『トップナイフ』第1話あらすじ・ネタバレ感想!深山をとりまく3人のくせ者脳神経外科医

ドラマ『トップナイフ』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』公式ページ

東都総合病院に3人の脳神経外科医が赴任してきました。

深山瑤子(天海祐希)は、脳外部長・今出川(三浦友和)から先生たちのまとめ役を仰せつかります。

役に立たない小机幸子(広瀬アリス)、オペは超一流だが人間としてはクズと噂されている黒岩健吾(椎名桔平)、手術が好きな西郡琢磨(永山絢斗)。

個性に富んだ医師たちをまとめるのはかなり大変そうです。

『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』第1話で深山が担当したのは脳腫瘍患者です。

当初は黒岩が担当医でしたが、患者の妻・宅間みどり(堀内敬子)に手術を止められ、深山が代わりに手術することになりました。

しかし、患者は脳腫瘍ではなく別の病気だったのです!

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【ネタバレ】『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』第1話あらすじ・感想

脳神経外科医が見る夢

「お前が人生をメチャクチャにした」

深山(天海祐希)は夢の中の声で目を覚まし、ベッドから起き上がります。

外はまだ暗く、深山は再び眠りにつきました。

その頃、西郡(永山絢斗)と黒岩(椎名桔平)も夜中に目を覚ましていました。

西郡の部屋にはたくさんの専門書が散らばっています。

黒岩が目を覚ましたベッドには、足に赤いマニュキュアをした女性が一緒に寝ています。

今出川部長(三浦友和)からの電話で目を覚ました深山は、自分に何の相談もなく3人の医師を雇ってしまったことに文句を言いますが、今出川部長は「脳には変化が必要なんですよ」と言って電話を切ってしまいました。

ミルトモライター

手術の成功は患者にとってはとても重要なことです。特に脳にメスを入れるのですから、些細なミスでも大きな後遺症を残す可能性があります。そう考えると、脳神経外科の医師たちが夜中に目が覚めてしまうのも分かる気がします。

小机(広瀬アリス)は優秀な研修医?

病院のロッカー室では、小机(広瀬アリス)が自己紹介の練習をしていました。

その様子を見ていた小沢真凛(森田望智)が小机に「来て」と声を掛けます。

工場で爆発事故があり、ドクターヘリで重傷の患者がやってくるのです。

小机はどうすれば良いか分からず、ただ言われるがまま切断された右腕を持っていきました。

他の人たちは患者をベッドに移し、脳外医師の指示を待ちます。

しかし、小机は的確な指示が出せず、そこに深山がやってきました。

深山は患者を診て脳ヘルニアであることが分かり、その場でオペを始めました。

深山に頭を押さえているよう言われた小机は、頭から噴き出した血に驚き呆然としています。

小机は気を取り直し「私は何をすれば」と深山に聞きますが、「消えて」と言われてしまいました。

ミルトモライター

小机は学校を首席で卒業し、難易度の高い脳神経外科医を目指している研修医です。とはいえ、現場では何の役にも立ちませんでした。深山には使い物にならないと思われてしまったようです。

脳外には2種類の医者しかいない

「大丈夫だよ。世界の黒岩先生だよ」

家族にそう言って手術室に向かう男性は、脳腫瘍を患っていました。

手術を担当する黒岩は、もっとも模範的脳外科医であるトップナイフ賞を取っている人です。

カメラの前で「情熱の源は?」と聞かれた黒岩は、「患者さんの命を守るため。それ以外にありますか?」と言います。

ミルトモライター

まさに模範的回答です!

でも、黒岩はオペは超一流だが人間としてはクズと噂されています。

西郡は、担当医が決まっていない患者の頭部画像を見て自分が手術したいと言い出します。

小机は深山から指導を受けていました。

深山「脳外には2種類の医者しかいないから」

小机「若者と年寄りみたいな?」

深山「脳外科医になるべき人間と、絶対なっちゃいけない人間」

ミルトモライター

脳外科医には高度な技術が必要です。小机はどちらの人間になるのでしょうか?

