『イエスタデイをうたって』第3話あらすじ・ネタバレ感想!報われない片想い…半周遅れの恋が切なすぎ!

『イエスタデイをうたって』第3話

出典:『イエスタデイをうたって』公式ページ

水たまりに落ちる雨粒の波紋みたいに、静かにゆっくりと心をザワつかせてくるアニメ『イエスタデイをうたって』。

「愛とはなんぞや」がタイトルの第3話は、愛について考えさせられるストーリー。

報われない片想い。

求めてないようで実は相手に何かを求めてる…恋愛の難しいところが描かれます。

雨上がりの青空みたいな清々しいラストは必見です。

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『イエスタデイをうたって』前回第2話のあらすじと振り返り

ライバル出現!三角関係から四角関係へ。

しがないフリーターで社会のはみ出し者のリクオ、カラスを肩に乗せた不思議少女で高校中退アルバイターのハル、6年前に亡くなった幼馴染の湧を今でも想い続けている高校教師の榀子。

リクオは大学の同級生・榀子のことが好きで告白するも「友達じゃ駄目?」と撃沈。

ハルもリクオに「5年前から好き!」と伝えるも届かず。

ただでさえややこしくなってきた3人…そこへ榀子の想い人である湧の弟・浪が現れます。

榀子が教師として働く高校に転校してきた浪は、榀子の心を揺さぶるリクオの存在に気づき、けん制するためリクオのバイト先まで会いにきます(実は浪、榀子が好きなのです)。

一方、ハルもリクオがまだ好きな榀子に会いに行き“恋の宣戦布告”をしたのでした。

浪から湧の話を聞いたリクオは、榀子に「下心ありで友達を続ける!」と伝えます。

恋の宣戦布告ラッシュが巻き起こり、4人の関係がゆっくり複雑に絡み合いはじめました!

【ネタバレ】『イエスタデイをうたって』第3話あらすじ・感想

片想い中の相手に、雨に濡れながら問う「愛とはなんぞや?」

曇天で雨降りの日、リクオはちょっと微熱気味。

バイトを早退し、雨の中を走って家路を急ぐリクオの後をハルが追っかけてきます。

そして「私、榀子先生に宣戦布告してきた!」と告げます。

「俺はお前が考えるような奴じゃない。お前だったらもっと見どころのある奴に好かれるだろう。お前のこと嫌いじゃないけど、今は脳みそのキャパオーバーで優しくできない。」

気持ちに答えられないリクオは、ハルとの距離をとる言葉を言います。

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リクオにしては強めの言い回し。

「リクオが誰を好きでも関係ないのさ!理想も幻想も持ってない。私は半周遅れでスタートしたランナーみたいなもの…私はリクオに何も要求しないよ。」

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切ない!この台詞に榀子とリクオの積み重ねてきた時間には到底敵わないと思っているハルの心情が表れています。

「いつかは私のこと好きになって欲しいけど。今はこうしてるだけでも割と幸せ。変?」

雨に濡れながらリクオに問います。

「困った…その気持ちすげぇ分かる。」

なにせリクオも同じように報われないかもしれない片想い中。

それはリクオが榀子と一緒にいるときに感じている気持ちと同じでした。

リクオの答えにハルはフフッと笑うと、電線にいたカンスケを呼んで肩に乗せます。

そして、もう一つ問いかけてきます。

「リクオ…愛とはなんぞや?」

「わかるかよ…そんなの」と困るリクオを横目に「私もわかんない!」と言いながら走り去っていくハルなのでした。

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「愛とはなんぞや?」この問いかけ、なんだかじわっと響くんですよね。

雨に濡れまくったリクオ寝込む。嘘も方便?榀子のちょっと後ろめたい差し入れ。

あれから3日、風邪をひいたリクオはバイトを休んでいます。

せっかく会いに来たのにいないと知った残念そうなハル。

「電話してみれば?番号教えてやろうか?」

木ノ下が提案します。

実はハル、リクオの連絡先を知らず。

家に帰ってリクオにかけてようと受話器を持ってみますが、ダイヤルを回さずに受話器を置きます。

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懐かしい黒電話!電話できなかったのには“ハルのある想い”が。

「腹減った…」

3日かかり、リクオは起き上がれるまでに回復していました。

最高のタイミングでリクオの部屋のチャイムが鳴り、そこに榀子が立っています。

「福田くんから聞いて。夕飯食べた?これ、煮物と炊き込みご飯。」

榀子は目を逸らして「寝込んでる知り合いのおじさんのために作って作りすぎたから」と渡してくれます。

「ありがたい。」とリクオが嬉しそうにします。

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本当は知り合いのおじさんではなく、寝込んでいたのは浪。浪のために作ったものとは言えない榀子。

「なんかちょっと後ろめたい気分。でも、どこか似てるのよね…あの2人。」

帰路につきながら、榀子がポツリと呟きます。

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寝込んでいる時の差し入れ料理、榀子は女子力高め。

ハルがリクオを怪獣映画デートに誘う!そして、ハルと浪の初体面!

