現在、第3期が放送中で、合計75話オーバーの大作アニメであり、映画も公開されている『ソードアート・オンライン』。
ボリュームがあり、「見る時間が…」なんて思う人もいるかもしれませんが、一度見てみると「そんなの関係ねぇ!」っていうレベルでおもしろいアニメです。
- 技の光のエフェクト、剣の残像が非常にカッコよく見入ってしまう大迫力の戦闘
- 飽きることない、テンポよく進むストーリー展開
- 最終回の再会シーンは涙すること必至
まずは、『ソードアート・オンライン』の始まりである第1期をレビューしたいと思います。
目次
『ソードアート・オンライン』声優・キャラクター紹介
キリト(声優:松岡禎丞)
- 『ソードアート・オンライン』の主人公で「黒の剣士」と呼ばれている。
- 唯一の二刀流使いであり、孤高のソロプレイヤー
- 戦闘のときと通常時のギャップ差がすごい。
アスナ(声優:戸松遥)
- 『ソードアート・オンライン』のメインヒロインで、最強のギルド「血盟騎士団」の副団長であり、「閃光」と呼ばれるレイピア使い。
- 頼れるお姉さん的な雰囲気な少女。
茅場 晶彦(声優:山寺宏一)
- 『ソードアート・オンライン』の製作者であり、プライヤーで「血盟騎士団」の団長を務めている。
- アインクラッド編のラスボスでありながら、後々も話でよく出てくる重要キャラ。
リーファ(声優:竹達彩奈)
- キリトの妹であり、フェアリィ・ダンス編でのヒロイン。
- 活発で元気な子だが、お兄ちゃん大好きっ子のブラコンである。
シリカ(声優:日高里菜)
- アインクラッド編からずっといるメンバー。
- 『ソードアート・オンライン』のアイドル的な存在。
- 仲間内ではドジっ子キャラのポジション。
リズベット(声優:高垣彩陽)
- アインクラッド編からずっといるメンバー。
- アスナの親友。愛称はリズ。
- 明るいムードメーカー的なポジション。
クライン(声優:平田広明)
- アインクラッド編からずっといるメンバー。
- キリトの数少ない友人のひとり。
- おバカキャラ的なポジション。
【ネタバレ】『ソードアート・オンライン』あらすじ・感想
ソードアート・オンライン(SAO)
世界初のVR/MMORPG『ソードアート・オンライン』。
フルダイブシステム搭載のナーブギアを使い、仮想世界で五感を使ってゲームをプレイするという物語。
このフルダイブシステムは良いですね。
五感をキャラに同調させて動かせるのは、ゲーマーやアニメ好きの夢の1つですね。
早くリアルでもフルダイブシステムが実現されるのを願うばかりですw
ですが、ソードアート・オンラインのようなログアウトできないデスゲームには巻き込まれたくはないんですけれどもね…。
アインクラッド編では、剣などの近接戦闘の武器・役職がメインになっていますが、変わり種のテイマーや、サポート職の鍛冶屋など幅広い職業があり、人それぞれの戦い方がありますが、やはり中でも必見なのは間違いなく近接戦闘シーンです。
近接戦闘時の剣で、技を放つときの光のエフェクト、剣同士のぶつかり合いなどは派手で目が離せません。
ボスなどの巨大な体躯から繰り出される1撃を弾き、連続技を叩き込み、お互いのHPがどんどん減っていく熱戦を見ていると胸が熱くなります。
黒の剣士
黒の剣士と呼ばれているキリトを主軸に、出会いや別れのストーリーが展開されていくのですが、悲しい話から心温まる話まで、様々なエピソードが用意されてあります。
基本的に、アスナとの絡みがあるシーンは心が温まりますね。
主にお互いが支え合い、人助けをしてお互いの想いを共有するところですね。
たまに「ラブコメか!」ぐらいのイチャつき感はありますがw
ユイちゃんが参加してからは特になごみますね〜。
そして、必見してほしいのはサチという少女の話です!
悲しい話になるんですが、キリトの苦悩、サチの健気さに涙がホロリと流れてしまいました。
世界の終焉
アインクラッド編では衝撃の最終話が待っています。
まさかの展開で驚きの連続でした。
- 100階層にたどり着く前に、まさかのゲームクリア。
- 血盟騎士団団長が茅場晶彦であった。
- そして、アスナの死…。
など驚くことばかりです。
階層ボスを倒してからキリトが茅場の存在に気づき、いきなり最終決戦へ。
最終決戦では、キリトのすべてを賭けて戦いに挑む姿がカッコ良すぎます。
激戦の末にキリトが斬られそうになったとき、アスナがキリトをかばってHPが0に……えっ?アスナ死んだの?ヒロインがまさかの死亡?
