多恵(鈴木保奈美)の四十九日が終わり、進次(田中哲司)は加奈(富田靖子)と達也(竜星涼)が待つ家に帰っていきました。
望美(柴咲コウ)と愛美(橋本愛)は多恵の家を売るのを止め、2人で住むことにしました。
進次は一級建築士を目指し、愛美は自分の絵をコンクールに出品します。
結人(坂口健太郎)は先生を続けることにし、望美との関係も真剣に考えていました。
それぞれが夢に向かって頑張っている中、望美に思いもよらない話が舞い込んでくるのですが…。
最終回で、望美は自分が目覚めた理由を知ることになるようです。
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目次
『35歳の少女』前回第9話のあらすじと振り返り
望美(柴咲コウ)から連絡を受けた進次(田中哲司)と愛美(橋本愛)が病院に駆けつけると、そこにはくも膜下出血で倒れた多恵(鈴木保奈美)がいました。
愛美は多恵の看病をしながら、ようやく自分が多恵を独り占め出来たと感じていました。
愛美は、多恵からの愛を一身に受けていた望美がうらやましかったのです。
進次は達也(竜星涼)と本音で言い合い、達也は次第に心を開いていきます。
心を閉ざしてしまった望美も、多恵の想いが録音されたカセットテープを聞き、元の望美に戻っていきました。
多恵は奇跡的に目覚めますが、それは皆に最後の言葉を伝えるためだったのです。
【ネタバレ】『35歳の少女』第10話(最終回)あらすじ・感想
多恵(鈴木保奈美)の想いがつまった家
「懐かしい。昔はこんなに温かな家だったんだ」
望美(柴咲コウ)が家の中に入ると、若かりし多恵(鈴木保奈美)が部屋の奥から出てきました。
「主人が頑張って建ててくれたので、家族みんなが心から安らげる家にしたくて。娘が2人いるんですけど、上の子はアナウンサーになるのが夢で、下の子は画家になりたいって言うんです」
そんな夢を見ていた望美を愛美(橋本愛)が起こしました。
多恵の四十九日が終わり、進次(田中哲司)は自分の家に帰っていきます。
望美と愛美は家を売るのを止め、多恵の家で一緒に暮らすことにしました。
望美は、多恵の家を自分たちがいつでも帰ってこられる家にしようと決めたのです。
ミルトモ 編集部
結人(坂口健太郎)が目指す先生
結人(坂口健太郎)は欠席が続いている生徒を気にかけていました。
その生徒はいじめが原因で不登校になってしまったのです。
結人は不登校の生徒に「もう一回一緒に勉強しないか。先生待っているから」と声を掛けましたが、生徒は学校に来ませんでした。
結人は教壇に立ち「先生は今日でみんなとお別れになると思います。君たちのクラスメートにこの教室に戻ってきてもらいたかったのに、それができなかったからです」と言いました。
結人が一番最悪だと感じている人は、見て見ぬふりをしている人でした。
結人の気持ちを聞いた生徒たちは、これからは見て見ぬふりをしないことを誓います。
不登校の生徒が再び学校にやって来て、結人は先生を続けることになりました。
ミルトモ 編集部
加奈(富田靖子)にとって大事なもの
達也(竜星涼)はスーツを買い、就活を始めました。
進次もお酒を止めて生まれ変わろうとしています。
達也のやりたいことは、ハウスメーカーで働くことでした。
達也は進次が昔言っていたことを思い出し、自分も同じように家族が幸せになれる家を作りたいと思ったのです。
そして、進次も一級建築士の資格を取るため勉強を始めました。
加奈(富田靖子)はそんな2人を笑顔で応援しています。
ミルトモ 編集部
コンクールに入賞した愛美(橋本愛)
愛美は偶然会った秀男(細田善彦)から声を掛けられます。
まだ就職が決まっていない愛美は秀男の誘いに乗ろうとしますが、望美に止められました。
望美は愛美にデザイン大賞に応募するよう勧めました。
愛美は“家族”というテーマで絵を描き、その絵で優秀賞を受賞するのです。
ミルトモ 編集部
アナウンサーの夢が叶った望美(柴咲コウ)
望美の同級生が結婚することになりました。
その同級生は、望美から言われて自分の夢を思い出し、保育士の資格を取ったのです。
結婚式に来ていた結人の勧めもあり、望美は結婚式の司会を務めることになりました。
その結婚式で親子喧嘩が始まってしまいますが、望美はそれをうまく収め、結婚式を無事終えることができました。
そんな望美に声を掛けてきた人がいました。
望美は北海道のローカルテレビ局からスカウトされたのです。
ミルトモ 編集部
絵のタイトルは“35歳の少女”
望美はアナウンサーになる夢が叶うのに、北海道に行くのをためらっていました。
それは、結人と離れ離れになってしまうからです。
「やっぱり行かない。結人君の顔見たら行きたくなくなった」
「お前なら大丈夫だよ。たくさんの人の話を聞いて、素敵な人が世界にいるのを伝えることが夢なんだろ」
望美は結人が浮気するんじゃないかと心配していましたが、結人は「お前としか結婚するつもりないから」と言いました。
多恵のお墓の前には、入賞した絵を持った愛美と望美がいました。
愛美が描いた絵は35歳の望美の姿でした。
ミルトモ 編集部
『35歳の少女』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
#三十五歳の少女 の最終回ありがとうございました☺️
実は #日テレyoutube チャンネルでは、最終回あとのトークを生配信📺⚡️https://t.co/XLBShGEwLd#柴咲コウ さんと #坂口健太郎 さんと最終回あとに会えます✨
リモートのご参加お待ちしてます☺️youtubeでコメントで質問もお待ちしております‼️ pic.twitter.com/Zf5jq6xaQ6— 「三十五歳の少女」今夜10時 最終回🐢【公式】 (@shojo35) December 12, 2020
全てが夢の世界ではないかと思える話でした。
望美が目覚めたのは、25年間目覚めることを信じて自分を看病してくれた多恵にお礼を言うためでした。
そして、家族や自分を想ってくれる人に「愛してる」と言うためでもありました。
寝たきりの望美は想いを伝えることができませんでしたが、目覚めることで想いを言葉にして伝えることができたのです。
ドラマを通して、想いを伝えられることがどんなに幸せなことか、身に染みて感じることができました。