結局、電話できなかったハル。

コンビニを覗くと、リクオが元気に働く姿が見えます。

「リクオ、映画行こ!カップルで怪獣映画見る、変な奴らになろう!」

ハルは“映画ナマゴラス対ヒトデラン、南海大決戦”のチケットを2枚、嬉しそうにかざします。

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チケットはお店の人にもらったらしい…リクオの風邪に責任を感じたハルのお詫びを込めたデートのお誘いでした。

チケットを眺めながら考え込むリクオを見たハルは「ほか当たる!」と拗ねます。

「誰が行かないって?」

なんと、ハルの気持ちを汲んだリクオは映画に行くと言います。

思いがけない返答に、ハルはピョンピョン飛び跳ねて喜びます。

いいことがあったハルはウキウキ…バイト先の喫茶店“MILK HALL”の出前をご機嫌でこなします。

珈琲を届けた先は絵画教室、そこで自動販売機に100円を食われて憤る浪に出会います。

「キミ、残り物でもいい?いいことあったから幸せのお裾分け!」と、ハルは温かい珈琲を浪へ。

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ハルと浪、初体面!

「その制服、十泉高だよね?MILK HALLをよろしく!来るなら昼ね!」

ハルは珈琲を注ぐと、一方的に喋って行ってしまいます。

ミステリアスなハル、3ヶ月ぶりの実家へ。両親との関係が垣間見える。

「チケット喜んでくれてよかった!」

こう話すハルの雇い主・MILK HALLの狭山杏子は、映画チケットをハルにくれた人。

彼女はハルがこのお店で働くことを両親がどう思っているかを気にかけています。

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ハルの実家はこの駅から2駅ほどの都内。でも、ハルは3年前に亡くなった祖父の家で1人暮らしをしています。

「バイトしてること言ってないけど、全然OKだと思いますよ。家はお互い干渉しないんです。」

ハルに両親のことを聞いても曖昧な返答で、杏子は心配そうにします。

本人は気にするそぶりも無く、明るく「新キャラ見に行かなくちゃいけなくて…日曜は夕方からでいいですか?」と話題を変えます。

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新キャラとは?その答えでハルの家庭事情が垣間見えます。

「こちら川島さん。同じ中学校で英語の教師をしているの。」

日曜日、3ヶ月ぶりに実家に行ったハルは、母・陽子に新キャラ(交際相手)を紹介されていました。

「いいんじゃない?安心した。前のマスコミ系の怪しいオヤジとかじゃなくて!」

「それ5年も前よ…今度はいつ帰ってくる?」

「わかんない。ねぇ、私が野中姓を名乗ってるの嫌?」

「別に。あんたの名前はその姓が似合ってるわ。」

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母の姓は秋本。ハルは父親の姓を名乗っています。

帰り道のハル…幼い頃、「野中晴って読んでいるだけで穏やかな気持ちになりそうな、いい名前だろう?」と父が言ってくれた記憶を何とも言えない表情で思い出します。

そして、その足でリクオに会いにコンビニへ。

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リクオと他愛ないやりとりをするだけ。でも、ハルにとってそれが癒しなんだろうなってのが伝わってきます。

帰り際、「明日楽しみにしてるからね!」とリクオに言うハル。

怪獣映画デートは明日です。

リクオ、ハルとの約束に痛恨の寝坊!それには恋敵の榀子が関わっていた…

その夜、リクオはこの前のお礼を言うために榀子に電話。

「この前はごちそうさん。容器どうしよっかなーって思って。」

電話に出た榀子はかすれた声で「いつでもいい」と。

異変に気がついたリクオは榀子の家に向かいます。

その頃、ハルは楽しそうに家で明日のデート服を選んでいました。

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この後、あんなことになるなんて…

浪とリクオ…風邪っぴき2人の家を往復した榀子、もらい風邪をこじらせていました。

「困ったときはお互い様。俺のが移したのかも。明日も熱下がらなかったら、病院連れてくからな。」

リクオは榀子の家で看病をはじめます。

「なんか変な感じ。私はいつも看病する側だったから。」

キッチンで卵粥を作るリクオの背中を見ながら榀子が言い、リクオは<心は未亡人みてーだな…>と感じます。

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病床にいてまでも、湧のことを想う榀子。第2話での切ないエピソードを思い出すと胸がキュッてなります。

朝の5時すぎ。

榀子の額に手を当てて熱が少し和らいだことを確認したリクオは、11時集合まで仮眠をとることに。

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この仮眠が大変なことに!

