映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじ・ネタバレ感想!進化した未来で人類に待ち受ける運命とは?

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式ページ

SFアクションの傑作『ターミネーター2』の正統な続編!

『ターミネーター3』からの作品の扱いや、既存のキャラクターがどうなったのか。

サラ・コナーとジョンが変えたはずの未来は一体どうなったのか。

シリーズ復帰した『ターミネーター』の生みの親ジェームズ・キャメロンと、『デッドプール』のティム・ミラー監督がタッグを組んだノンストップSFアクションです。

ポイント
  • ターミネーター』の生みの親ジェームズ・キャメロン、ついにシリーズに復帰!
  • 新型ターミネーター「REV-9」と強化人間グレースとの戦いはハラハラの連続で大迫力。
  • とにかくかっこいい女性たちの活躍が半端ないです。

それではさっそく映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』をネタバレありでレビューしたいと思います。

ひとつ言えることは、『ターミネーター』シリーズのファンなら絶対に観ておくべき作品です。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』作品情報

作品名 ターミネーター:ニュー・フェイト
公開日 2019年11月8日
上映時間 128分
監督 ティム・ミラー
脚本 デヴィッド・S・ゴイヤー
ビリー・レイ
ジャスティン・ローズ
出演者 リンダ・ハミルトン
アーノルド・シュワルツェネッガー
マッケンジー・デイヴィス
ナタリア・レイエス
ガブリエル・ルナ
ディエゴ・ボネータ
音楽 ジャンキーXL

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじ


メキシコシティで父や弟と、普通の暮らしを送っていた21歳の女性ダニー。

しかし、ターミネーター「REV-9」が、そんなダニーの命を狙って未来から送り込まれます。

ダニーを助けるために同じく未来からやって来たのは、強化人間であるグレース。

グレースはダニーを間一髪で助け出しますが、REV-9の執拗な攻撃で絶体絶命の危機に陥ります。

そんな彼女たちを救いに現れたのは、あのサラ・コナーでした。

サラはかつての自分のように、未来からの刺客に命を狙われるダニーを助けるため、グレースに協力することにします。

ダニー、グレース、サラはある手がかりを追ってメキシコからテキサスに向かうのですが、そこで待っていたのは思わぬ「人物」でした…。

回避されたはずの「審判の日」。

サラとジョンが変えたはずの未来で一体何が起きたのか。

世界を救ったはずのサラとジョンに、あの後何があったのか。

すべてが明らかになるシリーズ最新作!

【ネタバレあり】映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』の感想

ジェームズ・キャメロンが製作総指揮として、そしてサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンもついにシリーズ復帰!

ターミネーター2』が公開されたのは1991年。

シリーズの中でも最高傑作との呼び声が高く、日本でも一大ブームを巻き起こした作品でした。

それから28年。ついに『ターミネーター』シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンがシリーズに復帰し、『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェェイト』が製作されました。

シリーズとしては6作目になりますが『ターミネーター』の1作目、2作目に完全につながる形で描かれているので『ターミネーター:ニュー・フェィト』こそが3作目に当たる作品とも言えるでしょう。

『ターミネーター』の1、2作目のメインキャラクターであるサラ・コナーや、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーターT-800が、当時のキャストそのままで描かれているのですから。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』

出典:映画.com

ただし新作制作に当たって、今回メガホンを取ったティム・ミラー監督と、プロデューサーのキャメロンとの意見の相違はかなりあったそうですが、強いこだわりのある監督が制作しただけあり、過去作へのリスペクトは至るところに感じられます。

くりす

これで満足できないなら、もう新たなシリーズ自体難しいのでは?と思えるほどです!

実は『ターミネーター4』や『ターミネーター:新起動/ジェニシス』も3部作としてそれぞれ製作される予定でしたが、諸々の事情で製作中止になっています。

くりす

どちらもキャストは豪華で、特に未来を描いた『ターミネーター4』は好きだっただけに個人的には残念でした。

普通のSFアクションとしては充分に楽しめる作品ですが、結局『ターミネーター』にはシュワルツェネッガーだけでなく、リンダ・ハミルトンの「サラ・コナー」も必要だったということでしょう。

昔からのファンであるなら余計にその想いが強いのではないでしょうか。

そして、正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が製作されたことで、シリーズ3作目から5作目やドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』はどういう扱いになったかというと。

くりす

結論…なかったことになりました!

