『正しいロックバンドの作り方』第3話あらすじ・ネタバレ感想!コバが元カノと再会して想いを告白!

『正しいロックバンドの作り方』第3話

出典:『正しいロックバンドの作り方』公式ページ

今回は『正しい恋の叶え方』です。

4人が心を一つにして『電撃ロックフェス』に応募しようとしたその日、コバ(吉田健悟)が仕事中に足を骨折し、入院してしまいます。

病院には、偶然コバの中学の同級生で元カノのメグ(藤松祥子)が看護師として働いていました。

コバは奇跡的な再会に運命を感じますが、メグの元カレが夢ばかり語るお笑い芸人だと知り、思わず自分がサラリーマンだと嘘をついてしまいます。

シズマ(藤井流星)は嘘をついたコバを責めますが、コバの気持ちや骨折の真相を知って一転3人でコバの恋を応援することに。

果たして、この恋の行方は…?

『正しいロックバンドの作り方』前回第2話のあらすじと振り返り

『電撃ロックフェス』の公募枠に応募することを決めた4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』。

彼らがまず手始めに取り掛かったのは、宣材写真の撮影です。

リーダーのシズマ(藤井流星)は有名写真家に撮影を頼むことに。

こだわりの強い写真家は、なかなか納得のいく写真を撮ることができません。

メンバーは嫌がらせではないかとさえ感じましたが、写真家はバンドの力になりたいという想いが強いからこそこだわりが強くなってしまうということを知ります。

そして、バンド名『悲しみの向こう側』は悲しみを乗り越えた先にある喜びや、楽しいことを共有しようという想いが込められていることを知った写真家は無事に満足のいく作品にたどり着くことができるのでした。

【ネタバレ】『正しいロックバンドの作り方』第3話あらすじ・感想


コバの入院

いよいよ『電撃ロックフェス』のエントリーが始まりました。

ロックバンド『悲しみの向こう側』は、4人で心を合わせてエントリーボタンを押そうと約束していました。

しかし、約束した時間にコバ(吉田健悟)がやってきません。

すると、シズマ(藤井流星)の元にコバが骨折して入院したとの連絡が入ります。

急いで病院に駆けつけた3人。

コバは実家のそば屋の配達中に怪我をしたと言いますが、コバの足は鉄を落として骨折したとのこと。

その曖昧な説明に、メンバーの頭に「?」が浮かびます。

その時、コバの側をある女性が通りかかりました。

それはコバの中学の同級生で元カノのメグ(藤松祥子)でした。

moyoko

ただサイトの「エントリー」ボタンを押すだけなのに4人で一緒に押すなんて微笑ましいですね。子どもか!というツッコミはこの際脇に置いておきましょう。バンドは一つになることが大事なのです。

とっさの嘘

メグは偶然にもこの病院で看護師として働いていると言います。

大人になってさらに可愛くなっているメグを見てテンションが上がるコバ。

絶対に彼氏がいると思いましたが、メグは彼氏とは最近別れたばかりだと言います。

「売れないお笑い芸人なんだけど、最低なヤツでさ」

売れていないのに夢みたいなことばかり語り、いい歳して実家暮らし。

堅実な暮らしをして欲しいと言っても「いつか売れるから」というばかり。

「根拠ないのに付き合えるわけないでしょ」

どこかで聞いたことのあるエピソードに、コバの顔は青ざめ、メグに今何をしているのかと聞かれると、とっさにサラリーマンをしていると嘘をついてしまいました。

そのやりとりを聞いていたシズマは、なんで嘘をつくのかと怒りだします。

moyoko

コバにとっては耳の痛い話です。元カノにカッコつけたい気持ちはわかりますが、すぐにわかるような嘘をついてしまって大丈夫なのでしょうか?

メグとやり直したい

コバにとってメグは初めての彼女でした。

別れた後もずっと引きずっていたのだと言います。

「俺にとってこれはチャンスなんだ。本気でやり直したい」

本気だったらなおさら嘘をつくべきではなかったはずですが、メグの元カレの話を聞いて自分のことかと思ったコバは本当のことが言えなかったのです。

「バンドが恥ずかしいのかよ」

コバにとっても今はバンドが一番です。

「だったら、自分の一番をもっと大切にしろよ」

そんな話をしていると、またメグが通りかかりました。

コバはまたとっさにメンバーを仕事仲間だと紹介してしまいます。

すると、テツ(神山智洋)が突然コバに話を合わせ始めました。

moyoko

お調子者でいつも女の子のお尻を追っかけているようなキャラクターのコバですが、実は一途な想いを抱えていたことがわかりました。しかし、また嘘を重ねてしまいます。金髪のシズマがサラリーマンというのは少し無理がある気がしますが…。

