実在しないものを、お金をかけて工夫をして作り上げて、映像として本物のように見せる映画という芸術とSFは非常に相性がよく、低予算から超大作まで様々なアイデアの作品がそれこそ星の数ほど生まれてきました。
今回は、ミルトモライターたちが厳選した、古今東西、ガチガチのハードSFからSFホラー、SFコメディまで、本当におすすめしたい名作SFたち69作品分(シリーズで一括りにしているものもあります)を一挙ご紹介します!
目次
- 1.SF映画おすすめ69選
- 1.1『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
- 1.2『スター・ウォーズ』シリーズ
- 1.3『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ
- 1.4『TENET テネット』
- 1.5『インターステラー』
- 1.6『エクス・マキナ』
- 1.7『ブレードランナー』
- 1.8『ブレードランナー2049』
- 1.9『ガタカ』
- 1.10『パプリカ』
- 1.11『ウォッチメン』
- 1.12『HELLO WORLD』
- 1.13『涼宮ハルヒの消失』
- 1.14『遊星からの物体X』
- 1.15『アバター』
- 1.16『月世界旅行』
- 1.17『2001年宇宙の旅』
- 1.18『日本沈没』(1973)
- 1.19『時計じかけのオレンジ』
- 1.20『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』
- 1.21『ゼロ・グラビティ』
- 1.22『オデッセイ』
- 1.23『シン・ゴジラ』
- 1.24『メッセージ』
- 1.25『エイリアン』
- 1.26『バタフライ・エフェクト』
- 1.27『神々のたそがれ』
- 1.28『エウロパ』
- 1.29『ディープ・インパクト』
- 1.30『宇宙戦争』
- 1.31『レディ・プレイヤー1』
- 1.32『楽園追放-Expelled from Paradise-』
- 1.33『サマータイムマシン・ブルース』
- 1.34『インデペンデンス・デイ』シリーズ
- 1.35『ゼイリブ』
- 1.36『フィフス・エレメント』
- 1.37『アルマゲドン』
- 1.38『アド・アストラ』
- 1.39『メン・イン・ブラック』シリーズ
- 1.40『マーズ・アタック!』
- 1.41『AKIRA』
- 1.42『パッセンジャー』
- 1.43『パシフィック・リム』シリーズ
- 1.44『ジュラシック・パーク』シリーズ
- 1.45『スターシップ・トゥルーパーズ』
- 1.46『アイアン・スカイ』
- 1.47『スカイライン』シリーズ
- 1.48『E.T.』
- 1.49『プレデター』シリーズ
- 1.50『トゥモロー・ワールド』
- 1.51『月に囚われた男』
- 1.52『アンドリューNDR114』
- 1.53『スペース カウボーイ』
- 1.54『DUNE/砂の惑星』
- 1.55『her/世界でひとつの彼女』
- 1.56『マッドマックス』シリーズ
- 1.57『タイムマシン/80万年後の世界へ』
- 1.58『禁断の惑星』
- 1.59『猿の惑星』旧シリーズ
- 1.60『猿の惑星』リブートシリーズ
- 1.61『インセプション』
- 1.62『スノーピアサー』
- 1.63『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』
- 1.64『スペース・スウィーパーズ』
- 1.65『アップグレード』
- 1.66『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
- 1.67『宇宙人ポール』
- 1.68『プリデスティネーション』
- 1.69『第9地区』
- 2.SF映画おすすめ69選まとめ
SF映画おすすめ69選
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
- 長年にわたって愛されるSF映画の金字塔
- デロリアンを使ったタイムトラベルにハラハラが止まらない
- 3部作をイッキ見したくなるほどの面白さ
誰もが知っているSF映画の金字塔といえば、ロバート・ゼメキス監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。
デロリアンを改造したタイムマシンを使って主人公の高校生・マーティと科学者のドクが時空を超えた冒険を繰り広げる、全3部作からなるSFアドベンチャーです。
1985年公開の『バック・トゥー・ザ・フューチャー』では、マーティが1955年にタイムスリップし、自分の母親に恋されてしまうという珍事が発生!
1989年公開の続編『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』では、1作目の直後からそのまま物語がスタートし、今度は2015年の未来へ。
マーティの息子がトラブルを起こしたり、宿敵・ビフが過去の試合結果が全て掲載されているスポーツ年鑑を手に入れてしまったことから未来が変わってしまう危機が訪れます。
続いて1990年に公開された完結編『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART3』では、マーティが西部時代にタイムスリップ。
すでに西部時代にタイムスリップしたドクがビフの先祖に銃殺されてしまうという事実を知ったマーティーは、ドク救出のために奔走します。
ミルトモ 編集部
特に1985年と2015年、1955年という3つの時代をタイムスリップする『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では、マーティ同士が顔を合わせてしまいそうになるギリギリのせめぎ合いがたまりません!
マーティとビフの過去からの因縁や、マーティとドクの歳の離れた友情も見どころです。
1980年代のカルチャーやファッションなど見どころもたくさんで、長年にわたってファンから愛されています。
ミルトモ 編集部
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『スター・ウォーズ』シリーズ
- 40年以上かけて完結した壮大なスペースオペラシリーズ
- 魅力的なキャラクターやドロイド、宇宙船など全てがSFファンの心をくすぐる
- エピソード4から始まるけど、とりあえずその順番で見て欲しい
1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から始まり、2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でついに完結を迎えた、ジョージ・ルーカス監督らによる壮大なスペースオペラの名作。
遠い銀河系を舞台に、正義の騎士ジェダイと帝国軍の戦いや、スカイウォーカー家に隠された運命の物語を描きます。
1977年初公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』→『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』→『スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還』の旧3部作では、主人公ルーク・スカイウォーカーのジェダイへの目覚めと、ダース・ベイダーとの因縁の戦いを描きます。
1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』→『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』→『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の新三部作では、ルークの師となるオビ=ワン・ケノービの若き日と、ダース・ベイダー誕生にまつわる秘話が描かれます。
そして2015年から公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』→『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』→『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の新3部作では、レイという女性を主人公に迎え、ジェダイとカイロ・レン率いるファースト・オーダーの戦いを描きます。
ミルトモ 編集部
ハリソン・フォードが演じたハン・ソロやヨーダ、C-3POやR 2-D2などの主人公以外の魅力的なキャラクターや、1〜9全てのエピソードが長い歴史のもとに紐づいている物語であることにも驚きを隠せません。
ミルトモ 編集部
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ
- 銀河イチの落ちこぼれ集団の活躍を描くヒーロー映画
- テンポの良い会話とギャグ満載!何より洋楽を使ったBGMが最高
- 仲間同士の友情や家族関係に思わず胸がアツくなってしまう
『スリザー』や『スーパー!』を手がけたジェームズ・ガンが監督を務めた、銀河イチの落ちこぼれ集団ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの活躍を描いたヒーロー映画。
幼い頃に宇宙海賊ラヴェジャーズに攫われた半地球人のピーター・クイル、女暗殺者のガモーラ、怪力のドラッグス、凶暴なアライグマのロケットと相棒のグルートが銀河を守るために奮闘します。
2014年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、謎の石「オーブ」をめぐった戦いを繰り広げます。
2017年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では、主人公・クイルの父親であるエゴが登場するほか、昆虫娘のマンティスが新たに仲間に加わり、クイルの家族にまつわる物語が描かれます。
ヒーロー映画には珍しくテンポの良い会話とギャグ満載な展開。
ミルトモ 編集部
BGMが物語を邪魔しているわけではなくむしろ合っていて、知っている曲が流れ出すと体を揺らしたくなること間違いなし!
特に父と子の関係を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は、楽曲の懐かしさも相まって、お父さん世代にはたまらなく泣ける作品だと思います。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、マーベルコミックのヒーローたちの活躍を映画化したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズでもあり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも彼らの活躍を見ることができます。
ダメダメだけどやる時はやる、なんだかんだカッコいいガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーのことがいつの間にか大好きになってしまいます。
今後3作目の製作も決定している『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を楽しみに待ちたいと思います。
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『TENET テネット』
- 名匠クリストファー・ノーランの自信作
- “時間の逆行”を目の当たりにする特別な映画体験
- 映像のリアリティに圧倒される
『インセプション』や『インターステラー』など数々の話題作を送り出してきたクリストファー・ノーランによる、オリジナル脚本のアクションサスペンス超大作『TENET テネット』。
キエフのオペラハウスでテロ事件が勃発し、ある特殊部隊が現場に突入しますが、そのうちの一人である「名もなき男」(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は敵に捕らえられ、仲間のために自ら毒薬を飲んで命を絶とうとしました。
しかし、いつのまにか別の薬とすり替えられていたことで生きたまま救出され、昏睡状態で目覚めた「名もなき男」は、第3次世界大戦の発生を阻止するという危険なミッションを課されることになります。
そのミッションのキーワードは“TENET”。
「名もなき男」は、時間の逆行と人類滅亡の危機に挑むことになり…。
CGを使わず本物にこだわり、大迫力の映像をつくることで知られるノーランが『TENET テネット』で描いたのは“時間の逆行”。
ミルトモ 編集部
しかし、何が起きているのかわからない不可解さが少しずつクセになり、スリル満点のアクションと先の読めない展開で、いつの間にか映像に惹き込まれていることでしょう。
“時間の逆行”は、いわゆるタイムトラベルのように過去のどこかの時点にパッと戻れるわけではありません。
ミルトモ 編集部
この仕組みが他の作品とは異なる感覚を味わえるポイントとなっており、役者陣が逆再生の動きや台詞で演じていることも大きな魅力となっています。
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『インターステラー』
- クリストファー・ノーランによるSF超大作
- 人類滅亡の危機を解く鍵は宇宙にあり!
