『ULTRAMAN』第6話あらすじ・ネタバレ感想と考察!受け継がれるウルトラマンの意志

出典:『ULTRAMAN』公式ページ

懸命に事件を追う遠藤刑事。並々ならぬ思い入れを見せる遠藤は事件の真相を知る。

そこへ忍び寄る異星人の影…。

そして、ついに諸星の真の力が明かされます。

それではさっそく『ULTRAMAN』第6話をレビューしていきたいと思います。

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『ULTRAMAN』第6話あらすじ

『ULTRAMAN』第6話あらすじ

進次郎は凶悪な異星人の抹殺にためらいを抱き、その様子に諸星は憤りを隠せない。

早田は、ウルトラマンとして戦うことの意味を、悩める息子と語り合う。
出典:Netflix

【ネタバレ】『ULTRAMAN』第6話の感想

進次郎の甘さ

何かの任務なのか、倉庫らしき所を捜索する諸星率いる部隊。

倉庫には何かに襲われ殺された人間の死体を確認します。

周りには犯人はいないようで、逃走したように思われ、死体に詰め寄る諸星。

すると、潜んでいた貝のような見た目の異星人が諸星に奇襲を仕掛けます。

諸星も進次郎に言うだけあって流石の運動能力を持っており、いとも簡単に避けます。

そして、進次郎が突入して一気に畳み掛けます。

後はトドメを刺すだけの進次郎ですが、丸腰で抵抗する気のない異星人を殺すことはできないとトドメが刺せません。まだ迷いが生じているのでしょう。

諸星は「期待はしていなかったが、がっかりした」と失望します。

そして最後に衝撃の一言を放ちます。「ウルトラマンになれるのはお前だけじゃない」

これは諸星もウルトラマンになれるというフラグなのではないのでしょうか。

だとしたら、どのようなウルトラマンになるのか非常に楽しみですね。

あれだけ大口を叩いていたわけなので、さぞ強いのでしょう!

やっぱりセブンに寄せた出で立ちなのかも気になるところですね。

進の復帰

エドと井出の下に松葉杖姿の進が現れます。

完全とはいかないまでも見事に現場に復帰します。

そんな進に井出は進次郎にウルトラマンを託したことが時期尚早だったと後悔します。

後悔する井出に進はベムラーと戦った時の違和感を話します。

ベムラーが本気を出していなかったこと、進を初めから殺す気が無かったこと、そしてなぜ進次郎に接触をしてきたことに進は引っかかっているようです。

そして場面は早田家に移り、ウルトラマンとして苦悩する進次郎の悩みを察知し話し合います。

息子の異変にすぐ気付くあたり、さすが父親って感じがしますよね。

そんな進次郎はウルトラマンとして頑張っているのにその見返りがないことや、自分がウルトラマンでいいのかという疑心暗鬼に陥っていました。

進はベムラーとの戦いの際に思っていたことを話します。

それは息子である進次郎を、ただ救いたいの一心で戦っていたということでした。

そして進次郎にウルトラマンをやって欲しくないという本当の気持ちを伝えます。

しかし、早田進がウルトラマンになったその日からウルトラマンの呪いにかかっており、2人に流れるウルトラマンの血が進次郎がウルトラマンになることを求めているとの事でした。

進次郎はウルトラマンの光の部分しか見ていないようです。

正義の味方であるウルトラマンにも闇の部分があることがわかりました。

ウルトラマンに呪いという言葉は似合いませんが、ウルトラマンの闇の部分という言葉も気になるところですね。

連続殺人事件

また第5話と同様の事件が続きます。

そして、その事件を追う遠藤刑事は、この事件に佐山レナが絡んでいることを確信します。

そのことによってさらなる事件への肩入れぶりを見せます。

そしてウルトラマン関連のニュースを自宅で見る遠藤のシーンに移ります。

そこに「ただいまー」と言って帰ってきたのは、なんと佐山レナでした。

そして遠藤刑事に対してお父さんと言っています。なんと遠藤はレナの父親だったのです。娘関連の事件。

それは是が非でも解決したいですよね。異常な肩入れの理由が判明しました。

ウルトラマン好きアイドルとしてテレビに引っ張りだこのレナを遠藤は快く思っていないようです。

それも遠藤がウルトラマンを憎んでいることに起因するかもしれませんね。

そしてレナはストーカー被害にあったことを父に告げます。それを聞いて焦る遠藤は、どんな男だったのか聞きます。

レナはフードを被った男とだけ言いました。遠藤にとってはそれだけでも驚きの情報です。

先日、追いかけた異星人の男だったのです。とうとう本人にも被害が及んできました。

遠藤は娘を救う事ができるのでしょうか。

父親が心配していることをよそに、当のレナ本人はこれで真のアイドルの仲間入りだと喜んでいました。

頑張れ!お父さん!

