あそこ、リアルにババアに向かって発するときの「ババア」の言い方だったんだよね。あれだと笑えないわ~。もっとニヤニヤしながら言わないと!…こう、なんていうの…愛のある「ババア」っていうの?」

脚を組み、左手をしきりに動かしながら熱弁する三樹。

超マジモードで、感情が溢れでています。

このアツさ、三樹にしては珍しい…本当に好きなのが伝わってきます。

三樹「ギャラもらって板に立つわけなんだよね?1円でももらったら、それはもうプロの仕事だから!」

この言葉、胸に沁みました…20歳の子の発言とは思えない。

四月一日家の姉妹は、本当に「しっかりしている」という印象。見習わなければなりません。

おかしなスイッチが入っちゃった三樹。

一花が言うには、三樹は「高2の学祭のときに相方組んだ子も、お笑いの才能を根本から否定して、舞台に二度と立てないようにさせた」という過去が…大丈夫でしょうか。

どうなるのか俄然気になってきちゃいますよね!

「ネタ合わせ」が存分に堪能できる!三樹のお笑いセンス、マジすごすぎ。

「ネタ合わせ」は、ダイソンをセンターマイク代わりにしてw

まさかダイソンにそんな使い方が…!

ダイソンを挟んで並ぶ2人、その画自体が可愛らしくてプって笑っちゃうんですよね~

1本目、 三樹が練った「今もなお進化し続ける古きよき漫才スタイル」ネタを渾身の2分45秒の熱演!

とにかく一花と二葉、ふたりのかけあいが凄すぎ。

完全に素人漫才とナメてました…まさかのハイクオリティーに衝撃を受けました。

超絶可愛い声の2人が漫才、マイナスイオン出まくり。

それにしても、結婚式の余興にしてはレベル高すぎやしませんか?

三樹の「お笑い好き」はかなりのヘビー級に違いありません!

まさかのカンガルー推しのネタには笑いました~

「VTuber漫才」を観たのは初めてでした。素直に「笑えるんだ~」という、まっすぐな感動が込み上げてきました!

やはり「電脳空間」の女優さんたち、スキルが高い…いくら台本があったとしても、言い回しや間は、そうそう身に付くものじゃないと思うんですよね。プロフェッショナルを感じました!

頭の中で仕事の流儀、スガシカオの「Progress」が流れました。

タイトルが「四月一日家のネタ見せ」というだけあって、テイスト違いのネタがあと2つも披露されます。

友人の結婚式用に3ネタ試作って、アツいですよね~。

2本目はおよそ3分間、悶絶必至のかわいい関西弁での漫才。

「技術が至らないから少しでもごまかすため、漫才をベースにコントに展開していくタイプのネタ」に…そしてゴリラ推しw

とにかくコテコテ関西感がカワイイ!

語尾の「…しもてん。」とか「…やろな。」、「…しな~。」「ええねん。」など、キュンキュンしてしまいました。

三樹の「お笑い熱」は次第にヒートアップしていきます。

2本目を関西弁にした設定が、もうこだわりが過ぎていて笑いました!

三樹「関西弁にしてるのだって…売れない比較的ベテランの域に達した関東の芸人が「関西弁使ったらウケるんじゃないか」って安易に閃いちゃって。

使い回した「エセ関西弁」っていう2周半くらい回った設定が込められてるの!」

設定アツすぎませんか?

早口で一生懸命、一花と二葉に説明している三樹の姿が愛おしくって仕方がなかったです。

ラスト3本目、最終形へと進化した四月一日シスターズのネタ。

それは…まさかの「トリオ漫才」。

もはや「結婚式」に関するワード皆無w

「VTuberかっ!」というツッコミ連発のネタなんです。

VTuberが「VTuberあるある」に対してツッコミを入れている感じが、もれなくツボにハマってしまいました。

次世代漫才な感じが、新しくてクセになりそうです。

近い将来、VTuber芸人なんて登場してくるのかもしれませんよね。未来が楽しみになってきました!

最終的に一花と二葉は、三樹のことを「師匠!」と呼び出しますよ~w

ただ笑えるだけじゃなくて…

一花「二葉が出ていく前の…最後の3人での共同作業になるかもしれないし。」

こう言って、一旦自信を無くしかけた三樹を励ますシーンに、切なくなりました。

この言葉を聞いて、泣きそうな顔で頷く三樹が忘れられません。姉妹の絆、感じました!

結局、友人の結婚式で披露したのは3本目の「VTuberあるあるネタのトリオ漫才」だったそうです。

さほどウケるでもな~く、スベるでもなく、絶妙に中途半端なラインだったとのこと。

練習のときって盛り上がるけど…本番そうでもないって「素人の芸あるある」な気もします。

四月一日シスターズの3本のネタのうち、お気に入りはどれですか。

結構好みが分かれるので面白いですよ。

のんびり、まったり、絶妙なテンポでユルめの笑いを届けてくれる、この作品がすきです。

三姉妹の「好きな芸人情報」が差しこまれていた第3話!

