『正しいロックバンドの作り方』第1話あらすじ・ネタバレ感想!日本最大級のロックフェスを目指す4人組の青春喜劇

『正しいロックバンドの作り方』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『正しいロックバンドの作り方』公式ページ

4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』。

目標は大勢の観客の前で演奏すること。

日本最大級の『電撃ロックフェス』に出場するため目下活動中です。

バンドを組んで半年。でもメンバーはバラバラで問題は山積みです。

リーダーのシズマ(藤井流星)は現状を打破しようと一計を案じ、新メンバーを迎えることにしました。

SNSで募集したところ、応募してきたのはたった一人。

しかも、やってきたのは一回りは年上であろう冴えないおじさん(じろう/シソンヌ)でした。

4人は彼から加入を辞退してもらおうと様々な奇策を繰り出しますが…その結末は意外なものでした。

『正しいロックバンドの作り方』見どころ

夢に一生を捧げられるほど技術もないし自信もない。

けれど、それでも夢を追い続ける不器用ながらまっすぐな青年たちの成長物語。

4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』が、日本最大級の音楽フェス『電撃ロックフェス』の出場を目指して、様々な問題に直面しながらも、その悲しみの向こう側で本当に大切なものに気づいていきます。

主演はジャニーズWESTの藤井流星さんと神山智洋さん。

その2人を栗原類さんと吉田健吾さんという個性派俳優がバンド仲間として固めます。

4人は一体どんなロックバンドを作るのでしょうか?

電撃ロックフェスには出場できるのか?

バンドという少しだけ特別な関係の4人の行く末に注目です!

【ネタバレ】『正しいロックバンドの作り方』第1話あらすじ・感想


悲しみの向こう側

4人組ロックバンド『悲しみの向こう側』。

彼らの目標は大勢の人の前で演奏すること。

日本最大級の音楽フェス『電撃ロックフェス』に出場するべく、鋭意活動中です。

今日もバッチリメイクをキメてライブをしましたが、客足はイマイチ。

バンドを組んで半年。

リーダーのシズマ(藤井流星)はバンドのバラバラな状況に頭を抱えています。

メンバーのコバ(吉田健悟)は何も考えていないし、オギノ(栗原類)は協調性はないし、シズマの弟で大学生のテツ(神山智洋)はクールと言えば聞こえはいいですが、要するにやる気なし。

みんなで決めた円陣コールも、ちっとも揃いません。

このままではいつまで経っても『電撃ロックフェス』は夢のまた夢。

シズマは現状を打破するべく一計を案じます。

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4人はアメリカのバンド『KISS』のような白塗りメイクを施しています。服は革ジャンで、どう見ても売れなさそうな気配がプンプンします。あとバンド名はイマドキですが、バンドのコンセプトと合っていません。

新メンバー募集

シズマは雑誌で見た『ローリングストーンズは新メンバーを入れたことで売れた』という情報から、新メンバーを加入させることにしました。

SNSで募集したところ、1人だけ応募がありました。彼の名は『スネーク』。

いかにもロックっぽい響きの名前で、他のメンバーも期待が膨らみます。

しかし、待ち合わせた喫茶店にやってきた『スネーク』は、ダサい格好をした冴えない中年男性(じろう/シソンヌ)でした。

スネークは以前バンドを組んでいたということでしたが、よくよく聞いてみると、やっていたバンドはなんとハワイアンバンド。

楽器もハワイアンの楽器しかできないと言います。

なぜロックバンドのメンバー募集に…困惑した4人は、スネークを傷つけることなく自分から加入を辞退してもらう方法を考えます。

「わざと嫌われるんだ!」

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せっかく来てくれたのに断ることができないと、お人よしというか気の弱いシズマ。わざと嫌われるように仕向けるなんて絶対にうまくいかないに決まっています。ちなみに、『スネーク』の由来は『スネ毛がクネクネだから』です。

