「囁く者」との戦いを終え、個別キャラクターにスポットを当てたアンソロジー形式のドラマが展開されている『ウォーキング・デッド シーズン10』。
これまでに、マギー、ダリル、アーロンとゲイブリエルについての知られざるエピソードが描かれてきました。
そして第20話となる今回、スポットが当てられるのはなんとあのキャラクター…。
- ついに物語が動くか!?今回の主人公は注目の新キャラ・プリンセス
- 謎の集団に連れて行かれたプリンセス、エゼキエル、ユミコ、ユージーンの運命は?
- ストーム・トルーパーのような鎧をつけた謎の兵士たちの正体は?
それでは、『ウォーキング・デッド シーズン10』第20話について、ネタバレありでレビューしていきます!
目次
海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』前回第19話のあらすじと振り返り
マギーから託された地図を頼りに物資を探しに出かけたアーロン(ロス・マーカンド)とゲイブリエル(セス・ギリアム)。
2週間経っても目ぼしいものは見つからず、アレクサンドリアへ帰ろうと決意した矢先に、2人は謎の倉庫を見つけます。
倉庫に閉じ込められていた巨大なイノシシを倒して久しぶりにご馳走にありついた2人でしたが、そこに謎の老人(ロバート・パトリック)が登場。
老人に捕らえられた2人は、互いの命をかけたロシアンルーレットを強いられます。
隙をついて老人を倒したゲイブリエルにアーロンは驚愕しますが、2人は目ぼしい物資を調達して退散。
最後の目的地を目指して物資調達の旅を続けます…。
マルコヤマモト
【ネタバレ】海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』第20話あらすじ・感想
兵士に捕らえられたプリンセスたちのその後
無線で連絡を取っていたステファニーとの約束の場所へ向かったユージーン(ジョシュ・マクダーミッド)、エゼキエル(カリー・ペイトン)、ユミコ(エレーナ・マツウラ)、プリンセス(パオラ・ラザロ)。
しかし、そこで待ち受けていたのはステファニーではなく白い鎧を身につけた謎の兵士たちでした…。
マルコヤマモト
プリンセスが必死の抵抗を試みますが多勢に無勢で抑え込まれ、兵士たちに捕らえられた4人は、それぞれ貨物列車の別々の車両に放り込まれました。
閉所と暗所に不安を感じたプリンセスは、数を数えたり都市の名前を復唱して気を落ち着かせます。
そして隣の車両にユミコがいることに気づいたプリンセスは、自分のせいで暴行を受けたことを誤り、彼女の気持ちを落ち着かせるために自分の昔話を聞かせ始めました。
過去に負傷したせいでひどい感染症を患ったプリンセスは、学校でも家庭でも居場所をなくしていました。
プリンセスが話をしていると次第にユミコの反応がなくなり、彼女が気を失っていることに気づきます。
すると、見回りにきた兵士たちがユミコを車両から連れ出していきました。
マルコヤマモト
兵士たちからの尋問
再び車両の中で1人不安を感じるプリンセスでしたが、車両の壁に剥がれそうな板が貼り付けてあることに気がつき、手をかけるとなんと板が簡単に外れたのです!
見回りの兵士たちをうまく回避したプリンセスは、車両に窓のついているユージーンの元へ向かいますが、ことを荒立てるなと忠告を受け、再び自分がいた車両へ戻ります。
マルコヤマモト
プリンセスが車両に戻った直後、兵士が車両の扉を開けて外へ連れ出しました。
服を脱がされ体を調べられたのちに、プリンセスは兵士たちのリーダーのような男から尋問を受けることになります。
男からの質問に対して答えず、ユミコの安否ばかりを質問し返したプリンセスは殴られ、意識を失ってしまいました…。
再び車両の中で目を覚ましたプリンセスは、自分の行動を後悔。
ユミコも戻っておらず、ユージーンの車両も空になっており、再び不安が胸をよぎります。
すると、車両の上の方から音がして、なんとエゼキエルが中に入ってきたのです!
マルコヤマモト
エゼキエルが救出に来たが…
プリンセスとエゼキエルは小声で策を練ることに。
そして兵士が食事を持ってきた瞬間、プリンセスが油断をさせ、エゼキエルが兵士に襲いかかり気絶させました。
エゼキエルのあまりにも暴力的な行動に驚くプリンセスでしたが、エゼキエルはそんなの構わずで車両の扉を閉め、兵士に手錠をかけます。
そして兵士のマスクを外して、持っていた銃を奪い突き付けました。
意識が戻り必死に抵抗する兵士に対して、エゼキエルはユミコの無事を確かめる質問を繰り返します。
兵士曰くユミコは無事で、大人しくしていれば助けるし、価値のあるものを与えるということ。
しかしエゼキエルたちをどこに連れて行くか、そこに何があるかは組織の秘密であるため明かせないというのです。
It’s kind of hard to trust people in the #TWDUniverse. #TWD pic.twitter.com/KixlkiGM3X
— AMC+ (@AMCPlus) March 22, 2021
マルコヤマモト
会話の途中で隙をついて肘でプリンセスの顔を殴った兵士に激昂したエゼキエルが、兵士の首を絞めたことにプリンセスは驚愕。
制止するプリンセスを無視して、エゼキエルは兵士の顔を何発も殴り続けました。
全てはプリンセスの幻影、そして…
兵士が次第に弱っていく様を見て悲鳴に近い叫び声をあげてエゼキエルを止めるプリンセスでしたが、そこにエゼキエルの姿はありません。
そしてプリンセスの顔と両手が兵士の血で濡れていました。
我に返ったプリンセスが車両を見渡すと天井は開いておらず、外れる板もありませんでした。
兵士から奪った銃を持ったまま車両の外に出たプリンセスは、そこにエゼキエルの幻影を見ます。
Flirting after the pandemic going to be like pic.twitter.com/2Oh3mSnepk
— The Walking Dead (@TheWalkingDead) March 22, 2021
車両に戻ったプリンセスは、倒れている兵士に対して洗いざらい話し始めました。
そして自分はADHDで不安定性神経症で、PTSDに鬱、孤独感を抱えており、それらに対処するため想像力が育ったと告白したのです。
再び尋問を受けることに決めたプリンセスは、兵士に銃を返し自分と仲間たちの名前と、どこから来たかを話し始めました。
話を全て聞き終えると兵士は納得し、プリンセスに銃を返すように求めます。
そして仲間にはいつ会えるのかと質問したプリンセスに対し、兵士が「今だ」と答えると車両の扉が開きます。
そこには黒い布を頭から被されたユージーン、ユミコ、エゼキエルの姿があったのです。
「待って!」というプリンセスの言葉を遮るように、彼女も布を被されてしまいます…。
マルコヤマモト
海外ドラマ『ウォーキング・デッド シーズン10』第20話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ウォーキング・デッド シーズン10』第20話について、ネタバレありでご紹介しました!
- 謎の兵士たちの正体はまだ明らかにならず…
- プリンセスたちはまたどこかに連れて行かれるの!?
- 次回は再びキャロルとダリルのエピソードが描かれる予感
マルコヤマモト
しかし、コロナ禍においてのドラマ制作では、これがきっと最大限できることだったと思うと製作陣やキャスト陣の苦労が伺えます。
キャスト陣がリモートで台本の読み合わせをしている次回予告の映像からすると、次回第21話は再びキャロルとダリルが登場し、何やら2人とも地獄を見てきたようで…!?
マルコヤマモト
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