- 愛のある壮大な展開に感動
異常気象によって人類滅亡の危機が訪れる中、元宇宙飛行士でトウモロコシ農場を営むクーパー(マシュー・マコノヒー)は、NASAからの要請でとある計画に参加することになります。
そのラザロ計画と呼ばれるプロジェクトは、土星付近に発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星に地球の人類を移住させるという内容でした。
クーパーは娘のマーフィー(マッケンジー・フォイ)に「必ず戻る」と言葉を残し、アメリア博士(アン・ハサウェイ)をはじめとする研究者たちとともに、未知の銀河系に向けて出発するのですが…。
終末を迎えつつある地球と、そこに住まう人類を救う計画をリアルに描くため、ノーランはワームホールや相対性理論を可能な限り正確に描写しようと理論物理学者のキップ・ソーンを科学コンサルタントにつけました。
ソーンの貢献は大きく、その科学考証の正確さやアカデミー賞視覚効果賞を受賞したほどの視覚上の効果は高く評価されています。
その分、ラザロ計画など重要な部分の説明が難しくなってしまい、何を目的にしているのかわかりにくいと感じる人もいるかもしれません。
ミルトモ 編集部
家族や恋人を想う気持ちは人類滅亡を救うことができるのか…ぜひ、その目で確認していただきたいと思います。
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『エクス・マキナ』
- 美しすぎる人工知能との巧妙なやり取り
- 最後まで何が起きるか読めないストーリー
- スリルのある展開から目が離せなくなる
『わたしを離さないで』の脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務めたSFスリラー『エクス・マキナ』。
世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得ます。
人里離れた別荘を訪ねてみると、そこでは女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が待っていました。
ケイレブはネイサンからの頼みで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになりますが…。
プログラマーの青年と美しい姿をした人工知能との心理戦を描いた本作。
顔だけ見れば美しい女性にしか見えないエヴァですが、半透明で内部構造が見えているボディーの大半を見ると「そうか、ロボットなのか」と思わされる不思議な感覚をケイレブとともに味わうことになります。
ケイレブとエヴァのやり取りは初々しく一瞬ラブストーリーかと思わされるのですが、徐々に一筋縄ではいかない物語だと明らかになっていき、いつしか目が離せない展開に。
ミルトモ 編集部
アカデミー賞視覚効果賞を受賞したのも納得のエヴァの姿には、ケイレブのように惑わされる人が続出することでしょう。
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『ブレードランナー』
- カルト的人気の近未来SF映画
- 長年考察されてきた不朽の名作
- ハリソン・フォードの代表作の一つ
フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作とした近未来SFの金字塔『ブレードランナー』。
21世紀初頭、遺伝子工学技術の進歩によってタイレル社が発明したのは、ロボットに代わる人造人間・“レプリカント”。
レプリカントは優れた体力と高い知性を持ち、過酷な奴隷労働や戦闘に従事していましたが、あるはずのない感情が芽生えた一部のレプリカントが植民地惑星から逃亡してしまいます。
レプリカント専門の捜査官・“ブレードランナー”のデッカード(ハリソン・フォード)は追跡を開始しますが…。
ハリソン・フォードの代表作の一つとして知られる本作は、公開から40年近く経った今でも議論が交わされるほどのカルト的な人気を誇っています。
環境破壊によって人類の大半が宇宙の植民地に移住したという設定の中で、酸性雨が降りしきる地球に残った人々は、ネオンだけが輝く大都会に無理矢理暮らしており、徹底的に暗く描かれていました。
ミルトモ 編集部
ショーン・ヤング演じるヒロインのレイチェル、そしてデッカードが迎えるラストに痺れます。
『ブレードランナー2049』
- 35年越しの『ブレードランナー』続編
- アカデミー賞受賞の視覚効果が魅力
- ライアン・ゴズリングの好演が光る
近未来SFの金字塔『ブレードランナー』のラストから、約30年後の世界を描いた『ブレードランナー2049』。
2049年、環境破壊が進む地球では、新天地へ旅立てなかった人々が陰鬱な暮らしをしていました。
2022年のとある事件以降、人造人間・“レプリカント”は製造禁止となりましたが、2036年に開発された新型は再び人間のもとに従事しています。
そんな新型レプリカントのK(ライアン・ゴズリング)は、レプリカント専門の捜査官・“ブレードランナー”として同胞を狩る仕事に就いていますが、約30年前に亡くなったレプリカントの女性が出産していた事実を抹消するよう命じられ…。
前作で主演を演じたハリソン・フォードが引き続きデッカード役で出演し、前作監督のリドリー・スコットが製作総指揮を務めたことで、色濃く『ブレードランナー』の遺伝子を引き継いだ本作。
ミルトモ 編集部
主人公・K役のライアン・ゴズリングは、レプリカントでありながらレプリカントを狩るという難しい役どころを演じました。
また、Kの存在そのものが前作で描かれなかった謎を解く鍵となっており、そのミステリーに近い感覚を得るには前作を観ておくことが必要になると思います。
ミルトモ 編集部
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『ガタカ』
- 遺伝子操作を巡る近未来SF
- ドキドキハラハラする展開
- 愛あり、友情ありの人間ドラマ
遺伝子操作で生まれた“適性者”たちが社会を支配する近未来を描いた『ガタカ』。
自然出産で誕生したヴィンセント(イーサン・ホーク)は、“不適正者”として冷遇される人生を歩んでいました。
幼い頃から宇宙飛行士を夢見ていましたが、それは適性者のみに許される職業だったため、下半身不随となった元水泳選手・ジェローム(ジュード・ロウ)の適性者IDを買い取ることにします。
ジェロームに成りすまして宇宙局・“ガタカ”に入社したヴィンセントは、努力の末に宇宙飛行士の夢へと近付いていきますが…。
遺伝子の優劣のみで様々なことを判断されてしまう中、劣等感を抱えながらも夢に向かって努力する主人公・ヴィンセントを応援したくなる作品です。
ミルトモ 編集部
そんなスリルのあるストーリーですが、運命に抗うヴィンセントと適正者IDの提供者であるジェロームの友情、何も知らずヴィンセントに想いを寄せるヒロイン・アイリーン(ユア・サーマン)の存在などが作用し、温かく切ない人間模様が描かれるヒューマンドラマとしても楽しむことができます。
『パプリカ』
- 独特な世界観の大人向けアニメ映画
- 夢への侵入に感じるロマンとスリル
- 主人公の“パプリカ”が魅力的
『時をかける少女』で知られる筒井康隆の同名SF小説を『PERFECT BLUE』『東京ゴッドファーザーズ』などの監督である今敏がアニメ映画化した『パプリカ』。
表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピストである千葉敦子(声/林原めぐみ)。
他人の夢をスキャンし、侵入することができるというセラピー機器・“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていました。
しかし、何者かによってDCミニが盗まれてしまい…。
夢に侵入するという基本設定や夢と現実の境界を考えさせられる展開は、クリストファー・ノーランの『インセプション』と通ずる部分も多く、SF好きの心をくすぐります。
一方で、過剰な演出や説明不足のシーンがあり、それが観る人を選ぶと評価される所以にもなっています。
ミルトモ 編集部
アニメーションならではの表現や色使いによって、楽しさと不気味さが混じりあった不思議な世界が描かれており、まさに何でもありの夢の中のような映像となりました。
平沢進による音楽も素晴らしく、見どころの多い作品となっています。
また、ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品されるなど、世界的にも高く評価されました。
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『ウォッチメン』
- ヒーローの人間性が見える映画!綺麗ごとだけがヒーローじゃない!
- 正義と正義がぶつかり合う!何が正義かは観客に問われる!
- 能力がないヒーローが自分の信条を通す!しかしそれが叶うとは限らない理不尽!そこにカッコよさが見える
かつて、アメリカでヒーローが流行った時代があり、ヒーローたちは派手なコスチュームで大活躍し、人気を博しました。
しかし第二次世界大戦後は、ヒーローは死んだり、精神的に追い込まれたり、妊娠して引退したりとその数を減らしていきます。
その後、時代は変わり、スタイリッシュなヒーローを欲する時代になりました。
そこでウォッチメンというヒーロー集団が生まれ、新しい時代で大活躍します。
しかし、次第にヒーローたちは政治の圧力や汚職などに巻き込まれ、世界は壊れ始めてしまいます。
そしてウォッチメンの活躍も昔の話になった1985年、コメディアンという元ヒーローが殺されてしまい、そこからとある陰謀が明らかになります。
『ウォッチメン』は特定の主人公がいるというよりも、多種多様なヒーローが出てそれぞれに活躍する物語。
ミルトモ 編集部
彼は小汚いコートを着て黒い模様が動く不思議なマスクをかぶっており、まるでドブネズミのような風貌をした特殊能力のない男なのですが、彼はその生きざまがヒーローの鑑なのです。
自分が思う正しいことを信じたい、嘘偽りや陰謀を許さない、そんな思想のもと彼はどんな手を使ってでも悪党を倒します。
物語のクライマックスで、オジマンディアスという世界一の頭脳を持つ強いヒーローがとんでもない計画を実行した時、それを許さないと一番に噛みついたのもロールシャッハでした。
平等ではない世界で、平等を愛するヒーローなのです。
しかし、オジマンディアスも完全な悪というわけではなく、恐ろしい計画も彼なりに人類の未来を考えたがゆえのもの。
ミルトモ 編集部
そこで達観して何もしないでいるか、現実逃避してしまうか、様々な正義の在り方が描かれます。
ミルトモ 編集部
ちなみに2020年にはドラマシリーズで続編が作られています。
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『HELLO WORLD』
- しっかりしたSF要素がありSFファンは必見!アニメだから理解しやすいので初心者にもおすすめなSF
- 主人公の純愛に涙!誰かに恋する様を丁寧に描いている
- 「やってやる」がキーワード。無理だと諦めるなと背中を後押ししてくれる映画
『HELLO WORLD』は濃密なSF設定に、恋愛要素を色濃く混ぜ合わせた映画です。
舞台は2027年の京都。
主人公はSF小説が好きな堅書直美という高校生で、決断力のなさから図書委員を任されます。
そして、同じ委員会にもう1人選ばれたのは、一行瑠璃という不愛想な少女。
2人は特別親しいわけではありませんでしたが、堅書の目の前に未来からやってきた自分が突如現れ、物語は急転します。
未来の堅書は「ここは現実世界の過去の記憶を集めたデータの世界、『アルタラ』の中だ」と言い、自分は現実世界からアルタラに介入したのだと告げました。
そしてさらに堅書に「恋人を作るという望みを叶えてやる」と言います。
その相手というのは一行でした。
ミルトモ 編集部
意見をきちんと言う、他人任せにせず自分のやれることはとことんやる、その姿は今の空気を読みすぎる現代社会に必要なものではないでしょうか?
一行のそういう部分を堅書は自分に無いものだからこそ、強く惹かれたのだと思います。
また一行も、いつも一人で行動して協調性がなかったからこそ、堅書の自分のためではなく他人のためにとことん行動する優しさに惹かれていったのではないでしょうか。
この2人はまるで、コインの裏表のように正反対の部分で惹かれ合ったのです。
初めは決断力のなかった堅書ですが、未来の自分の後押しに「やれる」「やってやる」と自分を信じて行動するようになります。
それにより自分自身を大きく成長させ、この物語は最高の終わり方を迎えることができるのです。
ミルトモ 編集部 →映画『HELLO WORLD』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 クリスマスを控えた12月16日、主人公のキョンは相変わらず、同級生の涼宮ハルヒの思い付きに付き合わされていました。 賑やかでいつも通りの日常をキョンは気だるげに過ごしていましたが、12月19日の朝になると、様子が一変します。 朝、教室に行ってみると自分の後ろの席に涼宮ハルヒがいません。 遅れて登校してくるかと思ったら、そこには転校したはずの朝倉が現れてキョンは大混乱! この世界はどうなった?一夜にして知らない日常に飛ばされたキョンは、元の世界に戻るべく奮闘します! ミルトモ 編集部 また本作で2番目に多く登場するキャラは長門なのですが、長門も新たな側面が見られます。 ミルトモ 編集部 また、アニメシリーズよりも、さらにしっかりSF映画になっています。 パラレルワールド、タイムループ、並行世界の移動…キョンはたくさんの能力を駆使していきます。 ストーリー展開もスッキリまとまっているというより、作り込まれた面白さがありました。 ミルトモ 編集部 →劇場版『涼宮ハルヒの消失』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 アメリカの南極観測基地に、雪原を走る犬に向かって銃弾を放っている不審なヘリコプターが飛来。 乗っていた男は錯乱状態で銃を乱射したため、殺害されますが、その様子のおかしさが気になった観測隊員たちは原因を確かめるべく、男が元いたと思われるノルウェー基地へ飛ぶことにします。 そこで見たのは、ノルウェー隊の変死体の数々と、謎の肉塊。 その肉塊の解剖、そしてノルウェー基地の記録映像によって、南極の氷の奥に眠っていた恐ろしい地球外生命体が目を覚ましたことが明らかになりました。 そして、ノルウェー隊の男が追っていた犬の正体こそ、その生命体だったのです。 『遊星からの物体X』は、じわじわと怖さがこみあげてくるSFホラー映画になっています。 何にでも変身できる敵エイリアンのグロテスクさには、かなりのこだわりが見られます。 ミルトモ 編集部 敵に高い知能と擬態能力があるため、それにより隊員同士の疑心暗鬼が起こり、最後までハラハラドキドキが持続します。 ミルトモ 編集部 →映画『遊星からの物体X』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 人間が他惑星に進出した近未来、足が不自由になってしまった退役軍人ジェイク・サリーは、亡き兄の意思を継ぎ、代わりに衛星パンドラに着任します。 ジェイクの仕事は、アンオブタニウムという希少鉱物を取るために、ナヴィという先住民族に近づくことでした。 