『捨ててよ、安達さん。』第6話あらすじ・ネタバレ感想!安達さんは、1回目の婚約指輪を捨てる決心をする?

『捨ててよ、安達さん。』第6話

出典:『捨ててよ、安達さん。』公式ページ

今回、安達さん(安達祐実)はプレゼンしに来るモノが何か予感がしていました。

やってきたのは、前の結婚の時にもらった婚約指輪(渡辺大知)。

彼は安達さんには幸せになって欲しいから捨ててほしいが、2人の思い出の海に投げて欲しいと言います。

高価な指輪を捨てる気などさらさらなかった安達さんは即却下しますが、謎の少女(川上凛子)は、魔法で指輪と安達さんを海に連れて行きます。

すると、海には幸せ絶頂だった2人の姿があり…。

最後には大どんでん返しが待っている第6話です。

『捨ててよ、安達さん。』前回第5話のあらすじと振り返り

とあるドラマの撮影中、安達さん(安達祐実)は後輩女優から演劇論を吹っ掛けられますが、安達さんは当たり障りのない会話でその場をしのごうとします。

すると、後輩から本気でぶつかりたいと言われてしまい、なんとなく気まずい雰囲気に。

マネージャーからも「自分を優先していい」と言われて、安達さんの中でモヤモヤが残ります。

その夜、安達さんは『誰からも好かれたがる気持ち』を捨てることを決意します。

そして夢に出てきた後輩女優と話すうちに、今まで隠れていた安達さんの本当の気持ちがわかります。

誰かに嫌われるのが怖いし、周りの空気を良くするために気を遣ってしまうことの何が悪いのか、私はそういう人なんだと吐露した時、安達さんは自分を納得させることができ、その気持ちを捨てることはやめたのでした。

【ネタバレ】『捨ててよ、安達さん。』第6話あらすじ・感想


引き出物のタオル

安達さん(安達祐実)は物置で神妙な顔つきをしています。

ある物をしばらく眺めてからまた戻し、2階へと上がり、子供たちの部屋をのぞいて自分もベッドに入ります。

夫は撮影旅行であと2ヶ月は帰ってきません。ダブルベッドがなんだか広く感じます。

夢の中では、タキシード姿の少女(川上凛子)が何やら物置をゴソゴソ物色しています。

取り出したのは、新品のタオル。

結婚式の引き出物でもらったという、2人の顔がプリントしてある趣味の悪いタオルです。

少女は捨てろと言いますが、安達さんは世話になったスタッフさんから貰ったものだから捨てられないと言います。

捨てろ捨てないの押し問答をするうち、テーブルの上の牛乳を床にこぼしてしまい、少女は問答無用で床にタオルを落とし、安達さんはタオルを捨てることになりました。

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少女はいつも捨てられたいモノに関するコスプレをしています。今回はタキシード姿。引き出物のエピソードもあり、結婚に関する何かが候補として現れるようです。

婚約指輪

「やっぱり結婚したら脳内お花畑になるの?安達さんもそういうのやったの?」

少女が聞くと、安達さんはやったことはないものの、1回目の時は浮かれていたと答えます。

「若かったしなぁ」

今夜の安達さんには、何がプレゼンに来るのかなんとなく見当がついています。

すると、インターホンが鳴り、タキシード姿の男性が神妙な顔つきで入ってきました。

「お久しぶりです」

今夜のお相手は婚約指輪(渡辺大知)です。

指輪は、今日久しぶりに出してもらったので、そういうことかなと予感してきたのだそうです。

「ですよねぇ。分かってはいたけど、参ったな~…」

指輪は半べそをかいています。

すると、突然少女がリビングから逃げ出そうとします。

「ああいう空気はちょっと…それにタキシード2人はいらないでしょ」

安達さんはそばにいてくれるだけでいいからと頼み込み、少女を連れ戻します。

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バンドマンでもある婚約指輪役の渡辺大知さんは、個性的な髪型をしているのもあって個性的な役どころを演じることが多いのですが、今回はタキシードでビシっと決めています。背も高くてスタイル抜群です。

