『正しいロックバンドの作り方』第2話あらすじ・ネタバレ感想!バンド名「悲しみの向こう側」に込められた想いとは?

『正しいロックバンドの作り方』第2話

出典:『正しいロックバンドの作り方』公式ページ

今回は『正しい宣材写真の撮り方』です。

『電撃ロックフェス』の公募枠に応募することを決めた4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』。

彼らがまず手始めに取り掛かったのは、宣材写真の撮影です。

リーダーのシズマ(藤井流星)は有名写真家に撮影を頼むことに。

こだわりの強い写真家はなかなか納得のいく写真を撮ることができません。

果たして、バンドはベストな宣材写真を撮ってもらうことができるでしょうか?

そして、バンド名『悲しみの向こう側』に隠された秘密とは?

『正しいロックバンドの作り方』前回第1話のあらすじと振り返り

4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』。

目標は大勢の観客の前で演奏すること。

日本最大級の『電撃ロックフェス』に出場するため目下活動中です。

バンドを組んで半年。でもメンバーはバラバラで問題は山積みです。

リーダーのシズマ(藤井流星)は、現状を打破しようと一計を案じ新メンバーを迎えることにしました。

SNSで募集したところ、応募してきたのはたった一人。

しかも、やってきたのは一回りは年上であろう冴えないおじさん(じろう/シソンヌ)でした。

4人は彼から加入を辞退してもらおうと、様々な奇策を繰り出します。

しかし、結局新メンバーを迎えることなく、4人はさらに絆を深めたのでした。

次なる正しいバンドの作り方はどんなものでしょうか?

【ネタバレ】『正しいロックバンドの作り方』第2話あらすじ・感想


正しい宣材写真の作り方

日本最大級の音楽フェス『電撃ロックフェス』の公募枠に挑戦することにしたロックバンド『悲しみの向こう側』。

彼らはまず手始めに、エントリーに必要な宣材写真を撮ることに。

問題は、誰に撮ってもらうかということです。

リーダーのシズマ(藤井流星)は、若き天才カメラマンYURIKOX(川面千晶)に頼もうと3人に提案します。

テツ(神山智洋)がネットで調べたところによると、デビュー前の無名なバンドも撮影してくれ、バンドの魅力を引き出す天才と言われていると言います。

しかし、撮影してもらうには厳しい審査を通過しなければならず、その確率はなんと10組に1組と言われているとのことです。

「諦めよう」

シズマはあっという間に諦めてしまいます。

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少し気の弱いところがあるリーダー・シズマ。やる前から諦めてはいけません。そんなことでは日本最大級のフェス出場など夢のまた夢なのです。

通過儀礼

しかし、もし撮影してもらえることができれば、YURIKOXに認められたバンドとしてフェスの審査に有利かもしれないということから、彼女に撮影を依頼することにしました。

撮影当日、彼らはなぜかツイスターゲームをやらされるハメに。

「撮る側と撮られる側、両者がベストで分かり合わないと」

YURIKOXは他にも撮影とは関係ない難題を次々と吹っ掛けてきます。

これが本当に意味があるのか?

そんな4人の疑念が顔に出たのをYURIKOXはすぐに察知し、へそを曲げてしまった彼女は撮影はできないと言って彼らを追い出そうとします。

しかし、たまたまオギノ(栗原類)が発した言葉でYURIKOXは機嫌を取り戻し、無事撮影してもらえることになったのですが、撮っても撮っても納得できる撮影ができず、彼女は無情にも画像を消去するのでした。

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ちなみにYURIKOXはあえて『X』を発音せずに「ユリコック」と呼びます。いかにも芸術家らしいネーミングです。

イメージが掴めない

YURIKOXはバンド全体のイメージをまだ掴めていないとして、様々なテーマで写真を撮りますが、やはり全て消去してしまいます。

「どうしてこんなに掴めないんだ!」

YURIKOXは、ふとバンド名『悲しみの向こう側』に注目します。

メンバーの悲しみを感じることができれば何か掴めるかもしれないと考え、彼らに今までで一番悲しかったことを話してもらうことにしました。

コバ(吉田健悟)は、道で聞いた女の子たちの会話の中で、低収入の基準が今の自分より高かったこと。

テツはエントリーシートに書く『打ち込んだもの』が何一つなく、他の学生と比べて疎外感を感じたこと。

オギノはシズマとやっていたバンドが解散した後、いくつかのバンドを渡り歩いたもののうまくいかず、音楽で食べていくのを諦めてベースの『ベギー』と2,000円で売った時のことをそれぞれ語ります。

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それぞれの一番悲しかった話は確かに悲しい話ではありますが、現在進行形の話ではありません。もしかするともう少し悲しみが必要だったような気がしますが…?