ナヴィ族に似せた合成の身体をアバターとして操作する「アバタードライバー」として、ナヴィ族の住む広大な土地に入るジェイク。 そこでジェイクと他のドライバーは、巨大な生物に追いかけられ、ジェイクはナヴィの長の娘ネイティリに助けられて、ナヴィの住処に連れていかれます。 ネイティリにナヴィの風習を教わり、二人は惹かれ合っていきます。 ですが、地球人のパンドラ侵略が始まり、ジェイクは地球とナヴィ族の間で揺れ動きます。 ミルトモ 編集部 特に先住民ナヴィの文化の設定や描写が細かく、本当に宇宙の果てにこんな部族がいるのではないかと思わせてくれます。 ナヴィ族の風習のシーンでは、どこかおとぎ話のような美しい雰囲気があるのも魅力的です。 →映画『アバター』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 『月世界旅行』は、20世紀初頭に制作されたフランス製サイレント映画です。 映画産業はアメリカのイメージが強いですが、フランス映画は映画史において重要な役割を果たしてきました。 ミルトモ 編集部 当初の映画は「映画」と言うよりも、「短い記録映像」でした。 今の映画館で、「新作映画」として「工場から人が出てくる46秒の映像」や「汽車が駅に入ってくる50秒の映像」が上映されたらブーイングものでしょう。 しかし、『月世界旅行』はちゃんとストーリーのある映画です。 当時としては珍しくシーンが複数あり、様々なトリック撮影(SFX)が使われた、そして世界初のSF映画です。 ミルトモ 編集部 それでも、監督のジョルジュ・メリエスが成し遂げたことは紛れもない偉業で、『月世界旅行』が映画史に残る重要作品であることには変わりありません。 ミルトモ 編集部 『2001年宇宙の旅』は、巨匠スタンリー・キューブリック監督の代表作の一つです。 SFの大作家アーサー・C・クラークとキューブリックが共同で作り上げた世界観は抽象的かつ難解で、特にラストシーンは長年議論の的になっています。 抽象的な内容と反して、本作の科学描写は異常なまでに正確です。 宇宙船のドッキングの動きから無重力の描写、地球からの通信にかかる時間まで重箱の隅をつくレベルで正しいです。 地球上ではありえない動きをCGも無い時代に視覚化した技術はすさまじく、アニメーションもCGも使っていないことで逆に今見ても古臭さを感じません。 ミルトモ 編集部 上映時間は141分、セリフは極端に少なく、BGMはクラシック音楽が多用されているため、鑑賞前には覚悟が必要ですが、ぜひ、鑑賞してウンウン悩んでください。 アカデミー賞では結局主要部門で無冠でしたが、キューブリックは監督賞候補になり特殊効果賞を受賞。 多くのオールタイムベスト企画で名前を連ねている、今や古典となった傑作です。 『日本沈没』は小松左京の同名小説を原作とする、和製SFの古典です。 本作は明確にフィクションで、日本だけが短期間に沈没することは科学的にありえません。 ですが、日本沈没以外はすべてリアルで政治、経済、人々の動向など様々な出来事が仔細に描写されています。 日本映画はハリウッド映画に比べると制作規模が小さく、ディザスター映画はどうしても小粒に見えてしまいますが、本作はディザスターシーンの特殊効果も優れています。 1973年と言えば、まだCG黎明期ですらなく、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)による技術革新も起きていませんでした。 この時代、日本の特撮技術は世界的にも高いレベルを保持していました。 特撮を担当した中野昭慶は円谷英二の元で腕を磨いた名職人で、アナログ手法で作られた特撮ディザスターシーンは今見てもかなりの迫力です。 ミルトモ 編集部 →映画『日本沈没(1973)』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 『時計じかけのオレンジ』は、巨匠スタンリー・キューブリック監督の代表作の一つ。 近未来のロンドンを舞台にマルコム・マクダウェル演じる主人公アレックスが欲望の限りを尽くす、気持ちが落ち込んでいる時には鑑賞をお勧めできない作品です。 ミルトモ 編集部 『2001年宇宙の旅』と同じく、BGMにはクラシックが多用されていますが、内容は暴力・セックス描写の乱れ撃ち。 水と油な組み合わせのはずが、クラシック音楽とバイオレンスが見事にマリアージュしており、不健康な魅力に満ちています。 特に『泥棒かささぎ序曲』に乗って、アレックスたちが欲望の限りを尽くすオープニングシークエンスは、クスリでも盛られたような異常な酩酊感で癖になってしまいます。 衣装、セットの一度見たら忘れられない独特なデザインも素晴らしいです。 ミルトモ 編集部 →映画『時計じかけのオレンジ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』は士郎正宗の同名漫画を原作とする、『攻殻機動隊』シリーズ最初の映像化作品です。 舞台は近未来の日本。 電脳化や、サイボーグ技術が飛躍的に進化した世界で起きる事件を描いています。 この基本設定は以降のリブート作品でも、忠実に受け継がれていました。 アクション満載で基本的にはエンタメっぽつくりになっていますが、「魂はどこにあるのか?」という問いかけを前面に押し出しており、SFでエンタメなのにたっぷりアート映画の匂いもします。 丸まるワンシーンセリフゼロで風景描写が続く場面があったり、一筋縄では行かない押井守監督らしい面倒くささもいい味になっています。 ミルトモ 編集部 公開当初日本では話題にならず、アメリカで評判になった後逆輸入で話題になった珍しい経過を辿った作品でもあります。 最初に話題となったアメリカでも、実写版作品『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)が制作されています。 『ゼロ・グラビティ』は、新作を発表するたびに、驚きの映像表現を見せてくれるアルフォンソ・キュアロンの監督作。 内容は超シンプルで「宇宙空間で事故にあった主人公が地球への帰還を目指す」と、まとめると本当にたったそれだけの内容です。 この映画の凄さは、超革新的な映像表現にあります。 3D映画は大作で時々見かけますが、『ゼロ・グラビティ』は本当の意味で3Dであることを活かしきった真の3D映画です。 宇宙空間は上下左右が存在せず、奥行きもほとんど無限です。 ミルトモ 編集部 また、本作は全編がワンカットに見えるように作られており、すべての出来事がリアルタイムで進行します。 ほんの91分に凝縮された映像は一切の無駄がなく、まさにこれこそノンストップサスペンスです。 キュアロンは本作で、アカデミー賞の最優秀監督賞を受賞しています。 ミルトモ 編集部 『オデッセイ』の原題は”The Martian”(火星人)。 ミッション中の事故で火星に取り残された宇宙飛行士のマーク(マット・デイモン)が「唯一の火星人」になってしまった絶望な状況下で、知恵を振り絞って救助まで生き残るサスペンスです。 サスペンスですが、マークは常にユーモアを忘れず、極限状況化のサスペンスにありがちな絶望感がありません。 ミルトモ 編集部 本作はアンディ・ウィアーの小説『火星の人』を原作としていますが、『火星の人』はウィアーがウェブサイトで公開していたものを読者の要望で自費出版した、もともとはいわば「同人誌」でした。 ミルトモ 編集部 主要部門無冠に終わりましたが、『オデッセイ』はアカデミー賞で作品賞、主演男優賞、脚色賞の候補になっています。 監督は無冠の巨匠、リドリー・スコットです。 『オデッセイ』作品情報 火星に取り残された男の地球への期間を描くSF作品。 『エイリアン』や『ブレードランナー…… →映画『オデッセイ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」が本作のキャッチコピーでしたが、このキャッチコピーは『シン・ゴジラ』についてすべてを語っています。 『シン・ゴジラ』は、ゴジラ以外のすべてがリアルです。 ガメラもモスラも助けに来ないし、芹沢博士がオキシジェンデストロイヤーを発明してヒーローとして華々しく散ったりもしません。 敢えて言うなら政治家や科学者、自衛官など事態の収拾にまわるすべての人がヒーローで、敢えて言うなら「ゴジラの襲撃を受ける東京」という状況そのものが主人公です。 「ゴジラ」の名前を冠しながら、テイストは「ウルトラQ」で、展開は『日本沈没』。 ミルトモ 編集部 会議ばかりで全く進まない政治コメディから出発して、一丸となってゴジラを退治するバリバリ大作サスペンスで着地する硬軟織り交ぜた構成も見事。 ミルトモ 編集部 映画『シン・ゴジラ』作品情報 『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズの樋口真嗣が総監督…… →映画『シン・ゴジラ』動画フル無料視聴!動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 「突如襲来した宇宙人とのコンタクト」という使い古されたシチュエーションを、フレッシュに映像化した斬新な作品です。 映画は116分ありますが、最後の30分ぐらいまでじりじりと話はなかなか進みません。 主人公の言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)についても断片的な私生活が描かれる程度で、「宇宙人が発する未知の言語を解読する」という地味なプロセスがじりじりと続きます。 ミルトモ 編集部 それがクライマックスの叙述トリックで、すべてひっくり返ります。 それまでの出来事はすべて前振り、または伏線であり、最後まで見終わると腹の底まで納得させられる作りになっています。 カナダ時代は正統派なシリアスドラマで評価されていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、本作以降SF大作が続いており、SFの古典的名作『デューン』を映像化した『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)まで手掛けています。 映画『メッセージ』作品情報 『メッセージ』は、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスと『ハート・ロッカー』の…… →映画『メッセージ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 何本もの続編が制作された『エイリアン』シリーズの原点にして、名匠リドリー・スコット初期の代表作です。 宇宙が舞台で未知の生物(エイリアン)が登場する紛れもないSF作品ですが、宇宙船という真っ暗闇の閉鎖空間にエイリアンと言う未知の暴力が入り込む、まるで幽霊屋敷もののような舞台設定で、SFであると同時にホラーとして成立している画期的な作品です。 アクションが山ほど導入される『エイリアン2』(1986)に比べると、派手なアクションは少なく地味な作りですが、シチュエーションを絞ったソリッドな演出で最近の作品だと『クワイエット・プレイス』(2018)を思わせるサスペンスフルな魅力があります。 ミルトモ 編集部 『バタフライ・エフェクト』アシュトン・カッチャー主演のタイムスリップ系サスペンス映画です。 主人公エヴァンは少年時代、短時間の記憶喪失に悩まされていました。 大学生になり記憶喪失の症状はなくなったものの、日記を読み返すとその日記に書かれた時点に戻って、今の自分の意思で行動できる能力を発見します。 ミルトモ 編集部 少年時代のエヴァンは幼馴染みの少女ケイリーに恋をしていました。 しかし、「自分が覚えていない時間に起きた出来事」が原因で現在は疎遠になってしまっています。 そこで彼は過去を「修正」し、彼女と疎遠になる運命を変えようとするのですが…。 タイトルにもなっているバタフライ効果(=バタフライ・エフェクト)とは、「1匹の蝶の羽ばたきが地球の裏側で竜巻を起こす」という現象。 ミルトモ 編集部 「今」を良くしようと「過去」を少しだけ変えたはずが、「今」の自分や他の誰かが想像を絶する不幸に見舞われます。 徐々に明かされる「抜けていた」恐ろしい記憶、タイムスリップを繰り返すたびに突きつけられる残酷な「今」、途切れることのない緊張感が最高にスリリングです。 ミルトモ 編集部 残酷なサスペンスでありながら、最後のエヴァンが取る選択はまさに愛。 主題歌のオアシス「Stop Crying Your Heart Out」とともに迎えるエンドロールも素晴らしく、大きな感動を生む結末となっています。 ロシアの巨匠アレクセイ・ゲルマンがストルガツキ―兄弟のSF小説「神様はつらい」の映画化構想を立てそこから約35年後、そして撮影開始から15年をかけてゲルマン監督の死後、ようやく完成にこぎつけたという正に人生を懸けた傑作です。 地球より800年ほど発展が遅れた惑星の都市アルカナル。 中世ルネッサンス期を迎えているかのようなこの都市に、地球から30名の調査団が派遣されました。 しかし、そこでは権力者たちによる知識人への圧政や虐殺が行われ、文明発展の兆しが見られません。 調査団のメンバーであるドン・ルマータは知識と力を持った神のごとき存在として都市の人々から崇められていましたが、政治介入は許されず、権力者たちの蛮行をただ傍観するのみでした…。 ミルトモ 編集部 しかし、地球の知識人が大切にされた中世ルネッサンス期とは違い、アルカナルでは賢い人は吊るし首など虐殺され、書籍も燃やされてしまいます。 知識層がいなくなり、公衆衛生を気にすることもない残された市民たちは、汚れた街でも気にせず暮らしていました。 この市民たちの泥や糞尿まみれの生活ぶりはかなりのインパクトですが、全編モノクロで描かれているため、まるで夢の中でみているかのようにマイルドな気持ちで鑑賞できます。 そして、汚物にまみれながらも、時折垣間見せられる美しいシーンには目が離せません。 それだけでなく監督は撮影に6年、編集に5年もかけ、架空の世界を本物らしく見せるよう細部にまでこだわっており、非現実的なモノクロ世界でありながらも、実際に中世期に迷い込んだ感覚にさせられる映像技術は圧巻です。 ミルトモ 編集部 近年、実際に生命がいる可能性が高いとして具体的な調査も予定され、大注目されている木星の衛星エウロパ。 そのエウロパの調査に向かった宇宙飛行士たちの恐怖を描く、モキュメンタリー映画です。 最新の調査によって、木星の衛星エウロパの地下に隠された海の存在が発見され、その中には単細胞生命がいる可能性が報告されます。 そして宇宙探索会社エウロパ・ベンチャーズは、初の地球外生命体を見つけるために世界中から精鋭宇宙飛行士たちを6名集めエウロパへ派遣。 しかし、その道中で宇宙船にトラブルが起こり、地球との通信も途切れてしまいます。 最悪な状況下でも、宇宙飛行士たちは諦めずに何とか調査を続けようとしますが…。 ミルトモ 編集部 本作は低予算作品のため、宇宙飛行士たちのやり取りがメインになる映画ですが、宇宙船内はリアルに作りこまれ、各固定カメラの切り替わりや通信状況で乱れる映像、不穏な音響などの工夫された演出で臨場感が伝わります。 また、時折登場する木星やエウロパの神秘的な美しさは必見。 そして、発生した宇宙船のトラブルを解決するために、人類にとっては死と隣り合わせである宇宙空間での決死の作業など、観ているこちらまで息が詰まるような展開も見どころ。 ミルトモ 編集部 『ディープ・インパクト』は90年代に公開された多数のSF映画の中でも、特に人間ドラマに焦点を置いた作品であり、大切な家族や恋人を守るために奔走する人々を描く感動作です。 