捨ててよ、安達さん。

安達さんは、離婚した時も再婚した時も、この指輪を処分する気になれず、ずっと持っていました。

しかし、この度連載が始まり考えるきっかけができたことで、今しかないと考えました。

「捨ててください!安達さん!」

指輪は涙ながらに、安達さんには幸せになって欲しいと言います。

「ここまで大事にしてもらっただけでも俺は幸せですから」

でも、一つだけお願いがあると言います。

それは、2人の思い出の海に自分を投げて欲しいというものでした。

安達さんと少女は呆れてしまいます。

「何言ってるの?海に捨てるわけないでしょ!」

「そうだよ、あんた自分がいくらするかわかってんの?」

現実的な女性陣に、がっかりする指輪…。

moyoko

環境にも良くないですし、ドラマの見すぎです。ここに結婚指輪は出てこないので結婚指輪はとっくに処分しているのと思われます。婚約指輪には大きなキラキラした石がついています。海には投げませんよね。

牛乳を飲めば海

最後くらいドラマチックに終わってもいいじゃないかとさめざめ泣く指輪に、少女は売った金が安達さんたち家族の生活費となり、血となり肉となると説得をします。

「海の底で眠るのとどっちがいい?」

指輪はしばらく考え込みます。

少女は仕方ないと言ってコップの牛乳を飲み干します。

すると、そこはたちまち思い出の海になっていました。

海を眺めるうち、またしても指輪が泣き出します。

やはり海に捨ててもらいたいのかと思いきや安達さんや娘の役に立てるなら、ぜひ売って欲しいと言い出しました。

「売ってください!俺、本望です!」

moyoko

泣きながら捨てろ、売ってくれなどと言う指輪は、必ず安達さんの手の握り、いちいちエモい行動を取ります。安達さんは少し迷惑そうです。

キラキラした2人

すると、遠くから若かりし安達さんと指輪と同じ姿をした彼が楽しそうにはしゃいでいるのが見えます。

彼は膝をついて安達さんにプロポーズをし、安達さんは指輪をつけて嬉しそうにしています。

「若かったね、2人とも」

「彼、違うけどね」

「いいじゃん、夢なんだから」

楽しそうな2人を見るうち、なんだか安達さんも泣けてくるのでした。

「恋より楽しいことなんて、そうそうないよね」

「うん」

安達さんと指輪には互いにお礼を言って別れました。

目覚めると、サイドボードに置いたガラスの容器が朝日でキラキラ光り、安達さんを照らしていました。

moyoko

最終的には幸せだったあの頃を思い返して、自身もエモくなってしまった安達さんです。キラキラした2人が眩しくて泣けてくるということ、ありますよね。ああ見えて、やはり安達さんも大人なのだなぁと思いました。

指輪がない!

指輪を処分すると知った西村マネージャー(西村晋弥)は驚きます。

雑誌的にはおいしいとは思いますが、そこまでサービスしなくてもいいのではと思っています。

でも、安達さんは決めたことだからと言い、マネージャーが代わりに売りに出すことになりました。

自宅に戻って物置を見ると、あったはずの場所に指輪がありません。

探していると、マネージャーがダイニングテーブルに箱が置いてあるのを見つけます。

テーブルには手紙も置いてあります。

「ママへ。お風呂でママの指輪をつけて遊んでて、間違って排水口に流してしまいました。本当にごめんなさい」

呆然とする安達さんですが、ふとある考えが浮かびます。

「下水道って海に繋がってるかな?」

そして夜中、目を覚ました娘(新井美羽)は、人形の帽子の中に隠しておいた綺麗な指輪がキラキラと輝くのを眺めているのでした。

『捨ててよ、安達さん。』第6話まとめ

ついに、今までエンディングでしか登場しなかった娘が本編に登場しました。

かなり高価な婚約指輪を、娘にお風呂に流されてしまった安達さん。

しかし、実際は下水に流されることはなく、娘の元にあったのでした。

売るつもりでいた安達さんは少し残念そうな、なんとも言えない複雑な表情を浮かべます。

でも、下水に流されるよりは、娘が持っていた方がいいですよね。

さて、ドラマ中では「子供たち」という表現がされていますが、セリフ上にも映像上にも登場するのは娘だけです。

しかし、本当は下に小さい男の子がいます。リビングにブロックなどの幼児向けおもちゃがあるのはそのためです。彼が登場する日もあるのでしょうか?

以前、こちらで安達さんには娘しかいないと書きましたが、実際には2016年に長男が誕生していました。お詫びして訂正いたします!

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