アニメ『聖女の魔力は万能です』第7話あらすじ・ネタバレ感想!もう一人の異世界人!アイラの事情とは…

アニメ『聖女の魔力は万能です』第7話

出典:『聖女の魔力は万能です』公式ページ

主人公であるセイと一緒に召喚され、カイル王子に保護されたアイラ。

アイラの目線、そしてカイル達の目線から送られるもう一つの「聖女」のお話。

抱える悩み、複雑に絡む事情、カイルの真意などがわかる衝撃の7話です!

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アニメ『聖女の魔力は万能です』前回第6話のあらすじと振り返り

魔法の指導を師団長であるユーリから受けることになったセイ。

しかし、その指導はかなりのスパルタなようで、セイは騎士団の協力を仰ぎながら聖属性魔法を極めていきます。

さらに淑女の日と呼んでいるダンスやマナーを中心にした講義を受ける日。

アルベルトが突然訪ねてきて、ダンスを一緒に踊ることになるのです。

ドキドキしながらもアルベルトから目が離せないセイ。

さらに、もしパーティに行くことがあればエスコートさせてほしいという願いに、セイはお願いしますと答えます。

またマナー講義としてお茶会に呼ばれますが、そこにいたのはなんとリズでした。

侯爵令嬢のリズとともにお茶をして過ごしますが、話題は一緒に召喚されたアイラの話に代わります。

アイラは日本で育っているのでこの国とは常識が違うしわからないのではないか、と言うセイ。

周りの男性が気遣えればよいのだがそれもうまくいっていないようでした。

さらに婚約者であるカイルに変わってリズが召喚の儀でのことを謝罪します。

セイは「リズが悪いわけじゃないんだし!」と笑って許すのでした。

【ネタバレ】アニメ『聖女の魔力は万能です』第7話あらすじ・感想

もう一人の聖女

アイラはリズと一緒にいるセイの後ろ姿を見かけます。

気になっていても、アイラはカイルが呼ぶように足を進めるのでした。

現代の日本で普通に生活していた高校生のアイラ。

それが突然、玄関先で謎の光に包まれて異世界であるスランタニアに召喚されてしまいます。

そして、カイル王子と出会います。

アイラは自らの状況を丁寧に説明されて聞かされますが、意味がわかりません。

帰れないという事実だけを理解することができたアイラは、静かに涙を流します。

それを見て衝撃を受けるカイル。

カイルもその従者のダミアンも国のために命を捨てる覚悟があります。

しかし、それはこの国の上に立つものである二人だけの話で、アイラにはなんの関わりもないことです。

カイルは自分たちの都合で少女を召喚したことを気にしている様子でした。

自ら「No」と言えない典型的な日本人であるアイラは、好きなドレスの色すら選ぶことはできません。

聖女という実感がないというアイラに、カイルは国を見せて回ることにします。

街中を歩いて、実際に異世界であることをその目に焼き付けるアイラ。

カイルが歩けば道を開く人しかいないことから、カイルが王子であるという事実と嫌われているのかな、という感想を抱きます。

しかし、規律を守るためにあえて厳しく接することで、カイルには国のために民からの不満を受け止める覚悟があることを知ります。

すべてが終わったら元の世界に帰れる方法を探す、という不器用でまっすぐなカイルにアイラは心を開き、聖女として「私がやらなきゃいけないことなら、頑張ります」と自らの意思を表明するのでした。

あか

ここでカイルがただの馬鹿な王子じゃないのだというのがわかっていいですね…!それにしても高校生にこの環境は過酷…!

向こう側の話

学園に通うようなったアイラは、今まで見たことのなかった魔法の勉強に心を奪われていきます。

魔法の勉強は楽しいようですが、その周りはカイルとその従者が固めています。

その構図は必死に努力する聖女を支えるものに相違はないのですが、周囲の女性からの不満は大きく肥大していきます。

カイルには婚約者がいるから付きまとわないようにと忠告をする女生徒。

そこにカイルが現れて、アイラを連れ出します。

もともとカイル以外に頼る当てのないアイラは、女生徒たちを気にしながらもカイルについていくのです。

とある雨の日、偶然同じ屋根の下で雨宿りした女生徒が優しく微笑んでくれたので、アイラは勇気を出して声をかけてみようとしますが、相手の友人たちが来てしまいタイミングを失ってしまいます。

楽しそうな女生徒たちを見て、一人屋根の下に残るアイラ。

迎えに来てくれたダミアンは濡れネズミになったアイラを心配しますが、アイラは魔法で雨の水分だけを取って一気に服も髪も乾燥させてしまいます。

あまりに繊細で緻密な魔力操作をこなすアイラを称賛するダミアン。

「本当に元通りだ」というダミアンに、「本当は元通りじゃなくて」と口ごもるアイラ。

肌や髪にほんの少し水分を残したのだと恥ずかしそうに話すアイラに、ダミアンは愉快そうに声を上げて笑うのでした。

あか

ぼっちなのかわいそうです…本当なら友達もたくさんいただろうに…文化が違いすぎるから悲しくなりますね…

カイルの真意

セイが聖女であるかもしれないという報告を受けたカイル。

さらに有力貴族が後ろ盾についている状況にため息をつきます。

地味な姿で後ろに控えていたので、侍女か乳母だと思った、そこに一国の王子が声をかけたりはしないだろうと言うカイル。

しかし、自分の驕りが招いた失態だとカイルは理解しているようです。

だが今さらそれを認めれば、後継争いの火種になると憂います。

さらに聖女でないとなると、アイラは国に飼い殺されてしまうという現実が待っています。

貴族社会には馴染めないであろうアイラの身の保身のために、カイルはこのまま愚かな王子を演じ続け、最後までこれまで通りわがままであり続けると決めます。

そこに巻き込まれたアイラには同情が集まるだろう、ということを見越して。

あか

カイルにもちゃんと考えがあってのことだったのですね、ここでカイルの好感度がかなり上がりました!

チャンス

アイラのもとに、リズが声を掛けます。

婚約者のいる殿方と親しくするのはよろしくありませんわ、というリズに暗い顔をするアイラ。

しかし、リズは「もし」と言葉を続けます。

「もしあなたがよろしければ、わたくしと」

そこまで聞いたところで、カイルが話に割って入ります。

良ければお手伝いできないかと思いましてというリズに、カイルは「必要ない」と一蹴します。

第二王子が声をかけてきて場は解散となりますが、アイラはカイルに「行くぞ」と言われれば付き従ってしまいます。

躊躇いながらも、アイラはリズに背を向けてしまいます。

カイルのその態度を憂うリズと第二王子。

リズはセイと親しくしているので、いつかアイラともそんな風になりたいようなのです。

アイラはリズと友達になれたかもしれないというチャンスを逃したことを後悔します。

今度会ったら話してみよう、不器用でもまっすぐにと心に決めて、目を伏せるのでした。

そんな中、王宮でアイラはリズとセイを見かけます。

楽しそうなリズの姿を遠目で見つめるアイラ。

二人を見送ったアイラは、カイルの呼ぶほうへ笑顔で駆けるのでした。

あか

それぞれがそれぞれの道に進んでいくような描写がなんとも言えませんね…!

アニメ『聖女の魔力は万能です』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

アイラの目線が描かれたことで、どちらにも事情があるというのがよくわかりますね!

今後、アイラがセイ達と手を取り合って進む未来はあるのでしょうか…?

次回は「覚醒」!まさかいよいよセイが聖女としての力をふるうのでしょうか!

神回の予感がしますね!

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