リクオが目覚めたのは昼の14時前。

ハルとの約束時間から3時間が経とうとしていました。

待ちぼうけのハル…携帯のない時代の焦れるすれ違い。

曇り空の月曜、白のワンピにパステルピンクのジャケットを可愛く着こなしたハルが映画館の前でリクオを待っています。

もう11時30分すぎ…待ち合わせの時間から30分も経過。

時計を見つめるハルの心を見透かすように大粒の雨が降り出します。

上映時間は過ぎ、怪獣映画を観終えた人たちが出てきます。

公衆電話からリクオの家に電話しますが、出ず。

<家…出たのかな>心の中で呟きます。

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時間の経過が悲しすぎる…

待ちぼうけを食らうハル…何度電話をかけても応答はありませんでした。

<その1、約束を忘れてバイトに行った。その2、ただ単にすっぽかされた。その3…>

ハルの脳内に心がザワつくよくない想像が浮かびます。

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待ち合わせに来ず、連絡も取れない…心配でたまらないハルの胸中、痛いほどわかります。

起きて時計を見たリクオは「ヤバい!」と榀子の家を飛び出します。

映画館に辿り着くも、そこにハルの姿はありませんでした。

慌てて公衆電話の受話器を握ったリクオでしたが、電話をかけようとして初めて“ハルの連絡先”を知らないことに気がつきます。

「俺、アイツの電話番号も知らない…」

どんどん雨足は強くなり、手だてを失ったリクオは傘もささず、とぼとぼと家へ。

アパートに着くと、階段のところにハルが座っていました。

やっと出会えた2人。安堵も束の間、リクオがサイテーな失言!

「ゴメン!」

懸命に頭を下げて謝ります。

「よかった…何かあったのかと思った…。」

ハルはリクオの胸にちょこんと頭をつけて、震える声で話します。

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怒りより安堵、本当に心配していました。

「で?どこ行ってたの??」

切り替えたハルが真っ直ぐな目で聞いてきます。

「榀子のアパート行ってた。1人暮らしでほっとけないじゃん…風邪ひいて熱出してたから看病してた。」

ハルの大きな目に動揺が走ります。

「しょうがないか…何も要求しないって言ったもん。優先権は榀子先生の方にある。」

今度は大きな目からスッと涙が流れ出し、それを見たリクオがハッとします。

バシッ!振り上げた傘の柔らかいとこでリクオを一発叩くハル。

「そんなことバカ正直に言うことないじゃん!嘘も方便って言葉知らないのか!?ちょっとは気遣え馬鹿者!」

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ごもっとも!

ハルは泣きながら行ってしまい、それからはコンビニに姿を現しませんでした。

51%の前向き発動!胸がギュッとなるハルの明るさが沁みる。

「さすがにひどくないっすか?何事にもクールでドライなキャラのハルちゃんでも怒り心頭ですよ~!」

バイト先で杏子に愚痴り、「諦めるの?」と聞かれて言葉を詰まらせます。

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この話、今週に入って10回目らしいw

スクーターで出前に出たハル、うっとうしかった雨はカラッとあがり青空が広がります。

<いつも人とは一定の距離を置いて、いつでも逃げられる体勢にしてた。だからリクオから連絡先を聞かなかった…見返りを求めないって言った割に期待して、それが叶わなかったら勝手に裏切られた気持ちになって。恋愛ってすごい自分勝手。>

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ハルのこの心の呟き。深い…

交差点で止まったハルは心の声を叫びます。

「一度約束したことぐらい守れよなー!」

大声が、偶然歩くリクオの耳に!

ハルのところへ走ってきたものの、何を言っていいかわからないリクオが「元気か?」と聞きます。

「野中晴!18歳、身長158cm、体重42キロ。そこの商店街にあるMILK HALLでバイトしてて、今はこの先のオフィスまで珈琲の配達中!」

「…なんだよ?」

「自己紹介…私のこと知ってもらおうと思って!あと、約束すっぽかしたふてぇー奴に絶賛怒り心頭中!」

ニッと笑いながらハルが言います。

反省するリクオに「私も1人暮らしだから看病してね?」とハル。

「その機会があったらな!」

満足な返答をもらったハルが明るく笑う声が青空に響いていました。

『イエスタデイをうたって』第3話まとめ

ハルの家庭事情、まだ奥深そう…でもミステリアスな彼女が抱える事情を少し理解できました。

誰の立場で物語を見るかで全然違う印象になるのが面白い!

毎回、異なる人に肩入れしてしまいます。

何気なくハルと浪を初体面させる感じにもドキドキ…この2人の本格的な絡みがありそうな第4話、楽しみですね。

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