ちょっと恒例な感じが出てきた差込み情報!

第3話は三姉妹それぞれの好きな芸人さんでした。

  • 一花の好きな芸人は「ナイツ」
  • 二葉の好きな芸人は「千鳥」
  • 三樹の好きな芸人は「神田松之丞」

思わず「だれやねーん!」と言いたくなった三樹の好きな芸人…さすが四月一日のお笑いモンスター・三樹。斜め上いく回答をしてきましたね。

調べてみたら「神田松之丞」は日本の講談師さんだそうですよ。

もはや日本の伝統芸能にまで手をだしている三樹の「お笑い通」具合が、可愛くって仕方がないです!

一花は安定した漫才が魅力のナイツ、ナイツはいつまででも聞いていられますよね。チョイスがとても一花っぽいです。

二葉は爆発的な緩急ある笑いを生みだす千鳥。千鳥・大悟さんの破天荒な感じは、二葉にちょっと共通しているようなき気もしてきます。

オープニングテーマchelmicoの「switch」でも「笑っときゃオッケー!」ってラップ部分があるります。

本当に笑ってればなんとか元気が出るってありませんか?

第3話は「お笑い」について、考えさせられました。

私もたまに元気もらって、癒されてます。

最近疲れたときはハナコの犬のネタをリピートして観て…あのわんこのいじらしさに癒されるんですよね。

その前はずっとピースの化け物が原宿に行くコントや、モンスターエンジンのミスターメタリックのネタを観て癒されてきました。推しネタありますか?

お笑いにアツい三樹を見て、いろんな人と「推し芸人さんや推しネタ」について話してみたいな~という欲望がフツフツ。

兄弟の好きな芸人知らないかも…と気になって聞いてみたり。

意外なコンビを好きだったりして発見があり面白い!

周りの人の好きな芸人さんが知りたくなっちゃいますよ。

アフタートーク、第3話の脚本担当・熊本浩武さんが登場!

吉本興業に所属、1990年代後半に銀座7丁目劇場で活躍していた「なかよし」というお笑いコンビの一員だった熊本浩武さん。

「(コンビ名「なかよし」なのに)あんま仲良くはなかったですけどね~」と言ってましたw

三樹役のアオちゃんが「「なかよし」ってコンビ名で、仲良くないってパンチ強すぎないですか~」とツッコんでいて笑いました。

もしや…アオちゃん自身もかなりお笑い偏差値高めなのでは…と感じました。

四月一日シスターズも言ってましたが、芸人さんとして「ネタ」も書けて、さらに「脚本」も書けて…多彩ですよね。

声も若々しくカッコ良かったです!

脚本を担当した人物の生の声がストーリーを観終えた直後に聞けるなんて、他の番組ではなかなかないですよね。

「こんな風に考えて作ったんだ!」とか「面白そうな人が書いてたんだなー」というのが分かってオモシロいです。

アフタートークの姉妹役3人を見ると、やっぱり女優さんとして演技していたのだなって改めて実感します。

あまりにも自然すぎて、姉妹の人格そのものがそれぞれの「素」であるように感じていました。

ラスト楽しいアフタートークのわちゃわちゃを見ると「来週も楽しみにしよ!」という気分になります!

本編とはまた違う3人を見て、いい感じにクールダウン。

来週に向けてスムーズに気持ちを持っていけます。

『四月一日さん家の』第3話まとめ

第3話全体で「上質で壮大なコント」を観ているようなオモシロさ!

プッと吹き出させて、クスクス笑わせて…ちょっとキュン要素も入っていて。

一度観てから「もう一回観よっ!」と即座にリピートさせられちゃうんです。

丁寧に楽しんで製作されているのがビシビシ伝わってきます。

大人の遊び心が感じられるストーリーでした。

要点まとめ
  • 突然の相方インフルダウン…二葉、友達の結婚式でやる余興ピンチ!一花&二葉コンビで漫才をすることに急遽決定!?どうなる即興コンビ…
  • ネタは「お笑いフリーク・三樹」が担当!まさかのストイックさ発動で3つもネタを創作するも、どうしても三樹の納得できるレベルに届かない。最終手段は…コレだっ!
  • 結局「四月一日シスターズ」三姉妹でトリオ漫才をすることに決まる。果たして余興の結果はいかに…?

週末は四月一日家を観なくちゃはじまらない!くらいの感じになってきますよ。

クセになる展開が1週間のあれやこれやを吹き飛ばしてくれます。

温かくいたい夜にぴったりのエンターテイメントです!

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