前回第4話で、魔女のワンダ・マキシモフと人造人間のヴィジョンが繰り広げるアメリカシットコム風のドラマから一変、いよいよ現実世界の出来事が明らかになりました。
今までのMCU作品からのキャラクターたちも登場し、いよいよMCUの醍醐味である作品同士のクロスオーバーを楽しむことができそうです。
- S.W.O.R.D.(ソード)という新しい組織が登場し、現実世界での出来事が明らかに
- モニカ・ランボー、ジミー・ウー捜査官、ダーシー・ルイスなどMCUのキャラも登場
- 愛するヴィジョンとの幸せな世界を守るためにワンダが取った行動とは…!?
第4話の感想ではワンダの闇堕ちについても言及しましたが、果たして…!?
マルコヤマモト
『ワンダヴィジョン』前回第4話のあらすじと振り返り
マルコヤマモト
アベンジャーズが最凶の敵・サノスに勝利し、失われた地球半数の人口も無事に戻った世界。
知覚兵器観察対応局「S.W.O.R.D.」の局員であるモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)は、ニュージャージー州のウエストビューという街で起きている失踪事件の謎を解明するために現地へ赴きます。
FBI捜査官のジミー・ウー(ランドール・パーク)とともに捜査を進めるモニカは、街のある箇所に見えない障壁があることに気づきますが、次の瞬間、モニカが壁の中に飲み込まれてしまったのです。
モニカの捜索をするためにウエストビューにはS.W.O.R.D.の臨時基地が設置され、さまざまな分野の科学者たちが集められます。
するとさっそく、天文物理学を専攻するダーシー・ルイス(カット・デニングス)が異常を検知。
用意したブラウン管テレビには『ワンダヴィジョン』第1話のドラマが流れ始めたのです。
周波数を利用してドラマの中のワンダ(エリザベス・オルセン)と通信を試みるウー捜査官でしたがうまくいかず、計画は失敗に終わったかと思ったその時!
ドラマの中に閉じ込められていたモニカが突如現実の世界に放り出されたのです。
「何もかもワンダの仕業だった…」と呟くモニカ。
果たしてワンダが「別の世界」を作った目的は…!?
【ネタバレ】『ワンダヴィジョン』第5話あらすじ・感想
ワンダとヴィジョン、2人のドラマが再開
物語は再びワンダとヴィジョン(ポール・ベタニー)が主人公のドラマの物語へ。
産まれたばかりのジミーとトミーを上手くあやせず困るワンダが「助けが欲しい」と呟くと、タイミングよくアグネス(キャスリン・ハーン)が家にやってきて、子供たちをあやしてくれました。
しかし、何か不都合があったのかワンダの顔色を伺うようなアグネス。
「もう一度撮り直す?それとも赤ちゃんを抱く?」というアグネスの呟きを見逃さなかったヴィジョンは、何か異変に気づき、ワンダを問いただそうとします。
ですが次の瞬間、ベッドから赤ん坊が消えていたのです…。
ワンダとビジョンの背後から声がして2人が振り向くと、そこにはすでに5歳くらいの姿に成長したジミーとトミーが立っていたのです…。
第5話のオープニングは幸せそうな家族の写真で綴られる、1980年代のアメリカシットコムをオマージュした映像が流れます。
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テロリスト認定されたワンダ
現実世界ではワンダの世界から放り出されたモニカが目を覚まし、検査を受けていました。
モニカのCTには何も映っていませんでしたが、ワンダの世界にいたとき、モニカは痛みとワンダの声、そして深い悲しみを感じたと語ります。
S.W.O.R.D.の作戦会議にてヘイワード(ジョシュ・スタンバーグ)からワンダをテロリストに認定したことが報告され、驚くモニカたち。
当初はワンダも被害者側として思われていましたが、全ての出来事において彼女が主犯格ということが判明します。
なぜなら9日前にワンダがヴィジョンの遺体が置いてある施設に侵入し、遺体を奪った映像が公開されたからです。
愛するヴィジョンを失ったワンダは悲嘆に暮れて行動を起こしたわけですが、これは立派なソコヴィア協定違反であり、「自分の遺体を武器として使わないで欲しい」というヴィジョンの遺言にも反する行為でした。
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ダーシーは「この真実をヴィジョンが知ったら…!?」という恐怖と不安を覚えます。
モニカはワンダのドラマの世界は幻覚ではなく全て現実で、彼女が現実を書き換えているということに気付きます。
ダーシー、モニカ、ウー捜査官はどうにかしてワンダの作る「六角形」の世界の中に入ることができないか考え、ドラマの設定と違和感のない小道具のラジコンを使っての交信を思いつきます。