ニュースレポーターのジェニーは大統領の側近だった男のスクープを追う中で、大統領本人から衝撃の話を聞かされます。 2日後、大統領は巨大彗星が地球に接近しており、衝突まであと1年しかないという全世界を震撼させる記者会見を行いました。 政府は彗星を地球の軌道から逸らすべく、宇宙飛行士たちを乗せた宇宙船メサイア号を向かわせ核弾頭で彗星の破壊を試みます。 しかし、宇宙飛行士たちの努力も空しく、彗星は2つに破壊されただけで地球に接近を続けていき…。 『ディープ・インパクト』で描かれる彗星衝突の危機は、一見すると非現実的なように感じます。 ミルトモ 編集部 物語では最初の彗星破壊計画が失敗し、早い段階で全ての人類を救う方法を失うことになります。 登場人物の1人であるジェニーは、避難用のヘリの座席を自分ではなく同僚の女性とその幼い子供に譲ることに。 宇宙飛行士たちは再度、彗星の破壊を試みるため、地球の家族に別れを告げて彗星の内部へ特攻していきます。 本作は群像劇として他人を助けるための自己犠牲が描かれ、作品のテーマの一つである‘人生最期の瞬間を誰と迎えるか?’を自分ならばどうするか、深く考えてしまいます。 ミルトモ 編集部 イギリスの作家であるH・G・ウェルズが1898年に発表した同名SF小説が原作の『宇宙戦争』。 主演のトム・クルーズや子役時代のダコタ・ファニング等が出演し、日本でも大ヒットを記録した作品です。 湾岸地帯の作業員レイは、別れた妻の子供たちと過ごしていた日に何度も地上に落ちる不自然な稲妻を目にします。 その異様な光景を確認するために外出したレイと街の住民たちの前に突如、地中から謎の巨大な物体(トライポッド)が出現。 住民たちをレーザー光線で消し去っていきます。 その混乱の中で命からがら家まで戻ってきたレイは、子供たちと共にすぐ避難しようとしますが…。 『宇宙戦争』のトム・クルーズは『ミッション:インポッシブル』シリーズのようなスタイリッシュなかっこいいキャラではなく、妻に愛想をつかされ子供たちにも見下されている残念な父親という意外な役どころ。 ミルトモ 編集部 本作は異星人からの非情な侵略に立ち向かう人類という王道ストーリーですが、レイたちから奪い取った車をめぐって殺し合いをする人々や、異星人を倒そうと周囲への安全を顧みずに無謀な行動を起こそうとする男など、非常事態に遭遇した人間のいやな本性が出てくる場面も。 ミルトモ 編集部 また、レーザー光線により一瞬で消される人々やスピルバーグ監督が描く不気味な宇宙人、捕獲する人間を探すためにうごめくトライポッドの触手など緊迫の場面の連続で最後まで目が離せない作品です。 『レディ・プレイヤー1』は、巨匠スティーヴン・スピルバーグが手掛けた史上最高のエンターテイメントSF映画です。 この作品の舞台は、誰もがなりたい自分になれる仮想空間、“オアシス”です。 2045年、人々は環境汚染や政治の機能不全により荒廃した世界から目を背けるかのように、オアシスに入り浸っていました。 ある日、オアシスの創始者であるジェームズ・ハリデーの「ゲーム内のどこかに隠された3つの鍵を手に入れた者には、オアシスの所有権と5000億ドルを授与する」という遺言をきっかけに、オアシスのユーザーの間では壮大な宝探しが始まります。 主人公・ウェイドもハリデーの隠した宝を探す“ガンター”の1人であり、仲間たちと鍵探しに奮闘します。 ときにオアシスの独占を狙う企業IOIから現実世界でも妨害を受けながらも、巨大な陰謀に立ち向かっていくのでした。 『レディ・プレイヤー1』の魅力の一つは、さまざまな映画や音楽、ゲームが小ネタとしてあちこちに登場する点です。 冒頭のレースシーンでは『AKIRA』のバイクやデロリアンが、クライマックスのバトルシーンでは『チャイルド・プレイ』のチャッキーや『オーバーウォッチ』のトレーサーが登場します。 ミルトモ 編集部 果たしてウェイドたちはIOIの妨害を潜り抜け、ハリデーの遺産を無事に見つけ出すことはできるのでしょうか。 ミルトモ 編集部 →映画『レディ・プレイヤー1』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 『楽園追放-Expelled from Paradise-』は、『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCO-PASS』で知られる脚本家・虚淵玄が手掛けたSFアニメーション映画です。 ナノハザードによって廃墟と化した西暦2400年の地球。 98%の人類は肉体と地上を捨て、知能だけの電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていました。 そんなある日、ディーヴァは地上世界から謎のハッキングを受けていることが発覚します。 謎のハッカー「フロンティアセッター」からのハッキング攻撃を調査するため、捜査官アンジェラは生身の身体・マテリアルボディを身に纏って地上に降り立ち、地上調査員ディンゴとともに世界の謎に迫ります。 ミルトモ 編集部 アンジェラは帰還後に職務権限と市民権を奪われて拘束されるも、フロンティアセッターの手を借りてディーヴァから脱走します。 さらに新型の兵器・アーハンを奪ったアンジェラは、追ってきた捜査官たちと超高速バトルを繰り広げます。 縦横無尽に飛び交うロボットたちを、変幻自在に動きまくるカメラワークがとらえるバトルシーンは必見です。 それまでディーヴァこそが人類が生きるうえで最高の環境だと思っていたアンジェラは、旅を通じて経験や知識から大きな成長を遂げます。 ミルトモ 編集部 『サマータイムマシン・ブルース』は、劇団ヨーロッパ主宰の上田誠による戯曲が原作となっている、タイムトラベルを題材にしたSF映画です。 ある大学の夏、SF研究会のメンバー5人はふとした失敗から、部室にあるクーラーのリモコンを壊してしまいます。 猛暑のなか、冷房がないことを嘆く一同の前に、突如としてタイムマシンとマッシュルーム頭の男・田村がやってきます。 これをチャンスと思った部員たちはリモコンを取りにタイムマシンを使ってリモコンを取ってこようと考えますが、顧問から「過去の改変は未来の消失に繋がる」と告げられます。 それを聞いて慌てた部員たちは、面白がってやらかした一連の行動をすべて元に戻そうと奮闘するのでした。 瑛太や上野樹里、真木よう子といった人気俳優、人気女優たちの初々しい姿が見られる『サマータイムマシン・ブルース』は、タイムマシンというSFに欠かせないアイテムが登場しながらも、「壊れたクーラーのリモコンを手に入れようとする」といったくだらなさがユニークな作品です。 たった2日間を行き来しながら、全ての辻褄を合わせるために大学生たちが奮闘する様子が面白おかしく描かれているため、気楽に観られるSF作品でもあります。 ミルトモ 編集部 →映画『サマータイムマシン・ブルース』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 ディザスター映画の巨匠、ローランド・エメリッヒ監督が手がけた超ド派手SFシリーズ。 これまでに『インデペンデンス・デイ』と『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の2作が公開されており、宇宙人襲来からの人類の独立をかけた戦いを描きます。 1996年公開の『インデペンデンス・デイ』は、突如宇宙人の襲来を受けた人類の3日間にわたる攻防を描き、公開当時は今までにないスケールが話題を呼んで大ヒットを記録。 ウィル・スミスにジェフ・ゴールドブラムなどキャストも豪華です。 ミルトモ 編集部 大統領自ら先頭に立って宇宙人に立ち向かい、民衆を決起させるために熱のこもったスピーチを披露したりと、何度観ても目頭が熱くなるまさに理想のリーダー像です。 また、大統領以外にの宇宙人に立ち向かう人々に隠されたドラマにも涙が止まりません…。 2016年に公開された続編の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』では、前作から20年後の出来事が描かれます。 キャストは前作から引き続きビル・プルマンやジェフ・ゴールドブラムが出演し、新たな主人公としてクリス・ヘムズワースの弟であるリアム・ヘムズワースが起用されました。 ミルトモ 編集部 前作『インデペンデンス・デイ』の際に地球に残った残党エイリアンが母船に向けてメッセージを発信していたことにより、超巨大な円盤が地球上に飛来。 エイリアンたちの女王が、今度は地球そのものを破壊しようと襲来します。 何もかもスケールアップして帰ってきた宇宙人に対して、人類の2度目の勝利はあるのか…!? 地球の命運をかけた無謀な戦いにハラハラしっぱなしですが、ハリウッド大作らしいスカッとできる作品で見ごたえは十分です! →映画『インデペンデンス・デイ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 →映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 『ハロウィン』『遊星からの物体X』を手がけたジョン・カーペンター監督による、大人気SFスリラー。 異星人による姿なき侵略の恐怖を描き、1988年の公開以来カルト的な人気を誇っています。 貧富の差が激しく失業者が街中に溢れる、そう遠くない未来。 主人公の肉体労働者・ネイダは、ホームレスたちのキャンプで寝泊まりすることになり、そこで不思議なサングラスを発見。 不思議なことに、ネイダがサングラスをかけると人間になりすました異星人たちの姿や、人間を洗脳する標識が見えるのです。 恐るべき真実を知ったネイダは、異星人と戦うことを決意します。 『ゼイリブ』は、プロレスラーであり俳優のロディ・パイパーを主演に起用した異色作品でもあり、劇中で展開される「サングラスかけるかけない」の名物シーンでは、なんと彼の格闘シーンを6分にわたって拝むことができます。 そんなことも理由でカルト的人気を誇っている今作ですが、1980年代に蔓延した物質主義への抵抗や、特権階級の人々がメディアを操作・悪用し、人々や社会を洗脳していることへの批判や警告が盛り込まれています。 ミルトモ 編集部 もしかしたら私たちの世界にも異星人が紛れているかもしれないと思うと、周りを見回してドキドキしてしまいます。 社会派作品でありながら、ツッコミどころ満載で笑えてアクションも楽しめる、良作のSF映画です。 →映画『ゼイリブ』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介 1997年公開の『フィフス・エレメント』は、『グラン・ブルー』『レオン』のリュック・ベッソン監督が手がけたSFアクション。 ブルース・ウィリスが主演、ミラ・ジョボビッチがヒロインを演じたほか、リュック・ベッソン作品ではお馴染みのゲイリー・オールドマンも悪役で出演しています。 2214年、巨大な力を持つ悪の生命体が地球へ接近していることが判明。 元統一宇宙連邦軍兵士で現在はタクシー運転手として生計を立てているコーベン・ダラスは、突然タクシーに飛び込んできたオレンジ色の髪の少女リー・ルーが地球存亡の鍵を握っていることを知って宇宙へ旅立ちます。 今までに見たことがない斬新な未来の世界と、ジャン・ポール=ゴルチエが手がけたスタイリッシュで奇抜な衣装は圧巻! そして、スーパーモデルとして活躍していたミラ・ジョボビッチが演じるオレンジ色の髪のヒロイン、リー・ルーに誰もが釘付けになりました。 ミルトモ 編集部 また、今作が『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の映像表現に影響を多く受けているということを、同作のファンであるリュック・ベッソン監督自身も認めています。 ミルトモ 編集部 公開当時も話題になった衣装や美術の作り込みによる未来の世界観の構築が、とにかく圧倒的で、ビジュアル面でも十分楽しめるSF作品です。 1998年公開の『アルマゲドン』は、『ザ・ロック』のマイケル・ベイ監督が手がけたSF超大作。 小惑星の接近から地球を救うべく、宇宙に旅立った男たちの死闘を描くヒューマンアドベンチャー的要素も盛り込まれています。 『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリスが主演を務め、1人娘を持つ頑固親父を熱演! その娘役をエアロ・スミスのボーカリスト、スティーヴン・タイラーを父にもつリヴ・タイラー、恋人役をベン・アフレックが演じました。 テキサス州並みの大きさの隕石が、18日後に地球に衝突するという事実が発覚。 NASAは小惑星に核爆弾を埋め込んで爆発させて軌道を逸らす作戦を打ち出し、石油採掘のプロであるハリーとその部下たちに白羽の矢が立ちます。 ハリーは娘の恋人であるA・Jをはじめとする信頼する部下たちを集め、宇宙での任務に参加することを決意します。 ミルトモ 編集部 さらにブルース・ウィリス演じるハリーの部下たちが曲者揃いで、宇宙での任務中に誰が生きるか誰が命を落とすかのハラハラ具合がたまりません…。 地球滅亡モノなのに激アツのヒューマンドラマが描かれ、さらにエアロ・スミスの主題歌「I Don’t Want To Miss A Thing」が涙を誘います。 ミルトモ 編集部 →映画『アルマゲドン』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介『涼宮ハルヒの消失』
『遊星からの物体X』
『アバター』
『月世界旅行』
『2001年宇宙の旅』
『日本沈没』(1973)
『時計じかけのオレンジ』
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』
『ゼロ・グラビティ』
『オデッセイ』
『シン・ゴジラ』
『メッセージ』
『エイリアン』
『バタフライ・エフェクト』
『神々のたそがれ』
『エウロパ』
『ディープ・インパクト』
『宇宙戦争』
『レディ・プレイヤー1』
『楽園追放-Expelled from Paradise-』
『サマータイムマシン・ブルース』
『インデペンデンス・デイ』シリーズ
『ゼイリブ』
『フィフス・エレメント』
『アルマゲドン』
『アド・アストラ』
ブラッド・ピットがプロデューサー兼主演を務め、太陽系のはるかかなたで消息不明になった父親を探しに行く宇宙飛行士の物語を描きます。
父親役をトミー・リー・ジョーンズが演じたほか、キーファー・サザーランドやリヴ・タイラーが共演しました。
地球外生命体の研究に励み、宇宙で活躍する父親を見て育ったロイは、自分自身も父親と同じ宇宙飛行士の職に就くことを決意。
しかし父親が地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億光年離れた海王星付近で行方不明になってしまいます。
時が流れてエリート宇宙飛行士となったロイは、父親が生きているということと、父親が進めていた「リマ計画」が地球を滅ぼしかねないという衝撃の事実を告げられ、軍の指令を受けて宇宙へ旅立ちます。
ミルトモ 編集部
事件事故満載の割には淡々と描かれているので、少々退屈に感じる人もいるかもしれません。
途方もない旅に出て、やっと家に帰ることができた時の安息感を、今作を観た時に感じることでしょう。
ミルトモ 編集部
『メン・イン・ブラック』シリーズ
- 今まで4作品が公開された人気のSFコメディ
- ユニークなエイリアンの登場やエージェント同士のやりとりが軽快で楽しい!