ケガの真相

テツは、恋愛ものが大好きな胸キュンマニアでした。

「こんな乙女ゲームな展開されたら応援しちゃうでしょ!」

テツは、俄然コバを応援する気です。

シズマはフェスのために心を一つにしなければいけない時に…と苛立ちを隠しきれません。

「どうせバンドのことなんかどうでもいいんだろ」

「そんなことねぇよ。だったらこんなケガしねぇよ!」

実は、コバはバンドの衣装にドクターマーチンの靴をそろえようと工事現場でバイトを始めていたのでした。

コバはバンドの賑やかしでしかいない自分がバンドの足を引っ張ているような気がして、自分に何かできないかと考えていたのです。

「俺だってバンドの力になりてぇんだよ!」

moyoko

しかし、その想いは空回りしてしまい、コバは工事現場でもバンドでも足を引っ張る結果になってしまいました。でも、コバの気持ちはメンバーに伝わったようです。

恋の大作戦

テツがバイトのことをなんで黙っていたのかと聞くと、みんないいヤツだから絶対に気を遣うことがわかっていたからだとのこと。

「疑ったりしてごめん」

シズマは素直に謝り、コバの恋を応援することにしました。

コバはデートができればそれでいいと言いますが、それが一番難しいのです。

そこで胸キュンマニアのテツがシナリオを作ると言い出しました。

「まずはコバさんを限定モノにしましょう」

4人は仕事終わりのメグを屋上に呼び出します。

4人は必死で商社マンを演じ、コバがいかにできた男かということをアピールします。

そして、コバは実は業績が認められてドバイに転勤することになり、しばらく戻ってこれないかもしれないとメグに話します。

moyoko

限定モノ作戦というのは今手に入れないと二度と手に入らないかもしれない!という心理をかき立てるというものでした。果たしてテツのシナリオで上手くいくのでしょうか!?

メグの気持ち

コバはテツが出すカンペを見ながら、次々とクサいセリフを並べます。

「俺は今日、メグに会えたこの奇跡を運命に変えたい」

最後のセリフを言い終えたところで、とうとうメグは笑い出しました。

「でも嬉しいよ。グッときちゃった」

これは脈アリと読んだコバは思い切ってデートに誘うと、メグは即OKしてくれました。

作戦大成功に大喜びの4人。

「のぼる、大人になったんだね。元カレとは大違い」

そこからメグは、元カレがいかにいい加減かという話を始めます。

ダメな相方にこだわってリーダーに向いていないというその話は、どこから聞いてもシズマに向けたような話でした。

そして、メグが元カレに未練があるということも示しています。

黙って話を聞いていたコバですが、ついに言い返してしまいます。

「そんなのわかんねぇだろ」

moyoko

コバとテツは気まずい顔をしていましたが、シズマだけはメグの話をうなずきながら聞き、そんなヤツはリーダーを辞めた方がいいとまで言っていました。シズマには自分のことだと気がついていなかったようです。愛すべきバカですね!

コバの気持ち

どんなにダメな相方でも一緒に夢を追いかけるというのはカッコいい。

だから元カレがリーダーに向いてないとは思わないと、コバは語ります。

「だからもう一度ちゃんと向き合ってみろよ。心配なんだよな?」

初めての彼女のことは、何を考えているかわかるというコバ。

「自分の一番もっと大切にしろよ」

その言葉を聞いたメグは、屋上を飛び出していきました。

今回のことで、コバはみんながいればそれでいいということに気がついたと言います。

これでバンドが一つになったと思った瞬間、オギノ(栗原類)がエントリーを少し待って欲しいと言い出しました。

聞けば、バイト先の正社員登用の面接があるからその後にして欲しいとのこと。

そして、なんと正社員になればバンド活動は禁止になると言うのです。

「バンド辞めるの?」

「それはまだわからない」

一つになったバンドの絆は、わずか数分で再び亀裂が入ることになってしまったのです。

『正しいロックバンドの作り方』第3話まとめ

今回はバンドのムードメーカー、コバの恋模様が描かれました。

このドラマではメンバーのパートを詳しく説明はしていないのですが、コバは何をやっているのかと言えばパーカッションその他賑やかしという世にも奇妙なポジションでした。

しかし、そんなコバの中にも仲間を思う気持ちやバンドを思う気持ちはしっかりとあったのです。

恋愛がうまくいかなかったのは残念でしたが、ゆるぎない気持ちを再確認できたのは良かったですね!

さて、一難去ってまた一難。

今度はオギノが辞めなければいけないかもしれない事態になります。

オギノは仕事を取るのか、バンドを取るのか…?

ますます4人から目が離せません!

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