全部バンドのため

最後に、シズマは会社員時代、全く結果を出すことができず、頭を下げ続けていたら自分がすごくダメな人間な気がしたという話をしました。

しかし、YURIKOXはそれを聞いてもピンと来ず、1人にさせて欲しいと部屋から出て行ってしまいました。

メンバーは突然のことに戸惑いを隠せません。

「嫌がらせですかね?」

「先生はそんな人じゃありません!」

今までおとなしくしていたYURIKOXのアシスタントが、口を開きます。

先生は少しこだわりが強いけれど、真剣に苦悩しているが故なのだと。

彼女の行動は1人でもファンを増やしたい一心のもので、全部バンドのためなのです。

その考えにみんなついていけず、ほとんどのバンドが途中で撮影をキャンセルしてしまうのだそう。

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10組に1組しか撮っていないという噂の裏にはそういう事情がありました。決して手を抜かない姿勢が逆の噂となって出回ってしまったのです。

今は良い思い出

「俺らにできることはないかな?」

4人は反省し、撮影再開に向けて策を講じ始めます。

テツはふと、オギノはベースを売ったはずですが、今はバンドで使っていることに気がつきます。

聞けば、シズマに再びバンドに誘われたことでなんとか金を集めて買い戻したとのこと。

ということは、今はもう悲しくない話だということになります。

コバも、バンドを始めて夢ができたら金のことはどうでも良くなったし、テツも疎外感を感じることはなくなっていました。

シズマは、仕事がうまくいかず落ち込んでいた時、高3の文化祭でコバやオギノとライブをしてみんなと一緒になった瞬間を思い出し、再びバンドを組もうと思い立ったのでした。

今はバンドのおかげでその悲しい思い出は良い思い出になっているのです。

YURIKOXがイメージを掴めなかったのは、悲しいはずの話が実は今はもう悲しくないからかもしれません。

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4人の話に悲しみが感じられないのはすでにその悲しみを乗り越えていたからでした。それじゃあ悲しみを感じないわけです。そして、4人はバンドのおかげで救われているのです。

バンド名の由来

メンバーは、YURIKOXはなぜ自分たちに悲しみを表現させようとしたのかと不思議に思っていました。

なぜなら、彼らが表現したいのは悲しみではなく、悲しみを乗り越えた向こう側の世界だからです。

どんな人も悲しみを乗り越えた後、自分たちの音楽で幸せや喜びを感じて欲しい。

そんな思いがバンド名に込められているのです。

「そうだったの?素敵な名前ね」

戻ってきたYURIKOXはバンド名の本当の意味を知って、やっと納得することができました。

「あなたたちを見ていたら、向こう側に行ける気がする」

こうして4人は若き天才カメラマンに撮ってもらうことになりました。

しかし、実はコバだけが悲しみの向こう側に行けていないことをシズマたちは知らなかったのです。

『正しいロックバンドの作り方』第2話まとめ

時間がかかったものの、4人は無事に宣材写真を撮ってもらうことになり、まずはフェス応募への第一歩を踏み出すことができました。

『悲しみの向こう側』は悲しみの向こう側を目指しているのではなく、すでに向こう側に立っているという意味でした。

悲しんでいる最中よりも、乗り越えた人たちの方がファンはつきやすいと思うので、安心しました!

しかし、まだコバだけは向こう側に立てていないということ。一体何があったのでしょうか?

次回は『正しい恋の叶え方』ということで、コバの恋愛模様が描かれるとのことです。

次回もちょっとおバカだけど憎めない4人を見守っていきたいと思います!

▼次回第3話も続けて読む▼