- 豪華セレブたちのカメオ出演にも注目
地球に潜むエイリアンたちを監視する諜報機関MIBの活躍を描くSFコメディで、現在までに4作品が公開されています。
ミルトモ 編集部
また第70回アカデミー賞では最優秀メイクアップ賞を受賞するなど、特殊メイクの点でも斬新さを感じる作品です。
シリーズ1〜3作目はウィル・スミス演じるエージェントJと、トミー・リー・ジョーンズ演じるエージェントKのバディの活躍を描き、数あるSFシリーズの中でも不動の人気を獲得。
『メン・イン・ブラック』ではエージェントJの誕生、『メン・イン・ブラック2』ではエイリアンに占拠されたMIB本部の奪還、『メン・イン・ブラック3』ではまさかのタイムトラベルという意外な展開が待ち受けています。
ハラハラしながらも笑える展開にユニークなエイリアンたちの登場、主人公2人の掛け合いも楽しい作品です。
シリーズ4作目として2019年に公開された『メン・イン・ブラック:インターナショナル』では、テッサ・トンプソンが初の女性エージェント役として登場!
『マイティ・ソー バトルロイヤル』でも見せた、クリス・ヘムズワースとの名コンビ復活も話題になりました。
またシリーズを通してレディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ティム・バートンにマイケル・ジャクソンと豪華セレブたちのカメオ出演にも注目!
ミルトモ 編集部
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『マーズ・アタック!』
- ティム・バートン監督によるSFコメディ
- 地球人vs火星人の攻防を豪華キャスト多数で描く
- やりたい放題が気持ちいい!B級の皮をかぶったA級作品
『マーズ・アタック!』は、1997年に公開されたティム・バートン監督によるSF大作。
これまで『シザー・ハンズ』『バットマン』などのファンタジー系の作品を手がけたティム・バートン監督が、地球へ襲来した火星人が巻き起こす騒動と人類の攻防をコミカルに描きます。
火星人からの交信を受信したアメリカ大統領を中心に、地球全体が未知との遭遇に対して大歓迎ムード。
しかし、地球に降り立った火星人たちを友好的に迎えようと「平和の象徴」である鳩を飛ばした瞬間、それがなぜか火星人たちの逆鱗に触れ、あっという間に大虐殺が始まります。
アメリカ大統領も火星人との握手で死に、人類最後の切り札である核兵器も火星人には効かず…。
人類はこのまま火星人に屈服してしまうのか…という悪ふざけ全開の物語を、ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、マイケル・J・フォックス、ナタリー・ポートマンという超豪華な顔ぶれで描きます。
ミルトモ 編集部
犬の体に人間の頭を移植したり、とにかく人がバンバン死んだりするので、悪趣味といえばそれまでですが、豪華キャストたちが見せてくれるまさかの姿は、なぜか病みつきになるから不思議です。
また、1950年代のSF作品へのオマージュも今作の見どころ。
特殊効果をわざと安っぽく見せる作りで、逆にB級っぽさを前面に押し出しているニクい演出。
ミルトモ 編集部
『AKIRA』
- 世界中に影響を与えたジャパニメーションを代表するSF作品
- 漫画の原作者である大友克洋自らが監督を務めた
- 映画の内容通り、2020年東京オリンピックが中止(延期)になったことでも話題に
1988年公開の『AKIRA』は、コミックの原作者である大友克洋が自ら監督を務めて映像化したアニメーション映画。
近未来の東京を舞台に暴走族の少年たちと軍隊、そして超能力者たちが最高機密である「アキラ」をめぐって繰り広げる戦いを描きます。
1988年7月、東京上空に新型爆弾が投下され第3次世界大戦が勃発。
終戦後の2019年、翌年にオリンピック開催を控えたネオ東京では不良少年の金田と鉄雄たちが旧市街へ向けてバイクを走らせていましたが、そこで鉄雄が少年と衝突する事故を起こしてしまいます。
26号と呼ばれる少年は逃走し、26号と接触した鉄雄が軍に連れ去られることに。
そんななか、謎の存在である「アキラ」の覚醒が予言されます。
ミルトモ 編集部
1988年公開の作品でありながら、アニメーションや音楽など、全てに置いてクオリティが高過ぎることに驚きを隠せません!
また、映画で描かれている通り、2020年の東京オリンピックが中止になったことや、原作では新型コロナを予言していたのではないかという点においても注目が集まりました。
2020年にはIMAXやドルビーシネマで再び劇場公開されるなど、世代を超えて評価される作品で、映画に登場する名台詞やポップカルチャーは、時を経て現代の若者たちにも大きな影響を与えています。
ミルトモ 編集部
有名どころでは、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた『レディ・プレイヤー1』にも、金田の乗っていた赤いバイクが登場するので確認してみてください。
ミルトモ 編集部
映画『AKIRA』作品紹介 大友克洋原作、監督、脚本を務めた『AKIRA』が今再び注目を集めています。 198……
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『パッセンジャー』
- 壮大な宇宙を舞台にしたSFヒューマンドラマ
- 冷凍睡眠から予期せず目覚めた男女の運命を描く
- SF的なハラハラ展開に加えて、意外と考えさせられる作品
2017年公開の『パッセンジャー』は、ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットが主演を務めたSF大作。
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥムが監督を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の運命を描きます。
20XX年、新たな居住地を求めて地球を旅立ったアヴァロン号。
5,000人の乗客たちは目的地の惑星に着くまでの120年間、冷凍睡眠で眠らされ続けます。
しかしその中で、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが他の人間たちより90年も早く目覚めてしまう事態が発生。
絶望的かつ孤独な状況で、どうにか生き延びる道を探す2人は次第に惹かれ合っていきます。
お決まりのトラブル続きの状況にハラハラしながらも、人間の倫理観に訴える意外と深い物語でした。
ミルトモ 編集部
最初は楽しみながらも次第に孤独に耐えられなくなったジムは、1度自殺を考えます。
しかしながら、他人を起こすことは、その人の人生を壊すことになる…。
ミルトモ 編集部
『パッセンジャー』を見た後は、人間1人では生きていけないことや、今まで経験したことがない状況の中で決断を下すことはとても難しいということなど、色々と考えさせられました。
船内のジムの行動について「自分ならどうするか?」と、鑑賞した方同士で語り合っても面白いかもしれません。
『パシフィック・リム』シリーズ
- ギレルモ・デル・トロがオタク魂を発揮した渾身のSF大作
- 巨大人型兵器とKAIJUの壮絶な戦いを描く
- 菊地凛子、新田真剣佑など日本人俳優も大活躍のハリウッド作品
人型巨大兵器とKAIJUの壮絶な戦いを描く、日本の特撮映画を彷彿とさせるSF大作で、『パシフィック・リム』と『パシフィック・リム:アップライジング』の2作品が公開されています。
2013年、太平洋の海底からKAIJUと呼ばれる謎の巨大生物が出現し、3日間で6つの大都市が崩壊。
それから人類はKAIJUに対抗すべく環太平洋諸国を団結させて人型巨大兵器「イェーガー」の開発に成功し、KAIJUとの戦いに乗り出します。
それから10年の時が経ちKAIJUとの戦いが続くなか、かつてKAIJUとの戦いで兄を失ったローリーは再び立ち上がることを決意。
日本人パイロットのマコとダッグを組んで、故障したイェーガー「ジプシー・デンジャー」を修復してKAIJUに挑みます。
そして続編の『パシフィック・リム:アップライジング』では、前作のイェーガーパイロットの子供世界にあたる若きパイロットの活躍と再び始まったKAIJUとの死闘を描きます。
ミルトモ 編集部
日本のアニメや特撮が大好きと公言するギレルモ・デル・トロ監督が、ついに今作でヲタクの本領を発揮!
ロボットアニメや特撮が体に染みついている日本人ならば、否が応でも興奮してしまうこと間違いなし。
ミルトモ 編集部
『パシフィック・リム』『パシフィック・リム:アップライジング』には菊地凛子、芦田愛菜、新田真剣佑など日本人俳優たちも登場し、彼らの活躍も見逃せません。
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『ジュラシック・パーク』シリーズ
- スティーヴン・スピルバーグが監督を務めたSFパニック巨編
- 蘇った恐竜が人間を襲う恐怖を描き、現在までに5作が製作されている
- いつまでも学ばない人間のエゴについて考えさせられる
マイケル・クライトン原作の小説をスティーヴン・スピルバーグ監督映画化したSFパニック巨編。
バイオ技術で現代に蘇った恐竜が人間を襲うSFパニックシリーズで、これまでに5作品が公開されています。
DNAから復元された恐竜たちが棲息する、夢のようなジュラシック・パーク。
しかし、システムが機能不全に陥ったことで、恐竜たちが人間に牙を剥き始めます。
恐竜たちが襲ってきた時のなすすべもない感が半端なく、恐竜たちが密かに人間に近づく場面は、割とホラー映画に近い描写です。
ミルトモ 編集部
2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』では生き延びていた恐竜たちが再び人間に牙を剥き、アメリカに上陸したティラノサウルスが大暴れする超パニック展開に大興奮!
『ジュラシック・パーク3』では監督が『ジュマンジ』のジョー・ジョンストンに交代し、恐竜たちの島に取り残された少年を救うために人間たちが奮闘します。
そして、3作目から14年の時を経て製作された『ジュラシック・ワールド』では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットを主演に迎え、遺伝子組み換えにより登場した新たな恐竜との戦いが描かれます。
恐竜たちのテーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、再び阿鼻叫喚の世界へ。
5作目の『ジュラシック・パーク/炎の王国』では、テーマパークのあったイスラ・ヌブラル島の火山が噴火。
恐竜たちの救出作戦に挑み、人間たちがエゴによって作り出した恐竜たちとの共生について考えさせられる内容です。
ミルトモ 編集部
しかしながら遺伝子改造やクローン技術の発達により、近い将来に絶滅したはずの恐竜たちが本当に蘇る日が来るかもしれません。
ミルトモ 編集部
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『スターシップ・トゥルーパーズ』
- 昆虫型宇宙生物vs人類の壮絶な戦いを描いたSF戦争ドラマ
- グロ描写を含んだ壮絶な対エイリアン戦が見どころ
- 映画に張り巡らされた仕掛けには驚き…
『ロボコップ』『トータルリコール』のポール・バーホーベン監督が、ロバート・A・ハイラインのSF小説「宇宙の戦士」を実写化したシリーズ第1弾『スターシップ・トゥルーパーズ』。
人類が宇宙に進出した近未来を舞台に、昆虫型宇宙生物と人類の戦いを過激描写満載で描きます。
兵役を終えたものだけが市民権を得られる、民主主義が崩壊した近未来の地球。
軍隊で訓練に励むリコは、ある日訓練中に仲間を死なせてしまったことから軍を辞めることを決意しますが、突如人類と異星生物アラクニド=バグズとの戦いが勃発。
バグズに故郷を滅ぼされたことを知ったリコは、仲間たちとともに壮絶な戦いに身を投じていくことになります。
ミルトモ 編集部
巨大なバグズに、まるでアリのように蹴散らされる人間たちに絶望感が募っていきますが、それでも立ち向かっていく兵士たちの姿には、心が熱くなります。
バグズのストロー状の口で脳みそを吸われるシーンは、今作の名シーンとしてよく話題に挙げられるトラウマ映像です。
グロ描写ももちろんですが、この作品自体が戦争のプロパガンダ映画だったという皮肉な仕掛けにも驚き。
ミルトモ 編集部
SF戦争映画としては秀逸ですが、虫嫌いな人にはあまりおすすめしない作品です。
『アイアン・スカイ』
- 月面裏からナチスが襲撃してくるとんでもない設定のSFアクション
- 大いに笑えるが社会風刺もしっかり効いていて見ごたえのある作品
- クラウドファンディングで約1億円の製作費を集めることに成功!