囮作戦

レナのストーカー事件をきっかけに、いよいよ遠藤と相棒はアパートの一室を借りて、張込み捜査に入ります。

今回の事件はレナの悪口をネットに書き込んだ人が殺されているという共通点を利用して、不本意ながらもネットに悪口を書き込みます。

さすがに遠藤が書くことはせず、相棒にその役は任せました。

ゴリゴリの私情で危険な道を歩く遠藤に着いてくる相棒に感動しますね。

そんな2人を見張る人がいました。諸星です。

諸星はどこから得た情報なのかわかりませんが、遠藤達の張込むアパートの場所を特定し、先にカメラを設置し監視しているようです。

そんな諸星の下へジャックから今回の事件の依頼主が分かったとの連絡が入りました。

そんな中、張込み中の2人の所に忍び寄る人影が…ドアを無理やり開け、コツコツと部屋に入ってきたところを不意打ちで銃をかまえる2人。

そこにいたのは、バルタン星人のような異星人でした。

発砲しましたが銃は効かず、後がない状況になってしまいます。

殺されかけたその時に外から誰かの攻撃が。2人はギリギリのところで助かります。

その異星人はその攻撃の発生源に向かうため部屋を飛び出していきます。

そこには、なんと諸星の姿がありました。

ウルトラマン諸星

暗殺の邪魔をされた怒りから異星人は最大出力で攻撃を仕掛けます。

すごい威力の攻撃だったので、さすがに諸星といえど重症なのでは?

