『私たちはどうかしている』第4話あらすじ・ネタバレ感想!城島が椿を恨む理由とは?

『私たちはどうかしている』 第4話あらすじ・ネタバレ感想!城島が椿を恨む理由とは?

出典:『私たちはどうかしている』公式ページ

椿(横浜流星)は、七桜(浜辺美波)に自分の思いを告白します。

七桜も、頭では「どうかしている」と思いながらも、椿の思いを受け止めます。

一方、どんな手を使っても一向に出て行かない七桜に業を煮やしている女将の今日子(観月ありさ)は、椿を目の敵にする城島(高杉真宙)に金を渡して嫌がらせをさせていました。

城島は七桜に実家の和菓子屋を継ぎたいと夢を語ります。

七桜はその夢を叶えようと、城島の実家のわらび餅を再現しようと奮闘します。

しかし城島は、そのわらび餅に関して椿に恨みを抱いているのです。

城島はなぜ椿を恨んでいるのでしょうか?

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『私たちはどうかしている』前回第3話のあらすじと振り返り

「さくらには俺の目の前から消えてもらう」

さくらが現れたらどうするかと七桜(浜辺美波)に聞かれた椿(横浜流星)は、冷たい目つきでそう言い放ちます。

椿にとって、七桜の母・百合子(中村ゆり)は父(鈴木伸之)を殺した憎い相手なのです。

そんな中、七桜の素性を知った女将(観月ありさ)は七桜に迫りますが、バレそうになるかと思ったその時、七桜の母親を名乗る人が現れました。

それは、謎の男(山崎育三郎)からの助け船でした。

そんな中、大事な茶会の御菓子を作って欲しいと、椿に依頼が入ります。

客には大旦那(佐野史郎)もいました。

この15年間一口も椿の菓子を食べたことがないという大旦那を前に、緊張の面持ちの椿。

しかし、椿の父への思いを聞いた大旦那は、息子の死後初めて椿の御菓子を食べたのでした。

【ネタバレ】『私たちはどうかしている』第4話あらすじ・感想


初めての夜

「お前はさくらなのか?」

七桜(浜辺美波)に惹かれていると告白した椿(横浜流星)は、率直に七桜にそう尋ねます。

もし、椿にとっての仇であるさくらならば、この気持ちを封印しなければならないからです。

椿の真っすぐな目に罪悪感を感じながらも、母・百合子(中村ゆり)の無実を証明するために心を鬼にした七桜は、自分はさくらではないと答えます。

椿は、その七桜の言葉を「信じる」と言い、その夜2人は初めて結ばれます。

「私はどうかしている。椿の腕の中で幸せを感じるなんて」

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まさか、この2人のベッド(正確には布団)シーンを見るとは思いませんでした。ほぼ初対面でキスをする仲ですから、あってもおかしくないのですが、想定していなかったのでドギマギしてしまいました!

久しぶりにぐっすり眠った2人。

束の間の幸せな時間を噛み締めます。

しかし、その様子を女将(観月ありさ)が障子の隙間からのぞいているのでした。

光月庵の作業着

七桜は、椿から光月庵の作業着を受け取ります。

すると、女将から声をかけられ、お客様にお茶を出すように命じられます。

しかしそれは女将が七桜を試した罠でした。

上客に失礼を働いてしまった七桜は、女将から叱責されます。

「あなたにこれを着る資格なんてないでしょう!脱ぎなさい!」

七桜は無理やり作業着をはぎとられます。

椿とは住む世界が違うと感じた七桜は、いくら御菓子への情熱があっても、敵わないこともあると落ち込みます。

すると、城島(高杉真宙)が七桜を和のアフタヌーンティーに誘ってくれました。

七桜は、御菓子の話だけしていられる城島との時間が唯一安らぐ時間なのでした。

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前回で城島が女将側の人間だと知ってしまっているので信用できません!