ミルトモ 編集部
2018年、アメリカ大統領選挙のPRのために月面へ派遣された黒人モデルのワシントンは、月面裏に謎の建造物を発見した直後に月面ナチス親衛隊のクラウスに捕らえられてしまいます。
実は第二次世界大戦で完全敗北したと思われたナチス・ドイツ軍は密かに月へ逃げ、月面裏から再び地球を侵略する機会を狙っていたのです…。
月面ナチスの存在した地球側の各国は地球防衛軍を結成し、戦いに挑みます!
日本公開時も話題になった『アイアン・スカイ』ですが、どんなもんかと舐めてかかったら面白すぎるうえに社会風刺もしっかり目に効いていて、色んな意味で度肝を抜かれる作品でした。
ミルトモ 編集部
また、このクラウドファンディングは約1億円を集めることに成功し、クラウドファンディングの成功事例として取り上げられました。
もちろんツッコミどころも満載ですが、笑えるところはしっかり笑えるように、そうでないところは真面目にと振り切り具合がどちらも最高!
ブラックジョークが大好きな人には、ぜひおすすめしたいSF映画です。
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『スカイライン』シリーズ
- 今までに3作品が公開されたSFアクションシリーズ
- 『アバター』のVFXチームがエイリアン襲来の地獄絵図を作り出す!
- シリーズ3作とも異なるジャンル要素として楽しめる
2011年公開の1作目『スカイライン-征服-』では、エイリアンによる地球が征服される3日間を描き、2018年公開の2作目『スカイライン-奪還-』では、エイリアンたちからタイトル通り地球の奪還を試みる人類の死闘が描かれます。
ミルトモ 編集部
1作目で地球を征服したかに見えた異星人たちですが、2作目の『スカイライン-奪還-』では、『ザ・レイド』のイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアンが登場し、得意のシラットでボコボコにされます。
異星人に対して肉弾戦で挑む地球人たちの死闘が激アツ!
2021年公開のシリーズ最新作『スカイライン~逆襲~』では、異星人たちに捕らえられた人間は脳移植をされ、奴隷化されるというSFスリラーに転換。
特殊なDNAを持つ少女が精鋭部隊とともに異星人に立ち向かい、1作目で異星人たちが地球にやってきた理由も明らかになります。
しかしながらエイリアンとの戦いは終結し、人類と共存しているという設定は『第9地区』で見たかも…と、どこか既視感も否めないことも確か。
ミルトモ 編集部
『E.T.』
- スティーヴン・スピルバーグ監督によるSF映画を代表するヒューマンファンタジー
- 宇宙人と人間の子供の純粋な心の交流と友情に感動する
- 全編通して名場面&物語を盛り上げるジョン・ウィリアムズの楽曲が秀逸
迷子の宇宙人と子供たちとの交流と友情の物語を描き、世代を超えて多くの人の大切な思い出になっている名作です。
植物調査のために森に宇宙船を着陸させた宇宙人たちでしたが、人間が接近したことにより1人の宇宙人を残したまま宇宙船を離陸させてしまいます。
10歳の少年・エリオットは、自宅の庭で迷子になった宇宙人と遭遇。
兄や妹と協力して宇宙人を匿い交流を育みますが、宇宙人の存在を知ったNASAの追手が迫ります。
『E.T.』は何度観ても新しい発見があり、何度でも観たくなるSF映画の名作!
ミルトモ 編集部
特に、ジョン・ウィリアムズの名曲に合わせて自転車が空を飛ぶシーンはあまりにも有名で、それに繋がる子供たち対NASAのチェイスシーンには、思わず胸が熱くなること間違いなし。
劇中に登場するBMX自転車は、大阪にあるKUWAHARA BIKE WORKS(旧:桑原商会)の製品で、公開当時は『E.T.』の自転車として全世界で大ヒットする商品になりました。
ミルトモ 編集部
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも『E.T.』の世界を体感できるアトラクションがあったのですが、2009年にクローズしており寂しいばかりです。
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『プレデター』シリーズ
- 捕食者を名乗るエイリアン「プレデター」と人間たちの死闘を描く
- 今までに6作公開されているがそれぞれ違うタイプの物語で楽しめる
- SFの人気クリーチャー「エイリアン」と戦うシリーズも見もの
捕食者を名乗る異星人「プレデター」と人類の死闘や、SFシリーズの人気クリーチャーである「エイリアン」との戦いを描いたVS形式と合わせて、6作品が公開されています。
ミルトモ 編集部
泥だらけのダッチとのタイマンを経てプレデターが自爆するというラストに驚きましたが、しかしこれは始まりに過ぎませんでした…。
1作目はアーノルド・シュワルツェネッガーありきのアクション映画でSF要素はそこまで多くないのですが、序盤から楽しめる筋肉合戦にテンションが上がってしまいます。
続いて公開された『プレデター2』は近未来のロサンゼルスを舞台にしたSFクライムアクション。
前作から10年後の出来事を描き、ロサンゼルスに突如現れたプレデターの人間狩りに巻き込まれた警察や麻薬犯罪組織の死闘を描きます。
ミルトモ 編集部
続いて公開されたのが、人気SF映画『エイリアン』に登場するエイリアンとプレデターを戦わせる『エイリアン VS. プレデター』と『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』です。
なんと南極の地下にエイリアンが卵を生みつけており、調査隊がそれを発見。
プレデターによるエイリアン狩りの儀式に巻き込まれてしまうという物語。
ミルトモ 編集部
対して『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』は、ホラー映画のような描写が満載。
最悪のハイブリッド種「プレデリアン」と最強プレデターとの壮絶な戦いが見ものです!
2010年には、ロバート・ロドリゲスが監督を務めた『プレデターズ』が公開。
見知らぬ惑星に辿り着いたならず者たちが、プレデターの狩りの獲物になりながらも惑星からの脱出を図ろうとする異色のサバイバル劇です。
主演のエイドリアン・ブロディが1作目のアーノルド・シュワルツェネッガーを彷彿させる泥試合に挑み、ヤクザ対プレデターなど激アツポイントが満載!
そして2018年公開の『ザ・プレデターズ』では、自らをルーニーズと名乗るダメ男たちが命をかけてプレデターに挑む、熱い物語が描かれます。
ミルトモ 編集部
『プレデター』作品情報 『プレデター』は1987年公開の、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション……
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『トゥモロー・ワールド』
- 『ゼロ・グラヴィティ』のアルフォンソ・キュアロン監督作品
- 出生率低下やテロの脅威など社会派なテーマが盛り込まれている
- 物語の舞台となる2027年がもうすぐそこに…果たして人類は!?
2006年公開の『トゥモロー・ワールド』は、イギリスの女流作家P・D・ジェイムズのベストセラー小説を『ゼロ・グラヴィティ』のアルフォンソ・キュアロン監督が実写化したSFアクション。
クライヴ・オーウェンが主演を務め、子供が産まれなくなった近未来の世界で、ようやく生まれる子供とその母親を必死に守ろうとする男の物語を描きます。
人類が繁殖能力を亡くした2027年。
エネルギー省の官僚であるセオは、ある日元妻のジュリアン率いる反政府組織に拉致されてしまい、迷いながらもジュリアンに協力することに。
そしてセオは、ジュリアンから奇跡的に赤ん坊を身籠った黒人女性のキーを引き合わされます。
『トゥモロー・ワールド』は、出生率の低下やテロによる脅威など、ハードなテーマを盛り込んだSF作品です。
ミルトモ 編集部
映画の通りにはならないと思うのですが、新型コロナウィルスの後遺症か何かで万が一、人類の繁殖能力がなくなったら…と考えると、少々現実味を帯びていて怖い気もします。
子供が産まれなくなった世界で新たな命を宿した女性と赤ん坊をめぐった、人類の存亡をかけた戦いが繰り広げられる今作。
ミルトモ 編集部
8分間にわたるワンカット撮影が高い評価を得て、第63回ヴェネチア国際映画祭の技術貢献賞を受賞しました。
『月に囚われた男』
- ミュージシャン、デヴィッド・ボウイの息子の初監督作品
- サム・ロックウェルが1人3役を務めたほぼ1人芝居に注目
- 97分と短い割にはしっかり見ごたえがある作品
2010年公開の『月に囚われた男』は、デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズの初監督作品で、サム・ロックウェルが主演を務めたSFスリラー。
月面で1人孤独に作業を行う宇宙飛行士が、自分が携わる任務の謎に迫っていくという物語。
サム・ロックウェルが1人3役を務め、ケヴィン・スペイシーが声だけの出演という異色作です。
近未来、地球で必要な資源「ヘリウム3」の採掘のために3年の契約で月面に派遣された宇宙飛行士のサム。
しかし通信機器が故障してしまい地球の家族と連絡が取れず、話し相手は1体のロボットだけ…。
任務終了までようやく2週間が迫ったある日、不注意により作業中に事故が発生。
治療室で目覚めたサムは、そこで若い頃の自分とそっくりな男の姿を目にします…。
自身の若きクローンと2人きりになったサムは、自分の任務の本当の目的は何なのか、時間と戦いながらその謎に迫っていきます。
ミルトモ 編集部
何よりサム・ロックウェルの1人芝居が素晴らし過ぎて、魅了されます。
1970年代〜80年代に勢いがあったSF映画の雰囲気を再現した作風になっており、『エイリアン』や『アウトランド』などの作品へのオマージュも込められていました。
ミルトモ 編集部
『アンドリューNDR114』
- ロビン・ウィリアムズが主演を務めたSFヒューマンドラマ
- 人間になりたいというロボットの心の成長を描く
- 結末はわかっていても感動的…
2000年に公開された『アンドリューNDR114』は、人間になりたいと願うロボットの心の成長を描いたSFヒューマンドラマ。
『ホーム・アローン』シリーズのクリス・コロンバスが監督、『ジュマンジ』『パッチ・アダムス』のロビン・ウィリアムズが主演を務めました。
アンドリューと名付けられた家事用のロボットNDR114は、幼いリトル・ミスと過ごしながら人間について学んでいきました。
やがてリトル・ミスは成長して結婚し、子供を授かります。
そんなリトル・ミスを見て、アンドリューは自分も人間になりたいと願うようになりました。
近未来を舞台に、1体のロボットが200年をかけて人間として認められるまでの物語を描きます。
ミルトモ 編集部
悲しくて切なけれどどこか楽しい気分になる、人間の感情をこれでもかと揺さぶられ、ロビン・ウィリアムズが主演だからこそ余計に感動できる作品です。
少々理解し難い展開はあるものの、人間のことを学んだアンドリューが人間として人生の選択をする結末は、わかっていても感動的。
ミルトモ 編集部
SFでありながら、温かみを感じられる素敵な作品です。
『スペース カウボーイ』
- 男のロマンを感じるSFアドベンチャー!
- 夢に敗れた男たちが再び夢の舞台である宇宙へ向かう展開が激アツ
- 主人公たちのようなかっこいい大人に憧れる
2000年公開の『スペース カウボーイ』は、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めたSFアドベンチャー。
人生の黄昏時を迎えた宇宙飛行士たちが40年ぶりに宇宙への夢に向かう物語で、クリント・イーストウッドをはじめ、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランドなどハリウッドの名優たちが集結しました。
40年前にアメリカ初の宇宙飛行士を目指しながらも夢に敗れた元空軍パイロットのフランクは、NASAからロシアの衛星を修理して欲しいという依頼を受け、かつての仲間たち招集します。
しかし彼らは曲芸パイロットやジェットコースター技師、牧師など、昔からは想像がつかないような職業についており、不安に思ったロシアの将軍からは「宇宙へ行かせない」と反対され、訓練を共にする若いパイロットたちからは馬鹿にされる始末。
加えてメンバーの1人であるホークが癌になっているという事実が発覚するも、全員で宇宙に行けることになるのですが…。
ミルトモ 編集部
年を取るとできないことが増えたり、病気にかかったりと何かとネガティブに考えることが増えるのですが、晩年を迎えてから諦めていた夢に再びチャレンジする男たちの姿には、単純ですが胸が熱くなります。
ミルトモ 編集部
『DUNE/砂の惑星』
- 映像化不可能と言われていたフランク・ハーバートのSF大河小説の実写版
- 作品そのものより制作にまつわるエピソードが有名に
- 2021年にはリメイク版が控えており、期待が集まっている
1985年公開の『DUNE/砂の惑星』は、『エレファントマン』で成功を収めたデヴィッド・リンチ監督が、映像化不可能と言われていたフランク・ハーバートの小説を実写化したSF超大作。
デューンと呼ばれる砂の惑星アラキスを舞台に、宇宙を支配する「メランジ」と呼ばれるスパイスをめぐって繰り広げられる覇権争いを描きます。
『DUNE/砂の惑星』は映画自体よりも、映画の制作にまつわるエピソードや評価の方が有名な作品です。
実は今作の前にアレクサンドロ・ホドロフスキー監督が映画化を試みましたが、上映時間10時間という途方もない構想や、巨額の製作費を捻出することができず頓挫。
ミルトモ 編集部
さらにデヴィッド・リンチ版の『DUNE/砂の惑星』は、当初の構想から大幅スケールダウンせざるを得なかったため、ダイジェスト版のような内容になったことで賛否両論を産みました。
デヴィッド・リンチ自身も監督側に決定権がなかったことからこのような結果になったと残念に思っており、これを知ったホドロフスキー監督は逆に嬉しがったそう。
しかしながら、一部の映画ファンにはカルト作品として一定評価を得ていることは事実です。
ミルトモ 編集部
そして初公開からおよそ35年以上経った2021年には、新作の公開が決定!