驚愕してしまいました。
その後にある、キリトが茅場と刺し違えて倒し、アインクラッド城の崩壊が始まり、最後にゲームマスターの権限でキリトとアスナ、茅場が3人でアインクラッドの崩壊を見ながら話すシーンは幻想的で、キリトとアスナの感動ありの名シーンでした。
そのあとキリトは病院で目を覚まし、アスナの元に向かうところでアインクラッド編が終了になります。
見ていてこれが最終回でもしっくりするぐらいのクオリティでした。
この怒涛の展開からフェアリィ・ダンス編へと続くのです。
アルヴヘイム・オンライン(ALO)
アルヴヘイム・オンラインとは、物語上ソードアート・オンラインの次世代ゲームにあたり、問題が起きたナーブギアからセキュリティーが強化されたアミュスフィアが使われています。
ナーブギアのデスゲーム事件があったにも関わらず、すぐに次世代機のアミュスフィアがヒットする流れはないやろ〜と思ってしまいましたw
それだけフルダイブ技術に魅力があるということなのでしょうが……。
アルヴヘイム・オンラインでは、ソードアート・オンラインとは違い、妖精と魔法を売りにしたファンタジーゲームになります。
エルフ、スプリガンなどの9つの種族がおり、種族間の戦争が主軸となっています。
戦闘もソードアート・オンラインとは変化して、羽を駆使した空中戦、魔法、剣などを含めた戦闘になっており、パワーアップしています。
囚われのアスナ
ソードアート・オンラインのクリア後にアスナの元に駆け付けたキリトは、死んではいないが意識も戻らないアスナを助けるために動き出します。
あるゲームの中で、アスナに似た人物が写った写真をエギルから見せてもらい、その情報を頼りに『アルヴヘイム・オンライン』の世界樹を目指し、再び仮想世界へ飛び込むのです。
今回のアルヴヘイムでは、アスナが囚われているので妹のリーファがメインヒロイン扱いになっています。
全体のメインヒロインはアスナでしょうが、ストーリーが変わるごとにメインヒロインが変わるのは嬉しいですね。
いろいろなタイプのヒロインがおり、自分の推しキャラを楽しめるポイントです。
さらに、アルヴヘイムからはキリトのサポート役として、小さい妖精のユイちゃんが登場します。
ユイちゃんがかわいすぎる…。
マスコットキャラクター確定ですねw
そしてユイちゃんのサポートもありながら、本格的な世界樹攻略へ。
世界樹攻略に向かうまでも様々な人との出会い、戦闘があります。
ソードアート・オンラインと違い、基本的に敵もプレイヤーなので対人戦がメインになってますが、剣以外に魔法などの新しい要素があるので見応えがありました。
しかも、アルヴヘイムはソードアート・オンラインを改良したものなので、ソードアート・オンライン時代のデータをキリトのキャラは引き継いでるので、最初から強さがチート過ぎて敵をなぎ倒していくのは爽快です!
最終決戦
世界樹の上にいるのがアスナだ!と確信したキリトは、いざ世界樹の中に。
世界樹の上に行くには、世界樹に入って上に行くゲートを越えなければならないが、行く手を阻む数多の尖兵が。
あまりの敵の多さに無理ゲーを連想させられますね。
一度に数十体の敵に、倒しても無限ポップのこの無理ゲーをどう攻略していくのかワクワクしましたが、あえなく惨敗でゲームオーバー。
ゲームオーバーになると復活できるまでの時間が決まっており、その時間がなくなると最初からやり直しになるためキリトは絶望しかけています。
そのとき、命懸けで助けに来たリーファが、傷を負いながらも懸命にキリトを助けるのです。
このシーンはリーファの健気さがすごくよかったです。
しかし健気にがんばったリーファを地獄に突き落とす事実が発覚します。
このときばかりはリーファに同情してしまいました。
それでもキリトとともに戦い、一緒に進む覚悟をしたリーファには心動かされますね。
ふたたび世界樹攻略に挑んだときは、敵の数に押されてしまったところを、今まで出会った人たちが助っ人として参戦してくれて決戦前にボルテージが上がっていきますね。
そしてラスボスの妖精王。
声優が子安武人さん…キャラに恐ろしく合ってるとも思うが濃すぎるw
ラスボスにしては弱く、拍子抜けした感がありますが、子安さんのインパクトが強すぎて戦闘のインパクトが……。
そして、念願のキリトとアスナの再会が待っています。
キリトの苦労やアスナの境遇とかを考えると、ついウルウルきてしまいました。
ハッピーエンドで文句なしのエンディングです。
『ソードアート・オンライン』まとめ
アニメ史に残る傑作の一つ「ソードアートオンライン」シリーズとは第1期2012年7月から2012年12月まで放送されて人気が爆発し2014年7月から2014年12月に第2期が放送された。その後も劇場版、番外編、サイドストーリーやアプリが展開されている人気シリーズとなった。 pic.twitter.com/EcXbgnWHTZ
— tomo@アニメ・特撮・レトロゲーム (@tomokasugai) 2018年10月8日
以上、アニメ『ソードアート・オンライン』についてネタバレありで紹介させていただきました。
- VRのMMORPGでゲームの仮想世界のストーリー設定がおもしろい
- キリトとアスナのイチャイチャシーンも『ソードアート・オンライン』名物のひとつ
- ハッピーエンドで終わるため、見終わったあとは良い気持ちで振り返られる作品
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