『TWO WEEKS』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!運命の2週間が迎える結末、最愛の娘は助かるか。

ドラマ『TWO WEEKS』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『TWO WEEKS』公式ページ

前回第9話にて、はな(稲垣来泉)とすみれ(比嘉愛未)が人質に取られてしまいました。

最終回の行方は、無事に助けてはなの移植手術をできるのかに注目です。

そして大地(三浦春馬)との関係も気になりますが冤罪を晴らすことも大事です。

運命の2週間が終わりを迎える『TWO WEEKS』第10話(最終回)をレビューしていきます。

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『TWO WEEKS』第10話(最終回)あらすじ

すみれ(比嘉愛未)の救出に奔走する結城(三浦春馬)を横目に、柴崎(高嶋政伸)は、はな(稲垣来泉)を病院から連れ出し監禁。

結城が苦しむ姿を楽しむかのように、元恋人と娘、どちらを助けるか選べと迫る。

しかし当然、結城には大切な2人の命を天秤にかけることなどできない。

答えを出せない結城は苦悶の表情を浮かべ、その場に立ち尽くしてしまう。

するとそこへ、有馬(三浦貴大)から連絡が。

「おまえははなのところへ行け」

――その言葉に背中を押された結城は、すみれを有馬に託し、はなの元へ急ぐ。

警察もまた、楓(芳根京子)の証言をもとに柴崎の逮捕に動き出し、早穂子(黒木瞳)のもとにも大勢のマスコミが押し寄せる。

はなに襲いかかる柴崎の脅威を前に、8年の時を経て娘の存在を知り、一度は捨てたはずの人生に再び希望を取り戻した結城の願いは届くのか!?

2週間にわたる逃亡の末、結城を待っているのは幸せな未来か、それとも……!?
出典:『TWO WEEKS』公式ページ

【ネタバレ】『TWO WEEKS』第10話(最終回)の感想

危険

はな(稲垣来泉)は柴崎(高嶋政伸)に連れ去られ、すみれ(比嘉愛未)は灰谷(磯村勇人)に連れ去られてしまいました。

どちらを助けるのか究極の決断を強いられている大地(三浦春馬)ですが、有馬(三浦貴大)が協力してくれています。

すみれを助けるのは有馬が、はなを助けるのは大地が二人の連携が見られました。

大地は柴崎から知らされた場所に向かいましたが、そこにははなはおらず灰谷が待ち受けていました。

有馬はすみれを助けることに成功しましたが、その頃やっと大地ははなの元に行けました。

はなは本当に怖がってしまっていますが、抵抗はせずに大地のことを信じている顔をしています。

楓(芳根京子)たちははなの行方を追って、病院の監視カメラを見てやっとはなが連れ去られている所を発見します。

早く無菌室に戻さなければ、はなは感染症を起こしてしまうかもしれません。

大地は、はなを助けようと必死に柴崎に懇願していますが、卑劣は柴崎は聞き入れようとはしません。

大地は自分を殺せばいいと言いましたが、柴崎は灰谷にはなを殺すように命令しました。

突き飛ばされた大地は近くの花瓶が割れてしまいお腹に傷を負ってしまいました。

はなはすでに体力のない状態なので、大地の骨髄移植が命を救いますが、大地も感染症になってしまうと救うことができません。

柴崎(高嶋政伸)と灰谷(磯村勇人)