はないちもんめ

実家が和菓子屋の城島は、父の自慢のわらび餅が自分の部屋にあると七桜を誘います。

職人の部屋は庭の離れにあり、城島の部屋は奇しくも七桜が母と暮らしていた部屋でした。

女将はここでわらべうたの『はないちもんめ』を歌います。


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「あの子が欲しい あの子じゃわからん この子が欲しい…」城島が椿から七桜を奪おうとしている心情を表しています。

城島が七桜に実家を継ぎたいという夢を語ると、七桜は疑いもせず城島の夢を応援すると言いました。

その時、女将から七桜が城島と一緒にいると聞いた椿は、城島の部屋まで七桜を迎えに行きます。

「すみません、俺、七桜さんが好きなんです」

城島は椿を挑発します。

しかし、七桜はそれは城島の本心ではないと感じていました。

椿は、城島には近づくなと七桜に釘を刺します。

まだ遠い

翌日、七桜は城島が光月庵を辞めさせられることを聞き、椿に抗議します。

椿は光月庵に利益にならないやつは店にはいらないと冷たくつっぱねます。

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しかし、七桜が椿に城島のことを話した時、椿は城島が辞めさせられることを知らなかったようでした。これも女将の仕業でしょうか?

七桜はまだ早かったと言って作業着を脱ぎ椿に突き返します。

一度は近づいた2人の心がまた遠ざかってしまいました。

その頃、城島は女将から金を受け取っていました。

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高杉真宙くんがお金を数えています。あまり見たくない姿です!

「2人の結婚を必ず潰して」

「そのためには息子が傷ついてもいいんですね」

女将は何も答えません。

実は、城島の実家の店『しまや』は1年前にすでに潰れていました。

小さい頃は両親の時間を取る和菓子が大嫌いでしたが、真摯にあんことわらび餅に向き合っている父を見て、城島が店を継ごうと決心したその時、椿によって店を潰された…城島はそう考えていました。

父のわらび餅

翌朝、七桜は城島の夢のため、しまやのわらび餅を再現しようと厨房に入ります。

七桜の熱に押された城島は、仕方なく父のわらび餅の味を教えます。

一方、光月庵は百貨店の『七夕和菓子フェア』の出店を打診されていました。

フェアで出品した御菓子は、投票で1位に選ばれれば全国展開されるのです。

去年、光月庵は別のデパートの同様の催事で1位を取っていました。

しかし、喜多川(山崎育三郎)は、別の店の御菓子を推していたと言います。

それは、城島の実家の『しまや』のわらび餅でした。

『しまや』は、催事当日になって急にわらび餅を出品せず、間もなくして閉店してしまったということです。

わらび餅の前払い

七桜は必死にわらび餅の再現を試みます。

しかし、これは自分の気持ちを城島の夢に投影させただけエゴだと、七桜本人もわかっていました。

案の定、城島はおせっかいだと言って怒り出します。

さらに、何故か借金が椿によって全額返済されていることを知った城島は、椿に怒りをぶつけます。

しかし、椿は完成しつつある七桜のわらび餅を七夕フェアに出すつもりなので、その前払いだと答えます。

怒りが収まらない城島の姿を見て、七桜はわらび餅作りを続けることを迷いますが

「やりたければ信じて叶えればいい」

と椿に背中を押され、七桜はまたわらび餅を作り始めました。

そして、ついに『しまや』のわらび餅と同じ物が出来上がったのです。

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椿は七桜が欲しい言葉を彼女に言いました。七桜はその椿の思いやりと、自分の中にある母への気持ちの間で揺れ動いています。

台無しになったわらび餅

七夕フェア前夜、あとは搬入するだけの状態となってわらび餅の用意が整いました。

夜中、城島は厨房に忍び込み、わらび餅のケースを掴みます。

moyoko

城島が大事なわらび餅に、自分がされたのと同じことをできるわけないと信じていますよ!