『ブレードランナー2049』『メッセージ』のドゥニ・ビルヌーブ監督、ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤら豪華キャスト出演で再度映画化されるので、気になる方は今からリンチ版『DUNE/砂の惑星』をご覧になってはいかがでしょうか!?
ミルトモ 編集部
『her/世界でひとつの彼女』
- 人工知能の「声」に恋をした男を描く異色のSFロマンス
- 人工知能の声を演じたスカーレット・ヨハンソンが、声だけで映画賞を受賞!
- 近い将来に起こりうる恋の物語…!?
2014年公開の『her/世界でひとつの彼女』は、『マルコヴィッチの穴』やテレビシリーズ『ジャッカス』の総監督を務めるスパイク・ジョーンズによるSFロマンス。
『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが主演を務めた、人工知能の声をめぐる異色のラブストーリーを描きます。
主人公が恋をする人工知能「サマンサ」の声をスカーレット・ヨハンソンが演じ、声だけの出演でローマ映画祭の最優秀女優賞を受賞。
また、2014年開催の第86回アカデミー賞では、脚本賞を受賞しました。
近未来のロサンゼルスで、手紙の代筆ライターとして働くセオドア。
ある日セオドアが新型人工知能OSをインストールすると、人工知能とは思えないほどセクシーでユーモアに溢れた「サマンサ」の声が聞こえてきたのです。
個性的な「サマンサ」の声に惹かれたセオドアは、彼女と過ごす時間を幸せに感じるようになり、やがて声だけの彼女に恋をしてしまいます。
スマホに搭載されている音声ソフトの声に恋をしてしまうという、まさに異色のラブストーリーですが、アカデミー賞を受賞するだけあるアイデアあふれる脚本は秀逸。
ミルトモ 編集部
今の人工知能や音声ソフトは人間から一方的に話しかける形ですが、セオドアとサマンサのように意思疎通や会話ができるようになることには憧れを感じます。
会話ができることによって、例えば恋愛だけでなく悩みを相談したり、話し相手になってもらうこともできると考えるからです。
人工知能が発達すればするほど、『her/世界にひとつの彼女』のように、こんな恋もいつかは普通になっていくのでしょうか?
ミルトモ 編集部
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『マッドマックス』シリーズ
- ジョージ・ミラーが監督を務める人気SFアクションシリーズ
- 作品の世界観やキャラクターが漫画『北斗の拳』に大きな影響を与えた
- 人気キャラクターであるフュリオサのスピンオフ製作が決定している
1979年公開の『マッドマックス』を皮切りに現在までに4作品が公開されている、ジョージ・ミラー監督によるSFアクションシリーズ。
荒廃しきった近未来の世界を舞台に、元警官のマックスの復讐劇が描かれます。
1作目〜3作目『マッドマックス サンダードーム』まではメル・ギブソンが主演を務め、3作目から30年ぶりの新作となった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではトム・ハーディが新たにマックス役を演じています。
まるで漫画『北斗の拳』を彷彿させるような世界観や衣装、無骨なマシン、俳優たちの狂気を孕んだ演技は圧巻!
ミルトモ 編集部
シリーズを経るごとにその狂気がパワーアップしていくことも、今シリーズの見どころ。
2015年に公開された『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』は、第88回アカデミー賞において10部門ノミネート、6部門を受賞。
相変わらずのド派手な演出と迫力満点のカーアクションに興奮が止まりません!
また、今作でシャーリーズ・セロンが演じた女戦士・フュリオサのスピンオフ作品の製作が決定。
ミルトモ 編集部
→映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介
『タイムマシン/80万年後の世界へ』
- H・G・ウェルズの小説を映画化した古典SF映画の傑作
- タイムマシンを開発した発明家が80万年後の世界にタイムスリップ!
- この後のSF作品にも多くの影響を与えている
1899年のロンドンで、発明家のジョージは過去や未来を行き来できるタイムマシンの開発に成功。
タイムマシンに乗り込んだジョージは未来への旅を開始し、なんと80万年後の地球に行き着きます。
しかし、そこは地下に住む食人種・モーロックが支配し、地上に残る人間が食べられる世界でした。
なすがままにモーロックたちに食される無気力な人間たちを見たジョーは、モーロックに攫われた女性・ウィーナを救うために地下へ向かいます。
ミルトモ 編集部
今の映像技術があるからこそ「こんなことあり得ない」と笑ったりできるのでしょうが、当時の人たちは未来を想像して余計にハラハラしたことでしょう。
だからこそ、当時の科学水準をもとに描かれた未来像は必見です。
ミルトモ 編集部
『禁断の惑星』
- 1950年代の空想科学と特撮技術を結集させた古典SFの名作
- 後のSF作品に多くの影響を与えた作品
- ストーリーは意外と深く哲学的
1956年に公開された『禁断の惑星』は、当時の空想科学と特撮技術を集結させて制作された古典SF映画の名作。
人類が地球以外の惑星に移住を始めた2200年代。
怪電波を受信したアダムス船長が電波が発せられる惑星・アルテア4に降り立つと、そこには20年前に消息を絶ったはずのモービアス博士とその娘が、1体のロボットとともに暮らしていました。
博士は他の入植者たちは怪物に襲われて全員死亡し、自分はこの惑星にかつて住んでいたクレール星人の高度な科学文明の研究に没頭していることを明かします。
しかし、博士はクレール星人の技術を使って自らの知識を増幅していたのです…。
増幅させた知識によって潜在意識を具現化した結果、自らの文明を滅ぼしたクレール星人のように、博士もまた潜在意識から怪物を生み出し破滅への道を歩んでいた…という物語。
ミルトモ 編集部
『禁断の惑星』では、人類が自ら作り上げた宇宙船での恒星間の高速移動が初めて登場するなど、後のSF映画で用いられる多くの要素を開拓しています。
また、愛らしさが注目されたロボット”ロビー”のキャラクター、純粋な電子音楽を初めて用いるなど、画期的な試みが見られる作品です。
レトロな映像にノスタルジックさを感じながらも、シェイクスピアの「テンペスト」にヒントを得た人間の精神の本質まで掘り下げるストーリーはかなり哲学的で、今作の魅力の1つです。
ミルトモ 編集部
『猿の惑星』旧シリーズ
- ピエール・ブールのSF小説を原作とした映画シリーズ
- オリジナル版の猿の特殊メイクが秀逸!
- これから観始める人には2011年公開のリブート版がおすすめ
『猿の惑星』は、ピエール・ブール原作の小説を原作としたSFシリーズで、映画はこれまでに10作品が製作されています。
1968年に公開された『猿の惑星』に始まるオリジナルシリーズでは、猿たちが支配する惑星に不時着した人間の抵抗と脱出が描かれ、2作目となる『続・猿の惑星』では、1作目で人間たちが辿り着いた猿の惑星が実は未来の地球だったことが発覚し、驚きを呼びました。
3作目の『新・猿の惑星』では、2作目のラストで未来の惑星から脱出した猿人のコーネリアスとジーラ夫妻が1973年の地球にタイムスリップして人類に迫害される展開に。
そして4作目『猿の惑星・征服』では、3作目で迫害の末に命を落としたコーネリアスとジーラの息子・シーザーが仲間の猿たちとともに反乱を起こし、人間たちを征服。
オリジナルシリーズ最後の作品となる『最後の猿の惑星』では、人間と猿との核戦争の末に荒廃した地球を舞台に、シーザー率いる猿たちとミュータント化した人間の戦いに加え、猿の絶対的支配を望むゴリラたちの反乱が描かれます。
2001年には『PLANET OF THE APES/猿の惑星』として、ティム・バートン監督の元で再び映画化。
ミルトモ 編集部
そして、その後、2011年に公開された『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のリブート・シリーズが始まります。
『猿の惑星』リブートシリーズ
- 主人公の猿であるシーザーを演じたアンディ・サーキスの卓越した演技力
- 自分を育てた人間の家族に対するシーザーの優しさ
- シーザーの仲間になる猿たちの個性豊かなキャラクター
チャールトン・ヘストン主演の人気SF映画『猿の惑星』の、前日譚3部作の第1作目として公開された『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のリブート3部作。
最新のモーションキャプチャー技術でアンディ・サーキスが主人公の猿であるシーザーを演じ、そのリアルで繊細な表情などが話題になりました。
製薬会社に勤める化学者のウィルは、アルツハイマーの新薬研究中に射殺された妊娠中だったチンパンジーの生まれたばかりの赤ちゃんを引き取ることに。
赤ちゃんに‘シーザー’と名付け、父親のチャールズと共にシーザーを育てていきます。
そして、新薬を投与されていた母親の遺伝子を受け継いでいたシーザーは、次第に高い知性を発揮していき…。
ミルトモ 編集部
アルツハイマーを患い、食事もままならないウィルの父親チャールズに心配そうな眼差しで手を貸したり、誤って隣人の車を傷つけてしまいトラブルになってしまったチャールズを守ろうと飛び出していき必死に庇うシーザーの姿は本当の息子のようです。
そんな優しく育ったシーザーでしたが、チャールズを助けるためにその隣人を傷つけたせいで霊長類保護施設に入れられることに。
陰湿な飼育員に他の猿たちが虐げられる姿を見て、シーザーは次第に怒りを募らせ、人間への反乱を決意します。
多数の仲間を従えて人間たちと対決する、ゴールデンゲートブリッジでの戦いは大迫力です。
知性に目覚め、人類に失望したシーザーは家族同然のウィルとも決別。
それだけでなく、ウィルが開発したアルツハイマー新薬の改良版が人間には毒性が強く、飛沫感染から世界中に広がっていくというコロナ禍のご時世を予見したような展開に。
ミルトモ 編集部
オリジナル、リブート版ともに見ごたえがありますが、まだ『猿の惑星』シリーズを見たことがない人には、時代設定がわりと現代に近いリブート版が見やすくておすすめです。
『インセプション』
- クリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本!
- 「どうなっているの!?」と驚きの連続の映像体験が満載
- 1度では理解できない、繰り返し鑑賞することで楽しめる作品
人が眠っている間にその人の潜在意識に潜り込み、アイデアを盗み出すという分野の産業スパイとして活躍するコブ。
その才能ゆえに最愛のものを失い国際指名手配されることになったコブは、サイトーという人物から自分の犯罪履歴を抹消するという条件と引き換えに、他人の潜在意識にある意識を植え付ける「インセプション」の依頼を引き受けます。
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、トム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン=レビット、エレン・ペイジなどの豪華キャストが集結し、人の夢の中に入り込むスーパーチームを結成!
ミルトモ 編集部
また、登場する夢にも段階があり、夢の中の夢、また夢の中へ…と深く潜り込んでいくたびに印象的なシーンが増えて、何度でも繰り返し鑑賞したくなります。
「一体どうなってるの!?」と驚きの連続の映像も話題になり、第83回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、音響録音賞の技術系で4部門を受賞しました。
ホテルの廊下で無重力さながら宙に浮いた戦闘シーンや、街が折り畳まれて上から迫ってくる映像はまさに画期的で、今までにない映像体験です!
ミルトモ 編集部
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『スノーピアサー』
- ポン・ジュノ監督初のSF&全編英語作品
- クリス・エヴァンス、ソン・ガンホなど豪華キャスト勢揃い
- 氷河期を走る列車で繰り広げられる格差社会がわかりやすく描かれる
2014年公開の『スノーピアサー』は、『パラサイト 半地下の家族』で第92回アカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督がフランスのグラフィックノベルを元に製作したSFスリラー。
2031年、再び氷河期を迎えた地球をひた走る1台の列車「スノーピアサー」を舞台に、列車内で劣悪な環境を強いられる最後尾車両の人々が、前方車両に向けて革命を起こす物語です。
ポン・ジュノ監督が初めて欧米キャストを迎えた英語作品で、『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンスをはじめ、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサーなどが集結。
加えてポン・ジュノ監督作品には欠かせないソン・ガンホなど、実力派俳優たちが顔を揃えました。
これまでのポン・ジュノ監督作品でも描かれていた「格差」が、今作では特にわかりやすく描かれています。
列車の最後尾の貧民層は、暗い車両の中で訳もわからないプロテインバーのようなものを食べて過ごしますが、前方車両に行けば行くほど豪華で快適な生活ができるようになります。
ミルトモ 編集部
しかも、前方車両を目指す途中で自分たちが食べていたプロテインバーのようなものがゴ◯ブリからできていることを知った日には、もう吐き気とともに怒りも頂点に達すること間違いなし!