検査より直感

小机は救急車で運ばれた患者を診るよう深山に言われました。

小机は工場爆発に巻き込まれた女性の体を検査器具で叩き、検査の結果を診ながら「私の見立てでは問題ないわ。帰宅OK」と言いました。

しかし、患者は不安そうにしています。

患者は帰宅せず、病院の椅子に横になっていました。

手に痺れが出て動けなくなってしまったようです。

小机が診ても異常は見られないのですが…そこに通りかかった黒岩が患者を診て、すぐにオペすることに決めます。

小机は黒岩に言われるがままオペを手伝いました。

外傷性の硬膜外出血が頸髄で起こり、そこにできた血腫が脊髄を圧迫していたのです。

ミルトモライター

それにしても黒岩は検査もせず直感でオペすることを決めてしまいましたが…これはベテランの医師であれば当たり前のことなのでしょうか?

深山(天海祐希)は弱すぎる?

脳腫瘍を患う患者の妻・宅間みどり(堀内敬子)が黒岩先生ではなく、もっとしっかり患者を診てくれる人がいいと言い出しました。

深山は自分がオペをするとみどりに言いますが、みどりはそれでも不安そうです。

脳にできた腫瘍は側頭葉の先端から内側に広がり、前頭葉を圧迫し脳幹のすぐ横にあるので、黒岩先生じゃないと難しい手術のようです。

しかし、患者の頭部画像をしばらく見つめていた黒岩は、あっさり担当を深山に譲りました。

深山は自分の患者をあっさり譲ってしまう黒岩に不満を感じています。

黒岩は「お前は患者のことを考え過ぎる。脳は傷つけたら終わりだ。取り返しがつかない。それでも踏み込まなきゃいけない時がある。その度胸がないんだよ。」と深山に言います。

深山は黒岩に「お前は弱すぎる」と言われてしまいました。

ミルトモライター

深山は黒岩の医師としての姿勢に批判的でしたが、黒岩の言うことも一理ある気がします。

頭部に穴を開け顕微鏡で覗きながら脳の中を手術するのですから、普通の人間にはできない技です。強靭な神経と繊細さが必要ではないかと思います。

脳腫瘍で性格が一変することがある

西郡はオペ室で脳腫瘍患者の側頭葉の切除をしています。

その頃、みどりはオペを止めて欲しいと深山に頼んでいました。

脳腫瘍ができると性格が一変することがあると聞いていたみどりは、手術が成功して夫が以前のように暴力的になるのを恐れていたのです。

夫が暴力的になったのは8年前脱サラをしてからです。

それ以前は優しい父親であり、夫でした。

深山は、脳腫瘍のせいで性格が暴力的になった可能性もあると言ってみどりを説得します。

ミルトモライター

このまま手術をしないでいると命にかかわりますから、何としても家族を説得しなければなりません。これも医師の仕事なのですから本当に大変な仕事です。

オペ室に入って腫瘍らしきものを取り出してみると、それは腫瘍ではなく卵でした。

サナダムシが中枢神経に入り、その卵が腫瘍のように見えたのです。

ミルトモライター

サナダムシの卵が頭の中にあるなんて、想像しただけでゾッとします。

人生観を変えた手術

手術は成功しましたが、夫の性格が暴力的になったのは脳腫瘍のせいではないと分かりました。

それでも深山は「命がけの手術をして人生観が変わる人もいる」と言ってみどりを慰めます。

みどりが幼い娘にそのことを話そうとしますが、2人の話を聞いていた息子が止めます。

ミルトモライター

自分の父親が暴力的なのは、脳腫瘍のせいだと思っていたほうが心情的には救われるかもしれません。

手術が終わり、目を覚ました夫が手を伸ばしました。

みどりは恐る恐るその手をつかみ、息子も父と握手をして「お帰りお父さん」と言いました。

ミルトモライター

これを機に、昔の優しい父親に戻ってくれればと思います。

『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』第1話まとめ

脳神経外科の手術は些細なミスでも患者に大きなダメージを与えてしまいます。

それを考えると、先生方のストレスは想像以上のものがあるのではないでしょうか?

新任の先生たちのまとめ役を任された深山は、「あの3人は君には必要なんだよ」と今出川に言われていました。

これから深山と3人の医師たちがどのように影響しあっていくか、とても楽しみです!

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