4人の奇策

スネークがトイレから戻ってくると、シズマとコバが揉めています。

訳を聞くと、コバがシズマの彼女を寝取ったというのです。

コバは見かけによらず女性に見境がなく、メンバー全員周りの女性を寝取られていると言います。

だからうちのバンドに入るのは辞めた方がいいとテツが言うと、スネークはパートナーもいないし、自分の周りには男しかいないから大丈夫だと返してきました。

「君たちの絆はすごいね。それでも解散しないなんて」

スネークは断るどころかますます好感を持った様子。4人は困ってしまいます。

次は、コバの案でいくことに。

オギノが『タピオカがなる木』を売るねずみ講にハマっていて、3人が支配されているからこれ以上被害を増やしたくないとスネークに忠告します。

すると、スネークはオギノが困っているなら助けになりたいと『タピオカのなる木』を買うためにお金を下ろしに行ってしまいました。

moyoko

さっそくくだらない作戦が次々と出てきましたね!それに怒るどころか真に受けて助けようとまでしてしまうスネーク。意外と彼らとスネークは気が合うかもしれませんよ。

スネークは良い人

次はテツの案で試してみます。

銀行から戻ってきたスネークの前で、突然震えだすシズマ。

「兄貴、実は霊感があるんです」

悪霊が取りついた(とされる)シズマは、ブツブツと何かをつぶやきます。

オギノがそれを代弁します。

「悪霊はスネークさんがこのバンドに入ったら不幸になると言っています」

すると、スネークからは意外な返答が。

「任せて!僕の祖父が霊媒師なんだ。格安で除霊できるかもしれない」

そう言って電話をかけに行ってしまいます。

ますます追い詰められてしまった4人。

「スネークさんって、良い人だね」

テツが言います。

前のバンドを辞めた理由はわからないけれど、きっと本気でバンドをやりたいのだろうと。

「スネークとやってみっか!」

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4人は満場一致でスネークの加入を決めました。まさか祖父が霊媒師で返されるとは。そして、スネークの気持ちは本物だということがわかりました。これはもう加入させるしかありませんね。

4人はまとまっている

スネークが電話をかけに行っている間、新メンバーに円陣コールを授けるために、4人は円陣を揃えることに。

練習をしていると、電話から戻ってきたスネークが加入を辞退したいと言い出しました。

スネークはまとまりがないハワイアンバンドが嫌で辞めたけれど、4人を見てお互いの意見を聞いて一つになろうという努力が必要だと気づいたのだと言います。

実は、メンバーから話し合おうと言われていましたが、スネークはそれを拒否していたのです。

「仲間ならちゃんとメンバーと向き合わないとダメなんだよね」

スネークはもう一度メンバーと話し合ってみることにしました。

そして、4人には新メンバーを入れる必要はないと言います。

なぜなら4人ですでにまとまっているからです。

「円陣すごかったよ。あれが何よりの証拠じゃない」

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円陣は今日初めて合ったばかりですが、しかしこのスネークの一件でみんなで頭を捻って考えたことは一つ収穫だったかもしれません。それが、例えおバカな作戦だったとしても。

意見を聞こう

スネークは最後に、メジャーデビューをしないと出場できないと思っていた『電撃ロックフェス』が一般公募している情報をもたらして去っていきました。

少しだけフェス出場の可能性が見えてきてテンションが上がる4人。

そこでシズマは、メイクを嫌がるオギノになぜメイクが嫌なのかを尋ねます。

「ちゃんと理由を聞いてなかったからさ」

オギノは、インパクトを強めるためにメイクをし始めたけど、メイクのせいで純粋に曲を聴いてもらえていないのではないかということを危惧していました。

「だったらメイクやめてみる?」

シズマは、スネークとのやりとりを経て、メンバーの意見を聞くことにしました。

果たして、『悲しみの向こう側』は電撃ロックフェスに向けて走り出したのですが、その道のりは予想以上に険しいことに今後4人は思い知らされることになるのでした。

『正しいロックバンドの作り方』第1話まとめ

今回はバンドにまつわる青春物語と、日テレ月曜『シンドラ』枠らしいドラマが始まりました。

主演は、以前にもこの枠で『卒業バカメンタリー』という作品で主演を努めたこともある藤井流星さんと、同じグループのメンバー神山智洋さんです。

藤井さんは前回は気弱な童貞青年というキャラクターでしたが、金髪に革ジャンといういでたちで真逆のキャラクターを演じています。

しかし、すぐに「どうしよう!」という心配性なところは似ていますね。

バンドメンバーの皆さんやゲストも個性派揃いで、これからシュールで楽しくも甘酸っぱいドラマが観られるのではないかと期待が膨らみます。

ちなみに、この作品はクランクアップしているので休止や延期などにはならずに済みそうです。

次回は『正しい宣材写真の撮り方』。

4人がカメラマンに振り回されやはり一筋縄ではいかないようです。次回も楽しみですね!

▼次回第2話も続けて読む▼