と言いつつも、来たる食糧難に向けて昆虫食が注目を浴びていることを考えると、意外とリアルな未来を捉えているのかもしれません…。
ミルトモ 編集部
比較的アクション多めのSFであり英語作品であるにもかかわらず、ポン・ジュノ監督らしさはしっかりと残っているファンも納得の良作です。
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『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』
- マーベルのヒーローたちが集結して戦う人気シリーズの4作目
- マーベル・シネマティック・ユニバース、11年の歴史の集大成的作品
- 全ヒーローたちが集結する戦闘シーンは迫力満点!
その中でもアイアンマンやキャプテン・アメリカなど、マーベルコミックスの人気ヒーローたちが集結し、地球を脅かす脅威に立ち向かう『アベンジャーズ』シリーズは特に人気です。
その中でも特に、2019年に公開された『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』は、世界興行収入が27.9億ドルを挙げ、歴代1位を記録しました。
6つ集めると脅威的な力を発揮する「インフィニティ・ストーン」を全て手に入れたサノスが指を鳴らし、アベンジャーズのメンバーを含めた地球の半分の人口が消滅。
キャプテン・アメリカやソーたちが再び石を取り戻すためにサノスの暮らす惑星を訪れるも、インフィニティ・ストーンはすでに消滅した後でした。
なすすべもなく絶望に暮れるアベンジャーズの元に、量子世界に閉じ込められていたアントマンことスコット・ラングが登場。
アイアンマンことトニー・スタークとキャプテン・アメリカが再び手を取り、失った人々を取り戻すために、タイムトラベルの理論を使ってインフィニティ・ストーンを各時代から再度収集する作戦を決行します。
ミルトモ 編集部
アベンジャーズがチームに分かれて過去作の名場面に再登場するタイムトラベルシーンは、11年間シリーズを追ってきたファンにとって最大のご褒美といっても過言ではありません!
また、アベンジャーズが全員集結する「アッセンブル」シーンは鳥肌もの。
過去のとある地点から地球を支配するために現代に現れたサノスたちとの総力戦は、登場人物が多いものの各ヒーローの活躍がしっかりと描かれており、どのヒーローのファンにとっても嬉しい演出になっています。
ミルトモ 編集部
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『スペース・スウィーパーズ』
- 韓国映画初のSF超大作
- キム・テリやソン・ジュンギなど人気若手俳優たちが大活躍
- ハリウッド映画と何ら変わりない圧巻のVFXに注目!
2021年にNetflixで配信開始となった『スペース・スウィーパーズ』は、韓国映画初のSF超大作!
コロナ禍が故に劇場公開が見送られ最終的にNetflixでの配信に踏み切るも、配信1日後にはNetflixの人気映画ワールド1位を獲得した話題の作品です。
若手人気女優のキム・テリやソン・ジュンギ、チン・ソンギュにユ・へジンと豪華俳優陣が集結し、貧乏船「勝利号」のメンバーを演じます。
舞台は、砂漠化や土壌の酸素化が進み、人がほとんど住めなくなった2092年の地球。
宇宙開発企業のUTSは人類のための居住地を建設しますが、そこには一部の限られた人間しか住むことができませんでした。
チャン船長を筆頭とする勝利号は宇宙ゴミを回収して日銭を稼ぐ最中に、人間の少女に酷似した殺人兵器・ドロシーを発見。
勝利号のメンバーは、借金を返済するためにドロシーを使って一攫千金を獲得しようと危険な駆け引きに乗り出します。
ミルトモ 編集部
韓国映画『神と共に』シリーズや『白頭山』のVFXを担当したデクスター・スタジオが手がける映像は圧巻で、ハリウッドのSF作品と何ら遜色はありません。
『スター・ウォーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのさまざまな人気SF映画の要素を取り入れた王道ストーリーであり、既視感は否めないのですが、韓国映画がここまでの作品を作り上げられるようになったのか…ということ自体に驚きが隠せません。
ミルトモ 編集部
『アップグレード』
- リー・ワネル×ジェイソン・ブラムによるSFアクション
- AIチップを埋め込まれたことで超人的な力を得た男の復讐劇
- AIとの異色のバディものは、近い未来に起こりそうな設定でワクワク!
2019年公開の『アップグレード』は、『ソウ』シリーズのリー・ワネル監督が『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムとタッグを組んだSFアクション。
人間が機械の補助を得て暮らす近未来を舞台に、AIチップを埋め込まれて四肢の麻痺を克服した男の復讐劇を描きます。
妻と平和な日々を送っていたグレイはある日突然謎の組織から襲撃され、妻を殺害された上に自分自身も四肢が麻痺する重傷を負います。
しかしながら、巨大企業の科学者によって実験的にAIチップの「STEM」を埋め込まれたグレイは、四肢の麻痺を克服。
さらに人間を超越した能力を手にしたグレイは、脳内で自分をサポートするSTEMと協力し、最愛の妻を殺した組織への復讐を誓います。
ミルトモ 編集部
AIに身を委ねることで最強になれる主人公にも憧れます。
テンポもよく爽快なアクションも相まって見どころ満載なのですが、リー・ワネル&ジェイソン・ブラムがタッグを組んでいるということで、オチまで油断できません。
ストーリー的には斬新さに欠けるかもしれませんが、AIが活用される近い未来で起こりうる事案としてリアリティがあり、見ごたえがありました。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
- 桜坂洋原作のライトノベルをトム・クルーズ主演で実写化
- タイムループに巻き込まれ死を繰り返すことで、成長する兵士の活躍を描く
- ヘタレの主人公が成長していく姿は素直に感動できる
2014年に公開された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、桜坂洋のライトノベルを実写化したSFアクション。
「ギタイ」と呼ばれる侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返す羽目になった兵士たちが幾度もの死を経て成長する姿を描きます。
『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを取り、トム・クルーズとエミリー・ブラントが共演しました。
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが繰り広げられる近未来で、戦闘経験がないにも関わらず前線に送り込まれた軍の広報担当官・ウィリアムはあえなく戦死。
しかしウィリアムが次に目を覚ますと、再び戦争が始まる前に戻っていたのです。
不可解なタイムループから抜け出せなくなったウィリアムは、自分と同じくタイムループに巻き込まれた経験がある軍の最強兵士・リタと出会い、次第に戦士として成長していきます。
ミルトモ 編集部
しかし、タイムループものは何度も同じことを繰り返す必要があり、やっている本人たちは相当しんどいんだろうな〜と感じる徒労感もまた醍醐味の1つ。
だからこそ、やり直しが効かない後半の緊張感にメリハリが効いており、最後まで楽しめる娯楽作品に仕上がっています。
まるで、超リアルな映像のゲームをプレイしているかのような作品です。
『宇宙人ポール』
- サイモン・ペッグ&ニック・フロストの黄金コンビ
- ギャグも交えつつ、王道のSF展開
- 数々のSF愛溢れる名作オマージュ
『宇宙人ポール』は、2011年に公開されたイギリスとアメリカの合作SFコメディ映画です。
監督に『スーパー・バッド 童貞ウォーズ』のグレッグ・モットラー、制作・主演に『ショーン・オブ・ザ・デッド』のサイモン・ペッグとエドガー・ライトが携わっています。
幼なじみでSFコミックオタクである小説家のクライヴ・ゴリングスとイラストレーターのグレアム・ウィリーが、アメリカで開催されるコミコンに参加するためイギリスから遥々やってきます。
そこで出会ったのは、緑色の奇妙な宇宙人らしき風貌のポールと名乗る生物。
ポールは、60年以上自分を監禁していた町緒政府諜報員から逃亡している真っ最中だと助けを求めます。
異国の地で宇宙人から助けを求められるという、夢の様なシチュエーションに使命感を抱いたSFオタクたち。
自由の国・アメリカでちょっぴり内気なイギリス男子が、宇宙人を助けるために繰り広げるドタバタアドベンチャーな旅が描かれています。
ミルトモ 編集部
ミルトモ 編集部
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『プリデスティネーション』
- 予想を裏切る秀逸な脚本
- イーサン・ホークをはじめとする俳優たちの熱演
- 復讐劇とタイムスリップのハイブリッド
『プリデスティネーション』は、2014年に公開されたオーストラリア発のSF映画です。
『デイブレイカー』のマイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟が監督・脚本を手掛けています。
原作は『夏への扉』『異星の客』などで知られる、ロバート・A・ハインラインによる『輪廻の蛇』。
1970年、連続爆弾魔の出没により人々が恐怖に怯えるニューヨークのバーに訪れた男ジョンは、バーテンダーに自分の苦悩に塗れた生い立ちを打ち明けます。
”女の子”として生まれ”男”になった告白を聞いたバーテンダーは、苦悩の元凶である人物への復讐のチャンスを与えると持ちかけます。
その直後2人はバーから姿を消し、ジェーンの運命を変えることとなった人物と出会う過去、1963年のクリーブランドにいたのでした。
モバイル型タイムマシンによる時間と場所の瞬間移動をしたバーテンダーの素顔は、凶悪な連続爆弾魔を追う政府のエージェントだったのです。
ミルトモ 編集部
SFジャンルの中でも群を抜いて人気の高いのが、タイムトラベル作品ですが『バック・トゥー・ザ・フューチャー』や『バタフライ・エフェクト』と並ぶ脚本力と俳優陣の熱演に注目です。
ミルトモ 編集部
『第9地区』
- 低予算ながら圧倒的ビジュアル
- エイリアンとの交流を経て浮かび上がる差別の本質
- まさかの燃えるバディムービーになり、ロボットバトルまで展開
1982年、南アフリカのヨハネスブルク上空に突如巨大宇宙船が現れます。
それから20年、宇宙船に乗っていた「エビ」と呼ばれるエイリアンたちは宇宙船を動かすことも母星に帰ることもできず、ヨハネスブルクの「第9地区」のスラム街に押し込められ、劣悪な環境で暮らしていました。
エイリアンを管理する民間会社で働くヴィカスは、ある日立ち退き要求をしに行ったエイリアンの家で、謎の黒い液体を浴び、その後、自分が忌み嫌っていた「エビ」の姿に徐々に変貌していることに気づきます。
ヴィカスはエイリアンのテクノロジーを金もうけに使おうとしている会社から人体実験の材料にされそうになり逃亡、その後、液体を持っていたエイリアン「クリストファー・ジョンソン」に助けを求め、元に戻る方法の模索と追手からの逃走を始めますが…。
宇宙船がやってくるのが、かつてアパルトヘイトが行われていた南アフリカというのが大きなポイント。
ミルトモ 編集部
また、本作は熱いバディムービーでもあり、だんだんとヴィカスとクリストファー・ジョンソンに友情が芽生え、お互いを守ろうとするさまが感動的!
ミルトモ 編集部
社会派としても、エンタメとしても、申し分のない傑作です。
SF映画おすすめ69選まとめ
以上、ここまでおすすめのSF映画を紹介してきました。
どれが面白いのか、その作品はどんなポイントに注目すればいいのか、ぜひガイドにお使いください。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ『スター・ウォーズ』シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ『TENET テネット』『インターステラー』『エクス・マキナ』『ブレードランナー』『ブレードランナー2049』『ガタカ』『パプリカ』『ウォッチメン』『HELLO WORLD』『涼宮ハルヒの消失』『遊星からの物体X』『アバター』『月世界旅行』『2001年宇宙の旅』『日本沈没』(1973)『時計じかけのオレンジ』『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『ゼロ・グラビティ』『オデッセイ』『シン・ゴジラ』『メッセージ』『エイリアン』『バタフライ・エフェクト』『神々のたそがれ』『エウロパ』『ディープ・インパクト』『宇宙戦争』『レディ・プレイヤー1』『楽園追放-Expelled from Paradise-』『サマータイムマシン・ブルース』『インデペンデンス・デイ』シリーズ『ゼイリブ』『フィフス・エレメント』『アルマゲドン』『アド・アストラ』『メン・イン・ブラック』シリーズ『マーズ・アタック!』『AKIRA』『パッセンジャー』『パシフィック・リム』シリーズ『ジュラシック・パーク』シリーズ『スターシップ・トゥルーパーズ』『アイアン・スカイ』『スカイライン』シリーズ『E.T.』『プレデター』シリーズ『トゥモロー・ワールド』『月に囚われた男』『アンドリューNDR114』『スペース カウボーイ』『DUNE/砂の惑星』『her/世界でひとつの彼女』『マッドマックス』シリーズ『タイムマシン/80万年後の世界へ』『禁断の惑星』『猿の惑星』旧シリーズ『猿の惑星』リブートシリーズ『インセプション』『スノーピアサー』『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』『スペース・スウィーパーズ』『アップグレード』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『宇宙人ポール』『プリデスティネーション』『第9地区』
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