まあ、そうなるよね、とは思っていましたが。ちょっと寂しいというか、空しいというか…。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』が新しくシリーズ化されるかはまだ不明ですが、悲惨な未来が回避できたわけではなく、リージョンの詳細なども明らかにされていません。

続編があれば、今回描かれなかった謎も明らかにされるはずなので、そこに期待したいです。

新たなターミネーターが誕生。REV-9の驚きの機能とは。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、新たな「ターミネーター」であるREV-9が現れます。

サラとジョンが変えたはずの未来。

しかし結局、人間は同じ過ちを犯し、スカイネットの代わりの「リージョン」という人工知能が支配する未来が訪れてしまいます。

そんなリージョンが創り出したのがターミネーターREV-9なのです。

くりす

REV-9には今までのターミネーターにはない機能が備わっていて、シリーズ最大の敵と言ってもいいかもしれません。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』

出典:映画.com

人工知能が創り出したREV-9には、もちろん触れた相手に変身できる機能はついています。

皮膚は液体金属、内側の骨格は金属炭素から構成されていて、内側と外側が分離して2体となっての活動も可能。

一定の条件があるものの、2体それぞれ違うタイプの刃を出し、武器とすることができます。

何より「リージョン」の創ったターミネーターは、人間の「感情」すら真似るため、人間との判別が困難になっています。

演じているのはドラマ『エージェント・オブ・シールド』のゴーストライダー役で一躍有名になったガブリエル・ルナ

まばたきを我慢したり、呼吸する時の胸の動きに気をつけるなどして、REV-9が人間を真似る時の違和感を演出したそうです。

くりす

ガブリエル・ルナは、これからの活躍が期待の俳優ですよ!

どこまでも追ってくるターミネーターの恐ろしさを今作でもたっぷりと堪能できる上に、アクションシーンも技術の進化でパワーアップしています。

ターミネーターとの戦闘シーンの迫力は、シリーズ最高の出来に仕上がっています。

もちろんアーノルド・シュワルツェネッガーも、ターミネーター「T-800」として出演。

T-800も22年分の年齢を重ねていますが、1作目から描かれていたように、サイボーグでありながらも外側が有機的な部分で構成されていたので、科学的にはちょっとおかしくても作品としては外見の問題はないのです。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』

出典:映画.com

最新のターミネーターと旧ターミネーターとの戦いも、当然大きな見どころになっています。

強くたくましい女性たちの活躍が、しっかり描かれています。

ここ数年のハリウッド作品では、女性の活躍がより顕著になっています。

くりす

戦うヒロインや強い女性像が時代に求められているというより、やっと時代が追い付いてきたとも言えるかも。

そして、そんな戦う女性ヒロインの先駆けとも言えるのが『ターミネーター』シリーズのサラ・コナーかもしれません。

ただのウェイトレスだったサラが、人類の救世主である息子ジョンを育てるため、あまりにたくましく成長していて驚いたのが『ターミネーター2』でした。

今作は『ターミネーター2』から22年、ジョンを失くして一人でターミネーターと狩る戦士となった、物悲しさを背負うサラの姿が描かれています。

予告からわかっていたとはいえ、年を取ったなどと心ない観客の声があろうとも、サラ・コナーの演じるリンダ・ハミルトンはかっこいい以外の言葉が出ないほど、最高にかっこいい女性でした。

くりす

サラ・コナーが見られただけで、私は大満足!演じるリンダ・ハミルトンの貫録たるや。

そんなサラが助ける今作の重要人物ダニーは、戦い方など知らなかった本当に普通の女性。

それでも行動力や思いがけないほどの決断力があり、意志も強く一生懸命。

思わず応援したくなるような、感情移入しやすいキャラクターでした。

くりす

ダニーを演じたコロンビアの新鋭女優ナタリア・レイエスは、小柄ながらハッと目を引く愛らしさと、意志の強そうな瞳が印象的ですよ。

そして『ターミネーター:ニュー・フェイト』で一番人気になるのでは?と思うほど魅力的なキャラクターが、強化人間であるグレースです。

未来からダニーを守るため送られてきたグレース。

戦場で重傷を負ったことで、強化人間になる手術を希望して、ターミネーターと戦える力を手にしました。

骨髄の強化で骨は折れなくなり、筋肉繊維にも特殊な組織が織り込まれています。脳の処理能力もレベルアップ。

しかし、爆発的な力を使用できるのは限られた時間だけ。

反応速度を上げるため、大量の薬品が投与されているからです。

くりす

このグレースがかっこいいことこの上ない!イケメンがすぎる!