翌朝、わらび餅のケースは床に落とされていました。

これでは搬入できないと職人たちが落ち込んでいると、女将が新しい御菓子を用意していました。

「ダメね、ちゃんと管理できないなんて」

七桜は、わらび餅をダメにしたのは女将だと気づきました。

城島は、寸前でケースを投げるのをやめていたのです。

「どうしてあなたみたいな人がこの店の女将なんですか。椿さんの母親なんですか!」

moyoko

七桜の心の叫びはわかりみが深すぎます。いくら椿と七桜の結婚を阻止したいとはいえ、御菓子をダメにするなんて、和菓子屋の風上にもおけませんね。

椿は時間もないので、仕方なく女将が用意した上生菓子と星形の最中を搬入することに決めました。

星形の最中

催事場で客引きをする女将の前に、七桜が現れ、最中の試食を客に勧め始めました。

「私が作ったわらび餅を食べてもらいに来たんです」

実は、星形の最中の中にわらび餅が入っていたのです。

床にぶちまけられたわらび餅は、ダミーでした。

椿は女将が御菓子を入念にチェックしないことを逆手にとったのです。

「1年前、しまやのわらび餅をダメにしたのもあなたですね?」

でもそのおかげで椿は勝てたのだと悪びれない女将。

椿が最終的に自分を突き放せないことをわかっているのです。

そんな女将とすれ違った喜多川は、女将に問いかけます。

「2人が結婚すると何か都合の悪いことでもあるんじゃないですか?」

女将はその喜多川の言葉に何も返しませんでしたが、顔がピクッと動きました。

moyoko

女将がどうしても結婚して欲しくない理由とはなんでしょうか?

しまやのわらび餅

光月庵のわらび餅は見事1位を獲得しました。

百貨店の人に名前を付けて欲しいと頼まれた時、椿はこう伝えます。

「『しまや』でお願いします。あのわらび餅を生み出した店の名前です」

城島は、父のわらび餅を再現しようとしたものの叶えられず、できることはやったと諦めて椿を恨むことでそのことから逃げていました。

しかし七桜は諦めませんでした。

「どうしてここまでしてくれるんですか?」

城島は七桜を騙していたのです。

しかし七桜は、途中からわらび餅のことで頭がいっぱいだったと笑いました。

moyoko

このことで、城島は本当に七桜に落ちてしまったようです。椿もそれに気がついています。本格的に三角関係の始まりです!

城島は店を辞めず、修業を続けることになりました。

そしていずれ『しまやのわらび餅』を必ず自分のものにすると決意しました。

もしかして、おめでた?

七夕フェアが終わると、椿と七桜は結婚式の準備に追われることに。

白無垢の試着をしていた七桜は、赤い小物を見たせいか突然吐き気に襲われます。

「もしかして、おめでた?」

まさかと思うものの、心当たりがある七桜は脳裏に不安がよぎります。

さらに、母親のフリをしてくれた夕子(須藤理彩)に結婚式の連絡をしようと道具入れの中の名刺を探しますが、見当たりません。

その頃、その夕子の店に1人の来客がありました。

それは、不敵な笑みを浮かべた女将。

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この女将の登場シーンが、女将が下からライトを当てられ、かなりホラー風に演出されてまさに「出た~!」という感じでした。怖い!

一方、椿との結婚が破談となって傷ついていた老舗旅館「長谷屋」の娘・栞(岸井ゆきの)は新しい見合いの席で七桜が「人殺しの娘」と噂されていることを聞かされます。

七桜にまた新たなピンチが訪れようとしていました。

『私たちはどうかしている』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回も衝撃のベッドシーンから始まり、怒涛の展開を見せました。

城島くんが早々に改心してくれて良かったです!

それでも女将の猛攻撃は止まりませんし、大旦那もまだ椿のことを認めたわけではありません。

そして、新たに栞が2人の間に入ってきそうな予感です。

七桜が母の無実を晴らすためにはまだまだ時間がかかりそうですね。

次回も目が離せません!

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