新しいポーションのために禁書庫に向かうセイ。
ユーリから得た情報によればすべてのものには魔力が含まれるのでそれをいじればあるいは、ということなのです。
さらに謎が深まる聖女の術。
どうやるのかもわからないと思い悩んでいたセイは、たまたま偶然に不思議な魔法を発動させてしまいます。
聖女としての力を目覚めさせつつあるセイは西の森への討伐に回復要員として参加が決まり…?怒涛の展開の8話です!
目次
アニメ『聖女の魔力は万能です』前回第7話のあらすじと振り返り
主人公であるセイと一緒に召喚されカイル王子に保護されたアイラ。
アイラの目線、そしてカイル達の目線から送られるもう一つの「聖女」のお話です。
学園で声をかけてくれたリズと友達になれたかもしれないと後悔するアイラは、次に会ったら勇気をもって話しかけてみようと決心します。
そして、初めてセイを遠くから見たアイラはその姿を見送ります。
カイルに呼ばれるほうへ足を進めるアイラは、セイとは違う方向へ進み始めるのでした。
【ネタバレ】アニメ『聖女の魔力は万能です』第8話あらすじ・感想
新しいポーションのために
禁書庫の閲覧を許可されたセイは、そこで毒草の資料を読み漁ります。
毒は薬にもなるからという理由ですが、ユーリには「誰か殺したい人でもいるんですか?」と問われます。
毒草を調べているのは、上級ポーションよりも効果の高いポーションを作りたいと考えているので違う可能性を探していたからです。
ユーリは植物にも微量の魔力が存在する、と言います。
この世界の生物は多かれ少なかれ魔力を保有しているのです。
セイが作るポーションが普通と違うのは作成時に普通と異なる魔力を注ぐからということですが、植物にセイの魔力を持たせることができたらどうだろうかという意見を出してくれます。
そのために様々なことを試してみるセイ。
水に魔力を注ごうと試してみますが、うまくいきません。
水は核のように魔法付与はできないようです。
セイは聖水をイメージしているようですが、この世界には聖水というものは存在しないようです。
聖水を作るためには祝福が必要になるが、そもそも祝福というものもこの世界にはないのです。
あくまでも空想上のものでもあるが、そういう考えがあるのが面白いとユーリは語ります。
一部のみならず、すべての魔物に効果のある魔法というのがある、それが「聖女の術」だと言います。
どうやって使ったのか、どんなものなのかもほぼ記述に残っていないのです。
あか
不思議な魔法
薬草園で魔法を使ってみてもうまくはいかなかったセイ。
植物は土属性と水属性の魔法が影響を与えるが、聖属性も多少は効果があるということがわかっただけでした。
期待する効果は得られなかったのですが、聖女の術ぐらいしか残る手段はなく、あやふやすぎて頼るすべもありません。
もしかすると聖女の術というのは共通項がないので記述に残せるものではないのかもしれないと所長は語ります。
そんな雑談で心を落ち着けるセイ。
薬草園でひとり、今まであったことを思い返しながら夜空を見上げます。
この世界で優しくしてくれた人たちがいるからこそ、向こうの世界を思い返すことが少なくなってきていると感慨にふけるセイ。
優しくしてくれた人たちのために「力になりたい」と呟いたセイの体がほのかに光だし、金色の光が周囲に飛び回ります。
触れた薬草も光始めたのを見て、セイはさらに祈るように手を合わせます。
自分でも何が起こったのかわからないセイ。
しかし、その薬草を使うと誰が作っても5割増の効果が得られたのです。
あれから何度やっても魔法が再現できないので、セイは気落ちしながらもポーションつくりを続けるのでした。
あか
出立
そんなセイのもとに、王宮から今度の討伐に回復要員として参加してほしいという要求がきてしまいます。
嫌じゃないといえば嘘になるが、支援したいという気持ちもあるセイはすんなりと参加を決めます。
危険な西の森への討伐。
それを所長もジュードも早朝から見送ってくれるのでした。
アルベルトもセイを迎えに来てくれたようで、自分が守るから心配はいらないと微笑んでくれます。
途中でユーリとも合流し西の森向かいますが、セイはユーリからの質問攻めにあってしまいます。
しかし、どうやっても魔法を再度発動することができなかったと伝えれば、ユーリは残念そうに眉を下げます。
使えるようになったら一番に見せると約束するセイ。
そうしていうるうちに、討伐部隊は西の森に到着します。
あか
西の森
アルベルトはセイが髪飾りを着けてきてくれたことに喜びます。
魔法付与が施されているので守ってくれる、着けてきてくれて嬉しいと微笑むアルベルトに、セイは照れから逃げてしまいます。
討伐舞台にユーリがいるのは過剰戦力なのでは?と言うセイ。
手ごたえがなく、さしたる魔物が出てきていないことをユーリはセイを見つめて意味深に微笑みます。
そんな中、奥に進むうちに瘴気に包まれていきます。
中心には瘴気の沼があり、そこから狼のような魔物が大量に発生しています。
さらに後ろからサラマンダーが現れ、狼たちにも存在を気付かれ、挟み込まれてしまいます。
必死に応戦する部隊ですが、サラマンダーの相手はアルベルトにしかできないようです。
ひたすらに応戦を繰り返していきますが、数が多すぎるので魔力にも限界があり、ジリ貧に追い込まれていくセイ達。
そんな中、セイに炎の球が襲い掛かります。
それを髪飾りの氷の盾が防いでくれたことで事なきを得ますが、死ぬかもしれなかった衝撃で、セイはしばし呆然としてしまいます。
さらに、狼の魔物がアルベルトの肩に噛みつくのを見てしまったセイは、泣きながら「やめてぇ!」と叫びます。
その瞬間、金色の魔力があたり一面を包み込み、瘴気の沼も魔物も一瞬にして消え失せたのです。
信じられないまま呆然と佇むセイ。
そこに歓喜の雄叫びが響くのでした。
あか
アニメ『聖女の魔力は万能です』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
Episode 08「覚醒」
【BS11】にて24:00~放送です。笑顔でさらっとやっちゃいます☆彡https://t.co/KAiuzd7goy#seijyonoanime pic.twitter.com/lcgZ6kDl5q
— TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式アカウント (@seijyonoanime) May 26, 2021
次回は「聖女」というタイトルからして、いよいよ聖女の何たるかが明かされるのでしょうか?
もう一人の召喚者であるアイラは一体どうなるのでしょう?
複雑に絡む人間模様にドキドキしてしまいますね!