演じるマッケンジー・デイヴィス
が、すらっとした長身で大きな瞳が印象的なこともあり、画面で一際目を引く存在です。

『オッデッセイ』や『ブレードランナー2049』など大作映画の出演していたマッケンジーですが、キーパーソンでもあるグレース役で一層注目を集める存在になりそうです。

映画の中で次第に明らかになるグレースの過去、ダニーの未来は、旧作と同じようでいて明らかに違う要素もあり、ラストは思わずホロリとしてしまいます。

『ターミネーター:ニュー・フェィト』は、メインキャラクターとしてタイプの違う3人の女性が描かれていますが、無理矢理女性にした印象などまったくありません。

監督の言うように「必然だった」と思える配役で、そのことで物語の面白さが増したと思える、そんな映画に仕上がっています。

『ターミネーター』1作目、2作目のファンには受け入れ難いある事実が描かれてもいます

『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、キャメロンの描く『ターミネーター』とリンダ・ハミルトンのサラ・コナーを愛しているファンには「なるほど」と納得できる部分と、だからこそショックを受ける事実が描かれています。

28年前にジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロング。

ターミネーター2』で世界的な有名人になった少年は、その後なかなかに波乱万丈な人生を送っています。

もちろんそんな事情もあり今作には登場していませんが、まさか『ターミネーター2』の後に殺されていたことになるとは思いもしませんでした。

くりす

役者さんの事情があるにせよ、まさかのジョン・コナーを殺してしまう製作陣の鬼畜ぶり…。

ジョンを失ったサラはその後、謎のメッセージが届くたびに未来から送られて来たターミネーターを破壊して生きてきたわけです。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』

出典:映画.com

ターミネーター2』の特典で幸せな未来を送っていたコナー母子を思うと残酷すぎる運命。

しかし、新しい物語を展開し、そこにサラ・コナーを絡ませるとしたら設定としては一番しっくりくるのも確か。

過酷な未来が待ち受けているのを知り、そのためこれからダニーを鍛えていく役割が担えるのは、おそらくサラだけです。

くりす

サラ・コナーがいれば大丈夫と思えるほどの貫禄ある戦士になっていましたからね。さすがアメリカ全土で指名手配されているだけはあります(笑)

この先『ターミネーター』シリーズが続くとしたら、サラとダニーの物語になるのでしょう。

新たなターミネーターも現れ、リージョンの全容も明らかにされ、強化人間についての詳細もわかるかもしれません。

しかし、興行収入の伸び的には、続編は厳しいかもです。

くりす

なんとか頑張ってほしいところ…。

未来で邪魔になる人間の存在を消すため、未来からターミネーターが送られてくる。

大筋はシリーズ1作目の『ターミネーター』の物語と同じです。

何も知らない女性がいきなり襲われ、彼女を助ける存在も未来からやって来る。そして始まる、決死の逃亡劇。

また同じことのくり返しなのかと思っていると、だからこそのミスリードもあり、ラストまで目が離せない展開が続きます。

手に汗握るアクションと人間ドラマという『ターミネーター』シリーズのお約束はきっちり守りつつも、新しい要素として強化人間という存在を生んだ『ターミネーター:ニュー・フェィト』。

『ターミネーター』シリーズのファンは、ジョンの身に起きたことでショックを受ける可能性大ですが、それでも観ておく価値はある続編だと言えるでしょう。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』まとめ


以上、ここまで映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』についてネタバレありで紹介させていただきました。

要点まとめ
  • ターミネーター』と『ターミネーター2』は観ておいた方が、楽しめること間違いなし。
  • 戦う強い女性が観たいなら、『ターミネーター:ニュー・フェイト』はうってつけ!
  • マッケンジー・デイヴィスとガブリエル・ルナのこれからのキャリアは期待大。

※『ターミネーター』『ターミネーター2』のあらすじ・ネタバレも合わせてどうぞ!

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