『集団左遷!!』第7話あらすじ・ネタバレ感想!本部へ異動しても片岡と真山のコンビは健在!

ドラマ『集団左遷!!』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『集団左遷!!』公式ページ

蒲田支店の廃店に伴い、本部の融資部に異動になった片岡(福山雅治)。

着任早々、金融庁の検査、大手総合百貨店のCEO背任事件、真山(香川照之)が異動した日本橋支店と横山専務(三上博史)との関わりについてなど、てんこ盛りの本部編が始動します。

片岡(福山雅治)が走るシーンは少なめです!

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『集団左遷!!』第7話あらすじ

蒲田支店の廃店により、本部の融資部へ異動した片岡(福山雅治)。

落ち着く間もなく、全国展開する総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで東京地検特捜部に逮捕される、という衝撃的なニュースが飛び込んでくる。

ドラマ『集団左遷!!』第7話あらすじ①

マルハシは4年前、アメリカの大手百貨店・ウィルマンズと合併したものの業績の低迷に喘いでいた。

金融庁の立ち入り検査を控えて大わらわの中、横山専務(三上博史)がマルハシ再建の緊急プランを提案する。

それは、ダニエルの解任及びウィルマンズとの合併解消、そして丸橋雄一郎会長(本田博太郎)を再び社長に就任させるというものだった。

ドラマ『集団左遷!!』第7話あらすじ②

だがそんな折、日本橋支店の副支店長に就任した真山(香川照之)のもとに「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールが届く。

果たしてメールは事実なのか。

片岡は上司である融資担当の隅田常務(別所哲也)に相談し、自ら調査に乗り出そうとするが…。
出典:『集団左遷!!』公式ページ

【ネタバレ】『集団左遷!!』第7話の感想

大手百貨店の背任事件

AIの窓口導入で、さらに支店と行員のスリム化を図ろうとする横山専務(三上博史)。

その説明が頭取や会長に向けて行われている中、大手総合百貨店のマルハシ・ホールディングスのCEOが背任で逮捕されたというニュースが飛び込んできます。

マルハシは4年前、アメリカの大手百貨店ウィルマンズと提携をしたものの、業績低迷に喘いでいました。

マルハシは三友銀行にとっても最大級の融資先です。

しかも、近日中に金融庁の立ち入り検査が本部に入るため、もしこの事件に関して三友銀行に不備があった場合、大幅な減収は免れません。

横山専務は、あらかじめ用意してあった再建プランを提案します。

ウィルマンズとの合併を解消し、マルハシの会長(本田博太郎)を再び社長に復帰させるというものでした。

マルハシの窓口になっている支店は日本橋支店。

蒲田支店の副支店長だった真山さん(香川照之)が異動した支店です。

背任騒動のさなか、真山はとある告発メールを受け取ります。

「バックCEOは丸橋会長にはめられた」

見過ごすわけにはいかない真山は、片岡(福山雅治)の元へ出向き、メールのことを相談します。

「まだ入ったばかりだから」という理由で、金融庁の検査の会議など重要な仕事を任せてもらえない片岡は、真山と一緒にメールの件で動くことにしました。

片岡は、まず隅田常務(別所哲也)に相談をしようとすると、横山専務に見つかってしまいます。

告発メールを調査

仕方なく横山専務も交えて告発メールの話をしますが、横山専務はただのイタズラだろうと調査は必要ないし、金融庁の検査は明日なのだから真偽を確かめている暇はないと話を終わらせてしまいます。