砂嵐から現れたのは、なんとウルトラマンでした。

進次郎が助けに入ったのかとも思いましたが、進次郎のウルトラマンとは出で立ちが違います。

それもそのはず、進次郎ではなく諸星がウルトラマンになったのです。

またこのウルトラマンもめちゃくちゃかっこいいんです!刀を持ってるんです。

いや、予想はしてましたけど、予想を超えてきました。

進次郎のウルトラマンが…か、霞む…

その強さも尋常ではありません。

進次郎であれば多少苦戦するであろう敵を一瞬で腕を切り落とし致命傷を負わせます。後はトドメだけです。

許しを請う異星人に躊躇することもなくトドメをさします。そこに進次郎も到着。

容赦なくトドメを刺す諸星の姿を目にして何を思ったのでしょう。

そしてこれでもかというほどのドヤ顔をするわけでもなく、ただクールに車両に帰っていきました。

自分だけが特別じゃないことを知った進次郎はどう思ったのでしょう。

今後の諸星との関係が変わってきそうですよね。

協力とかもすると思いますが、連携はとれるのか。注目ポイントですね。

佐山レナの握手会

佐山レナの握手会に例のフードの男が現れます。

何をしでかすのかと思いハラハラしながら見ていましたが、彼はただレナを純粋に応援したいだけの異星人。

「頑張ってください」と一言だけ伝えます。

その時間の幸せを噛み締めている中、いきなり態度の悪い別のファンに吹き飛ばされます。

なんかいくら異星人といってもこの扱いにはさすがにかわいそうだと思ってしまいました。

今後、彼はどのような行動をとるかも注目ですね。

街で暴れる異星人

進次郎が考え事をしながら街を歩いていると、人を襲いながら暴れる異星人を発見します。

そいつは異星人の街で進次郎に絡んできた異星人でした。

戦うべきか、対処に迷う進次郎を陰から見てるジャックの姿が。

彼は進次郎を試しているのでしょう。

『ULTRAMAN』第6話で判明したこと

前回の第5話で今後の考察を立てましたが、いくつか判明したことがありました。

レナのファン連続殺人事件とその黒幕

以前事件は計画犯も実行犯に分かれていると考察し、実行犯をベムラーと考察しました。

実際に計画犯と実行犯とに分かれてはいましたが、実行犯はまた別の異星人でした。

見た目はバルタン星人に似ていますが、ブリス星人という種族で地球への移住が認められていない種族のようです。

他のウルトラマンの登場

諸星が出てきた時点でウルトラマンになるのではないかと考察しましたが、やはり案の定ウルトラマンになりましたね。

その出で立ちは進次郎とは違いウルトラマンセブンを模した姿のような気がしました。

そして、刀を持っており、敵のブリス星人を圧倒します。

また進次郎とは違い容赦なく異星人を殺すという一面もあります。

諸星は自分の信じる正義を貫いてるようです。

その迷いのない覚悟に進次郎は少なからず影響をされたでしょう。

またリミッター解除することなくあの強さなので、リミッター解除時の強さも尋常じゃないはず。

レナと遠藤の関係

レナ関連の今回の事件に異様な肩入れを見せる遠藤は、佐山レナの父親ということが判明しました。

大事な娘を守るために躍起になっていたんですね。

そしてレナのウルトラマン好きに対して遠藤はウルトラマンを嫌っています。

さらに、レナのウルトラマン好きも何か考えがあってのことだということもわかりました。

『ULTRAMAN』今後の考察

今回はなんといっても、諸星がウルトラマンになったことに尽きると思います。

それでは今後の考察をして行きたいと思います。

進次郎、諸星に次ぐウルトラマンの存在

進次郎に続き諸星もウルトラマンになりました。

となれば、まだまだ出てくるはずです。二度あることは三度あると言いますし。

それでは次誰がウルトラマンになるのか考察したいと思います。

未登場のキャラはさすがにわからないので、既存のキャラの中で考えたいと思います。

まず、最有力としてジャックがあるのではないかと思います。

人間ながら異星人の街に住むジャックは何か秘密があると思います。

おそらくウルトラマン因子を持っているのではないでしょうか。

遠藤のウルトラマンへの憎しみとレナの目的

遠藤はウルトラマンへの憎しみを持っていることがわかりました。

では、なぜ憎しみを持っているのでしょうか。

時代は早田進がウルトラマンだった時代に遡ります。

遠藤はウルトラマンと怪獣の戦いに巻き込まれ、最愛の妻を亡くしたのではないかと考えます。

現にレナと遠藤刑事は二人暮らしをしている様子が伺えました。

そうすると、レナは恨んでないのかという話になりますが、レナは養子で怪獣に襲われて両親を亡くし、ウルトラマンがレナを助けたのではないかと考えられます。

そして、行く宛てのないレナを遠藤が引き取ったという形を考えます。

そのため親子でウルトラマンへの思いが違っているのではないのでしょうか。

また、レナはウルトラマン好きアイドルという立場を生かして何か考えがあるようでした。

その目的とは現在なんのヒントもないため完全なる予想ですが、私は彼女もウルトラマン因子を持っておりウルトラの母的な存在なのではと考えています。

地球にいるウルトラマン因子を持つ人材を集めようとしているのかもしれません。

これは根拠が全くありませんので信憑性は非常に低いのです。

あまり鵜呑みにしないでくださいねw

ジャックの狙い

異星人を街に放ち進次郎にぶつけてきたジャック。いったい彼の目的はなんなのでしょうか。

上のジャックの考察をもとに考えるのであれば、先輩ウルトラマンとして進次郎を鍛えようとしているのではないでしょうか。

進との繋がりもあるようですし、その昔の恩を返すという意味で息子の進次郎を鍛えてあげるというような意図を感じました。

異星人を街に放ったのも、そのためのテストをしているのではないでしょうか。

最終的には進次郎の師匠となると考えています。

『ULTRAMAN』第6話「ウルトラマンという呪い」まとめ

今回はなんといってもウルトラマンになった諸星がメインです。

散々進次郎に悪態をついていましたが、これだけ強ければその悪態にも納得です。

もしかしたら過去の自分を見ているようで不快なのかもしれないですね。

要点まとめ
  • 新たなウルトラマン
  • 遠藤刑事とレナの関係
  • ジャックの企み

次回は、新たなウルトラマンの登場!やはりあいつが…

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