アルファ&ベータ率いる「囁く者」との戦いを終え、『ウォーキング・デッド シーズン10』第17話以降の追加エピソードでは、個別キャラクターにまつわる物語がアンソロジー形式で描かれています。
前回第20話では、謎の兵士たちに捕らえられたエゼキエル、ユージーン、ユミコ、プリンセスにスポットが当てられ、その中でもプリンセスの過去のトラウマについて深く語られていました。
そして第21話では再び、あのカップル?についての物語が描かれることに…。
- 第21話ではダリルとキャロルが再び主人公に
- シーズン10第18話で別れた2人のその後が描かれる
- ダリルのアーミーナイフが物語のキーアイテムになる
それでは、『ウォーキング・デッド シーズン10』第21話について、ネタバレありでレビューしていきます!
目次
海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』前回第20話のあらすじと振り返り
『ウォーキング・デッド シーズン10』第16話にて、謎の兵士に捕らえられたプリンセス(パオラ・ラザロ)、エゼキエル(カリー・ペイトン)、ユージーン(ジョシュ・マクダーミッド)、ユミコ(エレーナ・マツウラ)は、それぞれ別に貨物車両に閉じ込められました。
負傷したユミコに対して必死に話し続けるプリンセスでしたが、兵士たちに連れ出され、厳しい尋問を受けます。
兵士たちに反抗するような態度を見せたプリンセスは暴力を受け、再び列車の中に閉じ込められますが、そこにエゼキエルが助けに現れ、見回りに来た兵士を力いっぱい殴りました。
プリンセスが我に帰るとそこにエゼキエルの姿はなく、兵士を殴っていたのはなんとプリンセス自身だったのです。
プリンセスは兵士に対し、自分がADHDで不安定性神経症で、PTSDに鬱、孤独感を抱えており、それらに対処するため想像力が育ったと告白し、自分と仲間たちの素性を明かしました。
ようやく仲間たちに会えると思ったプリンセスですが、4人は黒い布を被せられ再びどこかへ連れて行かれるのでした…。
【ネタバレ】海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』第21話あらすじ・感想
別の道を選んだダリルとキャロル
リアの話をきっかけに言い争いになったダリル(ノーマン・リーダス)とキャロル(メリッサ・マクブブライド)は、無言のまま森の中を歩き続けていました。
マルコヤマモト
キャロルは水筒の水を飲もうとするも蓋が開かず、ダリルが差し出したアーミーナイフを使って、ようやく開けることができました。
気まずい雰囲気のまま物資探しを続けていた2人ですが、全く収穫がありません。
すると、2人の目の前に分岐した道が現れます。
アレクサンドリアに帰ることを決意したキャロルとは反対に、ダリルはもう少し物資を探すと言って2人は別々の道を進むことに。
わざわざバイクで送ろうか?と気に掛けるダリルに対して、わざと突き放すような態度をとるキャロル。
ダリルは同行していたドッグに口で合図を送りますが、ドッグは迷った末にキャロルについていくことに決めたようです。
マルコヤマモト
キャロルはスープを作ろうとするが…?