しかし、隅田常務は調査の必要があると判断し、片岡と真山に調査を命じます。

「久しぶりですね、この感じ」

1か月ぶりに片岡×真山コンビが復活しました。

一方、横山派に入った片岡の同期である梅原(尾美としのり)は、横山専務の隠密である鮫島(小手伸也)に

「横山派になったからには、片岡には厳しくしてください」

と釘を刺されます。

そうしないと、宿利元支店統括部長(酒向芳)のようになりますよと脅されます。

宿利さんは、完全に失脚したどころか、窓際族となって何も仕事をしていない状態でした。

なにげに恐ろしき組織の闇。

それにしても、横山専務はどうしてあそこまで片岡を目の敵にするのでしょうか。

その片岡はマルハシの副社長(筒井道隆)に会いに行きます。

副社長は会長の息子ですが、度々店を訪れ、縦の線しか通っていない旧体制をなんとかするためにアメリカの会社と提携するなど、マルハシのために働いている人でした。

話を聞くと、メールは副社長が送ったものではなさそうでした。

そんな中、真山の元にまた新しい告発メールが届きます。

「会社資金を流用したのは会長だ」

真山が接触をはかってみると、会えることになりました。

片岡と真山がメールの主の自宅に行ってみると、主はマルハシの経理部長で、会長の不正流用を知ってしまったことで、口封じのために出向になってしまったというのです。

片岡は副社長を頼ってその不正な貸し出し記録を探しますが、記録は改ざんされていました。

しかし、税務監査のために原本は保管してあるはずだと片岡は踏んでいました。

二人は会長の部屋を探しますが、留守だと言われていた会長に見つかってしまいます。

お客様のためにできること

その話を聞いた隅田常務は、横山さんが手を回したのかもしれないと考えますが、片岡たちが動いたせいか、経営改善のための会議が明日行われることになったといいます。

「真相に近づいたのかもしれませんが、残念ながらタイムアウトですね」

その瞬間、片岡の頭に真山の言葉が浮かびます。

「支店長がお客様のためだと思うことをなさってください」

金融庁の検査を無事終わらせるのは銀行のためです。

片岡はマルハシのために本物の貸し出し記録を最後まで探すことに決めました。

それにしても、横山さんはマルハシのためにどうしてここまでするのでしょうか?

真山が調べたところによると、マルハシは横山さんがかつて日本橋支店の支店長だった頃に取ってきた融資先で、以来ずっと日本橋店の支店長がマルハシを担当しているのだそう。

丸橋会長が流用した金は横山専務のところへ行っているのでしょうか?

だとすれば何のために?

経営改善計画会議

片岡は副社長と一か八かの賭けに出ます。

まず、副社長が証拠をつかんだので、これから警察に行くと会長に電話します。

そうして警戒心をあおれば、会長が動き出すかもしれません。

蒲田支店の頃は、ここで会長の追跡は無謀にも足を使うところですが、今回の片岡は車で会長を尾行します。

案の定、会長は慌てて自身の投資用マンションに出向き、貸し出し記録の原本を持ち出していました。

こうして片岡たちは改善計画が可決されるギリギリ手前で、会長の不正を訴えることができました。

会長を社長に復帰させようとしていた横山さんですが、なんとすんなり事実を受け入れ、副社長と再建を試みるとあっさり鞍替えしたのです。

なんだか拍子抜けしてしまいましたね。

横山さんなら絶対何かしてくると思ったのですが。

背任事件を明るみにしたことによって、金融庁の検査は本部にとどまり、日本橋支店に及ぶことはありませんでした。

片岡と真山はもしかすると、横山専務は日本橋支店に触れられたくないのでは?と考えます。

横山さんは副頭取と何やら密談をしています。

「日本橋に金融庁が入らなければ、我々の計画は誰にも知られることはありません」

「ただ、真山を日本橋の副支店長にしたのは迂闊でした」

確かに、こんなに片岡を目の敵にしているのに、相棒の真山さんを送り込むというのはとんだうっかりですね。

とにもかくにも、日本橋支店には、何か大きな秘密が隠されているようです。

「藤田くんには知られないようにしてくれ」

藤田頭取(市村正親)もかつては日本橋支店の支店長でした。

頭取も日本橋支店の秘密について認知しているのでしょうか?

『集団左遷!!』第7話まとめ

最後のシーンでは、藤田頭取とすれ違った際に、その背中に深くお辞儀をする横山専務の姿がありました。

横山専務は藤田頭取を目の上のたんこぶ的に扱っているのかと思っていましたが、そうではないのでしょうか。

次回に続きます!

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