ついにシーズン10の大台に乗った人気ドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』!
前回第1話では人工衛星の落下というトラブルから始まり、キャロルとアルファが境界付近で再会するシーンで終わりました。
第2話ではアルファとリディアの過去のシーンから始まり「囁く者」の副将的存在のベータとの出会いまでが描かれています。
なぜ2人が仲間になったのか?
- アルファとベータの出会いのエピソードが描かれている
- そういえばベータの素顔は誰も観たことがない…。
- 第2話のエンディングは第1話のエンディングに繋がっていた
アルファとベータが「囁く者」になる前のエピソードが描かれているシーズン10の第2話をネタバレありでレビューします。
目次
【ネタバレ】『ウォーキング・デッド シーズン10』第2話あらすじ・感想
謎に包まれたアルファとベータの出会い
「囁く者」のリーダーのアルファとその側近のベータの出会いは7年前にさかのぼります。
アルファはまだ7歳のリディアを連れてウォーカーの内蔵を体に塗り、彼らと共に行動しながら暮らしていました。
ウォーカーに襲われる人を見て叫んでしまったリディア。
ウォーカーに気づかれ追いかけられる最中に逃げ込んだ建物にいた、目出し帽に長身の男がベータだったのです。
一晩で出ていく約束をし、ベータはアルファとリディアを匿います。
匿うといってもベータからは「来てはいけない」という境界を指定されていました。
建物内に侵入したウォーカーをアルファとベータで倒します。
お互いに呼び名を知らなかったことから、アルファはベータのことを「ミスターB」と呼びます。
そして「ミスターB」とは名前ではなく「記号」であり、自分は「A」であると名乗ったのです。
第2話では「囁く者」のトレードマークである死人のマスクについてのエピソードも描かれています。
「囁く者」が被るマスクの秘密が明らかに!
リディアは自分もアルファのように強くなりたいことを打ち明け、アルファの期待に応えようとしました。
そして自分の身体に内蔵を塗りたくり、建物の中をひとりで徘徊し始めたのです…。
リディアが姿を消したことに気がついたアルファは、捜索のためにベータから「来てはいけない」と言われていた廊下の反対側にたどり着き、壁に貼ってある親子らしき2人の写真を発見します。
写真の2人の顔の部分だけが白く塗りつぶされています。
その時、写真と同じスマイルマークのTシャツを着たウォーカーが現れアルファに襲いかかりますが、アルファはウォーカーの頭にナイフを突き刺し一蹴します。
現れたウォーカーが倒されるのを見て、ベータは斧を構えてアルファに襲いかかろうとしますが、リディアの「ママはあなたを救おうとしている」の一言に思いとどまりました。
リディアが無事だったことに安心するアルファは、本当は心配だったのかリディアをギュッと抱きしめます。
そしてアルファは「闇に包まれたからこそ、新たな道が見える。私と闇を歩いて…」とベータを誘いました。
ベータはスマイルマークのTシャツを着たウォーカーを見て「彼を置いていけない、連れて行く」と言い、ウォーカーの顔の皮をナイフで剥ぎ取ったのでした。
建物の中にいた謎の男は後のベータになるわけですが、出会った時点で目出し帽を被っていたため、その素顔は明らかになっていません…。
もしかしたら今までベータの素顔を見たのはアルファ1人だけかもしれませんね。
そして、ベータが今でも着用しているスマイルマークのTシャツですが、ウォーカーのものだったことがわかります。
写真に写っていた2人は、ベータと恐らく彼の息子…?
その関係は明らかになっていませんが、恐らく大事な人を失いながらも殺せないでいたベータに踏ん切りをつけさせ、新たな道を見つけさせたのがアルファだったのでしょう。
物語は現在へ…「囁く者」たちの間には不穏な空気が流れていた
そして現在…「囁く者」たちの間では、他のコミュニティの生活を気にし始める者たちも出てきました。
ベータは集団内の乱れに危機を感じ、再び集団を集結させるようにアルファを促します。
「囁く者」たちの集団の中に2人の姉妹がいました。
姉妹の妹は、シーズン9でヒルトップの前に赤ん坊を置き去りにされたことがトラウマになり、精神が不安定な状態に陥り、ウォーカー集めにも支障をきたし始めていました。
集団の不安材料にされた彼女はアルファに直接面会しますが、リディアを失ったことに悲しみを感じていたアルファは妹に許しを与え、妹は改めてアルファへの忠誠を誓います。
本来ならば即刻処刑モノですが、意外な結果に姉は驚き、ベータはアルファの行動を疑い始めます。
しかし、自分の気持ちに変わりはなとベータに誓い、再び集団とともにウォーカー集めに出かけました。
ウォーカーの大群を集めることに成功したアルファたちでしたが、背後に人工衛星が落下してウォーカーたちの注意がそれてしまいます。
ウォーカーたちを元へ戻そうと必死になる姉妹でしたが、妹がたくさんいるウォーカーの中に「抱っこひも」を付けたウォーカーを発見し、息子を置き去りにされたときのことを思い出してアルファに襲いかかります。
姉がアルファから妹を引き剥がすと、妹はウォーカーに襲われ食べられてしまいました。
キャンプに戻ったアルファは姉を新しい記号名「ガンマ」として認定しました。
そして、シーズン10第1話のエンディングへつながる…
ベータはアルファの行動がおかしいことに気づいていました。
アルファが一人でキャンプを離れているのです。
アルファが向かった元キャンプで、ベータはリディアが所持していたうさぎのぬいぐるみを見つけました。
ベータがアルファを問い詰めると、アルファはリディアが実は生きていることを打ち明けます。
アルファが王国に入り込んだ際にリディアを殺すことができなかったことを、今までベータには黙っていたのです。
アルファはアルファでリディアが生きていることを必死に忘れようとしていました。
その時、境界付近に煙が上がります。
敵が境界を超えたとし、再び教訓を教えるべくアルファとベータは手を合わせました。
そして第1話のエンディングとつながり、今度はアルファがキャロルを見上げる形で物語は終わります。
『ウォーキング・デッド シーズン10』第2話まとめ
以上、ここまで『ウォーキング・デッド シーズン10』第2話について紹介させていただきました。
- 素顔を見たのはアルファだけ。ますます気になるベータの素顔。2人の出会いは意外と中二病みたいだった。
- シーズン9で登場した意外なキャラクターがピックアップされた…!やはり毎シーズン見逃せない仕組みになっている『ウォーキング・デッド』!
- 「囁く者」が次に与える教訓とは!?恐ろしい展開を迎えることがわかっていても見逃せない!
→海外ドラマ『ウォーキングデッド10』動画フル無料視聴!1話から最終話を見れる配信サービスを紹介
▼あわせて読みたい!▼
▼次回第3話も続けて読む▼