『透明人間』あらすじ・キャスト・感想!発想の大逆転、有名モンスターが新感覚ホラー映画で復活!

『透明人間』あらすじ・キャスト・感想!発想の大逆転、有名モンスターが新感覚ホラー映画で復活!

出典:『透明人間』公式Twitter

1933年に誕生した『透明人間』。

『魔人ドラキュラ』『フランケンシュタイン』『ミイラ再生』『狼男』『半魚人』などと並び、ユニバーサル映画を代表するモンスターとなりました。。

その後もたびたび、映画化されポール・バーホベン監督、ケヴィン・ベーコン主演の『インビジブル』なども作られてきました。

そんなクラシックモンスターの“透明人間”を『ゲットアウト』のプロデューサーであるジェイソン・ブラムと『ソウ』シリーズを創り上げたリー・ワネルのコンビが“透明人間に襲われれる側から描くという”全く新しい視点を持ち込んで映画化。

映画『透明人間』は一度はついえたユニバーサル映画のリブート企画の仕切り直し第一作として大成功を収め、一級の新感覚ホラーに仕上がっています。

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今回は、一足先にマスコミ試写で作品を見る機会がありましたので『透明人間』の作品紹介&レビューとしてまとめていきたいと思います。基本的にネタバレはありません。

『透明人間』作品情報

透明人間

(C)2020 Universal Pictures

作品名 透明人間
公開日 2020年7月10日
上映時間 124分
監督 リー・ワネル
脚本 リー・ワネル
出演者 エリザベス・モス
オリヴァー・ジャクソン=コーエン
八リエット・ダイアー
オルディス・ホッジ
ストーム・リード
マイケル・ドーマン
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ

『透明人間』あらすじ【ネタバレなし】


死んだはずの男が透明人間に…?

光学研究の第一人者で富豪のエイドリアンに心身共に束縛された恋愛関係を強いられていたセシリアは、エイドリアンが寝静まった夜に意を決して脱出を図ります。

透明人間

(C)2020 Universal Pictures

幾重にもセキュリティが張り巡らされた完全防備の豪邸から妹のエミリーの協力を得て何とか脱出、気が付いて追いかけてくるエイドリアンを振り切って逃げ出します。

エミリーの幼馴染で警察官のジェームズと彼の娘シドニーが暮らす家に匿われたセシリアは、それでも安心できずに引きこもりの生活を送ります。

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そこに、エミリーからエイドリアンが自殺したというニュースが伝わってきます。

にわかには信じられないセシリアですが、エイドリアンの兄で財産管理人のトムから、エイドリアンの死は間違いのないことだと聞かされます。

それでもエイドリアンの死を信じられないセシリア。

そんな彼女の周りで不可思議な出来事が起き始め、セシリアはエイドリアンは生きていてそばにいるという発言をするようになります。

透明人間

(C)2020 Universal Pictures

周りの人間は、セシリアの精神状態を疑い始め、奇異の目で見るようになります。

精神的にも追い詰められたセシリアのもとに謎の影が近づいていました…。

透明人間

出典:IMDB

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徐々に精神を病んでいくセシリア、本当に目に見えない何者かはいるのか??

『透明人間』キャスト

エリザベス・モス / 役:セシリア・カシュ

透明人間

出典:IMDB

  • ソシオパスで、独占欲の強い科学者エイドリアンから逃げだした女性
  • 姿なき何者かの存在に怯えている

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演じるのはジョーダン・ピール監督の『アス』やゴールデングローブ賞に輝いた『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のエリザベス・モスです。

オリヴァー・ジャクソン=コーエン / 役:エイドリアン・グリフィン

透明人間

出典:IMDB

  • 光学研究においては天才とも称される存在
  • ソシオパス的な性質と過度なナルシシズムの持ち主でセシリアを束縛し続ける
  • セシリアが自分のもとを去ったことが原因で自殺を図ったとされている、その後も彼の存在を感じさせる出来事が頻発

ハリエット・ダイアー / 役:エミリー・カシュ

透明人間

出典:IMDB

  • セシリアの妹で姉の脱出計画に協力
  • やがて、姉の精神が不安定になっていく様を見て心を痛めていくことに

オルディス・ホッジ / 役:ジェームズ・ラニアー

透明人間

出典:IMDB

  • エミリーの友人で警察官
  • 心に深い傷を負ったセシリアを自宅に匿う

マイケル・ドーマン / 役:トム・グリフィン

透明人間

出典:IMDB

  • エイドリアンの兄で財産管理人
  • 自身もまたエイドリアンの目に見えない支配に苦しんでいたことを告白する

『透明人間』感想


新たな見せ方の「透明人間」

透明人間』はもともとはユニバーサルピクチャーズが過去のホラー映画の名作たちを同じ世界観(ダーク・ユニバース)で映画化をするという企画のもとに進められていました。

第一作目はトム・クルーズ主演、2017年の『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』でした。


しかし、興行収入的でも批評でも不調に終わりダーク・ユニバース構想はとん挫してします。

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ちなみに、この企画が進んでいればラッセル・クロウが演じる『ジキル博士とハイド氏』やハビエル・バルデムが出演する『吸血鬼』の企画があったとされています。

この『透明人間』もジョニー・デップ主演という企画がアナウンスされていましたが、ユニバース化の企画が丸々キャンセルになって、話が止まってしまいました。

そんな中、企画再始動に白羽の矢が当たったのが『ゲットアウト』、『パージ』シリーズや『パラノーマル・アクティビティ』などの大ヒットホラーを製作したプロデューサーのジェイソン・ブラムとブラムハウス・プロダクション。

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M・ナイト・シャマランのキャリア復活に関わるなど、現在もっとも信頼できるホラー映画製作者でもあります。

そして監督はジェームズ・ワンと共に世界で最も成功したホラーシリーズとしてギネス認定された『ソウ』シリーズを生み出したリー・ワネルです。

脚本も担当したリー・ワネルは全く新しい透明人間(ネタバレになるので詳しくは言えませんが…)を生み出すとともに、新たな見せ方を提示します。

透明人間

出典:IMDB

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基本的に「透明人間」を扱った作品は透明になった側の存在を描きがちですが、今作は“透明になったかもしれない”何かに追われる側をメインに描いています。

結果として見えないものに怯えるという心理サスペンスの様相が強くなり今までにない「透明人間」映画が仕上がりました。

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序盤からさりげなく描かれる異変、奇妙なことにどれだけ気がつけるかというのも見どころです。

『透明人間』あらすじ・キャスト・感想:まとめ

透明人間』の完成度と新しい感覚、ビジネス的な成功を受けてユニバーサルピクチャーズは今後のモンスター映画のリブートにはより一層新たな感覚、見せ方をすることに柔軟な姿勢で挑むと表明しております。

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今後、ドラキュラやフランケンシュタインの怪物、狼男などが思いもよらない形でスクリーンに登場することになるかもしれませんね。

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