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現実世界に対するワンダの警告
再びドラマの世界で、ジミーとトミーが台所のシンクに捨て犬を隠しているところを発見するワンダ。
ここでもやはりタイミングよくアグネスが犬小屋を持って現れます。
アグネスの前で躊躇なく魔法を使って犬の首輪を出したワンダを見て、ヴィジョンは驚愕。
他の人の前では能力を隠すことを約束していたはずなのに、ワンダの変貌を見てヴィジョンはワンダが何か隠しているのではないかと疑い始めます。
犬を飼うことについて子供たちに今一度ただすワンダ。
「犬を飼うにはまだ幼すぎる。10歳になったら犬を飼ってもいい」と言うと、子供たちは顔を見合わせ10歳の姿に成長したのです。
その後、会社に仕事に出かけたヴィジョンは、新しく導入された会社のパソコンに妙なメールを発見します。
メールにはワンダに関するS.W.O.R.D.の重要機密が記載されていました。
不審に思ったヴィジョンが同僚のノーム(アシフ・アリ)の頭の中を覗くと、ノームは急に正気に戻り「彼女が僕の頭の中に入って僕を操っている」と訴えたのです…。
その頃、モニカたちが送り込んだ80年代風にアレンジしたドローンがワンダの家の近くに飛来。
ワンダに交信を求めようとするモニカでしたが、ヘイワードが無断で搭載したミサイルをワンダに向けて撃ち込んだのです!
現実の世界では街の壁に穴が空き、激怒したワンダが破壊したドローンを持って登場。
モニカの申し出も虚しく、「これは最後の警告だ、邪魔するな」と怒鳴ってワンダは再び壁の中へ帰って行きました。
マルコヤマモト
ワンダ宅を訪ねてきたのは?MCU史上最大の事件発生…
第5話では再びワンダの記憶に関するCMが登場、今回はラゴスの紙タオルのCMでした。
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ドラマの世界では飼い犬のスパーキーが行方不明になった挙句、アグネスの家のツツジの葉を食べて死んでしまうという悲しい出来事が起こります。
マルコヤマモト
「ママなら死んだものも生き返らせれるよね?」
子供たちの質問に戸惑いながらも、ワンダは「死んだものは元に戻せない。どんなに悲しくてもね」と、命のルールを教えます。
家のダイニングでおもちゃを片付けるワンダと、スパーキーの亡骸を庭に埋めていたヴィジョン。
ヴィジョンは会社で起こったことをワンダに報告し、彼女を問い詰め、ドラマのエンドロールとともに2人の大喧嘩が始まります。
ヴィジョンはこの町で起こっていること全てに違和感を感じ、ワンダがしていることは全て間違っていると彼女に対して珍しく怒りをぶつけました。
ワンダは自分が全てコントロールできるわけではないと取り乱したところで、家のチャイムが鳴ります。
ワンダがドアを開けると、そこに立っていたのは、なんと「別のピエトロ」だったのです…!
マルコヤマモト
『ワンダヴィジョン』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
物語はついに佳境へ
この世界、何かがおかしい。
#マーベルスタジオ 初のドラマシリーズ
『#ワンダヴィジョン 』#ディズニープラス で独占配信中! pic.twitter.com/TbezmyUKgP— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) February 1, 2021
マルコヤマモト
- やはりワンダが主犯格!メンヘラ度が回を経るごとに成熟!
- 隣人アグネスの正体もそろそろ気になるところ…
- MCU史上に残る記念すべき出来事が起こったタイトル通りの「問題回」…
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というのも「別のピエトロ」として登場したのは、『X-MEN』シリーズでクイック・シルバー役を演じているエヴァン・ピーターズ。
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また、物語の展開を知っていると思われる隣人・アグネスの正体についても気になるところ。
さらにディズニープラスの公式ツイートでは、今後の展開にも触れるような映像が公開されており、中にはヴィジョンが現実の世界に出ようとする描写も…!?
果たしてヴィジョン復活なるか…!
そしてワンダの完璧な世界は崩れてしまうのか…!?
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