アレクサンドリアに到着したキャロルは、ダリルの家の前で汚れたスカーフを拾います。
そしてドッグに水を与え、彼女に対して話しかけるような素振りで「(ダリルに)謝って欲しいわけじゃない。」と、自分の気持ちを吐き出しました。
家の外に出たキャロルは、農作業をするジェリー(クーパー・アンドリュース)に対して何か自分にできることはないかと尋ねますが、ジェリーは空腹のあまり頭が働かない様子。
そこでキャロルは久しぶりに腕を振るってスープを作ることにしますが、ネズミが線をかじったことにより電気の供給源であるソーラーパネルが壊れていると聞かされます。
マルコヤマモト
腐りかけた何かを拾って出かけるキャロルに対し、ジェリーは複雑な表情を浮かべて見送りました。
マッシュルームや魚、先ほど拾った何かを鍋に入れてキャロルはスープ作りを始めましたが、別の部屋でドッグが吠える声と大きな物音を耳にします。
駆けつけたキャロルは大暴れしたドッグを叱りますが、電気コードがかじられていることと床に糞を発見したことで、すぐさま問題のネズミの仕業だと察知。
ネズミが出入りしている穴を見つけたキャロルは、罠を自作し、キッチンに仕掛けます。
その後、再びスープの具材探しに出かけたキャロルは野原でウォーカーたちと遭遇しますが、全てナイフを使って倒していきました。
ダリルのバイクが故障…
キャロルと離れて森の中を彷徨うダリルでしたが、突然バイクのエンジンが停止してしまいます。
バイクを調べるとホースに穴が開いており、燃料漏れを起こしていたようです。
バイクを置いて再び歩き始めたダリルは故障した車を発見し、そこから修理に使えそうな部品を探し始めます。
車の中に閉じ込められたウォーカーが暴れて苦戦するも、ダリルは修理に必要なホースを手に入れることができました。
バイクを置いた場所まで戻ったダリルは修理を始めようとしますが、アーミーナイフがありません。
そこでダリルはキャロルにナイフを渡したままだったことを思い出し、苦い表情を浮かべました。
大きめのナイフで代用しようとするダリルでしたがうまくいかず、結局バイクを押して歩く羽目になります。
マルコヤマモト
再び森の中を彷徨うダリルは、軍人のウォーカーを発見し、苦戦の末に彼からマルチツールを奪います。
やっとバイクの修理を始めたダリルでしたが、修理は結局夜までかかりました。
ダリルが帰還、しかし2人は…
電気が通ったキッチンで、キャロルは再びスープ作りを始めます。
すると、自作した罠から物音が聞こえ、中からネズミが這い出てきたのです。
悲鳴を上げながら必死でネズミを追いかけるキャロルに対して、スープをもらいたい一心でじっと待っているドッグ。
マルコヤマモト
そこでキャロルは家の前で拾った汚れたスカーフを、穴の中に詰めました。
すると日が落ちたのか電気が止まってしまい、キャロルのスープ作りも途中で終了。
今日はもう眠ることに決めたキャロルは、ドッグに向かってダリルに会いたいという本心と、みんなを悩ませる自分は出ていくべきか?という、行き場のない気持ちを打ち明けていました。
夜中に再びドッグが騒ぐ音がし、ネズミだと直感したキャロルはすぐさまドッグの元へ向かいます。
ネズミが逃げ込んだ壁にナイフで穴を開けて様子を見るキャロルでしたが、次第に怒りが込み上げ、拳で壁を破壊するもネズミは出てきませんでした。
翌朝、電気が戻りようやくスープが完成。
キャロルのことを心配して様子を見にきたジェリーは、キャロルの気持ちを察し、大きな体でキャロルを優しくハグします。
マルコヤマモト
その2人の足元をネズミが駆けていきました。
キャロルが壁を修理していると、ようやくバイクの修理を終えたダリルがアレクサンドリアへ戻ります。
ダリルに気づいたドッグが、ダリルの元に走っていったところで、キャロルはダリルが戻ったことに気がつきます。
壁を破壊したキャロルとウォーカーと格闘したダリルは、2人ともボロボロの格好をしていました。
キャロルは返し忘れていたナイフをダリルに渡そうとしますが、ダリルは「やるよ」と言って自分の部屋に戻っていきました。
マルコヤマモト
海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』第21話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
マルコヤマモト
- 今回も特別編で物語の進展は特になし
- ドッグが賢すぎて感心する
- 次回22話はついにニーガンの過去が明らかに!?
第18話に続いて再びダリルとキャロルの昼ドラが展開された第21話。
物語の進展はありませんでしたが、今後予定されているダリルとキャロルのスピンオフを楽しく見るためにも、ぜひ仲直りして欲しいものです…。
マルコヤマモト
そして、いよいよシーズン10追加エピソードの最終話となる22話では、ニーガンが登場!
ニーガンの過去や、妻のルシールとのエピソードが明かされるようなので、楽しみに待ちましょう。