灰谷はナイフを振りかざしましたが、はなには刺さずにテーブルにナイフを突き立てました。

灰谷は子どもは殺さないと言いました。

そこで、柴崎は「恩を仇で返すのか」と問いかけました。

実は灰谷は、ある女性と柴崎の間にできた実の子どもだったのです。

わざわざ引き取ってやったと言った柴崎は傷心したような顔をして、平然と灰谷の体にナイフを刺しました。

一度は子どもであると大事にしてほしかったはずなのに、灰谷は希望まで裏切られました。

そんな灰谷は、はなを逃がすために必死に柴崎の足を掴み大地に時間を与えてくれました。

これまで一度だって子どもと思ったことがないという言葉には、本当に悲しみと怒りが溢れました。

普通の人だったら子どもに命令して殺人を犯そうなんてするはずがありません。

今まで灰谷が時々見せていた悲しそうなまなざしで柴崎を見ていたのは、このことがあったからだったと納得しました。

今までの様に柴崎に服従していれば、いつかは子どもだと認めてくれるかもしれないと希望を持っていた灰谷の心までをも、柴崎は踏みにじりました。

早穂子(黒木瞳)の秘密

柴崎との関係がバレてしまったことで連日マスコミに囲まれてしまい、行き場がない早穂子(黒木瞳)はホテルに逃げました。

早穂子はどうしても今のプロジェクトを遂行するために柴崎に連絡をしましたが繋がりません。

犯罪を犯してまで早穂子がプロジェクトを遂行しようとしていたのは自分の息子が原因でした。

生きていると思っていた息子は、すでに1年前に移植手術を受けられずに亡くなってしまったのです。

幻想を抱え、いつも同じことしか話さない息子とタブレットで話をしていたのです。

でも、早穂子は息子が死んだと心から信じていませんでした。

少しでも早くこのプロジェクトを遂行することができれば助けられるかもしれない。

いえ、助けられたかもしれない命がもう亡くなってしまったと早穂子は信じたくないのです。

母親として、子どもが死んでしまったことを受け入れるのにはものすごく時間がかかってしまって現実として受け入れることはできません。

でも、楓の父親を奪ってしまったことを考えないといけません。

楓も同じ様に大事な人を失ってしまっているのです。

少しでも早く現実を受け止めて自首するべきなのは早穂子です。

その楓の想いを聞き、早穂子は自首して服役することになりました。

事件の解決と冤罪が晴れる瞬間

久留(池田鉄洋)は警察に追い詰められ、有馬と取引をしたいと柴崎が愛(立花恵理)を殺害した際に来ていたシャツを見せます。

いつか柴崎に自分は殺されると思って証拠を取っておいたのです。

楓は、はなや大地を助けるために柴崎の秘書にまで会いに行きました。

その頃、はなと大地は廃校に入っていきましたが、はなはもうすでに体力がありませんでした。

大地はどうすれば助けられるのか、それも分からなくなっていました。

逃げた先についに柴崎がやってきてしまいました。

大地ははなを守るために格闘し、そこに警察が来てくれたことで助かりました。

柴崎は今までの罪を償わせるためにも、やっと逮捕することができました。

逮捕されるときまで大地に罪を着せようとあがいていましたが、何もできないまま逮捕されました。

これですべての証拠がそろったことで、大地の冤罪は晴れていくはずです。

ここまでの2週間は本当に長かったけど、やっとはなの移植をすることができます。

家族の形

大地が怪我をしていて大量に出血していることを考えると、最初は手術ができないかもしれないと言われてしまいます。

ですが、なんとか骨髄を移植することができて、はなは回復できました。

はなが助かり安心している一方で、すみれと有馬は決断を迫られていました。

それぞれの家族の形がある中で、すみれは最初は有馬を選ぼうとしていましたが、今は大地を心から信じてみようとしています。

なので、大地がいつか自分たちのことを迎えに来てくれることを信じて暮らしていくと有馬に伝えました。

有馬もその決断を笑顔で受け入れて、前に一歩ずつ進んでいます。

やっと移植が終わり回復したはなは、大地が迎えに来てくれてキャンプに行くことになります。

そこで、これから先はなは大地と離れたくないと言いましたが、大地は今は一緒にいることはできないと言いました。

今まで長い間はなと一緒にいてあげることができなかった時、大地は悪いことばかりをしていたので償いたいと伝えます。

すみれもはなの幸せそうな顔を見て安心しています。

今は家族の形がさまざまで複雑な家族関係もあります。

ですが、はなの命を救ってくれた大地は、はなの中でもすみれの中でもヒーローに違いありません。

『TWO WEEKS』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

長い2週間が終わり、はなが求めていた大地が帰ってくることもできて、はなも移植が成功して元気になりました。

二人の笑顔を見ていると涙がぽろっと出て来てしまいましたが、最後の大地の言葉にも涙しました。

きっといつか迎えに来てくれると信じて、はなもすみれも、なにより大地も頑張ってねと応援したい良い結末だったと思います。

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